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富士山の日帰り登山は初心者でも大丈夫?ルート選びや時間などを徹底調査!

富士山の日帰り登山は初心者でも大丈夫?ルート選びや時間などを徹底調査!
投稿日: 2017年7月28日最終更新日: 2020年10月7日

一昨年、富士山の日帰り登山に挑戦した初心者山ガールが語る!初心者が注意すべきポイント、そして下調べの重要性、これさえあれば日帰り登頂できる!というノウハウを一挙大公開!富士山頂で食べた700円のカップラーメンは本当~に美味でした。

真夏の富士山!日帰り登山に挑戦!初心者でも大丈夫?見出し

日本一の山といえば富士山ですよね!2013年に世界遺産にも登録されました。日本人に生まれたのだから、人生で一度は登ってみたいと思いませんか?日本の宝ともいえる山は、初心者でもしっかり要点を抑えておけば楽しく登ることができます。

富士山からのご来光を拝む日帰りプラン見出し

日付が変わる午前0時ごろ5合目を出発し、ご来光を拝むプラン。下山はお昼頃。メリットとしては夜なので日焼けしない・暗い中なのでなんだかわくわくする・都内からでも夕方出発なので予定が合わせやすいことではないでしょうか?デメリットとして徹夜で登ることになる・寝ないと高山病になりやすくなり危険でしょう。

真っ暗の中での登山プランとなるので、ヘッドライトは必須アイテムです。当たり前のことですが、夜は寒いので防寒対策をしっかりしましょう。歩いているときは暑いかもしれませんが、止まると途端に寒さが襲います。

富士山からの景色を楽しむ早朝出発プラン見出し

朝6時ごろ5合目を出発し昼過ぎに登頂、夕方までに下山するプラン。メリットは明るいので登りやすい・概日リズムが乱れないといったところ。デメリットは日焼けをする・ご来光が見られない・早朝に移動する為マイカーが必須。それでも、普段遠くから見る富士山を登っているという感覚は明るい時間だからこそ感じることができそうです。

混雑日を避けた融通の利く日帰りプランを!見出し

どちらにしても、日帰りの大きなメリットとしては山小屋に泊まらないのでお金がかからない、予約不要・仲間との予定が合わせやすいことではないでしょうか。多くのサイトや登山に詳しい人たちは初心者には途中の山小屋で一泊することをおすすめしています。なぜなら弾丸登山は危険を伴うからです。しかし、なにが危険なのかしっかり調べ、きちんと対策すれば、行けないことはないのです!

富士山に登山!時期はいつ?初心者でも安心の装備やコースを解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
富士山に登山!時期はいつ?初心者でも安心の装備やコースを解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
その景観の美しさで世界中から名声を受けている日本一の山・富士山ですが、富士登山については時期によって難易度が変わります。初心者の方ならば、ぜひ夏の時期の富士山を選びましょう。ここでは初心者の方が安心して登山できる時期やルートをまとめましたのでご参考ください。

日帰り富士山は高山病に気を付けろ!見出し

高山病とは、簡単に言うと、標高の高い所で身体が酸素不足になって危険な状態になること。初期段階では頭痛、吐き気、めまいなど「二日酔い」の症状に似ています。山に登りつつ、この症状が現れるのですからそれはそれは辛いですよね。

ただでさえ登るということ自体苦しいことです。自分自身で気持ちを高めていけなければならない中、吐き気やめまいなどに襲われたら気持ちも滅入ってしまいます。でも、高山病になって苦しい思いをしてもまた翌年登ろうとする人が後を絶ちません。富士山にはそんな不思議な魅力があるのでしょう。

高山病にならないプランを!

高所順応をすることはとても重要です。5合目に到着してすぐに登り始めるのはやめておきましょう。ゆっくりとその場の酸素濃度になれてから登ることをお勧めします。また、酸素ボンベをうまく使うこと、呼吸法を覚えること。

登山初心者が事前に行うべきこと見出し

日帰りの危険度について徹底リサーチ

"彼を知り己を知れば百戦殆うからず"という孫子の名言がありますが、初心者日帰り富士山登山計画において下調べは最重要事項。富士山の標高は3776m。5合目の標高は、静岡側と山梨側で微妙に違うそうですが、およそ2300~2400m。つまり登山するにあたっておよそ1500m登るということです。今までの運動経験や年齢、習慣、経験、やる気などを考慮しましょう。

登山グッズはケチるな!時間をかけてお気に入りを見つけよう

登山ウェア、レインウェア、登山ブーツ、防止、リュック、手袋、雨よけカバー、サングラス、当日は酸素ボンベ、水、軽く食べるもの、etc…登山グッズにお金をかけるということは、これからの登山へのモチベーションにも影響するのです。安く揃えたい方はリサイクルショップを活用するのもいいでしょう!

練習登山のススメ

富士山登山で実際に登る距離はおよそ1500m。なので、練習登山でも同じくらいの標高の山に登るべきです。そうすることで自信がつき、あの山が大丈夫だったからいける!と思えるのです。当日のメンタル面でのサポートがかなり重要になってきます。富士山の山道はゆるく長い道も多いため、より険しい登山の経験があれば自信につながるでしょう。

登山当日は日焼け対策をしっかり!見出し

さえぎるものが何もなく、太陽との距離も近いので、がっつり日焼けしてしまします。顔など肌が露出している部分にはしっかり日焼け止めをぬりましょう!日焼け止めのリップクリームも持参するといいでしょう!

富士山の五合目へはスバルラインが便利!自転車も通行可能!売店や観光情報も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
富士山の五合目へはスバルラインが便利!自転車も通行可能!売店や観光情報も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
富士スバルラインの終点にあたる富士山五合目は、夏のシーズンには観光客で賑わい、さながら富士山銀座の様相を呈します。登山が苦手な方でも、スバルラインを利用して富士山五合目までは気軽に行くことができます。この五合目から望む富士山や眼下の景色を満喫しましょう。

富士山の登山ルートは4つ見出し

自分のレベルに合わせてプランを練っていきましょう。富士山の登山ルートには吉田ルート、富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルートの全4ルートあります。それぞれのルートに特徴がありますので、各々、ご紹介します。

最もポピュラーな吉田ルート

もっともポピュラーなのが吉田ルートで、約6割の登山者がこちらを利用しているそう。富士スバルライン5合目の登山口がこの吉田ルートの入り口です。山小屋も登山者も多く、救護所も3か所あることから、初心者には安全に登りやすいルートといえます!

下山時に豪快に下れる須走ルート

須走ルートは吉田ルートの8合目とは合流するので、下山はこのルートで豪快に下る方も多いみたいです。その場合、登山靴の中に砂利が入らないように、靴カバーを装着するか、長ズボンを靴にかぶせてから下るとストレスも少ないでしょう。

景色がきれいな富士宮ルート

天気が良く空気が澄んでいれば駿河湾を一望できるという景色の美しさが売りの富士宮ルート。吉田ルートに次いで人気のルートです。最も山頂までの距離が短く、急に高度を稼いで上ってしまうので、高山病のリスクが高く、初心者には難しいかもしれません。しかし、2度目・3度目ではこのルートにもチャレンジしたいものですよね!

上級者には御殿場ルート

難関といわれている御殿場ルート。最も距離が長いルートということで登山者の約6%しか利用しないということです。その為、混雑せずに静かに富士登山を楽しめるというメリットがあります。ただ、長いコースなのでそれなりの体力と時間が必要。富士山を他3つを制覇してから登るべきルートかもしれません。

日帰り登山中の心得①時間は気にせずとにかくマイペースを守る見出し

登山において、焦りは体力をものすごく消耗させます。仲間に話しかけられても、どう思われてもいいからとにかくマイペースを貫くこと。この際トレーニングだと思ってあえて話しかけられても無視をするという心の強さも必要です。時間よりも、山頂まで無事たどり着き、無事下山する!ということを目標にすべきです。

格好つけたり、早く登ろうとすると、精神的に焦りや無理が生じてしまい、高山病にもかかりやすくなります。初心者の日帰り登山の場合は、ゆっくり時間をかけてもいいのでマイペースに、安全に、登り切ることを目指していきましょう!

日帰り登山中の心得②休憩所ではしっかり休む!吉田ルートに多い山小屋で時間をたっぷりと見出し

富士山にはいくつもいくつも山小屋があります。そのたびに、必ず休み、水分補給、必要であるならトイレにもいっておきましょう。トイレは使用料がかかりますが、ここもケチってはいけません。一番大切なのは、気持ちよく、万全な状態で登り続けるということです。高山病になってしまったら、やむを得ず仲間の一人を犠牲にして下山する道も余儀なくされます。自分の体調管理をしっかり行いましょう。

日帰り登山中の心得③酸素ボンベは惜しみなく使え見出し

一番怖いのは高山病になること。高山病にならないためには呼吸法を学ぶこと。少しでも「あ、苦しいな」と思ったらすぐに酸素ボンベをつかうことです。そして、呼吸は深くが基本。浅い呼吸では酸欠になってしまいます。息を吐き切ることで、すっと身体に酸素がいきわたりやすくなります。

富士山登山の最大の関門は下り見出し

登りは一歩一歩、特に前を見ずに目指していたのでもうやめたい、おりたい、など思わないですが、帰りは長い長い・・・。歩けど歩けど景色は変わらず。足もがくがく、精神的に参ってしまいます。でも、歩けば必ずゴールはやってきます。下山した後に食べたい御飯の候補や将来の夢、好きな人の話などでたのしくおしゃべりしながら下れる体力は残しておきましょう!

富士山登山を達成して変わったこと見出し

自信がつき、なんでも、やってみようという気持ちになるはずです。高山病にならないで登りきることが一番のポイントで、事前対策が大切です。そして、とにかくマイペースを守ること。ひとつのことに熱中して、自分でもやればできるという自信を得るには、富士山登山はとてもいいツールだと思います。話題にもなりますし、日本人なら一度は登るべきでしょう。

富士山にはまだまだ魅力があるはず見出し

今回は時間があまり取れない人のために日帰りでのルートをお伝えしましたが、 本来であれば山小屋で一泊して、体力が十分にある中で登山をすれば、もっと魅力的な富士山に出会えると思います。

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投稿日: 2017年7月28日最終更新日: 2020年10月7日

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