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高野山の御朱印!巡る順番のおすすめはある?種類・場所などご紹介!

高野山の御朱印!巡る順番のおすすめはある?種類・場所などご紹介!
投稿日: 2017年11月11日最終更新日: 2020年10月8日

高野山は弘法大師空海が開いた日本仏教の聖地の1つで、高野山真言宗総本山金剛峯寺および壇上伽藍を中心として形成されている宗教都市。ここでは、そんな高野山の御朱印に焦点を当てて、おすすめのルートに加え、実際に拝受できる御朱印の種類なども絡めながらご紹介!

日本仏教の聖地である高野山の御朱印を拝受しよう!見出し

Photo by yuen yan

高野山は、修禅の道場として弘法大師空海が開いた日本仏教における聖地の1つで、高野山真言宗総本山金剛峯寺および壇上伽藍を中心として形成されている宗教都市。ここでは、そんな高野山の御朱印に焦点を当てて、おすすめのルート・アクセス方法などに加え、実際に拝受できる御朱印の種類なども絡めながら紹介させていただきます!

高野山の見どころはここ!世界遺産を巡る観光コースなどご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
高野山の見どころはここ!世界遺産を巡る観光コースなどご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
和歌山県にある高野山は、平安時代に弘法大師が開いた由緒ある仏教の聖地です。仏教というと気軽に行きづらいという人もいるかもしれませんが、和歌山県の観光スポットとしてとても人気なんです。全国から参拝客が途絶えない高野山にぜひ観光に行ってみませんか?

高野山のおすすめ御朱印巡りの順番見出し

高野山には100以上の寺院があり、その御朱印の数は200を遥かに越え、これらすべてを拝受しようとすると何十回も高野山を訪れる必要があります。ですので、自分なりに興味を感じる寺院をあらかじめ選び、その参拝の証として御朱印を拝受する形で計画するのがベターです。

参拝順は特に難しく考える必要はありません。ただし「御朱印帳の最初のページに奥の院の御朱印」を書いていただくのが良いそうです。できれば新しい御朱印帳を持参、もしくは御朱印帳を金剛峯寺などで購入するのが望ましいです。奥の院以外から参拝する場合は最初のページをあけて2ページ目から拝受する形で進めれば良いでしょう。

高野山おすすめ御朱印巡り順番1:奥の院見出し

弘法大師が御入定されて今なお瞑想されている場所であり、高野山の中でも一番の聖地です。「一の橋」から参拝するのが正式なルートといわれており、弘法大師御廟までは約2キロの道のり。ちなみに、樹齢千年の杉木立の参道沿いには、豊臣家や織田信長などの戦国大名含め、20万基を越える墓石や祈念碑・慰霊碑などが立ち並んでいます。

奥の院の中にある燈籠堂(とうろうどう)の堂内には、祈親(きしん)上人が「消えずの火」として献上した祈親燈(きしんとう)や白河上皇が献上した白河燈などが今も燃え続けており、この場所で御祈祷や各種お守りのほか御朱印も授与されています。なお、御朱印は「弘法大師」と「御詠歌」の2種類を拝受することができます。

高野山おすすめ御朱印巡り順番2:金剛峯寺見出し

明治以前は高野山全体を指して「総本山金剛峯寺」とされていましたが、明治以降は「高野山全体が1つの寺」となり、金剛峯寺の名は高野山の中の1つの寺院名称となっています。ちなみに金剛峯寺という名前は弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」というお経から名付けられたと伝わっています。

そして御朱印は、「遍照金剛」と「御詠歌」の2種類を拝受することができます。なお、六波羅蜜のイベント開催時などには「六波羅蜜」の御朱印が授与される時もあるようなので、限定御朱印の授与情報にも要注目です。

高野山の総本山金剛峯寺の見どころ特集!壇上伽藍・霊宝館などご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
高野山の総本山金剛峯寺の見どころ特集!壇上伽藍・霊宝館などご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
高野山の総本山である金剛峯寺は見どころが満載!特に高野山開山の頃に整備されたと言われている壇上伽藍や貴重な仏像や仏画が収められている霊宝館はおすすめです。そこで今回は、高野山の金剛峯寺の見どころについて、壇上伽藍や霊宝館を中心にご紹介します。

高野山おすすめ御朱印巡り順番3:壇上伽藍(金堂・根本大塔)見出し

弘法大師が整備を最初に着手した場所がこの壇上伽藍です。高野山全体を1つの寺とみた場合、その境内の中核にあたる部分となります。この中にある美しい朱色が印象的な根本大塔は、日本で初めて造営された多宝塔様式の建造物。奥の院とならび特に神聖な場所で、その内部は曼荼羅の世界が具現化されたものとされています。

高野山の総本堂として平安時代の半ば頃から重要な役割を果たしてきたのが、同じく壇上伽藍の中にある金堂。御本尊として秘仏の阿閦如来(あしゅくにょらい)が祀られています。なお、縁起物としてとても有名な三鈷の松の「三葉の松」もぜひ探してみてください。御朱印は、根本大塔「大日如来」・金堂「阿閦如来」の2種類を拝受できます。

高野山おすすめ御朱印巡り順番4:霊宝館見出し

高野山に関連する貴重な文化遺産を保存・管理するとともに、一般への公開を目的として大正10年(1921年)に造営されたのが霊宝館です。国宝や国の重要文化財に指定されているものも多く所蔵されており、定期的に様々な企画展も開催されているので、観光スポットとしても魅力いっぱいでおすすめです。

寺院ではありませんが御朱印も授与されており、高野山開創1100年を記念した宝物館で、紫雲に乗った25の菩薩が描かれた「阿弥陀聖衆来迎図(あみだしょうじゅらいごうず)」が展示されている「紫雲殿」の御朱印を拝受することができます。

高野山おすすめ御朱印巡り順番5:金剛三昧院見出し

北条政子が夫の源頼朝と息子の実朝の菩提を弔うために建立したのが金剛三昧院(こんごうさんまいいん)です。御本尊は恋愛成就の仏様として信仰を集めている愛染明王で、国宝に指定されている多宝塔のほか、国の重要文化財に指定されている経蔵(きょうぞう)や四所明神社(ししょみょうじんしゃ)など、見どころいっぱいの場所です。

ちなみに、金剛三昧院は単独で世界遺産に指定されている寺院です。また、宿坊としての機能も備えており、宿泊することができるお寺です。御朱印は、「愛染明王」と「阿閦如来(あしゅくにょらい)」のほか、「御詠歌」もあわせて合計3種類を拝受できるようです。

高野山おすすめ御朱印巡り順番6:苅萱堂見出し

上にも紹介した奥の院への正式参拝ルートの入り口である一の橋近くの場所。鮮やかな朱色で印象的なお堂が苅萱堂(かるかやどう)です。歌舞伎や浄瑠璃などで有名な「石童丸伝説」でも有名な場所で、絵で石童丸親子の悲劇の物語について紹介されています。

その物語の概略は、親子であることを切り出せないまま修行に明け暮れることになった父の刈萱道心と子の石堂丸の悲しい話で、その舞台となったのがこの苅萱堂なのです。堂内にはこの話に由来して親子地蔵尊がお祀りされており、「地蔵尊」の御朱印を拝受できます。なお、ここで授与されているのはこの1種類のみのようです。

高野山おすすめ御朱印巡り順番7:女人堂見出し

明治5年(1872年)に高野山の女人禁制が解除されるまで、7つの登り口すべてに、女性が真言を唱える場所として参籠所(さんろうじょ)が設けられていましたが、その1つがこの女人堂で、唯一現存している参籠所の建物です。ちなみに、女人禁制解除された後は参拝者の休憩所として利用されるようになったようです。

このように、今の時代では考えられないかもしれませんが、当時の女性にとって弘法大師にお祈りを捧げることが可能だった唯一の場所がこの女人堂となります。なお、1種類のみですが、堂内の納経所で御朱印も授与されており、「大日如来」を拝受できます。

高野山おすすめ御朱印巡り順番8:南院見出し

御本尊は、国の重要文化財にも指定されている浪切不動明王で、唐から弘法大師が帰国する際に荒れた海の波を鎮めてくれたと伝わる仏様です。ちなみに、6月28日限定で御開帳される山外不出の秘仏となっており、このタイミングで参拝できる機会があれば絶対に見逃せない寺院です。

ちなみに、その不動明王像は、元々は壇上伽藍の山王院に安置されていたもので、平安時代にこの南院に移されてきたようです。また、本堂の西隣には仏舎利塔が建立されており、スリランカから贈られた仏舎利が奉納されています。御朱印は2種類が授与されており、御本尊である「浪切ふ動」と「御詠歌」を拝受できます。

高野山おすすめ御朱印巡り順番9:徳川家霊台見出し

1643年に三代将軍徳川家光によって建立された徳川家康と徳川秀忠をお祀りしている東照宮です。なお、東の端には三代将軍以下および御三家の尊牌堂(そんぱいどう)があったようですが、残念ながら明治21年(1888年)に焼失してしまっているようです。

ここでは、個人的には高野山で最もインパクトのある御朱印だと感じていますが、迫力のある大きな葵の御紋が捺印された「徳川家」の御朱印が授与されています。ここで拝受できるのはこの1種類のみのようです。

高野山御朱印巡りのおすすめルート・アクセス方法見出し

公共交通機関を利用した場合、南海電鉄高野山駅からバスで「奥の院口」へ。一の橋から約2キロの参道を歩いて弘法大師御廟・燈籠堂へ。その後は「奥の院前」からバスで「千手院橋」で下車して金剛峯寺へ。その後は徒歩で壇上伽藍(金堂・根本大塔)へ。さらには徒歩で霊宝館へ。日帰り参拝であれば、時間的にここまでがおすすめルートになります。

また、南院・徳川家霊台まで徒歩で参拝して「浪切不動前」からバスで高野山駅へ向かうのもおすすめです。ちなみに、金剛三昧院・苅萱堂・女人堂も金剛峯寺から徒歩圏内です。車での参拝の場合は「金剛峯寺駐車場」を利用して、徒歩で一の橋から奥の院へ参拝し、「奥の院前」からバスで「千手院橋」に戻ってくる形となります。

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高野山で様々な御利益とともにアートな御朱印も拝受!見出し

Photo by DavideGorla

高野山のおすすめ参拝ルート・アクセス方法はいかがでしたでしょうか?弘法大師空海が開いた日本仏教の聖地といえる場所ですので、様々な御利益をいただきながら、美しい御朱印も拝受するための参考の1つになれば幸いです。なお、御朱印はスタンプラリーとは異なりますので、しっかりと参拝して拝受することも心に留めておいてください。

投稿日: 2017年11月11日最終更新日: 2020年10月8日

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