高知駅の周辺は？駅弁や駅前で時間の過ごし方！ホテルやラーメン情報も

高知県は四国の南部にあり、東西に長いのが特徴です。坂本龍馬の出身地である高知は、かつて「土佐国」と呼ばれていて、いまでも高知市中央に土佐市は存在しています。そんな高知のおすすめの駅弁、高知駅周辺のホテルやラーメン屋さんの情報をたっぷりご紹介します。

高知といえば「坂本龍馬」ですが、ほかにも8月に行われる「よさこい祭り」、そして目の前で炙ってくれる「かつおのタタキ」、土佐名物の皿鉢料理、日曜朝市では四方竹、フルーツトマト、土佐分担、じゃこ、干物などの海産物といった土佐の名産がズラリと並んでいます。高知には南国土佐を代表する観光名所が盛りだくさんです。

2008年に高知駅は、地元の杉材で作られたアーチ状の大屋根の駅舎へ生まれ変わりました。「くじらドーム」の愛称にふさわしく白で統一され、南国の明るく開放的なイメージを表現しています。

高知の駅前には路面電車が走り、目の前にはホームセンターがあったりと、なんとも長閑な雰囲気の駅前。ちなみに高知の繁華街は、観光名所にもなっている「はりまや橋」周辺です。

電車やバスの本数が少ないのは、地方都市ではよくあることです。例えば高知駅からJR土讃線で土佐方面や、徳島県、香川県へ向かう場合、電車は一時間に1本程度ですので、乗り継ぎが悪いとどうしても待ち時間ができてしまいます。

高知駅前に「高知情報発信館とさてらす」という高知の観光案内所があります。館内には高知の観光案内パンフレットをはじめ、情報検索コーナーや、高知観光シアター、お土産コーナーなど、ここに行けば高知のことがすべて分かるというくらい、いろいろと揃っています。

そして、お隣にも「龍馬伝」幕末志士社中というパビリオンがあり、龍馬伝で使われた龍馬の生家を再現されています。1時間くらいであれば、この辺りを見学しているだけで充分時間が潰せます。

カフェでのんびり過ごしたいという方には、高知駅の改札を出てすぐのところにある「COCHI COCOCHIコーヒー」がおすすめです。朝7:30～夜9:00まで営業していて、モーニング、ランチ、ティータイムと時間帯に合わせてお食事を楽しむことができます。名物「龍馬ラテ」を飲みながらほっこり時間を過ごすのもおすすめです。駅周辺ならあまり時間がなくても安心です。

駅校内にある「ウィリー ウィンキー」というパン屋さんもおすすめです。アンパンマンの登場人物のパンがズラリと並んでいます。お子さんが見たら大興奮間違いなしですよ!やなせたかしさんの生まれ故郷ならではですね。高知名物「帽子パン」もあります。店内にはカフェコーナーもあるので、コーヒーを飲みながらパンを食べることもできます。

せっかくだから少し時間を取って、繁華街周辺まで行ってみるのもおすすめです。観光名所である「はりまや橋」まで、高知駅から徒歩10分ほどで行くことができます。そこから5分ほど歩けば、ひろめ市場がありますので、ぜひ名物「カツオのたたき」を食べましょう。藁で炙ってくれたカツオは香りもよく絶品です。帰りは路面電車で高知駅まで移動するのも◎

高知名物かつおのたたきが、なんと駅弁に！かつおのたたきが生で食べられるなんて、駅弁の常識を覆した一品です。お酒のおつまみにもピッタリですし、保冷剤が付いているので持ち運びも安心。電車の中でいただくのもいいですね。高知へ行ったらぜひ一度食べてみたい駅弁です。「かつおたたき弁当」は1000円。

高知流にカツオを塩&ゆずでいただける駅弁「塩たたき弁当」は、繁華街やひろめ市場に店舗を構える和食屋さんが作る本格的な駅弁です。おかずには高知の食材がいっぱい詰まっています。「土佐づくし塩たたき弁当」は1200円です。

鯖、椎茸、みょうが、たけのこ、こんにゃくを具材にしたお寿司は高知名物。そのほかにも、煮物やサラダなど高知ならではの味が集結したお弁当です。「龍馬弁」は1050円。

高知の駅弁で、かつおのたたき弁当と並んで人気なのが「焼きさば寿司」です。表面を軽く炙ったさばに、柚子入りの特製合わせ酢を混ぜたご飯が絶妙です。小さめなのでちょっと小腹が空いたときにいかがでしょう。「焼きさば寿司」514円です。

高知の小中学生が「こんなお弁当を食べて欲しい」と考えだされたお弁当です。高知のお野菜や、名物が詰まったお弁当です。生姜、なす、トマト、やっこねぎ、きゅうり、ピーマン、さつまいも、人参などお野菜に、ひき肉や海老などを使ったアイディア料理が満載です。彩もよくバランスも◎1個につき50円寄付されるそうです。「土佐っ子駅弁 とさべん」は1050円です。

日曜市に出店しているおばあちゃんが食べていそうなお弁当をテーマに、田舎寿司を中心に地のものを詰めた駅弁です。きゅうり、なす、たけのこ、こんにゃくを具材にした田舎寿司や、みょうが漬け、海老芋、かぼちゃ、ごぼう、ふきなどの煮物に、卵焼き、羊羹まで、どれも女性には嬉しいひと口サイズです。「日曜市のオバア弁当」は800円。

25㎝四方の大きな容器に入った幕の内弁当です。おかずは鶏の竜田揚げに野菜炒め、魚の煮物、豚肉の炒めもの、ナゲット、いかフライ、ひじき、きんぴら、みょうが寿司、こんにゃく寿司などとにかく盛りだくさんです。

みょうが寿司や、こんにゃく寿司など高知名物の田舎寿司も入っていますし、おかずがちょっとずつたくさん入っているのでお酒のおつまみのもおすすめです。ちなみに「おきゃく」とは宴という意味だそうです。「とさのおきゃく弁当」は1000円です。

高知駅から路面電車で2つめ蓮池町通駅のところにある、デザイナーズホテル「セブンデイズホテルプラス」はブルータス「世界のホテル100選」にも選ばれた、高知市内で注目のビジネスホテルです。1泊5000円ほどとリーズナブルなのもポイント!

入口を入るとふんわりとアロマの香りに包まれます。無料のインターネットコーナーや、テラス席、ロビーどこをとってもおしゃれ!また朝食には焼きたてのパンもいただけて、おしゃれな女性から満足度の高いホテルです。

はりまや橋から徒歩5分のところにある「リッチモンドホテル高知」は繁華街のアーケード内に入口があるので、雨の日でも濡れずに商店街へ行くことができてとっても便利です。ホテルはサービスもよく客室も広くて清潔感があるためリピーターの多いホテルです。日曜市が行われている追手筋までは徒歩1分で行くことができます。

「西鉄イン高知 はりまや橋」名前の通り、はりまや橋すぐのところにあるホテルです。1階がコンビニになっているので買い忘れがあっても便利ですね。無料のレンタサイクルもあるので、自転車で高知市内を散策をしてみるのも◎建物も新しく、広々としているので快適に過ごすことができます。繁華街やひろめ市場なども徒歩圏内です。

天然温泉の大浴場や庭園もあり、ゆったり過ごすなら「三翠園」がおすすめです。はりまや橋から徒歩10分ほど、路面電車を使い高知城前から徒歩で数分のところにあり、上層階からは高知城も眺めることができます。館内には処どころにお花などが活けてあり、スタッフの気遣いを感じられるホテルです。

路面電車の上町二丁目駅近くにある「城西館」は、この近辺では珍しくホテルではなく旅館です。徒歩圏内には高知城もあり、繁華街までのアクセスも抜群です。高知城を見下ろしながら入る、露天風呂も最高です。ゆったり過ごすことができて、お料理もおいしいのでホテルではなく旅館派の方にはこちらはおすすめです。

高知県須崎の名物「鍋焼きラーメン」は、高知駅北口徒歩3分のところにある「鍋焼きラーメン千秋」で食べることができます。土鍋に入ったラーメンは、鶏ガラの出汁で作られたさっぱり醤油味スープ。のびにくい、かためのストレート麺に、具材はひき肉、ちくわ、ねぎ、たまごとシンプル。普通のラーメン屋さんでは食べたことのないおいしさです!鍋焼きラーメン並500円、大600円、特大700円

路面電車の堀詰駅より徒歩1分のところにある「牛モツつけ麺」が人気のお店です。魚粉たっぷりの魚介系スープに、プリプリの牛モツが入った濃厚スープに、中太のストレート麺をつけていただきます。麺は自家製でふんわり小麦の香りもしてコシが強いのが特徴です。〆には和風だしや、ご飯も入れてスープまで飲み干すことができます。牛モツつけ麺870円

路面電車で堀詰駅から、徒歩2分のところにあるしじみラーメンが有名なお店「呑兵衛 屋台」です。しじみのスープに麺とネギがたっぷりのったちょっと変わったラーメンです。しじみのエキスがたっぷりと出たスープにプリプリで大きめのしじみがたまらなくおいしいそうです。繁華街にあるので、飲んだあとの〆にいかがでしょう。しじみラーメン880円

高知駅周辺には、観光案内所をはじめとしカフェもいくつかあります。もし時間があれば繁華街に行くのも良さそうですね!おすすめのホテルやラーメン屋さんもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。