高知の餃子といえば「屋台安兵衛」！美味しさの秘密や特徴・値段などを調査！

高知県高知市にある屋台が特徴のお店。餃子で有名な屋台安兵衛は昭和45年に創業し今なお屋台の形態を保ったまま営業しています。高知の酒豪はもちろん、全国の餃子ファンにも美味しいと評判の屋台餃子安兵衛。この記事では屋台安兵衛のメニューと値段、お店の特徴、アクセス方法など気になるポイントを一挙にご紹介いたします。

全国から餃子ファンが駆けつける屋台安兵衛。高知駅から、バスでは、とさでん交通桟橋線 蓮池町通電停より徒歩5分。電車では、蓮池町通駅から260mとなっています。空港からお越しの場合は空港連絡バスを利用し蓮池町通電停より徒歩5分です。高知駅から徒歩でも十分歩ける距離なので高知の街並みを楽しみながら向かうこともできます。

東西に通る追手筋と呼ばれる道路は居酒屋やBarなどのお店が立ち並ぶメインストリートです。屋台安兵衛は追手筋をさらに北に進んだ場所にあります。周辺に灯りの目立つお店はほとんどなく、近くを通ればすぐに発見できるのも嬉しいポイントです。青いブルーシートと鉄格子、赤い提灯とお酒と餃子を楽しむ人々が目印です。

住所：高知県高知市廿代町4－19 電話番号：088-873-2773

屋台安兵衛の営業時間は、通常は19時から翌3時まで、土曜日は19時から翌4時まで、日曜日は定休日となっています。祝日も基本的に営業しています。ラストオーダーは閉店の30分前です。なお、屋台のため悪天候の場合は臨時休業になる場合があります。事前に電話での確認をおすすめします。ただし、席の予約は受付けていないのでご注意ください。

屋台餃子は一人前7個入りで値段は500円です。創業当時から変わらない手作業で作られた焼餃子はこんがりときつね色となっています。特徴は薄皮で作られた皮と野菜多め、肉少なめの餡。口に入れた瞬間にパリパリと音を立てる爽快感とともに割れた薄皮の間からジューシーな美味しい餡が口の中に広がります。持ち帰りも可能ですのでお土産に買って帰ることも可能です。

らーめんの値段は600円です。懐かしい醤油味のスープにちじれ細麺で作られたらーめんはお酒の締めに抜群。お酒の締めに美味しいらーめんと美味しい餃子を食べる最高の贅沢です。また、らーめんは大盛りにすることも可能で値段は800円です。その他、チャーシューめんもメニューにあり、値段は900円です。

こちらも創業当時から引き継がれた伝統的なおでんです。1個100円からと値段は控えめ。盛り合わせにすると5～6品で500円とお得な値段となります。卵、大根、牛筋、こんにゃく、さつま揚げ、ロールキャベツ、たけのこ、ちくわぶなど定番メニューはもちろん高知っぽさのある一品も食べることができます。

屋台餃子は締めの食べ物として進化を遂げており、一つ一つが小さめに作られており女性にも食べやすい大きさになっています。大きな特徴は薄皮で作り上げた餃子を焼き揚げた黄金色の見た目とパリパリの食感です。また、中の餡には高知県産のニラと生姜が使用されていてさっぱりと食べられるため、お酒の後の締めには最適の餃子となっています。

今でこそ有名な屋台安兵衛ですが創業当時はなんの特徴もない小さな屋台でした。飲み終わったお客さんの締めにラーメンを提供していたのですが、安兵衛の餃子が美味しい！と、少しずつ評判が広がりました。当初5～6席ほどだった屋台も今では50人が同時に楽しめるようになりましたが、今でも毎日屋台を組み立てており屋台としてのこだわりをもって営業しています。

高知県はニラと生姜の生産量日本一の県です。餃子の餡には高知県産のニラと餃子に加え、キャベツや豚肉も全国から選りすぐりの物を使用しています。これらの食材を機械に頼らず手作業で仕込んでいます。食材の変化を肌で感じ最高の状態で提供することで全国の餃子ファンを唸らせる美味しい餃子を作り上げています。

屋台安兵衛の餃子は注文が入ってから餃子を作っています。その製法の特徴は焼くだけでなく、注文が入ってから餡を包み始める点にあります。野菜が多い屋台餃子は作り置きができずその場で作る必要があるためです。すべてが職人の技術により生み出されるため常に最高の状態で餃子を食べることができるだけでなく毎日食べても飽きない美味しい餃子となっています。

文字通り屋台で営業をしている屋台安兵衛はお世辞にもおしゃれな空間ではありません。青いシートに眩しい電球がつけられており、パイプ椅子に座って食事をします。しかし、お客さんの後ろ姿はとても楽しそうで近くを通ると思わず注意が惹きつけられます。開放的な屋台のつくりによってお客さんは気持ちよく楽しむことができる空間になっています。

屋台安兵衛は毎日屋台を組立て・解体しているため、日中はお店の形を見つけることは出来ません。そのため、目印は手作りで作られた小さな白い看板のみです。夜になるとその空き地には屋台が立ち、行列が出来るほど人が集まります。立ち飲みが出来るようにビールケースを積み上げた簡易テーブルがあるなど屋台ならではの雰囲気を楽しむことができます。

屋台安兵衛では餃子のお持ち帰りをすることができます。家族へのお土産はもちろん、お家でもう一杯、という場合にも最適な一品です。しかし、お店のサイトには店内のお客様優先と書かれており、時間がかかる場合や断られる場合もあるようです。お持ち帰り希望の場合は混雑時を避けるのがベストです。

屋台安兵衛は安兵衛ブランドとして5店舗展開しており、そのうち1店舗が東京にあります。えびすの安兵衛という店名で営業しており、今年7周年を迎えました。渋谷区恵比寿にあるこのお店は餃子やらーめんはもちろん、一品物やごはん物など大衆居酒屋に近い形態をとっています。

高知本店と違うのは餃子にニンニクなしを選べるところです。翌日の仕事を考えると餃子は手が出しづらい、というサラリーマンやOLの方でも気兼ねなく食べることができます。また、お店は屋台ではなくきちんとした建物になっているので屋台はちょっと、と敬遠してしまう方でも気軽にはいることができます。天候に左右されないのも安心ポイントです。

住所：東京都渋谷区恵比寿4-9-15萩原ビル5 1F 電話番号：03-3445-3008

多くの方が噂を聞きつけて訪れる屋台餃子はやはりお酒の締めに合うとの口コミが多くあります。パリパリとした皮と野菜たっぷりのふわふわとした餡とのビールの相性は抜群でさらにお酒がすすむという声も多くあります。リピータが多く餃子の人気を裏付けています。

餃子は小ぶりで食べやすいだけでなく、サクサクとした触感がお酒の勢いを加速させます。締めだからと1人前で終えるつもりでも、もう1人前と注文してしまう方もいるようです。店員さん曰く、2人前頼むお客さんが多いとの声もありました。その場でリピートしてしまう驚異の美味しさです。

屋台安兵衛はメニューを激選しており1軒目で利用するには少々物足りなさを感じてしまいます。まずは高知の町で思う存分お酒を楽しむことをおすすめします。高知は人口当たりの居酒屋件数が全国2位と非常に居酒屋が多く、そのほとんどが高知市の中心に集まっており少し歩けばお好みのお店が見つかります。

中でもおすすめはひろめ市場です。今では高知の観光名所の１つとなっており、お昼からお酒を飲む人で賑わっています。ひろめ市場は沢山のテナントが集まるフードコートのようなシステムとなっており、古今東西色んなお店のメニューを同時に楽しむことができます。

お酒が飲めない、小腹がすいたという方は１軒目からでも大丈夫です。おでんとらーめんでお腹を満たしつつ、アツアツの餃子で締めるのもおすすめです。餃子ファンはお酒よりまず餃子を食べてこだわりの餃子の味を楽しみ、お酒を頂くという通な方法で楽しむことができます。

いかがでしたか。職人こだわりの餃子や屋台ならではの特徴のある雰囲気を楽しむことができるのは高知本店の屋台安兵衛だけです。餃子好きの方や東京のえびすの安兵衛で興味をもった方、お酒好きの方も高知にお越しの際はぜひ屋台安兵衛で餃子を食べてみてください。