地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

クレマチスの丘はレストランや美術館がある文化複合施設!アクセス情報もご紹介!

クレマチスの丘はレストランや美術館がある文化複合施設!アクセス情報もご紹介!
投稿日: 2017年11月13日最終更新日: 2020年10月8日

静岡県にあるクレマチスの丘は、何十種類もあるクレマチスが四季を通じて順番に見頃を迎えるほか、美術館巡りができる場所としても人気です。おいしいレストランやおしゃれなショップもあり、一日だけでは全部網羅できないほど!そんなクレマチスの丘についてまとめてみました。

クレマチスの丘で花と芸術に囲まれたひとときを!見出し

静岡県の長泉町という自然いっぱいのところにある「クレマチスの丘」。名前にあるように美しいクレマチスを四季を通じて楽しめるほか、複数ある美術館ではそれぞれ趣の異なる芸術に触れることもできます。この記事では、そんな「クレマチスの丘」について、美術館&レストラン情報やアクセス方法、クレマチスの見頃についてもご紹介します。

クレマチスの丘って?見出し

クレマチスの丘とは、静岡県長泉町にある施設で広大な敷地内には4つの美術館のほか、4つのレストラン、カフェ、ショップに加え、数多くのクレマチスが植えられている庭もあります。アートが好きな人も、花が好きな人も、食べることが好きな人も大満足の施設、それがクレマチスの丘です。 住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1 電話番号:055-989-8787

さわやか長泉店紹介!お昼時には美味しいハンバーグを食べたい! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
さわやか長泉店紹介!お昼時には美味しいハンバーグを食べたい! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
全国的に有名になった静岡県限定のレストラン「炭火焼きレストランさわやか」。この記事では炭火焼きレストランさわやかの長泉店の情報についてまとめました。さわやかの魅力だけでなく、長泉店の混雑状況やアクセス方法、人気メニューなどもたっぷりお届け!

クレマチスの丘の2つのエリア見出し

クレマチスの丘は先ほども紹介したように4つの美術館、4つのレストランとカフェ、クレマチスガーデンを有する広々とした施設です。まずは全体像を把握し、どこの駐車場に車を停めるか、バスの場合はどのバス停で降りるかをしっかり計画しておくのがおすすめです。

ビュフェ・エリア

クレマチスの丘は大きく分けて2つのエリアに分かれています。その一つ目がビュフェ・エリアと呼ばれるエリアで、このエリアには「ビュフェこども美術館」も併設されている「ベルナール・ビュフェ美術館」、「井上靖文学館」、カフェ&ショップの「TREEHOUSE」があります。

クレマチスガーデン・エリア

もう一つのエリアは、クレマチスガーデン・エリアと呼ばれるエリアで、こちらには「ヴァンジ彫刻庭園美術館」と「IZU PHOTO MUSEUM」の2つの美術館があるほか、イタリア料理のレストラン「チャオチャオ」やピザの美味しい「プリマヴェーラ」、日本料理の「テッセン」があります。

また、四季折々に様々なクレマチスが見頃を迎える「クレマチスガーデン」やお土産探しにピッタリの様々なショップ、お得な料金で美術館への共通券が買えるチケットセンターなどがあります。そして、このクレマチスガーデン・エリアとビュフェ・エリアはステキな吊り橋を歩いてでも、無料のシャトルバスででも行き来することができます。

クレマチスの丘のクレマチスガーデン見出し

クレマチスの丘にある「クレマチスガーデン」や「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の庭園内には美しいクレマチスが所せましと植えられていますが、クレマチスの花を目当てに訪れる人の一番大きな心配は花の見頃を逃してしまうことではないでしょうか。どうせ訪れるなら見頃を事前にチェックし、一番のピークの時に訪れたいものです。

クレマチスの丘ではそんな見頃に関する心配は皆無です。というのは、クレマチスの丘では一年を通して様々な品種のクレマチスが順番に見頃を迎えるように計画されているので、どの季節に行っても美しいクレマチスを鑑賞することができるようになっているのです。

クレマチスの丘に植栽されているクレマチスは数えきれないほど多くの種類があるのですが、一例を挙げると、春に見頃を迎えるアーマンディーやアップル・ブロッサム、春から秋にかけて見頃を迎えるジョセフィーヌや雪小町、夏に見頃を迎えるセンニンソウ、秋から冬にかけて見頃を迎えるシルホサやアンスンエンシスなどがあります。

クレマチスの丘に植栽されているクレマチスの名前やそれぞれ見頃を迎える時期について詳しく知りたい場合は、クレマチスの丘の公式ウェブサイトから「クレマチスガーデン」のページをチェックしてみてください。「開花表」にはいつごろ見頃を迎えるかが一覧となって示してあります。

クレマチスの丘の美術館1:ベルナール・ビュフェ美術館見出し

クレマチスの丘の中には、美術館が4つあり、どれも見ごたえのある大規模なものばかりです。まず初めにご紹介するのは「ベルナール・ビュフェ美術館」です。フランスの画家であるベルナール・ビュフェ氏の作品は、油彩画、版画、ポスター等合計2000点以上におよび、これは世界一のコレクション数です。

そしてこの美術館を創設したのが岡野喜一郎氏。第二次世界大戦から間もないころビュフェ氏の作品と出会った岡野氏は、その作品の醸し出す虚無感や不安感に惹きつけられ、作品を収集するようになりました。そして、岡野氏の生まれ故郷にほど近い長泉町に美術館をつくったのです。

ビュフェ氏自身もこの美術館を愛し、1999年に亡くなるまで7回も来館をしました。また、この美術館には「ビュフェこども美術館」も併設されています。こどもが美術と出会うきっかけの場所になるようにと、五感を使って作品と親しむことができるようになっています。

美術館の料金は、大人料金が1000円、高校生と大学生料金が500円、中学生以下は無料で入ることができます。20名以上の団体の場合は団体料金が適応され、大人料金が900円、高校生と大学生料金が400円になります。また、7月10日はベルナール・ビュフェ氏の生誕記念日のため、料金は無料になります。

クレマチスの丘の美術館2:井上靖文学館見出し

次にご紹介するのは「井上靖文学館」です。この文学館は、井上靖氏とは中学校時代の先輩後輩の関係にあたる岡野喜一郎氏が1973年に設立をしました。本人が存命中に文学館が建てられることは異例だったため、当時は大きなニュースになりました。井上靖氏自身も何度も訪れています。

収蔵されているのは、井上靖氏の直筆原稿や写真、本人も登場する映像も鑑賞することができます。入館料金は大人料金が500円、高校生と大学生料金が400円、中学生以下は無料です。20名以上の団体の場合は、大人料金が400円、高校生と大学生が200円になります。5月6日は井上靖氏の生誕記念日のため、入館料金は無料になります。

クレマチスの丘の美術館3:ヴァンジ彫刻庭園美術館見出し

イタリアの彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジ氏の作品を展示している「ヴァンジ彫刻庭園美術館」は、ヴァンジ氏の個人美術館としては世界で唯一の美術館となります。面白いのは外に展示してある作品は実際に手で触れて楽しむことができるという点。見るだけでなく、素材の違いも実感することができます。

また、美術館の建物にもぜひ注目をしてください。ヴァンジ氏の作品を魅力的に展示することを目的として設計された建物は、展望デッキからは遠くに箱根山麓を臨むこともできます。地下は外光が入らない分、計算された照明が絶妙に配置され、それぞれの彫刻がより一層引き立ちます。

ヴァンジ彫刻庭園美術館への料金は、4月から10月までが大人料金1200円、高校生と大学生料金が800円、小学生と中学生は無料です。11月から3月までは大人料金が1000円、高校生と大学生料金が500円、小学生と中学生は無料です。この料金にはクレマチスガーデンへの入園料も含まれています。

クレマチスの丘の美術館4:IZU・PHOTO・MUSEUM見出し

クレマチスの丘にある「IZU PHOTO MUSEUM」は、企画展を中心とした美術館です。現代美術作家である杉本博司氏の手掛けた内装や坪庭も美しい美術館。2017年11月現在は「澤田教一 故郷と戦場」と題し、ベトナム戦争の最前線を生々しく映し出す写真が展示されています。

入館料は、大人料金が800円、高校生と大学生料金が400円、小学生と中学生は無料です。20名以上の団体の場合は、大人料金が700円に、高校生と大学生料金が300円になります。この美術館では、展示会のほかイベントが開催されることもあるので、ぜひクレマチスの丘の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

クレマチスの丘の美術館の共通券情報見出し

以上紹介した4つの美術館のすべてに訪れたいという人はお得な4館共通券がありますので、それを購入するのがおすすめです。購入場所は、「クレマチス・ガーデンエリア」にあるチケットセンターで大人料金が3000円になります。他にも、3館共通券や2館共通券の販売もあります。

また、クレマチスの丘についての最新情報が配信されるメールマガジン「Clematis no Oka News」に登録すると、「ヴァンジ彫刻庭園美術館」、「IZU PHOTO MUSEUM」の入館料金が200円引きに、「井上靖文学館」の入館料金が100円引きになる割引券がもらえます。購読料はもちろん無料です。

クレマチスの丘のレストラン&カフェ見出し

クレマチスの丘にはレストランが4つ、カフェが1つあります。「プリマヴェーラ」はイタリア語で「春」や「物事の始まり」という意味を持つレストラン。レストランの店内からは「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の庭園を眺めることができるという絶好のロケーションで、地元の食材を中心にしたイタリア料理を頂くことができます。

明るい光が差し込む空間で美味しいナポリピッツァを味わえるのは「チャオチャオ」です。契約農家から仕入れた地元の食材を使ったシンプルな料理はピザ以外にも「箱根西麓野菜のスパゲッティ プッタネスカ」などが人気。「ぶどうとクレマチスの花の香り」フレーバーのジェラートも人気です。

「IZU PHOTO MUSEUM」の隣にあるのは日本料理のレストラン「テッセン」です。うっそうとした欅の森の中にあるレストランでは、静岡の食材を使った目にも美しい懐石料理を楽しむことができます。また富士山の溶岩を使った焼きしゃしゃぶは「テッセン」でしか味わえないオリジナルの料理です。

「ベルナール・ビュフェ美術館」に併設されているカフェ&ショップは「TREEHOUSE」です。美術館のシンボルともなっている樹齢40年にもなるくすのきの側にあることから名付けられました。床から天井までが一面ガラス張りになっており、明るい太陽の光が差し込む中、サンドイッチやフレンチトーストなどの軽食がいただけます。

クレマチスの丘のショップ見出し

クレマチスの丘にはそれぞれ個性豊かなショップも入っています。先ほどレストランのところで紹介した「TREEHOUSE」にはショップも併設されており、美術関連書籍や子育て関連の書籍、絵本などが数多く揃っています。日本料理「テッセン」の1階には「うつわ茶房 KEYAKI」が入っており、日本全国の作家のうつわが展示販売されています。

他には、本を中心としたセレクトショップの「NOHARA BOOKS」、クレマチスをテーマとした雑貨や女性服、食器などを扱う「ブティッククレマチス」、日本全国から仕入れたクレマチスやエアープランツなどを販売する「ビオトープ ガーデン」などがあります。どれも他では見られないようなユニークな品揃えのお店ばかりです。

クレマチスの丘にある「明日咲く花」見出し

「クレマチスガーデン・エリア」にある「チケットセンター」のそばを歩いているとひと際カラフルな花の像があります。これは世界的にも有名な芸術家である草間彌生氏の作品で「明日咲く花」という名前です。クレマチスの丘開園15周年記念にこちらに常設されました。

クレマチスの丘にある施設の開館時間&休館日見出し

クレマチスの丘にある施設(クレマチスガーデン、ヴァンジ彫刻庭園美術館、IZU PHOTO MUSEUM、ベルナール・ビュフェ美術館、井上靖文学館)の開館時間は季節によって異なります。1月は午前10時から午後4時30分まで、2月と3月は午前10時から午後5時までです。

そして、4月から8月は午前10時から午後6時まで、9月と10月は午前10時から午後5時まで、11月と12月は午前10時から午後4時30分までとなっています。入館できるのは、閉館時間の30分前までとなっていますので注意してください。休館日は水曜日と年末年始です。水曜日が祝日にあたる場合は営業となり、かわりにその翌日がお休みです。

クレマチスの丘のアクセス情報見出し

クレマチスの丘へのアクセスですが、車でアクセスする方法と公共の交通機関(電車)から無料のシャトルバスに乗り換えてアクセスする方法があります。車でのアクセスの場合ですが、東京方面から向かう時は東名高速道路の裾野ICで下りたあと国道246線経由でアクセスをします。

名古屋方面からのアクセスの場合は、新東名高速道路の長泉沼津ICか東名高速道路の沼津ICから伊豆縦貫道路に入り、長泉ICから国道246号線経由でアクセスをします。また、クレマチスの丘には無料の駐車場が整備されています。「クレマチスガーデン・エリア」側には200台、「ビュフェ・エリア」側には50台とめることができます。

公共の交通機関でアクセスをする場合は、東海道線の「三島駅」が最寄り駅になります。駅に到着してからは「三島駅」の北口からクレマチスの丘まで行く無料のシャトルバスが出ていますのでそれでアクセスをしてください。乗り場は、北口のバス3番乗り場です。

無料のシャトルバスは、「三島駅」を出発したあとは、クレマチスの丘にまず停車し、その後、「ベルナール・ビュフェ美術館」へ行きます。「三島駅」からクレマチスの丘までバスで約25分間、クレマチスの丘から「ベルナール・ビュフェ美術館」まではバスで約5分です。

また、アクセス方法とは少し違いますが、クレマチスの丘はエリアが2つに分かれているので、その2つのエリアを巡回する無料巡回バスも走っています。バス停は「クレマチスガーデン」と「ベルナール・ビュフェ美術館」のそばにあります。2つのエリアは歩いて行き来することもできますが、バスという選択肢があるのは嬉しいですね。

クレマチスの丘で美しいものをたくさん見て、美味しいものをたくさん食べよう!見出し

色とりどりのクレマチスが咲き乱れるなか散策をしたり、美術館巡りをして目の保養をしたり、レストランで美味しいものを食べたりと目にもお腹にも嬉しいクレマチスの丘。駅から無料のシャトルバスがあるなど、アクセスがしやすい点でも人気です。クレマチスの丘でぜひアートな一日をお過ごしください。

投稿日: 2017年11月13日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote