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裏見の滝とは?群馬・熊本など全国のおすすめスポットを厳選!

裏見の滝とは?群馬・熊本など全国のおすすめスポットを厳選!
投稿日: 2017年11月8日最終更新日: 2020年10月8日

栃木県日光市始め、群馬、熊本、岡山など全国各地に裏見の滝と名付けらた滝が存在します。一般的には、滝の裏側から美しい滝を見ることができることから、裏見の滝と名づけられているようです。全国各地では見応えのある美しい裏見の滝を、いくつも見つけることができます。

全国にある裏見の滝を見にゆこう見出し

全国には、探してみれば裏見の滝と呼ばれる滝がいくつもあります。裏見の滝というのは、一般的には、滝の裏側にあたる滝壺の奥に行くことができ、上から流れ落ちる美しい水の様を眺めることができる滝のことを指します。ここでは、栃木、群馬、熊本、岡山、大分など、全国各地にあるおすすめできる裏見の滝について紹介します。

全国にあるおすすめの裏見の滝1:栃木・裏見の滝見出し

栃木・裏見の滝は栃木県日光市にある滝で、安良沢国有林の中にあり、大谷川の支流である荒沢川の上流にかかる高さ45メートルの名滝です。この滝へは、日光駅からバスで約15分、徒歩で約45分で行けます。裏見の滝は、華厳の滝、霧降の滝と並び、日光三名瀑の一つとされています。昔、滝の裏に自然道があった頃には、裏から滝を見ることができたようですが、現在はできません。

1689年に、奥の細道の旅で、日光を訪れた松尾芭蕉は、この滝を見て、「暫時は滝に籠るや夏の初」という句を詠みました。1624年に、奥州の出羽三山から荒沢不動尊がこの地に迎えられ、名僧天海の命により、この滝の裏に祀られましたが、明治時代の崩落により、滝裏の自然道が無くなった現在は参拝することができません。

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全国にあるおすすめの裏見の滝2:群馬・裏見の滝見出し

群馬にある裏見の滝は、群馬県利根郡みなかみ町にある名滝で、JR上毛高原駅からJR水上駅を経由し、路線バスで50分ほど行ったところにあります。この滝は宝来の滝とも呼ばれ、日本武尊が水乞いをしたと云われる伝説の名瀑です。観瀑台から眺める落差50メートルの大瀑布は見応えがあり、豪快に水しぶきを上げて落下する様は、圧巻と言う他ありません。

群馬・裏見の滝の周りには、一周約40分ほどの遊歩道も整備されていますので、マイナスイオンを体一杯に浴びながら滝沿いの森林浴を楽しむことができます。落石の恐れがあるため、現在は滝の裏側は通行禁止となっています。また、滝の近くには、武尊神社がある他、谷川岳ロープウエーもありますので、滝を見てから谷川岳の絶景を楽しむこともできます。

全国にあるおすすめの裏見の滝3:長崎・裏見の滝見出し

長崎・裏見の滝は長崎県大村市と東彼杵町の境界付近を流れる佐奈川内川の支流にかかる滝で、裏見の滝自然花苑の中にあります。JR大村駅からバスで約40分、またはJR松原駅から車で約10分で行けます。この自然花苑には、世界のシャクナゲおよそ6000本が植えられており、4月上旬から5月上旬にかけての見頃の時期には、裏見の滝シャクナゲ祭りが行なわれます。

シャクナゲ祭りの期間中には、地元特産品やシャクナゲの苗木の直売が行なわれます。公園の遊歩道の石段をどこまでも下ってゆくと、裏見の滝に出られます。この滝は高さ30メートルもある美しい滝で、現在は滝の裏側から見ることはできませんが、近くまで行くことができます。公園の駐車場からも遠望できますが、やはり滝の直下まで行ってみることをおすすめします。

全国にあるおすすめの裏見の滝4:熊本・鍋ケ滝見出し

熊本・鍋ケ滝は熊本県阿蘇郡小国村にある名瀑で、JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きに1時間ほど乗り、ゆうステーションで下車後、タクシーで約15分のところにあります。鍋ケ滝は、落差約10メートル、幅約20メートルほどの優雅な滝で、滝の裏側に回ることもできるため、裏見の滝、あるいは水のカーテンとも呼ばれているやさしい雰囲気を持つ滝です。

鍋ケ滝は、お茶のCMに使われてから一躍有名になりました。この滝は熊本県と大分県の県境にあり、「日本の滝ベスト10」に選ばれています。鍋ケ滝周辺は森林に囲まれており、森林浴や飛沫浴によるマイナスイオン効果を満喫することができます。また、ゴールデンウイークには、ライトアップされ、訪れる人々に、その幻想的な姿を見せてくれます。

全国にあるおすすめの裏見の滝5:静岡・陣馬の滝見出し

静岡・陣馬の滝はJR富士宮駅から路線バスで50分ほど行き、遠照寺ホテル入口で下車してすぐのところにあります。この陣馬の滝は、五斗目木川にかかる素朴な美しい滝で、源頼朝が富士の巻狩りで、近くに陣を張ったことから「陣馬の滝」と呼ばれています。この滝では、毎年8月下旬に、地元有志によって「陣馬滝まつり」が開催されています。

この裏見の滝とも呼ばれる陣馬の滝は、白糸の滝よりも若干山梨方面に位置し、白糸の滝に比べると小ぶりでおとなしめですが、間近で眺めることができ、程良い癒しと安らぎを得ることができます。あまり、観光地化していませんので、ゆっくりと眺めることができます。また、夏には水温10度の滝の真下で、水遊びを楽しむこともできます。

全国にあるおすすめの裏見の滝6:岡山・岩井滝見出し

岡山・岩井岳は岡山県苫田郡鏡野町にあり、島根県と岡山県にまたがる三国山の南山麓、標高830メートルの深い森の奥に位置し、津山駅からバスで80分ほどのところにあります。この滝はあまり大きな滝ではありませんが、滝の上部に安山岩の岸壁が突き出しており、滝の裏側へ回り込めるようになっていることから、裏見の滝とも呼ばれています。

駐車場から続く400メートルほどの遊歩道はかなり急な登り坂ですが、階段にはチップが敷き詰められており、足への負担が軽減されるようになっています。滝に行く途中には、岡山でも有名な名水、岩井が湧いており、滝は周囲の木々に囲まれ、美しい姿を見せています。岩井滝の水は、「子宝の水」とも呼ばれており、滝裏の岩窟には不動明王が祀られています。

全国にあるおすすめの裏見の滝7:大分・慈恩の滝見出し

大分・慈恩の滝は大分県日田郡天瀬町にある二段落としの名滝で、大分道天瀬高塚インターから、県道54、ルート210経由で玖珠町方面へ30分ほど行ったところにあります。天瀬町と玖珠町の境に位置するこの滝は、上段20メートル、下段10メートル、計30メートルの落差を持つ名瀑で、豊かな水が細い飛沫を立てながら流れ落ちる様は雄大で見応えがあります。

大分県にある慈恩の滝は、別名裏見の滝と呼ばれ、下滝にある遊歩道から落下する滝の裏側を見ることができます。夜間は滝全体が緑色にライトアップされ、神秘的な美しさを見せます。また、この滝を時計回りに一周すると幸運に恵まれると云われています。この滝の近くには道の駅、「慈恩の滝くす」があり、新鮮な水を使った米や野菜を中心とした品ぞろえがされています。

全国にあるおすすめの裏見の滝8:長野・雷滝見出し

長野・雷滝は長野県上高井郡奥山田にある名滝で、長野電鉄長野線須坂駅からタクシーで約35分ほど行ったところにあります。この滝は、松川渓谷にある落差30メートルの大滝で、別名、裏見の滝と呼ばれ、滝の裏側から流れ落ちる絶景を眺めることができます。雷のように轟音を立てて落下することから、雷滝の名称がつけられたものと思われます。

標高1200メートル付近にある雷滝は、夏は鮮やかな緑の木々を背景に、また、秋は美しい紅葉に包まれ、豪快で迫力のある姿を見せます。この水量が豊富な滝は、落差もあり、裏側がえぐられたようになっており、庇の上から滝が落ちるように流れます。県道の降り口から階段で100メートルほど降りるのが少し大変ですが、この滝を目の前にすると、音、風、飛沫のすべてを体感できます。

全国にあるおすすめの裏見の滝9:茨城・月待の滝見出し

茨城・月待の滝は茨城県久慈郡大子町にある名滝で、JR下野宮駅から徒歩約30分のところにあります。落差17メートル、幅12メートルのこの滝は、久慈川の支流である大生瀬川にかかっており、滝裏の岩盤が大きく抉られているため、滝の裏に入り込むことができ、「裏見の滝」「くぐり滝」などとも呼ばれています。

県道沿いの駐車場から坂を5分ほど下った、蕎麦処の庭先にこの滝があります。滝の規模はそれほど大きくないものの、見た目の姿が優雅で美しく、訪れる人々を釘づけにします。水量が増すと、夫婦滝の間に子滝が現われることから、信仰の対象となっており、安産の神である二十三夜尊の観音様が祀られています。蕎麦処の蕎麦を楽しみながら眺める滝の様は味わい深いものがあります。

全国にあるおすすめの裏見の滝10:島根・龍頭が滝見出し

島根・龍頭が滝は島根県雲南市掛合町にある名滝で、国道54号線沿いの神話街道から少し山の中に入ったところにあります。JR木次駅から車で30分ほど行き、その後は、案内表示に従って進めば目的地に着きます。この滝は、龍が唸りを上げているかのように、豪快に流れ落ちるところから、この名称がつけられており、駐車場からは、800メートルほど歩いたところにあります。

龍頭が滝は、落差40メートルの雄滝と30メートルの雌滝からなり、中国地方随一の名瀑と言われています。また、八重滝とともに、日本の滝100選にも選ばれています。この雄滝は裏見の滝と呼ばれ、その裏側には百畳前後の大きな岩窟があり、滝観音が祀られています。そして、8月15日には、「龍頭が滝祭り」が開かれ、花笠に浴衣姿の若人による滝見踊りを見ることができます。

全国にある裏見の滝を観光しよう見出し

日本には多くの山や川があり、そんな山河の谷間に幾つもの名滝があります。中には裏側に回り、滝の後ろから美しく落下する水の流れを見ることができる名瀑もあります。それらの滝は各地で裏見の滝と呼ばれ、多くの人々に親しまれ愛されています。ここでは、群馬や熊本、岡山、大分など、様々な地域にある裏見の滝について説明してみました。

投稿日: 2017年11月8日最終更新日: 2020年10月8日

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