トリックアートを東京で満喫しよう！おすすめの場所や割引・混雑情報まとめ

立体的に見える絵画や目の錯覚を利用し、通常の美術館にあるような作品ではなくアーティストの絵画を別の角度から楽しみ、アイディア満載で芸術性のある記念写真を楽しむ体験型美術館です。新たな美術館や芸術作品ブームの再来でデートや家族旅行で訪れる方も多く、全国にあるトリックアート館の場所により違った内容が楽しめます。今回は「江戸エリア」のある東京を覗いて行きましょう!

トリックアートとは、抽象的で不条理な画風が特徴の芸術の形態である1924年のシュールレアリズム宣言により技法として生まれました。日本でもよく知られる当時のサルバドール・ダリ、ルネ・マグリットやピカソなどの画家達はトリックアートを絵画の中にうまく取り入れています。じつはこのトリックアートは遥か昔の古代ギリシャから既に存在していたと言われています。

当時ギリシャでトリックアートはトロンプ・ルイユと呼ばれていました。これは、遠近法・陰影法・前進色と後退色の組み合わせによって人間の錯覚を利用し角度や向きにより別の絵に見せたり実際にないものを存在しているかのように浮かび上がらせるという技術です。これにより絵画は人間のみが持つ知力と技術、織り成されたユーモアにより優れた作品に仕上がっていきます。

遠近法・陰影法はどこか聞き覚えがあり、すぐに研究好きな一人の巨匠の名前が浮かぶと思います。ギリシア発祥であるトロンプ・ルイユに、十字軍の遠征によってイスラム文化を通じ出会ったヨーロッパの文化が新たな技法とアイディアを生み出すきっかけとなります。お気づきの通り今日のトリックアートの基礎を築くことになるルネッサンスそしてダヴィンチの存在があります。

レオナルド・ダヴィンチは科学的な自身の研究により、人間の錯覚を利用したものや絵画を鑑賞するものに多くのトリックや謎を名画の中に残しています。これにより彼は名画や私達とともに色あせることなく生き続け、絵画にはアナモルフォーシスなどの技法も入れ込まれています。日本でのトリックアーティストとしては江戸末期の浮世絵師、歌川国芳が有名です。

彼の豊かな発想と、奇想天外なアイディアは多くのトリックアート作品を生み出しました。それらは、複数の人間が集まって1人の人間が出来上がる寄せ絵と呼ばれるもので、浮世絵独特の絵柄とは違っていますがダヴィンチ同様、彼の死から100年以上が経つ今でも彼の絵画は多くのファンを魅了し続けています。

トリックアート東京迷宮館の場所はお台場ビーチサイドに位置しています。東京駅から電車を利用される方は、JR線もしくは地下鉄有楽町線か銀座線、浅草線を使用し新木場・豊洲・新橋へ向かいます。そこから、ゆりかもめもしくはりんかい線で「お台場海浜公園駅」もしくは「東京テレポート駅」で下車。徒歩2分から5分で到着します。

お車をご利用の方は、首都高速11号台場線「台場ランプ」から約3分。首都高速湾岸線「有明か臨海副都心」から約4分です。水上バスを利用する方は船の科学館ラインで「お台場海浜公園駅」下船、徒歩3分です。品川と田町の駅東口からは、お台場レインボーバスが循環しています。東京ビーチの駐車場は550台駐車可能、1Fは24時間営業しています。

入場料は高校生以上の大人は1000円、4歳から中学生は600円、3歳以下は無料です。お台場デックス東京ビーチが休館の場合トリックアート東京も休館になります。開館時間は11時から21時まで、最終入館は20時30分です。公式サイトには営業時間が記載してあるカレンダーがあり、英語と日本語のパンフレットは共にダウンロードが可能、障害や医療手帳提示で割引もあります。

館内のフロアでは、アーティストによるトリック・アートの名作と、「江戸」をテーマにした和風のトリック・アートが忍者とおばけエリアなどが用意され、グッズコーナーの他に脳トレコーナーや作品に隠された謎を解くクイズに挑戦できる人気エリアなどは混雑しますが自身のセンスは勿論お子さんのセンスやクリエイティビティーを広げてあげたいと思っている方にはおすすめの場所です。

口コミによると東京都以外の場所にあるトリックアート館は比較的休日でもスムーズに入館や鑑賞ができますが都内は休日だと場所により多少の混雑が予想されるとの口コミでした。ここお台場でも祭日や週末は混雑していて、口コミでは、平日はさほど混雑はなく、スタッフも写真撮影などに協力してくれるという口コミも結構多めでした。

観覧するだけでなく好きなようにポーズをとり自分の工夫次第で様々なアイディアショットが期待できるため他のお客さんがいる中での撮影になる場所もエリアによってはあるという口コミです。外国人のお友達と一緒でもスタッフは英語が話せるので心配はいらず錯覚の世界や不思議写真に興味のある方にはおすすめの場所という口コミもあります。

住所:東京都港区台場 1-6-1デックス東京ビーチ シーサイドモール4F 電話番号:03-5500-6800

トリックアート東京お台場迷宮館にある江戸ゾーンに足を踏み入れると昔の時代へタイムスリップ、町民文化を覗けば伸びすぎて杵から離れないもちの絵画が展示されています。このショットが取れるエリアは江戸エリア。一緒に遊びに来た方の良い演技やパフォーマンスによって様々な角度からの撮影が可能になります。

入り口から来場すると、入場者を制限しながらの案内があり、来客数が増えると待ち時間も長くなるため、人気絵画の前で撮影したい場合は1グループの写真撮影が終わるのを待ち次の展示へと移動していきます。1グループが1度で終了せず1人1人撮影を行っている場合は終了するまで待ち、混雑を回避しましょう。

このエイムスの部屋は、写真でも1番の錯覚効果が期待できるのではないでしょうか。絵画と一緒に撮影をすると映画のワンシーンなどでどのようにこの錯覚効果が上手く使用されているかに気づきます。トリックアートお台場迷宮館は特に和のテイストが他のトリックアート東京館に比べ多いので外国人の方も多いようです。

館内にはトリックアートを見て楽しむエリアと、トリックアートの絵画の世界に入り記念撮影を行うエリアと2つのエリアが用意されています。目の錯覚を利用して遊んだり、絵画の不思議を体感できるトリックアートはこの場所の他にも高尾山、東京ドームシティー、東京タワー内にも併設されているので撮影の際は混雑を回避しながら違いを是非チェックしてみてください。

中にはエンターテイメント性があり迫力のあるものも大く、口コミではお子さんと一緒に出かけた大人の方でも楽しめ良い時間を過ごすことができたというものもありました。お子さんは写真をとるのに試行錯誤したり上手く写真におさめられ納得がいくまで自分自身で楽しみながら考え、学んでいけるようです。しかし子供に人気のあるエリアは混雑回避にお互い配慮が必要です。

特に雨の日であれば室内で十分楽しい時間が過ごせるということで家族ずれにも定評がある様子です。口コミによれば午前中の早い時間帯であれば混雑や行列をさけゆっくり楽しめるようなので午後ではなく早い時間が狙い目です。ポーズが上手く決まらなくても館内にはどのように良い写真を撮るかの案内書きがあり、アドバイスももらえます。

アムステルダム国立美術館所蔵のフェルメールの絵画の模写であるこの作品にもトリックが施されていますが、絵画自体も時間の掛かる見事な模写です。トリックアート館は企画展ではなく常設展として展示を行っている日本でも数少ない美術館です。美術館の他にも壁画の企画製作が行われていて話題性のある壁画製作の取り組みがアーティストにより各地で行われています。

トリックアート館では、このような名作のパロディ・シリーズ、水のない水族館シリーズ、アドベンチャー・シリーズ、メルヘンや錯覚を用いて脳のトレーニングができるようなものまで様々なシリーズが取り揃えられています。中でも立体トリックシリーズや床絵シリーズなどはとても興味深いトリックが使用されているものになっています。名作エリアは比較的短時間の撮影で済む箇所も多いため混雑回避が可能です。

トリックアート東京お台場迷宮館名作エリアの中には、名作エリアとよばれる西洋絵画のトリックアートがあり、そこでは写実的で美しい絵画に様々な仕掛けがされ、絵画たちが自由気ままな意思を持って動いているような錯覚が体感できます。また、より体を張ったユニーク写真に挑戦したい方はこの場所でも工夫をしてみるのがおすすめです。

トリックアートを現場でのみ楽しむだけではなく、とった後も自分で撮影したお気に入りの1枚をコンテストに出展される方もいるそうです。実際にみると大きくて迫力のある立体アートやみる場所により全く異なる絵に変化するトリックアートも自由に撮影することができ絵に触れることができるという点がやはり大きなメリットです。

近づいてきた人を壁から手を出し、引っ張る錯覚が使用されている今にもキャラクターの声が聞こえてきそうな作品です。全て絵を使用しているので子供にもわかりやすいものが多く幅広い世代で楽しむことができる空間になるよう工夫がされています。最初は販売機でチケットを購入しますが入館後はまとめて解説が行われその後自由行動となります。

館内はやや暗くなっているため撮影にも少し工夫が必要です。お台場に位置しているトリックアート東京お台場迷宮館は撮影を終えた後も様々な観光先に向かいやすいので科学館や博物館などとはしごをするのもおすすめです。2017年にリニューアルオープンしたばかりで展示数も増えているので写真を撮る場合女性は動く時やポーズをとる際に服装に注意すると良いでしょう。

風景や静物画とはまた違った雰囲気のある動物作品のなかには、筆1本のみで描かれた作品もあるそうです。日本文化を体感した後は名作エリアのほうへ進むとさらに動物や絵画などの作品が登場します。様々なポーズや絵画に触れることでインスピレーションや想像力を養う感覚が鍛えられそうな予感。誰でも気軽に楽しむことができるこの空間は打ち解けやすい雰囲気です。

中には繊細で緻密に描かれた毛並みや色彩など、トリック以外にも芸術作品として注目したくなる絵画も多く存在します。映画のワンシーンや動き、躍動感をそのまま切り取ったような作品は見事で、これから先もトリック以外で私達観客の日常を刺激していって欲しいです。スタッフの方のユーモアあふれる解説やアーティストの技術にも注目です。ここも比較的短時間で撮影ができ混雑を回避できます。

トリックアート東京お台場迷宮館は、シーサイドビル4Fに位置していますが5Fと6Fはレストランフロアとなっています。館内にはお土産が並ぶグッズショップが併設されているので撮影を堪能したあとは休憩もしくはショップを覗いてみてはどうでしょう?口コミによるとショップにはオリジナルトランプやトリックに関係のある珍しい文房具も揃っているそうです。

この出口付近のショップにはトリックアート作品集の他、ここだけのオリジナル商品や個性的なものが販売され混雑はしていません。このお店の季節のおすすめやお子様が喜びそうなものが見つかるかもしれません。グッズも思い出として貴重ですが、決まったポーズのない創造的な空間で撮影した自分だけの写真はなによりの思い出作品となるでしょう。

「江戸」がメインテーマになっている体験型美術館トリックアートの混雑や割引きなど口コミも元にしてお伝えしてきましたがいかがでしたか?口コミでは意外に体力も必要になってくるシーンも多いそうですが、日本独自の絵画や技法のほかにもここでは名作ギャラリーも加わりより進化したアートが楽しめます。お台場に寄った際は是非足を運んでみてください。