西武ドームを楽しもう！おすすめグルメやアクセス方法などまとめて紹介！

西武ドームは、埼玉西武ライオンズがフランチャイズ球場として使用している球場です。野球場ということもありキャパシティも十分な西武ドームは野球以外のことでも使われています。果たしてどのようなことでしょうか。また美味しいグルメも盛り沢山です。アクセスや座席などはどうなっているでしょうか。西武ドームの情報を紐解いて行きましょう。

西武ドームは埼玉県所沢市にあります。住所は「埼玉県所沢市上山口2135」です。狭山湖と多摩湖の間にあり、自然に囲まれています。近くには西武園ゆうえんちや狭山スキー場、都立狭山公園などなど、家族で楽しむことができるスポットが盛り沢山です。休日には狭山丘陵は多くのファミリーが訪れています。

西武ドームは狭山丘陵にあるので、夏場はとても蒸し暑く、春先や秋口の試合ではとても寒くなります。自然に囲まれているからこそのこの環境です。最寄り駅は「西武球場前」駅です。西武狭山線やレオライナーと呼ばれる西武山口線の駅です。西武の電車に乗って西武の応援に行く、西武グループならではです。

西武ドームの最寄り駅は「西武球場前」駅です。西武狭山線、西武山口線の終着駅です。西武ドームは12球団で一番駅と球場のアクセスが近いとされています。駅を出て左手を観るともう球場の入口が見えるのです。ただし、球場までのアクセスは乗り換えが多いです。西武西所沢駅まで一旦行き、そこから乗り換えてのアクセスという形になります。

埼玉西武ライオンズの試合がある日は、「スタジアムエクスプレス」という池袋駅から西武球場前駅までの直行便があります。全席指定席のスタジアムエクスプレスは、池袋駅から乗り換え無しで33分で球場までアクセスすることができます。また、埼玉西武ライオンズのファンクラブの会員は、スタジアムエクスプレス乗車でファンクラブポイントがたまります。

西武ドームはマイカーでのアクセスがとても便利です。なぜならば電車のアクセスだけでは試合やイベント終了時には駅前に人が多く集まり、なかなか電車に乗れなくなってしまうからです。その為、マイカーアクセスもしやすいように西武ドームの周辺には多くのキャパの駐車場が用意されています。西武ドームの駐車場だけではなく民間の駐車場もあります。

球場周辺の駐車場のキャパシティが十分にあるのはマイカーで行く人にとってはとても安心です。マイカーの場合、青梅街道から来た場合は「芋窪」交差点を狭山湖方面に曲がるとそのまま西武ドームまで行くことができます。関越自動車道からのアクセスの場合は所沢インターチェンジから30分ほどで西武ドームまでアクセスできます。

野球の試合だけではなく、ライブやイベントが多く行われる西武ドーム。さて、そのメットライフドームはどんな構造をしているのでしょうか。また、キャパはどれほどあるのでしょうか。西武ドームのキャパシティですが、収容人数は33,556人です。座席だけではなく、外周部分での立ち見もすることができます。

もともと西武ドームは、狭山丘陵の谷間にポコッとハマるように作られた掘り下げタイプの屋外球場でした。最初からドーム化できるように設計されており、あとから屋根を乗せる形でのドーム化となりました。壁に穴が塞がっていないので、ドームとは言え雨や風も吹き込む上、場外ホームランまで出てしまうという珍しいタイプのドーム球場です。

メットライフドームのメインゲートは、球場のバックスクリーンの下になります。駅や駐車場から来た場合、向かって右側3塁側がホームチーム、向かって左側1塁側がビジターチーム用の入口になります。一旦中に入ると1塁側と3塁側は行き来できません。外野を通り抜けて内野の座席に行く形になりますが、途中改札があるので外野席の人は内野側に行けません。

収容人数33,556人のキャパシティを誇る西武ドームは、多くのイベントやライブが行われてきました。過去に行われてきたイベントは、社会人野球や少年野球大会のイベント、企業イベント、学校の運動会への貸出、脱出ゲームイベント、「バラとガーデニングショー」イベント、ランニングイベントなどです。

コレだけの座席のキャパシティのある西武ドームです。ライブももちろん多く行われています。アニメ「ラブライブ」のライブ、「うたのプリンスさまっ」のライブ、韓国ヒップホップグループiKONのライブ、BIG-BANGのD-LITEのライブ、など様々なタイプのライブが行われています。これも座席やキャパが十分にあるからこそでしょう。

西武ドームの外野席は、最近では珍しくなった芝生タイプの座席です。西武ドームは狭山丘陵の中の谷を利用して作られた球場ですが、その谷に向かう途中のなだらかな壁を利用して座席にしています。外野席の場合、椅子タイプの座席ではなく、人工芝にそのまま座るスタイルになっています。敷物やクッションは忘れずに持っていきましょう。

西武ドームの外野席のキャパシティはそれなりにありますが、野球のイベントデーやクライマックスシリーズなど、人が集まるときにはお互いにスペースを譲り合うなどの気遣いが必要になってきます。外野席でぜひ持っていきたいのが養生テープです。敷物の固定の他、ドリンクホルダーになるので生ビールを買った場合に便利です。

西武ドームの内野席は様々なタイプのものがあります。まず、ブルペンサイドシートやブルペンビューシートです。メットライフドームはブルペンが座席から見える数少ない球場です。試合前の先発投手や、試合中は中継ぎ投手のアップを観ることができます。フィールドビューシートはグラウンド内にせり出した座席です。臨場感は抜群にあります。

L'sデッキシートやふらっとシートは、テーブルがついているグループ向けの座席です。仲間でグルメを楽しみながらワイワイと観戦することができます。内野は自由席もありますが、イベントデーや土日など混み合う際には指定席になりますのでよく確認をしましょう。普通の内野指定席は料金が高くなるほどホームベースに近くなります。

西武球場前駅の出入口から西武ドームの出入口にかけて、大きな広場あります。その広場は試合がある時やイベントがあるときには多くの人で賑わいます。この広場には、まずファンクラブの窓口があります。ファンクラブのグッズの引取などはここで行いましょう。またチケットセンターもありますので、チケットの購入もこちらですることができます。

グルメワゴンも多く出ているので、こちらでグルメを買うのもおすすめです。球団グッズが売られているのもこのドーム前の広場です。埼玉西武ライオンズのグッズはもちろんのこと、ビジターチームのグッズも販売されていますので、普段は本拠地に行くことのできないビジターチームファンもここで購入することができます。

西武ドームのグルメは、12球団1,2を争うほどのレベルの高さだとファンの間では言われています。名物狭山茶を使ったメニューだけではなく、選手コラボのメニューやお弁当も豊富です。さて、このグルメの販売場所ですが、ルールが幾つかあり、座っている座席によっては変えない場合がありますのでご説明いたします。

グルメは、ドーム前広場のグルメワゴン、球場内の外周エリアにあります。外周エリアも1塁側と3塁側に分けることができ、それぞれの塁側も外野外周、内野外周と分けることができます。外野の座席の人は内野席側販売店を利用することができません。内野自由席の人はないや指定席側の店は利用することができません。途中にチケットチェックが有り入れないのです。

外野席の人が買うことができるエリアは、ドーム前広場と外野側外周のみです。内野自由席の人は外野席で購入することができるゾーンに内野自由席外周の店舗のみ、内野指定席の人はオーナーズレストラン以外の自分の塁側のグルメ店はすべて利用できるということになっているのです。途中改札がありますので、チケットを持って席から離れましょう。

西武ドーム名物と言えば、ホーム3塁側にある「L'sCRAFT」のコロラドピザでしょう。なんとこのピザ、窯焼きのピザなんです。注文を受けてから焼くので、少し時間はかかりますが、その代わりモチモチで焼きたてのピザを食べることができます。ビールのお供としてもとても人気のあるのがこの「L'sCRAFT」のコロラドピザです。

コロラドピザの味は4種類で、「チーズ」1000円、「ハーブチキン」1200円、「スイートコーン」1200円、「グリルドベジ」1300円となっています。ピザの他にも「季節の窯焼き野菜」700円、ローズマリー味のフライドポテト600円、スパイシーシュリンプ700円など。こちらで販売しているクラフトビール「ブルームーン」700円と共にどうぞ。

西武ドームの代表的なスイーツと言えば、球団マスコットのレオ君の横顔を型どった「ライオンズ焼き」ではないでしょうか。ホームチームの3塁側の外周にある「新井園本店」で販売されています。1つ200円です。ビジター側1塁側では同じ味で「ドーム焼き」があります。このライオンズ焼き、実は対戦チームによって中のクリームが変わるのですよ。

定番のあんこ・カスタードの他に、日ハム戦ではメロンクリーム、東北楽天戦ではずんだ、千葉ロッテ戦ではチョコレートクリーム、オリックス戦では牛スジカレー、ソフトバンク戦はいちごクリームです。ドーム焼きはライオンズ焼きとはまた違った味のラインナップになっているので、味の違いをその日ごと楽しむのもおすすめです。

埼玉西武ライオンズは、選手とのコラボグルメにとても力を入れており、本当に美味しいと評判です。中でも特に人気があるのは、エルネスト・メヒア選手とコラボレーションをした「メヒアのパワープレート」です。販売場所はドーム前広場のグルメワゴン「宮木牧場」と、3塁側外周の「宮木牧場」となっています。1塁側の人はドーム前広場で購入しましょう。

この「メヒアのパワープレート」は、エルネスト・メヒア選手の大好物のステーキ、マッシュポテト、ご飯、ごまドレッシングサラダがワンプレートになっている、とてもボリューム満点のグルメです。お肉も柔らかくて美味しいと評判です。1皿990円ととてもお得。非売品のメヒア選手のステッカーがランダムでついてくるのもファンにとっては嬉しいものです。

3塁側にある「L'sDiner」と1塁側にある「L'sCafe」は、カフェテリア方式のレストランです。棚にはズラリと球場グルメが並んでいます。ハンバーガー各種580円から880円、ライオンズカレー800円、ハワイアンロコモコ800円、バーベキューポーク丼800円、しらすと湯葉の明太子クリームパスタ850円、各種サラダ600円など、種類が豊富です。

「L'sDiner」「L'sCafe」で特に人気なグルメがあります。それは「獅子リアンライス」です。これは辻発彦監督の出身の佐賀県B級グルメ「シシリアンライス」が元になっている、辻監督コラボグルメです。甘辛く炒めた牛肉とレタス、きのこ、パプリカがご飯に乗っていて、マヨネーズに彩られている丼で、さっぱりガッツリ美味しいメニューです。

真夏はものすごく蒸し暑くなる西武ドームですが、春先と9月以降の涼しい日は、夜はとても冷えてしまいます。都心部と比べて、1つ2つ暖かさ対策は進めておかなければなりません。そんな寒いときにはとことん寒い西武ドームで人々の身も心も温めているのが「竹國うどん」です。3塁側も1塁側も両方ともお店があります。

竹國うどんは「かき揚げうどん」や「よくばりうどん」などの定番メニューの他、対戦相手によってトッピングが変わるメニューがあります。北海道日本ハム戦はウインナー＆じゃがいも天、東北楽天戦は鶏天、千葉ロッテ戦は桜えびかき揚げ天、オリックス戦はたこ焼き、ソフトバンクホークス戦はさつま揚げ天入りです。

いかがでしたでしょうか。キャパ十分な西武ドームは、野球はもちろんライブやイベントでも使われていました。アクセス方法も電車だけではなく、マイカーも対応していました。座席も普通の椅子だけではなく外野の芝のみの座席やラグジュアリーなボックスシートもありました。美味しいグルメと共に楽しく西武ドームで過ごしてください。