オーストラリアでホームステイの注意点！料金はいくら？持ち物もチェック！

オーストラリアに留学することになったら、問題となるのは滞在先ですよね。その中でも代表的で、おすすめの滞在方法が「ホームステイ」です。オーストラリアでの滞在方法として人気のあるホームステイですが、他人の家に住むのだからやはり不安が大きいかと思います。そこで、ホームステイの注意点や料金、持ち物やお土産など気になる点をまとめました。

オーストラリアでホームステイを行っている家庭、いわゆるホストファミリーは、なぜ留学生の受け入れを行っているのでしょうか。オーストラリアで留学生を受け入れているホストファミリーには、ある共通点がありました。それは「家族の誰かが留学経験があること」「部屋が余っていること」など。もちろん家賃収入に感じる魅力も含まれています。

なんとホストファミリーをしている家庭のほとんどが、家族の誰かが留学経験があるのです。つまり、ホストファミリーは留学への関心が高く、また留学生の気持ちもよく理解してくれているのです。ホストファミリーがシェアメイトではなく留学生を受け入れるのは、自らの経験を生かして留学生をサポートしたい気持ちがあるからとのことでした。

ホームステイ中、ホストファミリーとの会話はもちろん英語になります。オーストラリアという国は、アメリカやカナダなどと同様、多国籍文化です。そのため、オーストラリアでホームステイをするとなったとしても、ホストファミリーがオーストラリア生まれでない可能性は十分にあります。しかし、英語での会話はホームステイの共通条件なのです。

オーストラリアのホームステイ先のホストファミリーが、国際夫婦である可能性もあります。その場合でも、やはり家での共通語は英語なのです。ホームステイの最大の魅力はやはり、ホストファミリーと常に英語で会話が出来るという点でしょう。滞在中はホストファミリーとどんどん積極的に会話をして、一気に英語力を伸ばしましょう。

オーストラリアでホームステイを行っている家庭は、部屋を余らせています。なぜなら、オーストラリアの家はかなり大きいからです。なんとベッドルームが5つある家も多いんだとか。そのため、滞在するのが自分だけでなく他にも複数いる場合があるのです。たとえば、3つ部屋が空いている家庭には、3名の留学生が滞在していることもあります。

ただ法律上、ホームステイ先として留学生を受け入れるには人数制限があり、3名が最多人数と決められています。条件は様々で、同じ学校に通っている人もいれば、違う学校に通っている人もいます。学校とは違う環境で、一つ屋根の下で生活することになるため、より親密な関係を築けます。異国の家庭で共に過ごし、一生の友達にもなれるかも。

ホームステイ中、提供される食事についてです。ホームステイの場合、朝食と夕食は料金に含まれています。オーストラリアの家庭では、朝食はシリアルやパンなどをセルフで済ませて学校に行くのが一般的です。夕食については事前に時間を聞いておき、なるべくホストファミリーと一緒に食べるように心がけましょう。いらない場合は早めに伝えましょう。

食事の注意点ですが、ホームステイ先ではランチは提供されません。オーストラリアは物価が高く、毎日ランチの度に外食するのは金銭的に無理があります。そのため、ホームステイしている留学生のほとんどが自分で作って学校に持って行きます。スーパーでハムや野菜、パンなどを購入しておき、許可を取って冷蔵庫に入れさせてもらいましょう。

オーストラリアと日本には様々な文化の違いが存在しますが、その中でも覚えておきたい注意点がお風呂です。私たち日本人は一日の疲れを温かいお湯に浸かって癒したり、温泉に行ってリラックスしたりするなど、基本的にお風呂が大好きな人種です。しかしオーストラリアにはこのような文化はなく、お風呂は歯磨き程度の習慣でしかないのです。

オーストラリアでお風呂を楽しむような文化はありません。簡単にシャワーで済ませて終わりです。ホームステイ先で日本人が何十分もかけてシャワーしていると大変驚かれます。注意点ですが、オーストラリアの家庭ではトイレとシャワールームが同じバスルームにある場合も多いので、シャワーは10分程度でサッと済ませるほうがいいでしょう。

ホームステイ先を選ぶ際の注意点の一つに、「ペットがいる家庭」が挙げられます。オーストラリアに住む人々は、日本人と同じくらいペットが大好きです。そのため、ペットがいない家庭を希望していない場合でも、ペットがいる家庭しか手配できない可能性もあるのです。動物アレルギーを持っている人には非常に辛い環境となってしまいます。

オーストラリアでホームステイ先を手配する場合には、動物アレルギーを持っている方は事前に伝えるようにしておきましょう。事前に伝えておけば、優先的にペットがいない家庭へと割り振ってもらえます。また、オーストラリアの家庭では小型犬、大型犬に関わらず基本的に家の中で放し飼いされているので、その点も頭に入れておきましょう。

続いて、気になるホームステイの料金について見ていきましょう。オーストラリアのホームステイの料金は、主に「手配料金」「滞在料金」「空港送迎料金」の三種類の料金が掛かることになります。手配料金の平均は、およそ250ドルから300ドルです。滞在料金は都市によって差があり、また空港送迎料金も利用する空港によって異なります。

オーストラリアでは都市によってホームステイの滞在料金が異なります。一ヶ月あたりの滞在料金を都市別に見比べてみましょう。シドニーは約1140ドル、メルボルンも約1140ドル、ブリスベンは約1080ドル、ゴールドコーストは約1000ドルとなります。またケアンズやパースのほうだと他の都市に比べると安く、約960ドル程度となります。

ホームステイで必要な持ち物についても確認しておきましょう。ホストファミリーとお互いに気持ちよく過ごすために必要な持ち物をご紹介します。洋服や下着類は、4、5日分が目安です。傘やスリッパなども用意しましょう。貸してもらえる場合もありますが、タオルやドライヤーも持って行きましょう。変圧器も忘れずに。必要な持ち物です。

タオルやドライヤーに関しては貸してもらえることもありますが、基本的に歯ブラシやシャンプー類などは自分で持っていくべき持ち物です。また女性の方で必須の持ち物は、日本の生理用品です。日本の製品の方が優れているので、日本製のものを持っていくことをおすすめします。基本的に個人で占有して使うような物は持参するようにしましょう。

最後に、ホームステイ滞在中にお世話になるホストファミリーへのお土産についてです。特に決まりなどはないですが、これから共に生活をしていく上で気持ち程度のお土産を用意しておくといいでしょう。ホームステイ先へのお土産で最も喜ばれるのは、お菓子です。特に抹茶フレーバーのお菓子などは日本らしさが出ていてお土産にぴったりです。

また、ホームステイ先に小さな子どもがいる場合におすすめなお土産が、「コアラのマーチ」です。一つ一つにコアラの絵が描いてあり、かわいらしいお菓子なので子どもたちは大喜び。あえてコアラの国にコアラのお菓子を持っていくことで面白がる人も多いようです。他にも、日本の調味料や緑茶、お酒、ラーメンなども大変喜ばれるお土産です。

いかがでしたでしょうか。オーストラリアでの人気の滞在方法、ホームステイについてご紹介しました。注意点や料金、必要な持ち物や喜ばれるお土産など、気になる点が少しは解消されたのではないでしょうか。オーストラリア留学を決めたら、ぜひホームステイに挑戦してみてください。素敵なホストファミリーとの魅力的な生活が待っていますよ。