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浅間山登山ルートガイド!初心者にも安心のコースを紹介!駐車場あり!

浅間山登山ルートガイド!初心者にも安心のコースを紹介!駐車場あり!
投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

日本において代表的な活火山である浅間山は登山に人気の名スポットになっています。山頂の火口付近まで歩きやすい登山道は初心者でも挑戦し易く、毎年多くの登山客が訪れています。現在でも噴火の続く浅間山では状況に合わせて登山ルートが規制によって変化することも特徴です。

浅間山の登山に挑戦しよう!見出し

古来から現在に至ってもなお噴火の続く浅間山は登山客に人気のスポット。遠くからでも見える浅間山の壮大な景色は見るものを圧倒し、山頂から噴き出す噴煙がより一層浅間山の雰囲気を創り出します。麓からいくつかの登山ルートを辿り山頂を目指しますが、いくつか難所を含め初心者でも安心の登山ルートをより詳しく解説していきます。

日本百名山の一つ浅間山について見出し

浅間山は長野県の軽井沢や群馬県の吾妻村群嬬恋村がその所在地であり、3つの火山帯から形成された総称を浅間連峰とも呼ばれます。古来より長く繰り返された噴火によって火口付近はカルデラを形成しています。浅間山の標高は2568mであり現在においては日本百名山の一つとして日本を代表する活火山です。

浅間山は神社も祀られた信仰のある山であり、古来からその尊さを重んじらてきました。また浅間山周辺では登山客に人気の標高の高い山が多く点在しており、浅間山同様に初心者が挑戦できる山が多くなっています。草津温泉や伊香保温泉等の有名な観光スポットが多くあることも浅間山の人気の高さの一つとなっています。

浅間山登山ルート1:車坂峠から前掛山への登山コース見出し

浅間山の頂上では噴火によって近づけるエリアが限られており、状況に応じて登山可能なポイントも変わる場合があります。現在火口付近内側の前掛山まで行くことができます。各登山コースはレベルに応じた道程であり、注意しなければならない難所もあります。また登山ルート各所に万が一の噴火に備えたシェルターが用意されています。

浅間山登山で最もスタンダードで初心者向きであるコースが車坂峠から前掛山に直接向かう方法になります。標高2000m弱の車坂峠の登山口から出発し、まず最初の目的地である「トーミの頭」に辿り着きます。標高約2300mの通過地点であり、この場所から壮大な浅間山の全体を見ることができます。

トーミの頭を過ぎると続いて湯ノ平口を経由し前掛山登山口へと進んでいきます。トーミの頭から湯ノ平口までは「草すべり」と呼ばれる勾配のきつい箇所を昇っていくことになります。前掛山へは登山口を過ぎると最後のシェルタ―を経由して到達することができます。この場所から噴火口か立ち上るガスや煙を確認することができます。

浅間山登山ルート2:車坂峠から蛇骨岳を経由する登山コース見出し

車坂峠からトーミの頭へのコースを浅間山の表とすると、その裏のコースとして車坂峠から直接に蛇骨岳を目指します。初心者向きの表コースと比べるとやや難易度が高くなりますが、険しい箇所を歩いていく登山の醍醐味と言えるでしょう。全体的に2300m前後の外輪山を登っていくことになります。

蛇骨岳に到達後に仙人岳を経て鋸岳を通過後に「Jバンド」と呼ばれる箇所を抜け、前掛山登山口へと辿り着きます。表のコースが片道でおおよそ3時間程度の時間を要するのと対照的に裏のコースは片道で5時間程度の時間がかかってしまうので、熟練の登山者にとってはおすすめのポイントと言えます。

裏側からのいわゆる浅間山の外輪山を回るコースで最も注意しなければならない「Jバンド」は山道における岩がまるでJに見えることがその名の由来とされていますが、近辺はかつて噴火によってもたらされた大きな岩の群れが無数に散らばっています。登山には危険個所に十分注意しなければなりません。

浅間山登山ルート3:黒斑山から蛇骨岳を経由する登山コース見出し

浅間連峰を形成する外輪山の中でも最も標高の高い黒斑山を経由する登山コースになります。車坂峠か、もしくは浅間山荘のどちらからも出発することができますが、どちらのルートを通ってもトーミの頭をまず目指していくことになります。なお黒斑山の標高は約2400mとなっています。

黒斑山に到達後は直接に蛇骨岳へと進み外輪山ルートである仙人岳、鋸岳を超えて「Jバンド」、その後は前掛山の登山口といったコースを行くことになります。黒斑山までの登山であれば登山道がしっかりと整備されていますので初心者や家族連れでも簡単に登頂することが可能です。

浅間連峰における黒斑山の位置づけは重要で、前掛山では浅間山の噴煙による登山規制がかかってしまうことがあります。このような規制がかかってしまった場合に登山者は黒斑山の登頂に切り替える方が多いことが特徴となっています。黒斑山の頂上からも浅間山を眺めることができ、その景観も人気の理由となっています。

浅間山登山ルート4:浅間山荘から前掛山への登山コース見出し

天狗温泉としても有名な浅間山荘から出発するコースになります。登り口から蛇堀川にそった2つのルートを選択することができますが、どちらも歩きやすい登山道となっています。その後2つのルートは合流し最初のチェックポイントである火山館へと到着し、湯ノ平口を通過して前掛山登山口へと辿り着きます。

コース全体を見ても比較的になだらかな初心者向きと言えます。道中からはトーミの頭やその他の外輪山を見渡すことができるのも魅力の一つとなっています。最初の到達ポイントである火山館では十分に休憩が取れるスペースとなっており、トイレや水分補給の給水を取ることが可能です。また避難箇所としてシェルターも完備しています。

浅間山荘からのコースはなだらかではありますが、比較的に距離がある為に片道で5時間程度を擁します。このルートのもう一つの魅力としては浅間山荘での温泉が利用できることが挙げられます。駐車場はもちろんのこと宿泊も可能ですので登山で疲れた体を癒すことができるおすすめの登山口になります。

浅間山の噴火における登山の規制見出し

浅間山への登山で最も注意しなければならないのは噴火に関する規制になります。近年まで幾度となく噴火を繰り返してきた浅間山は、その都度近隣区域の警戒レベルの引き上げや避難、状況に応じて登山の禁止を余儀なくされてきました。浅間山登山に挑戦する場合は事前の情報を確認しておかなければなりません。

浅間山の噴火の最も古い年代としては685年に発生したとされていますが、近年の新しいものとしては2015年のごく小規模な噴火が起こっています。わずかな噴火であったために微量の降灰が頂上付近で確認された程度となっており、麓まで火山灰が降り積もったという報告はなさていません。

浅間山の噴火や登山規制に関する情報は、気象庁や日本気象協会、地方自治体の公式ホームページにて配信されています。噴火警報はレベル2から5まで設定され段階の引き上げに伴い登山規制や地域住民の避難喚起を行います。各ホームページ以外でも登山道入り口にて登山規制情報が表示されていますので必ず確認しておきましょう。

浅間山の登山で利用できる駐車場見出し

浅間山の登山へは自家用車を利用して麓までのアクセスが可能となっています。登山コースの入り口にあたる車坂峠と浅間山荘の駐車場を利用することが一般的です。すべて登山者向けとして駐車することが可能であり自家用車に限らずバスやタクシー等の公共機関でこの駐車場がある登山口まで来ることができます。

登山口にある各々の駐車場では、まず車坂峠では高峰高原ホテル及び高峰高原ビジターセンターの駐車場を利用します。ホテルが80台、ビジターセンターが50台程度駐車可能となっています。浅間山荘の駐車場においてはおおよそ50台駐車可能です。夕方6時までの時間の制約がありますが登山者においては自由に往来できるようになっています。

浅間山登山に必要な装備見出し

浅間山は初心者や家族連れでも十分に挑戦できる登山ルートである為、それほど重装備でなくても登山することができます。しかし麓や登山口から頂上までの標高差によって気温や天候の変化は十分に考えられます。さらに登山ルートの道中には険しい箇所もありますので軽装での登山は控えるべきでしょう。

浅間山登山に必要な装備としては、まず歩き慣れた靴ですができればトレッキングシューズが理想的です。また季節によっても異なりますが、厚手の防寒着やレインコート、着替え等やコンパス、ライト等の登山グッズ、万が一の怪我による応急処置ができる物等の備え、これらの装備が最低限必要になってきます。

登山・初心者向け完全ガイド!装備や服装&おすすめの山を徹底解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
登山・初心者向け完全ガイド!装備や服装&おすすめの山を徹底解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
初心者向けの登山について詳しくご紹介します。初心者だけど登山にチャレンジしてみたいという方必見です。おすすめの服装や、用意したほうが良い装備など登山に必要なアイテムや情報をわかりやすく解説していきます。登山を気軽に始めるチャンスです。

浅間山は初心者でも大丈夫!見出し

浅間山登山はいかがでしたでしょうか。登山初心者であっても無理なく山頂まで目指すことができる上に、その雄大な景色が浅間山が人気スポットである最大の魅力と言えます。もちろん事前に登山情報をチェックした上で十分ぬ準備して、ぜひこの機会に浅間山登山に挑戦してみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

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