上田市のグルメスポット11選！そばや信州豚など名物料理が目白押し

上田市は長野県の東部にある市で、日本国内にて53都市が指定されている国際会議観光都市のひとつになっています。旧市街は戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町で歴史も古く、多くの文化遺産が残されていることから、信州の鎌倉とも呼ばれています。小説や映画など数多くの芸術作品の舞台にもなってきました。

そんな上田市はグルメの街としても知られています。長野県は名産品が豊富ですが、上田市だけを切り取ってみても秋の味覚の王様マツタケの産地でもありますし、高級な川魚であるアユもまた有名です。そば粉も取れるのでそばも名物ですし、最近では信州豚も注目されてきています。そんな美味しい上田市のランチ・グルメを紹介します。

上田市のランチが美味しいグルメ店としてはやはり上田の名物のそばが上位に入ってきますね。ここ「やぐら亭」は上田電鉄別所線やしなの鉄道の上田駅から徒歩でも行ける場所にある、上田市屈指の人気のそば店です。なんといってもボリューム満点なそばがまたコスパもよくて最高です。上田市に来たら必ず立ち寄りたいグルメ店です。

リーズナブルなこのお店のそばは夏と冬でそば粉の配合割合が違うので、細めでありながらもいつもしっかりしたコシがあって、その上、ツルツルとした喉越しが楽しめます。天ぷらも充実していて、まさにそば屋さん。本気のそば好きも大満足間違いなしの、美味しいお店です。グルメ家も唸るほどハイレベルです。

JR上田駅のほぼ目の前にあるという好立地の「上田市肉バルFBAR」はランチメニューがなんと20食限定!早い者勝ちです。最近流行りの肉を中心としたメニューが揃い、ディナータイムなら飲み放題プラン付きのパーティープランも用意されています。みんなでスタミナをつけたいときこそ行きたいお店です!

上田市のグルメの中でも肉といえば信州豚もいいですが、牛肉だっていいですよ!ここのローストビーフ丼はボリュームがありながら980円とお得。そして、ビーフカレーも同じ値段で、とっても美味しいと高評価。上田市を訪れたら、グルメの名物そっちのけで楽しんでもらいたいところです。

歴史ある街上田市ですから、ウナギだって美味しくてたまりません!実は上田市内だけでもいくつもウナギの名店がありますが、おすすめは上田駅前の「若菜館」。なんと創業は明治30年です。明治30年って1897年ですから、実に120年もの歴史のある、店自体が上田市の名物といってもいい老舗です!

うな重であれば2160円からあるので、リーズナブルにウナギを楽しめるのも魅力です。そして、この店の美味しい料理はウナギだけではありません。季節の料理もあって、上田市に来たことを実感。さらには隠れた長野の名物信州サーモンの丼もまた美味しくって最高です。そばや信州豚だけが長野ではないんですね!

JR上田駅から徒歩圏内、池波正太郎真田太平記館にほど近い場所にあるのが「こぶたや」です。とんかつなどの豚料理では上田市で最も美味しいと評され、地元民で知らない人はいないというほどの名店になっています。持ち帰りはもちろん、ランチ営業もしているので、使い勝手のいいレストランとしても知られ、連休中は予約必須だとか。

信州豚といっても実際には信州オレイン豚など様々な豚が長野にはあります。ただ、この「こぶたや」は信州豚ではなく、神奈川県の「高座豚(こうざぶた)」を使っているようです。

ですので、上田市でも美味しい豚肉料理の店でもちょっと変わった店ではあります。上田市の名物ではありませんが、人気ランキング常連店ですので、ぜひともお試しあれ。

「そばや日賀志」は上田駅や市街からはやや遠い小泉という場所にあります。上田原から坂城方面に千曲川左岸にあり、半過と呼ばれる地域。この辺りは両脇を岩山に囲まれた狭いエリアですが、自然豊かで閑静。そんな場所で本格的な日本そばが楽しめるわけですから、雰囲気は抜群。思い出に残ります。

古民家で営業するそば屋さんで、平成22年開業と歴史は長くありません。それは店主であるご夫婦が自らの手で店を作り上げ、3年半の時間がかかったからです。店の雰囲気とぬくもり、上田市の歴史を肴に料理を味わうのがここの食事の楽しみ方です。里のそば屋といった雰囲気。一度は行ってみたい食事処です。

上田駅からほど近い市街地のど真ん中、海野町商店街にあるのがこの「富士アイス」です。人気は自慢焼き（じまんやき）です。いわゆるたいこ焼きみたいなもので、オリジナルのクリームやあんこが大人気です。実は創業昭和10年と歴史も古いそうで、まさに上田市を代表するグルメであり、ランチのあとに楽しみたいスイーツです。

ランチのあとや買いもの、観光の途中で楽しめるお気軽なスイーツですので、値段もリーズナブル。ソフトクリームもたった150円と激安です。お店はライブカメラで常時店の様子を配信しているそうです。

また、関東を始め、親戚の方々が同じお店を上田市以外でも展開しているので、ここまで来られない方はそちらへどうぞ。

「とんかつ 力亭(りきてい)」はJR上田駅から歩いてすぐ。好立地で美味しいとんかつを食べられる店として大人気です。東京の上野にあるとんかつで有名な店で修業をしたという主人が作ったレストランですので、上田市で一番美味しいとんかつといっても過言ではないでしょう。

上田市はそばだけでなく信州豚も有名で、実はとんかつ激戦区でもあります。そんな地域でも最も美味しいと評されるほどですので、期待して行っても裏切られることはありません。ヒレカツなどはとにかく人気で、これを食べて不味いという人は絶対にいません。それくらい実力のあるとんかつ屋さんです。

いっときはB級グルメだとかご当地グルメなどがもてはやされましたね。この上田市にもランチからディナーまで、各種名産的な美味しいグルメがたくさんあります。中でも珍しくて、あまり知られていないのがあんかけ焼きそばです。中華料理になるのですが、ここ「中華料理 檸檬(れもん)」のあんかけ焼きそばは絶品だとされています。

この「檸檬」のあんかけ焼きそばは特に五目あんかけ焼きそばが美味しいと人気です。テレビでも有名タレントが言及するほどの美味しさで超が10個くらいつくほど有名なのです。場所もJR上田駅から近い、上田市の中心地です。そばや信州豚でランチに迷ったら、ここであんかけ焼きそばというのも選択肢でしょう。

JR上田駅から池波正太郎真田太平記館を過ぎた先にある上田市中央4丁目。ここにある「ルヴァン信州 上田店」を知っている方。上田市の住民か、かなり上田市に精通した方です。天然酵母と国産の小麦を使った、非常に美味しいパンで有名で、県外からもわざわざ買いに来る人もいるのだとか。店舗の見た目も雰囲気があって人気です。

1984年に東京の調布で創業された店で、当時から天然酵母パンの先駆的存在でした。そして、2004年に上田市に登場し、瞬く間に話題となったようです。本当に美味しくて、昔ながらの本物のパンが楽しめますし、併設のカフェでアフター・ランチのティータイムも至福の時間です。

信州そばは日本人の心ですね。ここ「刀屋(かたなや)」は上田市のランチ・グルメのランキングでは常に上位に入賞する、本当に美味しくて人気のそば屋さんです。場所は駅から近い、上田市中央2丁目。東京から上田市に向かって到着したらすぐに足を運べる便利さもいいですね。

「刀屋」の人気の理由はなんといってもボリュームとそれに見合わないほどの安さ。コスパは最高です。普通盛りなのに、東京なら大盛り!?というレベルの量ですので、男性でも十分に楽しめるランチとして、地元の人たちからも重宝されています。そばをたらふく食べたかったら、迷わずこのお店に来ることをおすすめします。

やっぱり上田市のグルメといえば信州そばですよね!これは絶対に外せませんよ。人気店、名店、有名店、そして老舗がたくさんある、日本有数のそば激戦区ですが、その中で人気ランキングにいつもトップに来るのがこの「信州蕎麦の草笛(くさぶえ)」。上田市内でも2店あり、常田3丁目と大手2丁目があります。

ここのそばは仙石秀久公を始祖とする七割蕎麦を伝承しているとされ、信州そばとしては絶対に欠かせないお店です。とにかく歴史があって、美味しくて、誰かに自慢したくなるようなそばを食べたければ、間違いなくここに来るべきでしょう。ボリュームもありますし、打ちたての新鮮なそばなので、日本一のそばを堪能したような気分になれること請け合いです。

さて、上田市の美味しいグルメのお店紹介はいかがでしたか。ぜひ上田市に行きたいという場合、車であれば関越自動車道と上信越自動車道を使って行くことができます。もし電車であれば東京からなら北陸新幹線一本で行けるので好立地でもあります。日帰り旅行だってできるので、ぜひ上田市のランチやディナーで名産グルメを堪能してみてください。