京豆庵（嵐山）は豆乳や豆腐を使った人気店！逆さにしても落ちないアイスが話題

京都有数の人気観光エリアである嵐山。四季折々の自然は1年を通して楽しめ、食事処やお土産店なども豊富に揃うスポットです。そんな嵐山に店を構える京豆庵では、美味しくてからだに優しい豆腐・豆乳を使ったスイーツがいただけます。今回は、メディアへの掲載も多数ある名店、京豆庵のお店情報や人気メニューなど詳しく見ていきましょう。

嵐山は多くの見どころがあるエリアですが、中でも竹林の小径はフォトジェニックで美しいスポットとして高い人気を誇ります。日本独特の自然美を感じられる場所として、日本人だけでなく海外からの旅行客も魅了しています。今回紹介する京豆庵は、竹林の小径へと続くちょうど入り口にあり、嵐山散策の途中で立ち寄りやすい場所に位置しています。

竹林の小路を歩くなら、京豆庵でちょっと休憩してから出発しましょう。なお、竹林の小径へのアクセスルートは他にもあるので、トロッコ嵐山駅の方向から入って歩いてきた場合、京豆庵のある場所は出口にあたります。竹林散策を終えて少し疲れたところで、京豆庵の優しい甘さのスイーツを食べると、ますます美味しさを感じることができます。

嵐山の京豆庵は、豆乳と豆腐を使ったスイーツメニューが揃うお店。店主の山口さんは、身体が美味しいと感じるものを目指して日々メニューの開発を行ってきたそう。もともとはお孫さんに安心して食べてもらいたいという思いからはじまり、使用する素材と美味しさにとことんこだわった結果、現在の人気スイーツメニューが生まれました。

豆乳や豆腐を使ったスイーツは、子供だけでなくヘルシー志向の女性にも大人気。厳選された素材のみを使用し、余計な添加物は使用していません。素材の味・美味しさがしっかりと感じられるようになっています。いくらヘルシーであっても、美味しくなくては意味がありません。京豆庵はそのどちらも追求した究極のスイーツと言えます。

こだわりの詰まったメニューばかりの京豆庵ですが、実際どれほどこだわっているのでしょうか。京豆庵のスイーツの核となる豆乳作りには、京都近郊の農家から仕入れる大豆が使われています。低農薬、減化学肥料にこだわった環境で丁寧に育てられた大豆は、平成19年に農林水産大臣賞を受賞しました。

こうして厳選された大豆を濃い目にすり潰し、ゆっくりと炊き上げて豆乳を作ります。豆乳を作る工程で添加物などは一切追加されないため、本当に大豆と水だけを使った身体に優しい豆乳が出来上がります。そして最終的に、こだわりの豆乳を使って豆乳プリンや豆乳ドーナツといった京豆庵の絶品スイーツが日々販売されています。

京豆庵と言えば、逆さにしても落ちない「お豆腐ソフトクリーム」が目玉商品です。その証拠に、ソフトクリームを買った人が実際にソフトクリーム逆さにして写真撮影をしている姿が見受けられます。京豆庵のお店の前では、お豆腐ソフトクリームを逆さにする光景が日常化しているほど。メディア取材も多数受けていて、お店の人気はますます上昇中です。

お豆腐ソフトクリームを逆さにしても落ちない理由は、ずばり豆腐の濃さ。こだわりの国産大豆の丸しぼりとオリゴ糖で作られ、その豆腐の濃さがもっちりとした食感を生み出しています。逆さにしてもびくともしない濃厚さに驚きです。とても滑らかな舌触りで甘さも控えめなため、濃厚なクリームでも後味はさっぱりとして食べやすいと好評です。

逆さにしても落ちないほどしっかりとしたお豆腐ソフトクリームは、食べ歩きにもぴったりです。一般的なソフトクリームは、時間とともにクリームが溶けて滴り落ちてきますが、京豆庵のお豆腐ソフトクリームはなかなか溶けません。子供でも安心して食べられるうえに、少し時間がかかっても溶けにくいのは嬉しいポイントです。

京豆庵の人気メニュー、ダントツのナンバーワンは「お豆腐ソフトクリーム」。お豆腐ソフトクリームは、一番シンプルで豆腐の美味しさがダイレクトに味わえる「絹ごし豆腐」、黒ごまときなこの組み合わせが抜群に美味しい「黒ごまきな粉豆腐」、両方をミックスした「2種ダブル豆腐」の3種類のメニューがあります。

初めて京豆庵を訪れる方や、豆腐の味をしっかりと感じたい方は、絹ごし豆腐ソフトクリームがおすすめ。黒ごまの香ばしい香りが口いっぱいに広がる黒ごまきなこ豆腐ソフトクリームは、和スイーツ好きなら外せないメニューです。それぞれの値段は、絹ごし豆腐350円、黒ごまきなこ豆腐400円、2種ダブルソフト350円となっています。

京豆庵の看板メニューであるお豆腐ソフトクリームを食べつつ、様々なフレーバーが揃うジェラートも同時に楽しめる「ジェラートとお豆腐ソフト」も人気メニューのひとつです。コーンの上に好きなジェラートとお豆腐ソフトクリームが乗り、見た目も豪華でインパクト大。一度に2つの味と食感が楽しめる贅沢メニューです。

お豆腐ソフトクリームは基本の絹ごし豆腐ですが、ジェラートは10種類あるフレーバーから選ぶことができます。フレーバーの種類は、柚子・ストロベリー・むらさきいも・杏仁・チョコレート・ラムネ・アルフォンソマンゴー・黒ごま・カシス・かぼちゃとなっています。値段は400円。ぜひこちらもお試しください。

少し小ぶりの「豆乳ドーナツ」、大きめサイズの「豆腐ドーナツ」は、オリゴ糖を使った甘さ控えめで、とてもやさしい味わいが人気です。食感もしっとりふわふわ軽い口当たりで、何個でも食べられてしまいそうなほどです。大人だけでなく子供にも美味しく安心して食べてもらえるメニューとしておすすめです。

ドーナツは温かい状態でいただくことができるので、揚げたての美味しさが味わえます。ドーナツの味は、プレーンの他に抹茶や柚子、黒ごまきな粉など違ったフレーバーも用意されています。値段は、豆乳ドーナツ6個入り 300円,、10個入り 500円、豆腐ドーナツは1個 180円からとなっています。ぜひ散策ついでに食べ歩きを楽しみましょう。

スイーツの定番であるプリンと豆乳を組み合わせた「豆乳プリン」。丁寧にじっくり時間をかけて作られる豆乳プリンは、大豆の旨味と適度な甘さが抜群に美味しい仕上がりになっています。値段は1個300円で8個入りの箱売り2400円もあるので、お土産や贈り物として購入するのもおすすめです。

食べ歩きだけでなく、お土産としても人気がある「ジャンボどらやき」。どらやきの生地にはたっぷりと豆乳が使われ、砂糖控えめになっているのでジャンボサイズでもぺろりと食べてしまいます。一般的などらやきの4倍ほどの大きさでインパクトもあるので、嵐山土産にもおすすめです。値段は1袋300gで550円となっています。

上記で紹介した以外にも、京豆庵にはこだわりのスイーツメニューやドリンクメニューが揃っています。少し変わったメニューとして「最中せんべい豆腐アイス」300円は、絹ごし豆腐ソフトクリームと黒ごまきな粉ソフトクリームの2種類を、パリパリ食感の最中で挟んだ新食感スイーツです。

その他、高級きな粉を豆乳生地と混ぜた「豆乳きなこせんべい」450円は、なんだか昔懐かしさを覚えるさくっと食感のせんべい。きな粉とキャンディタイプのもち米、大豆のコンビネーションが楽しめる「豆乳きなことりゅふ」450円などもあります。その場で食べても良いですし、お土産に持ち帰るもおすすめです。

京豆庵には冬季限定で登場するメニューもあります。それも寒い冬に嬉しい温かい飲茶メニューです。京都といえば湯葉が有名で、嵐山にも湯葉を食べられるレストランがあります。京豆庵では、京都ならではの食材である湯葉を入れた豆乳まんをいただくことができます。2個300円とリーズナブルなので、冬季限定グルメを楽しみましょう。

湯葉入り豆乳まんの他にも、特製豚まん250円、ジャンボ豚まん 500円、角煮まん 450円などもあり、いろいろな大きさと味が揃っています。名物のお豆腐ソフトクリームを食べるには寒いという時も、温かい飲茶メニューを合わせて注文すれば、身体も温まります。冬季に嵐山観光へ出かける際も、ぜひ立ち寄ってみましょう。

京豆庵のこだわりスイーツ、実は京都の店舗まで行かずとも取り寄せができるので、自宅で京豆庵の味をいただくことができます。人気メニューのお豆腐ソフトクリームをカップに詰めた「お豆腐アイス」や、「豆乳ドーナツ」のプレーンなど、京豆庵自慢のスイーツを家族や友人とも分け合って楽しむのも良いでしょう。

おすすめのお豆腐アイスは、お豆腐ソフトクリームをそのままカップにして冷凍で届くので、少し室温で柔らかくしてから食べるとより美味しく食べられます。注文は合計6個からとなっており、絹ごし豆腐320円、黒ごまきな粉豆腐320円、宇治抹茶豆腐320円の3種類が用意されています。

取り寄せ方法は、京豆庵の公式ホームページからネット注文し、銀行振込、郵便振替、代金引換のいずれかで決済をします。振込み手数料・送料・代金引換手数料300円は購入者負担となります。常温、冷蔵、冷凍の商品が交じる場合は、それぞれ別箱と別送料になるので注意しましょう。

嵐山店・京豆庵の営業情報を紹介します。営業時間は10時から18時まで、定休日は不定休となっています。比較的こじんまりとしたお店は、販売のみでイートインスペースはありません。注文した商品は、その場で食べるか散策しながら食べ歩きを楽しむことになります。嵐山で有名な竹林の入り口という抜群の場所にあるので、気軽に立寄ってみましょう。

住所:京都市右京区嵯峨天龍寺立石町2-1
電話番号:075-881-3560

京豆庵へのアクセスは、電車もしくはバスで行く方法があります。電車を利用するなら、京福嵐山駅から徒歩5分、阪急嵐山駅から徒歩15分、JR嵯峨嵐山駅から徒歩10分となっています。最寄り駅を選んで行ってもいいですし、嵐山の観光コースに合わせて下車駅を選ぶのも良いでしょう。

バスでのアクセスなら、京都駅前バス停で市営28大覚寺行きに乗り、野々宮バス停で下車すぐの場所になります。所要時間は約40分。嵐山へはアクセス方法が複数あるので、京豆庵へ行く際も好きなアクセス方法を選ぶことができます。

京豆庵は嵐山だけでなく、京都の伏見稲荷にも店舗があります。千本鳥居が有名な伏見稲荷大社の近くという、こちらも観光に合間に立ち寄りやすい場所に位置しています。基本は嵐山店のメニューと同じですが、看板メニューであるお豆腐ソフトクリームには、伏見稲荷限定の味があります。

嵐山と同じく3種類のメニューですが、伏見稲荷店ではお豆腐ソフトクリームと、京都らしい抹茶豆腐ソフトクリームを味わうことができます。嵐山では黒ごまきな粉豆腐、伏見稲荷では宇治抹茶豆腐とそれぞれ違ったメニューを楽しめるので、京都観光の際に両方のお店に足を運んでみるのも良いでしょう。

住所:京都市伏見区深草秡川町16-20
電話番号:075-641-1887

京都有数の観光スポットである嵐山。京豆庵のある場所も人気観光スポットが周辺に集まっているので、散策途中に立ち寄りやすくなっています。嵐山を存分に満喫するために、おすすめ観光スポットをいくつか紹介します。

嵐山を象徴する有名スポット「渡月橋」。月が渡るさまに似ているところから渡月橋と名付けられたそう。大堰川に架かる橋は日本らしい情緒あふれる風景として、海外からの観光客にも人気です。もみじ祭りや灯籠流しといった嵐山で行われる行事の中心にはいつも渡月橋があります。

美しい竹林が有名な「竹林の小路」。大河内山荘から野宮神社まで約200m続く道は、まるで別世界に来たかのような圧巻の美しさを誇ります。歩いているだけで心洗われるような清々しさ、竹林の生い茂る景色は京都随意一の絶景ポイントです。

嵐山の観光名所であり、世界遺産にも登録されている「天龍寺」。美しい景観の庭園や、どこから見ても睨まれているように見える「八方にらみ」として有名な「雲龍図」など、見どころもたくさんあります。本堂や庭園、法堂は別料金となっていますが、どれも外せない重要なスポットです。

京豆庵では、材料から作り方にまでこだわった、美味しくて安心・安全なスイーツをいただくことができます。豆乳と豆腐の美味しさを存分に味わい、カロリーも抑えられるので、健康に気をつけている方やダイエット中の方にもおすすめです。嵐山を訪れたら、ぜひ京豆庵で豆乳、豆腐を使った絶品メニューを満喫しましょう。