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東北エモーション(TOHOKU EMOTION)に乗ってグルメと景色を満喫!

東北エモーション(TOHOKU EMOTION)に乗ってグルメと景色を満喫!
投稿日: 2018年4月30日最終更新日: 2020年10月8日

東北鉄道レストランという新しいジャンルの「東北エモーション」はまさに移動するレストラン。東北グルメを味わいながら車窓の景色を眺めつつ旅ができる素晴らしいサービスです。旅好きなら体験したいサービスが「東北エモーション」をご紹介します。

旅好きに人気の「東北エモーション」見出し

Photo by tataquax

旅の手段の一つだった鉄道。今では車での移動が多くなり、廃線になってしまう場所も多くありました。しかし今、鉄道を移動手段であるのと同時に「旅行の目的」とするサービスが始まっています。「東北エモーション」もその一つ。料理や景色を楽しみながら移動する鉄道サービスとして大人気で、予約待ちの状態が続いています。

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鉄道の新しい楽しみ方「東北エモーション」見出し

日本での長距離の移動は、かつては鉄道が主流でした。長い時間をかけて窓の景色を楽しみながら移動する鉄道は多くの人の旅や仕事を支えてきました。それが現在では自動車や新幹線、飛行機に顧客が移動し、長距離の移動に時間のかかる方法を選ぶ人は少なくなりました。

Photo by M.Murakami

しかし、鉄道での移動は旅行好きには魅力もあります。新幹線や飛行機よりもゆっくり景色が眺められるため、移動の手段というだけでなくその景色そのものが旅行の目的になります。運転日が限られたり、本数が少なくても、その時でしか見られない景色を見るために鉄道を利用する旅好きは少なからずいるのです。

Photo by tiseb

東北エモーションは、そんな旅好きのためのサービス。東北の美しい景色を眺めながら、さらにおいしい料理も味わえるため、限られた運転日はいつも予約で満員。予約開始と同時に申し込まないと乗ることができない時期もあり、テレビや雑誌でも大きく取り上げられました。

東北エモーションの順路見出し

Photo by jetalone

東北エモーションの順路は青森県の八戸駅と久慈駅の間を1時間50分かけて移動します。この二つの駅は青森では外せない観光地であり、青森のグルメスポットでもあります。八戸駅から久慈駅までの間にランチを楽しみ、久慈駅から八戸駅の間でデザートブッフェを楽しむことができます。

Photo by Sig.

完全予約制の席で、申し込みは二人以上からになります。家族や友人、親しい人と一緒に景色やおいしい料理を楽しむことができる、まさに夢のような約2時間の旅は、あっと言う間に終わってしまいます。三陸の海はどんな季節でも人気のスポット。絶景ビューポイントでは速度を落としてくれるので、シャッターチャンスを逃しません。

旅好きもグルメにも人気の東北エモーション見出し

旅好きな人は食べることが好きな人も多いです。いつもとは違う景色を楽しみ、さらにおいしいもの食べる、東北エモーションは、どちらも楽しませてくれる最高の鉄道サービスです。時間帯によって、スイーツ、ランチと楽しめるところも大きな魅力。ワインや紅茶など料理に合わせて選べるところも最高です。

Photo by sun_summer

東北エモーションの停車駅である八戸駅は青森が誇る観光名所でもありグルメスポットでもあります。平目丼などの新鮮な魚介類だからこそ味わえる料理も多く、東北ならではの珍味が購入できる場所も多いです。移動中に料理を楽しみ、ついてからもおいしい料理が堪能できる、グルメの欲しかった旅行の醍醐味が詰まっています。

特別な日を演出する東北エモーション見出し

東北エモーションは限られた運転日でしか運航していないので、特別な記念日にもおすすめです。景色はもちろん、ランチはコース料理。景色を眺めながらワインと一緒に味わえば特別な日を最高に彩ってくれます。なんでもない日に利用してもそれだけでその日が特別な日になります。

部屋は三種類あり、ライブキッチンスペース車両、オープンダイニング車両、個室のコンパートメント車両とあります。ライブキッチンスペース車両は料理をしているシェフの姿を観ることができ、徐々に出来上がっていく料理の香りを楽しむことができます。移動していてもレストランとしての楽しみ方もしっかり演出してくれます。

使われる食器も東北の陶磁器を使用したもの。個室などの装飾も伝統工芸が使われ、その車両はレストランでもあり旅館のようでもあります。車内は日常から離れてくつろぎの空間を演出することにこだわられているため、日本の鉄道なのにどこか異国の鉄道に乗っているような不思議な雰囲気があります。

東北エモーションの運転日見出し

東北エモーションの運転日は上半期、下半期で変わってきます。2018年度の上半期の運転日はすでに予約が開始され、予約がすべて埋まってしまっています。公式サイトでカレンダーが掲載されていますが、土日祝日や金曜日、月曜日が運転日として設定されていることが多いです。

運航は各運転日に一往復のみとなります。予約は八戸駅から久慈駅に向かうランチコース、久慈駅から八戸駅に向かうデザートビュッフェコース、そして両方味わう往復コースになります。一つの運転日で三回の予約チャンスがあり、半日は東北観光にあてたい人は往路がおすすめです。

東北エモーションの料金見出し

東北エモーションの料金は八戸駅から久慈駅までの乗車料金と料理代を含めた料金になります。八戸駅から久慈駅までのランチを含めた料金が大人は「7900円」子供は「7300円」になります。久慈駅から八戸駅までのデザートブッフェを含めた料金が大人は「4500円」子供は「3900円」になります。

Photo by Toomore

ランチ、デザートブッフェ両方堪能できる往復料金は大人が「11900円」子供が「10700円」になります。別々の運転日にそれぞれ予約するよりも、一度に堪能した方がお得な料金なので、初めて利用する人は往復の方がおすすめです。個室のコンパートメントを利用するときは「3000円」料金が上乗せになります。

東北エモーションで味わえるグルメ見出し

東北と言えば新鮮な魚介もですが、果物や野菜などの地物もとてもおいしいグルメがあります。東北エモーションで味わえるランチメニューには、三陸で採れたアワビやホタテ、花巻のほろほろ鳥等、魚介だけでなく肉も使った東北グルメが満載。ランチの最後のプティフールも大満足な料理です。

料理は一流のシェフが出がけているため、東北のグルメはもちろん、フォアグラやイタリア産のモッツァレラチーズなども使われた豪華なものもあります。なにより厨房があるため、温かい料理を味わうことができるのです。料理の良し悪しは使われる素材も大事ですが、温かいものを温かく、冷たいものを冷たく提供できる環境というのも重要です。

Photo by ImaneNamie

高級な素材や、新鮮な素材が使われていても、パンやスープが冷たかったりするとどうしても興ざめしてしまいます。鉄道なのに、高級レストランでランチを楽しんでいるような出来立ての料理が味わえる。そんな不可能が可能になっている鉄道レストランだからこそ味わえる贅沢な空間が東北エモーションにはあります。

スイーツ好きにも人気の東北エモーション見出し

スイーツの食べ放題店でチェーン店ができるほど、人々はスイーツが好きです。スイーツといえば女性という概念はすでに古く、大盛りのスイーツをコンビニで提供するほど、男性もがっつりと食べるスイーツを求めています。けれどやはり人が欲しがるのは、おいしいものをお腹いっぱい食べたいと言う気持ちです。

東北エモーションのデザートブッフェはランチよりも人気があるという説もあるほど、おいしいスイーツをお腹いっぱい食べることができます。有名ホテルのシェフが手がけるそのおいしさは、三陸の絶景を忘れて取りに行ってしまうほど。この列には女性だけでなく男性も多く、デザートを堪能するために並びます。

デザートブッフェにはオードブルもあり、生ハムやピクルスなどの料理をアルコールと一緒に味わうこともできます。甘いものが苦手な人はオードブル、甘いものが好きな人はデザートというようにその好みに別れて楽しむこともできます。どんな人にも行き届いたサービスを提供する東北エモーション。予約開始と同時に埋まってしまうのも納得なのです。

東北エモーションからの絶景見出し

料理のおいしさとその空間の組み合わせで料金以上のお得感がありますが、東北エモーションの魅力は車窓からの絶景も忘れてはいけません。時期によって運転日の人気は分かれますが、いつ行っても楽しませてくれます。順路には東北の街や田畑、三陸の美しい海があり、シャンパン越しに観る光景は贅沢の極みです。

鮫から陸奥白浜にかけては、八戸線有数の絶景ポイント。水平線や岩礁に打ちつける白波は東北の観るべき名所の一つです。この区間に入ると少し速度を落として景色をじっくり堪能できるようになるため、カメラを探して慌てる必要もありません。料理と一緒に眺めるもよし、記念写真を撮るのにもおすすめです。

さらに進むと、大漁旗を振って地元の人が歓迎してくれるポイントが出てきます。浜辺にいる人たちや釣りをしている人たちも歓迎するように手を振ってくれるので、感動する人が多いです。東北エモーションはその料理や空間も最高ですが、地元の人たちの温かな歓迎も思いがけない感動を与えてくれます。

ツアーもお得な東北エモーション見出し

東北エモーションには乗りたいけど、一日で家に帰れないという人におすすめなのが、旅行会社が打ち出している東北エモーションが組み込まれたツアーです。運転日や料金に応じて様々なツアーがあり、東北エモーションの予約だけでなくホテルの予約もついでにできるので、手間がかからず便利です。

Photo by nekotank

中には東北有数のホテルに普段よりお得に泊まれるツアーもあり。インターネットなどの予約が苦手な人は、旅行会社などで相談すると窓口でそのまましてくれることもあり、自宅にネット環境がない人にもおすすめです。ホテルによっては旅行会社独自のお得料金もあるので、宿泊も込みなら一度足を運んではいかがでしょうか。

東北エモーションの注意事項見出し

東北エモーションは上質で特別な日を演出するためのサービスです。その雰囲気を守るためには利用する側にも注意が必要です。また限られた設備や材料を使っているため、料理は決まったものしか提供できません。アレルギーがある人への個別対応はできないため、事前に注意が必要です。

Photo by cinz

東北エモーションでは大きな荷物を置くスペースや帽子をかける場所などがないため、荷物はホテルなどにおくか、駅で預けてから利用しなくてはなりません。ベビーカーなどおくスペースもなく、子供用の椅子もありません。パウダールームやおむつ交換台などもないので、お子さん連れでの利用には注意が必要です。

東北エモーションは特別な時間を演出するための鉄道レストランです。乗る前から赤いカーペットが引かれていて、高級レストランに行くような気分にさせてくれます。その雰囲気は自然と乗客を紳士淑女の気持ちにさせてくれます。同じグループでなくとも、その日一緒に時間を過ごした乗客同士、互いに雰囲気を大切にする心がけが大事です。

東北おすすめ観光地「八戸」見出し

Photo by K_TETSU

東北エモーションの出発駅でもある「八戸」は、青森の見どころからグルメまで詰まった観光におすすめの場所です。三陸を眺めるホテルや絶景が見渡せる神社、ウミネコの出迎えてくれる蕪島もあります。催し物も多く、お祭りの時には特に人であふれかえる東北の一大観光地です。

昭和13年に建造された鮫角灯台は現役の灯台。今でも海の交通を見守っています。灯台は真っ青な空と海を一度に眺めることのできる最高のロケーションにあり、記念写真を撮影するのに人気のポイントです。日本の灯台50選にも選ばれた美しさで、春から秋にかけて、朝9:00から夕方16:00まで中に入ることもできます。

種差海岸遊歩道は暖かい時期が特におすすめの観光エリア。美しい海と緑の芝生をながめることができます。基点となる葦毛崎展望台から遊歩道を歩いて行くとたどり着く中須賀は海浜植物や高山植物を眺めることができる絶景。眼も心も癒してくれる光景は見逃すことができません。

ダイワロイネットホテル八戸

住所:
青森県八戸市八日町1-1
アクセス:
車以外/東北新幹線八戸駅乗換本八戸駅、三沢空港からバス55分
料金の目安:
3,000円〜
宿泊時間:
宿泊時間: 14:00 (IN) 〜 11:00 (OUT)
提供:

東北おすすめ観光地「久慈」見出し

Photo by Toomore

東北エモーションの着く場所、「久慈」は肉も魚介もある東北グルメの集まる街です。地元のおすすめする炭が練り込まれたスイーツ「炭ソフトクリーム」もあります。黒ごまを思わせる灰色にすっきりとした甘さが口に広がる新感覚スイーツ。東北観光の思い出にぜひとも食べたい一品です。

Photo by naotakem

久慈は海も山もある青森の特産品の宝庫です。テレビドラマで一躍話題となった東北の海女さんが取ってくる三陸産のあわびやさけ、いくら、たこ、など様々な魚介が盛りに盛られた海女丼や、久慈駅の「リアス亭」で限定販売されるウニ丼弁当など、魚介好きにはたまらない料理を堪能することができます。

Photo by Bcow

霜降り肉がもてはやされるなか、赤身肉を売りにする東北が誇る地元牛、山形村短角牛も食べ逃せないグルメの一つです。放牧により、自然の牧草と適度な運動で作り上げたしっかりとした赤身はステーキにおすすめ。筋もコクのある肉となります。郷土料理のべご汁にも使われる、歯ごたえと旨味抜群の肉です。

久慈グランドホテル

住所:
岩手県久慈市川崎町10-15
アクセス:
車/東北自動車道より八戸自動車道~九戸久慈IC~出口を出て表示通りに進行 駅裏の建物 車以外/東北新幹線二戸駅下車バス60分
料金の目安:
6,600円〜
宿泊時間:
宿泊時間: 15:00 (IN) 〜 11:00 (OUT)
提供:

東北エモーションで旅に出よう!見出し

Photo by aa20335

発売開始と同時に切符が売り切れる東北エモーションは、東北のいいところがぎゅっと詰まっています。特別な日にイチオシの鉄道レストランは利用して後悔なし。予約開始の瞬間に売り切れてしまう可能性もあるため、早めの計画がおすすめです。この記事が東北エモーションの予約を検討していた人の参考になると嬉しいです。

投稿日: 2018年4月30日最終更新日: 2020年10月8日

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