「たま木亭」オススメは食パン！宇治の名店パン屋の美味しい情報をまとめて紹介！

京都府宇治市のたま木亭は、京都大学宇治キャンパスの向かい側にある小さなパン屋さんです。とは言えお店の評判は高く、いつも客足が途切れることはありません。このお店は、いつも新鮮な状態で作った美味しいパンを訪問客に提供することを第一に考えているベーカリーです。ここでは、そんなたま木亭について、こだわりのメニューや駐車場情報なども含めて紹介します。

京都府宇治市のたま木亭に電車でアクセスする場合は、JR京都駅からJR奈良線普通電車で約22分ほど行き、黄檗(おうばく)駅下車後、徒歩約5分で着きます。もう一つの方法は、京阪電車宇治線で中書島駅から約10分ほど乗り、黄檗駅下車後、徒歩約10分で行けます。向かい側に京都大学宇治キャンパスがありますので、そのキャンパスを目当てに歩けば分かり易いのではないでしょうか。

自家用車でアクセスする場合は、京滋バイパス宇治東インターで府道7号線に入り、北上後、約2分のところにあるメガネスーパーやクロネコヤマトを過ぎ、次の信号(福角交差点)を左折し、線路を越え、突き当りを右折すると、狭い道に出ますので、道なりに約100メートルほど進んだ場所となります。お店の前には駐車場があります。

京都府宇治市にあるたま木亭の駐車場は、6か所ほどあります。お店の前の駐車場には6台ほど駐車が可能で、その近くにも2台ほどおける駐車場があります。また、お店の北へ約80メートルほど行き、携帯ショップで右折したところにも2カ所ほど駐車場があります。6か所を合計すると32台の車を駐車することが可能です。

京都府宇治市のたま木亭を創設した人は伝説のベーカリー呼ばれる玉木潤氏です。彼は、ベーカリーワールドカップ(クープ･デュ･モンド･ドゥ･ラ･ブーランジェリー)の日本代表として出場した経歴を持つ実力派オーナーで、パン自身の持つ魅力を来店客に十分伝えたいという気持ちが強く、そのためには自分の身の丈にあった店舗運営が必要であると常に考えているそうです。

たま木亭はパンの魅力を十分に伝えるため、全行程を厳しくチェックし、常に新鮮な状態で作り続けることをモットーにしており、そのために百貨店などからの出店依頼を断り、インターネットでの通販も避けています。また、たま木亭は、国産、海外産ともに、パン粉に高価なマニトバ小麦を使用するなど、クオリティの高い素材を選びメニューに取り入れています。

パンは種類やメニューにより持ち味が違います。食感は弾力を持たせるか、さくみを出すか、口溶け具合をどうするか、鼻に抜ける香りをどうするかなど、パンによってそれぞれの特徴を最大限に活かしてあげることが必要となります。そのためにはパンそれぞれのテーマを決め、製法、粉、イースト菌、ルヴァン種の内、どれを採用するかを決めることが大切になります。

たま木亭は、テレビや雑誌などのメディアにもよく取り上げられる程の人気の店で、朝7時の開店時間前から、地元の客のみでなく全国から購買客が集まり、列を作ります。パンは棚に並べられたと同時に売れて無くなっていきますので、厨房もフル回転となります。混雑時を避けようとすると欲しいパンが品切れとなる場合がありますので、多少待っても並んだ方がよいでしょう。

京都･たま木亭には、定番からオリジナリティ豊富なパンまで、センスの良いパンがずらりと並んでいます。そして店内には、香ばしい焼き立てのパンの香りが広がります。数あるメニューの中でも、たま木亭の食パンは、こだわりを持つ味に定評があります。食パンはベーカリーの顔であり、技量を表わすとも言われていますが、たま木亭の食パンは、正にこのお店の顔と言えましょう。

たま木亭の食パンには、山型と角型の2種類があり、山型はカットしてもらうことができません。このお店の食パンは、もちもちでふわふわの食感が半端ではなく、他の食パンとは全く次元の違う美味しいテーストを実現しています。この絶品の食パンは、平日でも即完売となりますので、前もって予約が必要です。当日の予約はできませんので、前日に電話で予約しましょう。

京都･たま木亭の黒豆シュトーレンは、和製オリジナルシュトーレンです。上品な黒豆のほんのり漂う甘さとコクのあるパン生地が絶妙にバランスされ、あまり甘すぎず味わい深く頂くことができ、オススメです。テーストにこだわりを持つたま木亭のシュトーレンは通常でも定番商品ですが、クリスマスシーズンに購入すれば、特別の雰囲気に浸ることができます。

たま木亭のメニューの中でも一押しのクロワッサンは、普通のクロワッサンと違い、カンパーニュの生地を重ねて折り込んでいますので、繊細なサクッとした食感としっかりとした食感が重なり合い、確かで奥行きのある歯ごたえを味わうことができます。中でも味にこだわりを持ち、美味しいテーストのクリームクロワッサンは自家製カスタードクリームを絞ってはさんでおり、オススメです。

クロワッサンはこの他にも、くるみとベルギー産のチョコレートケーキを使った苺のクロワッサンや、アーモンドをたっぷり使用し、マイヤーズラムシロップのしっとり感とクオリティの高いダマンドクリームがたっぷり入ったクロワッサンオザマンドなどのメニューもオススメです。また、季節限定の桃のクロワッサンも美味しいですが、初夏に限られるのが残念です。

たま木亭のメニューの中でも、クニャーネは是非1度は味わってほしい食感のパンです。クニャーネは、パリンパリンと砕ける堅くて薄いパイの中に、注文をもらってからカスタードクリームが注入されます。玉木氏は、このパンを｢ガラス質の食感｣と表現しています。クニャーネというのは、クーニャマンの生地を使うことからできた造語で、多少時間を置いてもこの食感は失われないそうです。

たま木亭のカレーパンは、この秋行なわれたカレーパングランプリの西日本揚げカレーパン部門で最高金賞を受賞しました。このお店のカレーパンは人気、実力ともに高く、味に対するこだわりがあります。生地は、表面がパリッと揚げられており、中身は弾力があってもちもちしています。そして、コクのあるカレールーが食欲をそそるこのカレーパンは、最もオススメできるパンの一つです。

たま木亭のパンシューは、オーナーの玉木氏に、｢もし散歩に一つだけ持っていくとしたらどのパンですか？｣という質問に対して選ばれたのがこのパンシューです。このパンシューは、ハードな生地の中に、粒胡椒とガーリックバターで程良く味付けされたジャガイモや、角切りベーコンがたっぷり詰められ、パセリを効かせています。焼き立ての内にかぶりつくのがオススメです。

たま木亭のサンドイッチの中でオススメのメニューの一つはたまごと野菜のサンドイッチです。このサンドイッチに使われているパンはしっとり、ふんわりした生地です。新鮮なトマトとレタス、しっかりしたベーコン、マスタードが効いたマヨネーズなどで味付けされており、シンプルですが味は抜群です。税抜きで410円と若干高めですが、夕方にはすべて売り切れてしまいます。

もう一つのオススメメニューは、カスクルートです。この味にこだわりのあるサンドイッチは、固めのパンにハムやカマンベールチーズなどが挟んであります。パンが堅くて食べるのが大変ですが、咬んでいる内にどんどん味が出てきます。そして、とろけるカマンベールチーズと薄切りハム、パンの組み合わせが絶妙にマッチし、美味しい味をより際立たせます。

たま木亭にはまだまだ様々な種類のパンがあります。堅いパンを好まれる方には、丹々フランスと和栗パンがオススメです。これらのパンは、バゲット生地のプチパンに練乳クリームや丹波の黒豆和栗のペーストしたものを挟んだもので、和のスイートサンドの一つです。このように一つ一つの味にこだわりを持って作られたパンの様々な食感を楽しめるのが、たま木亭のパンの大きな特徴です。

たま木亭のほうじ茶パンは、ほうじ茶の風味を楽しめる菓子パンです。手に取った瞬間、まずほうじ茶の香りに惹きつけられます。そして、生地の中で程良く調和した甘いクリームと黒豆の絶妙の味に下鼓を打つしかありません。また、苺のシュークリームは、大きな苺がトッピングされたシュークリームの中にチョコレートも入って贅沢なテーストになっています。

京都･たま木亭のパンは日本で一番美味しいと評判です。パンの消費量が日本一と言われる京都の激戦区の中にあって、目の肥えた人々を虜にさせるたま木亭のパンの美味しいテーストは群を抜いています。そして、そのパンを求めて、たま木亭の前には朝から毎日のように行列が絶えません。そんなたま木亭について、オススメ、こだわりのメニューや駐車場なども含め説明してみました。