八幡坂は函館で絶対行くべき観光スポット！ロケ地としても有名な絶景を見よう！

北海道函館市にある八幡坂をご存知でしょうか。ロケ地として有名な八幡坂は、函館の中でも人気の観光スポットです。イルミネーションに彩られる夜景も見応えたっぷりです。周辺にも観光スポットがたくさんある八幡坂に、ぜひ一度行ってみませんか。ショッピング、グルメ情報も一緒にご紹介します。

八幡坂は北海道函館市にある人気の観光スポットです。夜景も見応えがあります。石畳が海まで続く絶景から、ロケ地としてCM、PV、ドラマに映画と数々の作品に利用されてきました。遠くに見える船は摩周丸と言います。青函連絡船として活躍していた摩周丸を、海に係留したまま保存しています。中を見学することもできます。

現在は谷地頭（やちがしら）町にある函館八幡宮ですが、元は江戸時代後期、元町に建立された神社です。火事によって元町の社殿が焼けたため、谷地頭町に遷座されました。その結果、元町の函館八幡宮前にあった坂に八幡坂という名前が残りました。函館八幡宮は今も谷地頭町の坂の上から、函館の街を見守っています。

八幡坂へのアクセスには市電がおすすめです。函館どつく前行きの「末広町」で下りると、八幡坂の隣りの坂、日和坂に着きます。市内の有名な観光スポットなら、ほとんど市電の範囲内で回ることができます。お得な1日乗車券は600円、子供300円です。函館バスと市電の共通1日乗車券は1000円、子供500円とこちらもお得です。

1番のおすすめは函館へ直接アクセスする、飛行機か北海道新幹線でのアクセスです。札幌から函館まではJRの特急を利用しても3時間45分、バスを利用すると5時間30分から6時間ほど掛かります。函館空港から函館駅までは、約20分のバスで移動が可能です。バスの運賃は410円、子供210円です。

北海道新幹線が開通し、飛行機ではなく、陸路で北海道へ行く方も増えたのではないでしょうか。北海道新幹線に乗車した場合、新函館北斗駅が終着駅です。函館と名前は付いていますが、駅があるのは函館市の隣りにある北斗市です。電車を乗り換えるかバスに乗るかで、函館市まで向かう形となります。

八幡坂の魅力の1つが石畳です。歩道、車道ともにコンクリートではなく石畳で道路が覆われており、異国情緒にあふれています。函館市内にはハートの石スポットが2ヶ所あり、その内の1つが八幡坂近くにあります。八幡坂と船魂神社の間の道にあるので、見つけたらラッキーという心持ちで探してみてください。

いつもは街灯のみですが、冬はイルミネーションが追加され、華やかな夜景を楽しむことができます。12月から2月いっぱいまで、八幡坂を含む元町の夜景がライトアップ。白い雪にイルミネーションが灯る夜景を、楽しむことができます。遠くに摩周丸を望みながら、函館の冬の夜景を味わってみませんか。防寒対策はお忘れなく。

遠くに見える船、石畳の道路、街路樹と絵になる景色だからでしょう。数々のCMやPV、ドラマに映画が、この八幡坂をロケ地として使用しています。真似をして写真撮影する方も多いのですが、車通りの多い車道ですので、車道には出ずに景色をお楽しみください。特に夜景の写真撮影時はお気を付けください。

洗剤「チャーミーグリーン」のCMで使用されたのが、そもそもの発端のようです。チャーミーグリーンの坂というあだ名で呼ばれることも珍しくありません。明るい青空の下、緑の街路樹と共に八幡坂が「チャーミーグリーン」のCMに映っています。坂から振り返ると、夜景で有名な函館山を望むことができます。

映画では「東京フレンズ」、「LittleDJ小さな恋の物語」が八幡坂にてロケを行っており、作中で確認することができます。他に有名なのが函館出身のバンドGLAYで、結成までをつづった「永遠の1/4GLAYSTORY」という本にて、八幡坂にいるメンバーの写真を載せています。GLAYといえば、後述のラッキーピエロもおすすめです。

函館の観光スポットといえば教会が挙げられますが、人気の教会へ八幡坂からすぐに向かうことができます。ここでは元町の教会2つをご紹介します。ライトアップされた夜景も美しいです。観光スポットとして有名な2つの教会ですが、現役の教会として活用されていますので、くれぐれもマナーを守っての鑑賞をお願いします。

日本正教会として最古の教会である、函館ハリストス正教会。建物は大正時代に再建されたもので、国指定の重要文化財です。特徴は環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれた、鐘の音です。儀礼や祈祷時に鳴らされるということで、土日、運が良ければ鐘の音を聴くことができるかもしれません。

住所:北海道函館市元町3-13 電話番号:0138-23-7387

長崎、横浜と並び、古い歴史を持つカトリック函館元町教会。現在の建物は大正時代に再建されたものです。祭壇や聖画は、火事の見舞い品として第258代目のローマ教皇、ベネディクトゥス15世から贈られたものです。ベネディクトゥス15世は、ジャンヌ・ダルクを聖人として認めた教皇としても有名です。歴史を感じる一幕です。

住所:北海道函館市元町15-30 電話番号:0138-22-6877

函館に来たからにはぜひ足を運びたいのが、洋館の数々。ご紹介する2つの建物は場所も近く、一緒に観光するにはもってこいの洋館です。まるで日本ではないかのような錯覚に襲われる建造物を、ぜひご覧ください。2つの建物が存在する元町公園は、八幡坂の2つ隣り、基坂（もといざか）の突き当たりにあります。

元町公園内にある明治時代の建物です。江戸時代には徳川幕府の箱館奉行所が置かれ、その後北海道庁函館支庁となった、函館の政治の中心部だった場所です。現在は観光案内所として利用されており、内部を見ることができます。隣りには書籍庫として使われていた、煉瓦造りの洋館が建立されています。

住所:北海道函館市元町12-18 電話番号:0138-27-3333

青い壁とイエローラインが美しい旧函館区公会堂は、明治時代に建築されました。現在は国の重要文化財に指定されています。元町公園の隣りにある建造物です。ハイカラ衣装館という施設が併設されており、ドレスを借りて見学、撮影をすることが可能です。ハイカラな気分で散策をしてみませんか。

住所:北海道函館市元町11-13 電話番号:0138-22-1001

観光スポットを楽しんだ後はショッピングができるのも、八幡坂周辺の特徴です。おもしろいお店、見ごたえのある古い建物が点々と存在する地区ですので、散策するのも楽しいでしょう。八幡坂周辺のショッピングスポットを、2つに絞ってご紹介いたします。ぜひ一緒にお楽しみください。

こちらのお店では、ロシアや東欧から仕入れた雑貨品や紅茶を購入することができます。おすすめは刺繍の小物とマトリョーシカです。ロシアに近い北海道ならではのお店と言えます。店内でロシア風の紅茶とケーキを食べることもできます。火曜日は定休日ですので、お立ち寄りの際はご注意ください。

住所:北海道函館市元町7-7 電話番号:0138-87-2098

ソーセージやハム、ベーコンをはじめとした加工品を取り扱う「函館カール・レイモン」の直営店が、元町にはあります。お土産を見つくろうことができるほか、商品を使ったファーストフードを店内で食べることができます。2Fではカール・レイモンの品々が展示されており、無料で見学することができます。

住所:北海道函館市元町30-3 電話番号:0138-22-4596

たくさん歩いた後は、お腹を満たしましょう。八幡坂から徒歩で向かうことのできる、人気のお店をご紹介します。函館気分に浸れること間違いなしです。ラッキーピエロのお店は、八幡坂周辺以外でも見つけることができるので、函館観光の時、一度は函館市民の味、ラッキーピエロへどうぞ。GLAYファンにもおすすめです。

ラッキーピエロは、函館周辺にしかないハンバーガーショップです。元町にはベイエリア本店があります。お店が独特の装飾で彩られ、メニューは安く美味しいのが特徴です。函館市民が常食しているお店です。観光の際は、「土方歳三ホタテバーガー」をいかがでしょうか。美味しいですが、なぜ土方歳三と名付けられているのかは謎です。

住所:北海道函館市末広町23-18 電話番号:0138-26-2099

北海道のじゃがいもをニョッキにして、提供しているカフェです。他にもクロケッタというコロッケや、夏はジェラートが人気です。2017年にできたばかりのお店で、パターテはイタリア語で芋という意味なのだそうです。元は旧岡本邸という個人の洋館でした。不定休なので、お店に行く時はその点ご留意ください。

住所:北海道函館市元町32-5 電話番号:0138-86-5164

八幡坂の周辺には、美味しいカフェが多数存在しています。夏にはソフトクリームを取り扱うお店も多いです。ソフトクリームは北海道の新鮮な牛乳が使われており、絶品です。坂道を歩いて疲れた時は、近くのカフェで休憩を取りましょう。コーヒーを飲み比べたり、ソフトクリームを食べ比べるのも楽しいかもしれません。

八幡坂のご紹介はいかがでしたでしょうか。あなたも青空と石畳、あるいは夜景を楽しみに、八幡坂を観光してみませんか。周辺には人気の観光スポットも多く、ちょっとした休憩ができるおしゃれなカフェも多いです。函館観光の時は少し足を伸ばして、八幡坂を含めた元町エリアへ、ぜひお越しください。