徳島県のおすすめ観光スポット！子供も楽しめる穴場やお土産も紹介

徳島といえば、阿波踊りと鳴門海峡ぐらいしか思い浮かばない方が多いと思いますが、徳島の魅力はそれだけではありません。四国の東部に位置する徳島は、その8割が山地という自然豊かな土地で、それだけではなく歴史や文化など見どころも多い土地です。今回は徳島のおすすめの観光スポットやお土産などをご紹介していきます。

「鳴門公園」は、大鳴門橋に隣接しており、展望台からは鳴門の渦潮や大鳴門橋の絶景を見ることができます。高台からいくつもの鳴門の渦を肉眼で見ることができるとあって、観光客が多く訪れるスポットです。駐車場から公園へと上る全面ガラス貼りのエスカレーターは鳴門一の景色が見られるととても人気があります。

【鳴門公園】 住所：徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池 電話：088-684-1157

「渦の道」とは、大鳴門橋の橋桁内に造られた遊歩道で、真下は海上45mでスリル満点。足元のガラス越しから見える大迫力の渦潮は、大人も子供も大興奮。ずっと見ていると吸い込まれていきそうな気持ちになります。大きな渦を見るには、大潮のタイミングがおすすめですので、潮の時間を調べてから行くと良いかもしれません。

【渦の道】 住所：徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65 電話：088-683-6262

鳴門の渦潮を間近で観れる「うずしお観潮船」は、渦のしぶきが服にかかるほど渦に近づきます。迫力の渦潮は3月から4月の大潮が一番の見ごろ。観潮船は揺れの少ない大型船と大迫力が楽しめる小型船があり、小さな子供さんは大型船でゆったりと観潮することをおすすめします。

【うずしお観潮船】 住所：徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦大毛264-1 電話：088-687-0101

「大塚国際美術館」は、世界中の名画を原寸大のレプリカで展示している日本でも珍しい美術館です。ここにある作品は、「モナ・リザ」「最後の晩餐」「ゲルニカ」など誰もが知っている有名な作品ばかり。偽物だとわかっていてもその迫力に驚きます。写真撮影も触っても良いという美術館。他に探しても出会うことのないおすすめのスポットです。

【大塚国際美術館】 住所：徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65−1 電話：088-687-3737

誰もが知っている徳島の「阿波踊り」。毎年8月中旬に開催される徳島の阿波踊りは、130万人もの人出と踊り子約10万人とその規模最大。その阿波踊りを季節を問わず楽しめる観光スポットが「阿波踊り会館」。本格的な阿波踊りを見た後には一緒に踊ることもでき、大人も子供も阿波踊りを堪能できます。

【阿波踊り会館】 住所：徳島県徳島市新町橋2-20 電話：088-611-1611

祖谷川沿いの断崖の岩の上に、昔、地元の子供たちがしていたという度胸試しの話をもとにした小便小僧の像が立っています。今では柵がありそこまで入れませんが、同じ目線のぞくことは可能。200mという高さに、大人も子供も度胸試しどころか足がすくんでしまうはず。ここ祖谷渓は紅葉する秋が特におすすめです。

【小便小僧】 住所：徳島県三好市池田町松尾～三好市西祖谷山村 電話：0120-404-344(三好市観光案内所)

「祖谷(いや)のかずら橋」は、日本三大奇橋のひとつで、シラクチカズラという植物で造られている橋です。水面から14mもあり、足元はスカスカ。予想以上にゆらゆら揺れる橋はスリル満点で大人も子供も夢中になるはず。毎晩19時から20時の間はライトアップもされて、幻想的な光景も見られるので、こちらもおすすめ。

【祖谷のかずら橋】 住所：徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2 電話：0120-404-344(三好市観光案内所)

「祖谷のかずら橋」から奥深く行ったところにあるのが「奥祖谷二重かずら橋」。男橋と女橋という二本の橋がかかっており、夫婦橋とも呼ばれています。その橋のすぐ横に架かる「野猿」は、籠に乗って自分の力でロープを引きながら進みます。これは昔ながらの川の渡り方で、大人も子供も楽しめるスポットです。

【奥祖谷二重かずら橋】 住所：徳島県三好市東祖谷山菅生620 電話：0120-404-344(三好市観光案内所)

「奥祖谷観光周遊モノレール」は、延長4.6ｋｍの奥祖谷の自然の中を登山散歩できるモノレールです。森の中を走るだけの施設なのですが、カブトムシ型のモノレールは、さながら遊園地気分も楽しめ、登山が苦手な方でも、小さな子供さんでもゆったりと森林浴しながら登山気分が味わえるおすすめのスポットです。

【奥祖谷観光周遊モノレール】 住所：徳島県三好市東祖谷山菅生28 電話：090-7781-5828

大人から子供までが楽しめる「とくしま動物園」は、四国最大級と言われる広い動物園。園内では、ヒツジやリス、モルモットなどのふれあい体験をはじめ、ゾウやヒグマ、ヤギなどの餌やりや夜の動物園の探検をしたりと様々な動物体験ができます。しかも中学生までは入場無料なのも子供連れにはうれしい。

【とくしま動物園】 住所：徳島県徳島市渋野町入道22-1 電話：088-636-3215

「大歩危小歩危」は、2億年の長い時を経てつくられたという渓谷美が美しい観光スポット。春は桜、夏の新緑、紅葉が鮮やかな秋、雪化粧で幽玄な冬と、四季折々の渓谷美が楽しめます。ここは、舟下りやラフティングなどで堪能するのもおすすめ。

【大歩危小歩危】 住所：徳島県三好市山城町重実～三好市山城町上名 電話：0883-76-0203

山の中に土でできた柱が見られるのが「阿波の土柱」という名所。間近でこのような土柱が見られるのは世界中を探してもここだけという貴重なスポットです。にょきにょきと並んだ土の柱は、不思議な光景でとても面白い。夜にはライトアップもされており、さらに幻想的な光景が見られます。

【阿波の土柱】 住所：徳島県阿波市阿波町桜ノ岡 電話：0883-35-7875

「西の高野山」とも呼ばれている「太龍寺」は、広大な伽藍があり、標高500mの山の上に立つお寺。ロープウェイで一気に登ることができるお寺として、人気があります。西日本最長と言われているロープウェイは、川を超え、山を登り、広大な絶景が楽しめます。

【太龍寺】 住所：徳島県阿南市加茂町龍山2 電話：0884-62-2021

「山犬嶽」は美しい苔の森として、地元では有名なスポット。苔の森と言えば屋久島が有名ですが、こちらも負けず劣らず一面苔に覆われた森で、まさに「もののけ姫」の世界。おすすめは雨上がり。雨にしっとりと濡れた苔は生き生きとして、癒しの世界が堪能できます。

【山犬嶽】 住所：徳島県勝浦郡上勝町 電話：0885-46-0111(上勝町産業課)

徳島には大きな滝がたくさんありますが、「琵琶の滝」はそのうちの一つで、昔、平家の落人が京の都をしのび琵琶を奏でていたことから名づけられたという滝です。落差50mの滝は見応え抜群。滝つぼ近くまで行けるので、夏場だと、水も冷たく気持ち良く、避暑にもおすすめです。

【琵琶の滝】 住所：徳島県三好市西祖谷山村善徳 電話：0120-404-344(三好市観光案内所)

「阿波十郎兵衛屋敷」は、板東十郎兵衛の屋敷跡で、現在は阿波人形浄瑠璃を毎日上演しています。阿波人形浄瑠璃というのは、人形と三味線、浄瑠璃を詠む大夫の三業で演じられるもので、徳島で伝承されているもの。人によって動かされている人形ですが、まるで生きているかのようにも見えてくる不思議な魅力があります。

【阿波十郎兵衛屋敷】 住所：徳島県徳島市川内町宮島本浦184 電話：088-665-2202

どの方向から見ても眉のように見えることから「眉山」と言われている徳島のシンボル。山頂からは、瀬戸内海や徳島の町並みはもちろん、淡路島や和歌山まで見ることができます。山頂へはロープウェイで一直線。夜景もおすすめで、四国一とも言われており、デートスポットにもなっています。

【眉山】 住所：徳島県徳島市 電話：088-652-3617(徳島市観光協会)

「Jパワー＆よんでんWaンダーランド」は、自然や科学が体験できるので、子供さんにはおすすめのスポットです。発電の仕組みの展示や科学の面白さが体験できたり、マッコウクジラの骨の展示を見たり、さらには小さな子供さんも楽しめる遊具など興味を持つものがたくさんあります。

【Jパワー＆よんでんWaンダーランド】 住所：徳島県阿南市福井町舟端1 電話：0884-34-3251

「うだつ」というのは隣の家との境界の屋根に取り付けられた防火壁のことを言います。これは裕福な家でしかつけられなかったため、「うだつが上がる」ということは富の象徴を表していました。今で言う「うだつが上がらない」という語源の一つになっているんです。「うだつの町並み」は江戸時代のままの姿が残っている貴重なスポットで、まるで江戸時代にスリップしてしまったかのような気分になれます。

【うだつの町並み】 住所：徳島県三好市池田町マチ2465-1 電話：0883-72-3450

「剣山」は中腹まではリフト、その先は体力に合わせられる3つの登山コースがあり、年配者から子供さんまで登山を楽しめるスポットとして人気。山頂からは、瀬戸内海の島々や紀伊半島までが一望でき、それはまさに絶景。この山には、古代イスラエル人が隠したとされる秘宝が今も眠っているという伝説があり、冒険気分で登山を楽しむのもおすすめです。

【剣山】 住所：徳島県三好市東祖谷山見ノ越 電話：0883-67-5277

「うみがめ博物館カレッタ」のすぐ向かいにある「大浜海岸」は、ウミガメが産卵する砂浜と知られており、毎年産卵をするためにウミガメが上陸します。ここでは、水槽で泳ぐ可愛い子ガメが見られ、ウミガメにおやつがあげられたりと、ウミガメのことを知りながら、楽しめるスポットです。

【うみがめ博物館カレッタ】 住所：徳島県海部郡美波町日和佐浦374-4 電話：0884-77-1110

昔、ここにはドイツ人の捕虜の収容所があり、「ドイツ館」は、当時の様子がわかる施設です。日本で最初に第九が演奏された場所としても知られており、現在は等身大の蝋人形が演奏する第九を聴くことができます。ミュージアムショップではオリジナルグッズやドイツのお菓子などが売られており、ビールまつりやクリスマスマーケットなど、季節ごとのイベントが人気のスポットです。

【鳴門市ドイツ館】 住所：鳴門市大麻町桧字東山田55-2 電話：088-689-0099

「あすたむらんど徳島」は、「子ども科学館」を中心施設にした大型の公園です。科学館内には、万華鏡の幻想的な体験や工作や実験が楽しめる工房、公園内にはウォーターライドや大型遊具などがあり、親子で1日中遊んでも飽きない観光スポットです。

【あすたむらんど徳島】 住所：徳島県板野郡板野町那東字キビガ谷45−22 電話：088-672-7111

自然の観光スポットが多く何度でも訪れたくなる徳島県ですが、観光スポットだけではなく、徳島ならではの銘菓などのお土産も充実しています。徳島観光に訪れたのなら、観光の思い出と一緒にこれらのお土産を持ちかえるのもおすすめです。

「阿波和三盆糖」という徳島県で生産された和三盆を使用したお菓子がお土産として人気です。和三盆は和菓子用の砂糖の一種で、優しい甘さと独特の風味が特徴。らくがんのように固めた上品な甘さが人気の銘菓で、どんな年代の方にもお土産に渡しても喜ばれます。

「ぶどう饅頭」は、昔からある徳島定番の銘菓で徳島土産としては一番人気。ぶどうに似た形とミルクを練り込んだあんこの優しい味とほんのりとぶどうの風味が人気の商品です。一億円札に見立てた幸運券というものが入っており、これはお土産だけではなく、自分でも手に入れてみたいお菓子です。

「マンマローザ」は、徳島産の牛乳を使ったミルクあんのスイーツのお土産です。口の中にひろがる優しいミルクの香りが人気で、徳島県の人はちょっとしたお土産に持っていくこともあるというほど、みんな大好き。いちごや桜、ゆずや抹茶など季節限定のフレーバーもおすすめです。

「小男鹿」は和三盆、山芋、小豆、うるち米を練って蒸した和菓子で、もっちりとした蒸しパンのような独特の食感が人気です。徳島の代表的な和菓子で、お茶菓子やおもてなし用菓子として、利用されている銘菓です。目上の方へのお土産にもおすすめ。

徳島の特産品であるさつまいも「鳴門金時」を使った和菓子で、鳴門金時の甘さと黒糖を使った生地の香ばしい香りがお土産として大人気です。物産展などでも人気の商品で、全国にファンがいるほどの銘菓です。

徳島を代表する銘菓としても人気なのが大福に丸ごとみかんが入った「みかん大福」。柔らかい羽二重餅と優しい甘さの白あんで丸ごとみかんを包んであります。一口食べればジューシーな果汁が口の中に広がり、お土産にしたら喜ばれること間違いなしです。

徳島は以外に知らない絶景や自然が楽しめる観光スポットがたくさんあります。一度は見ておきたい、一度は体験したいスポットが多く、何度でも訪れたくなります。観光と共に楽しみたいグルメやお土産、是非、徳島観光を楽しんでくださいね。