札幌・布袋はザンギが有名！メニュー・営業時間・テイクアウト情報を紹介！

中国料理店布袋は、ザンギがおいしい料理店として人気のある料理店です。1個1個が大きくて噛んだ時にカリッとした食感と流れ出る肉汁が口の中に広がるザンギは、男性のみならず女性にも人気があります。布袋は札幌の中心部にあるため、交通の便も良くアクセスも簡単です。今回は布袋のメニューや支店、営業時間について紹介します。

布袋は佐藤勲さんによって開店され、創業から20年近くとなる料理店です。布袋で作られているザンギは味もボリュームも評価が高く、一度食べると癖になり、リピーターになる人が多いです。ザンギのテイクアウトもできるので、その場で食べきれない、家で家族でゆっくり食べたいという人も訪れます。

布袋の店主である佐藤勲さんは、高校を卒業後に札幌グランドホテルへ入社し、中国料理を奮うシェフとなりました。札幌グランドホテルで10年間過ごし、他にもレストランや施設でも料理を作り続け、1998年に布袋を開店、勲さんが50歳の時でした。長年修行してきたスキルを活かし、札幌中に愛される中国料理店となりました。

布袋にはさらに、佐藤勲さんの息子である佐藤郁文さんも新メニューの開発や研究に尽力しています。郁文さんは東京の中華料理店に就職し、10年の修業をしたのちに布袋で父親の助力をしています。郁文さんは現代の人に合うサービスや、店舗展開などの布袋の良さを残しつつ、いかにたくさんの人に喜んでもらえるかを考え実践しています。

そもそもザンギというものは、唐揚げとほとんど同じものです。ザンギには醤油やニンニクなどの調味料をあらかじめ混ぜ込み味付けをしたうえで、片栗粉または小麦粉をまぶして、揚げて作られるものです。この挙げる前の味付けの工程が唐揚げとザンギの違いといわれています。ザンギは何もつけなくても美味しく食べられるのが特徴です。

ザンギとはと上記で紹介しましたが、唐揚げにも揚げる前に醤油などの味付けをする工程があるため、実際には唐揚げとザンギの明確な違いというものはありません。タコやイカの唐揚げも北海道ではタコザンギ、イカザンギと呼ぶようです。このように明確な違いはありませんが、北海道には唐揚げとザンギの違いがあるという人もいます。

中国料理店布袋の大人気メニューザンギ定食です。ザンギは外はカリカリで、中はジューシーな食感となっており、これは温度の違う油で3回に分けてあげることによって、この食感を生み出しているそうです。さらにこのザンギを美味しく食べるために酸味のあるネギたれが用意されていて、このたれによってまた違った味わいが楽しめます。

人気の高いザンギ定食ですが、このザンギ定食にはAとBの2種類のパターンがあり、Aが大きなザンギが7個ついてくる定食、Bがザンギが4個と麻婆豆腐がセットのなっている定食となっており、値段は890円です。双方とも店内トップクラスの人気メニューですが、ザンギと同じく人気メニューである麻婆豆腐が食べられるB定食の方が人気が高いようです。

布袋のザンギは上記で紹介したとおりテイクアウトが可能です。お店で注文して食べきれなかかったザンギを持ち帰ることができるので安心して注文できますし、持ち帰り用のザンギも7個で580円という値段で販売されているので、持ち帰って家でゆっくり食べてみたり、仕事場で食べることもできるので多くの人がテイクアウトをしています。

布袋のお客さんの4割以上、つまり半数に迫る割合でザンギ定食が注文されていますが、布袋にはザンギ以外にも人気のあるメニューがあります。元々中華料理店ということもありラーメンやチャーハン、餃子に麻婆豆腐に肉まんなどメニューも多く揃えています。特に麺料理に人気があるようです。

布袋のメニューの中でザンギに次いで人気があるのがマーボー麺です。元々麻婆豆腐も麺料理も人気がありましたが、たまたま残った麻婆豆腐を麺に乗せてまかないとして食べてみたところ、従業員に好評だったことによりメニューに載りました。麻婆豆腐が麺に絡みつきピリ辛で濃厚な味わいが堪能できる布袋の看板メニューの1つになっています。

具だくさんで食べごたえが抜群のあんかけ焼きそばです。野菜にホタテ、エビに豚肉などいろいろな具の入った五目あんかけをパリパリの方焼きそばの上にたっぷり乗せます。トロトロの五目あんとパリパリの焼きそばが口の中でマッチし、ボリュームが多く常連の人にも愛されているメニューです。

チャーハンの中に刻んだザンギを加えたザンギチャーハンです。通常のチャーハンとは異なり、カレー風味のカレーチャーハンとなっており、玉ねぎ、ニンジン、ピーマンの具材と共に刻んだザンギを加え炒めていきます。食べてみると、チャーハンとしても美味しいですがカリカリのザンギがアクセントになり、さらに味わい深いものとなります。

新しい感性と出会う、札幌の中庭をコンセプトに掲げ、眺望ギャラリー、アトリウムテラスといった都会でありながら自然を感じられる空間がある施設で、北海道の初出店・新業態を含む27店舗が出店する赤レンガテラスですが、布袋も3階のフードコートで開店されています。本店と違い休日や営業時間も異なり、日曜日も開店しているので訪れやすいです。

2012年から布袋の経営を任されていた郁文さんですが、その前からたくさんのイベントに参加して出店したり、新たな試みをしていました。赤レンガテラスのフードコートへ布袋2号店の出店を提案したのも郁文さんです。赤レンガテラスに開店されたことによって、布袋本店に向かうよりも観光客には行きやすい場所になりました。

赤レンガテラスにある布袋2号店には、本店とはまた違ったサービスがあります。まずはザンギ定食が本店にもあるA定食とB定食だけではなく、レディースランチというものが数量限定で食べることができます。ザンギ2個に、ごはん、味噌汁、麻婆豆腐、ミニサラダ、デザートと品目が多くなっています。さらにA定食とB定食よりも安価となっています。

赤レンガテラスの布袋は、テイクアウト用にザンギが売られているほかに、布袋弁当という弁当が販売されています。布袋弁当はザンギ2個、そして麻婆豆腐が入っています。この2つは布袋の中でも看板メニューとされている2つなので人気も高く、さらに値段も620円と安価となっており、5個550円のテイクアウト用のザンギよりも購入する人は多いです。

布袋へのアクセスですが、地下鉄東西線である西11丁目駅の3番出口から徒歩5分、市電の西8丁目電停から徒歩2分、中央区役所前駅から徒歩3分と駅の近くにあるため、地元の人でなくても通いやすいです。営業時間は月、火、木、金曜日が11時から21時30分、水曜日が11時から14時、土曜日と祝日は11時から21時で日曜日と第3土曜日が定休日となります。

赤レンガテラスへのアクセスは札幌駅から徒歩8分となっていて、札幌駅から徒歩で向かうことができるため観光客にはこちらの方がアクセスが簡単です。営業時間は11時から15時、17時から23時までとなっており定休日はないため日曜日でも営業しています。営業時間も長く、さらに席が240席あるので並ぶ心配も少ないです。

ザンギの名店布袋について紹介してきましたがいかがでしょうか。布袋は地元の人にも人気があり、ザンギのテイクアウトも可能で営業時間も長いので気軽に訪れられます。さらに札幌駅付近の赤レンガテラスの方も本店よりもアクセスが簡単なので、札幌に訪れた際にはぜひ布袋に訪れて、北海道名物ザンギを食べてみください。