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北関東の人気イベント足利花火大会
日本の夏の風物詩、花火。2018年も日本全国で花火大会が行われることが決まりました。北関東では特に人気の足利花火大会もさっそく穴場の場所や席取、待ち合わせ時間などの話でSNS上でも盛り上がっています。日程が公開される前から話題になる、それが足利花火大会なのです。
2018年の熱いご当地花火大会
2018年、全国で花火大会の日程や時間情報が公開されました。北は北海道、南は沖縄まで、八月は花火ラッシュとなり県内でも毎週花火が行われたり、同日に県内複数で花火大会が開催されたりする地域もあります。栃木県でも関東一と言われる人気の花火大会、足利花火大会は公式情報はありませんがすでににぎわっています。
足利花火大会は毎年混雑必須の花火大会として関東を飛び越え日本全国でも有名です。テレビで中継が流れ、公共の交通機関はパンク。無料駐車場も解放された端から満車になり、有料駐車場も混雑して駐車できなくなります。花火大会が行われるこの日は、全国で同じような渋滞、混雑が起きます。それだけ花火大会は人気のあるイベントです。
足利花火大会とは
2018年で第104回を迎える足利花火大会は栃木で一番歴史のある花火大会です。初めて行われたのは1903年、明治時代のことでした。一時は休止していた時期もありますが、百年以上の歴史を持ちます。毎年2万発の花火が打ち上げられ、足利の夏祭りも同時に開催されるのでいっそう人でにぎわう関東一人気の花火大会とも呼ばれています。
ただ花火を打ち上げて終わりというわけではなく、市長のあいさつや花火師、審査員や地元企業の紹介などあり、ご当地感溢れる花火大会になっています。地元の人たちには地域に密着した馴染みのある花火大会です。地元アイドルの歌なども披露されて、ステージの催しが終わってから満を持して花火が打ち上げられます。
毎年混雑する足利花火大会
足利花火大会の来場人数は例年約40万人以上と言われています。これだけの人数が大移動すれば、駐車場も改札も混雑します。昼過ぎから打ち上げ時間にかけてが特にひどくなります。道路には交通規制が行われ、花火を見ない人も渋滞に巻き込まれてしまうことがあり、花火大会開催日は通勤の人は気が重くなってきます。
車を運転するときはいつも以上に落ち着いた気持ちが必要ですし、電車やバスを利用するときには混雑でもスムーズに移動できるようにICカードの残高に余裕が必要です。心にも時間にも余裕を持った行動が、花火を最高に楽しませてくれるためのライフハックとなります。
何故人気?足利花火大会
栃木県は東京からもアクセスがしやすく、足利花火大会の会場は日帰りでも宿泊でも行きやすい場所にあります。そして花火の数が多いだけでなく、種類も多いので見飽きない。立ちっぱなしで何時間も花火を見るのは大変なのですが、河川敷なので座れる場所が多い、ということも花火を楽しみに行く理由となります。
足利花火大会では詳しい時間配分のパンフレットが配られるだけでなく、花火が打ち上げられる前に解説が入ります。「次は5寸玉の連続打ち上げを行います」等、次の花火への心の準備ができるので、シャッターチャンスも逃すことがなく花火の撮影に没頭することができます。
そしてなにより、東京の花火大会に比べてゆったりとみることができるという意見もあります。足利花火大会の河川敷はとても広く、見えやすい位置が広範囲に及ぶため、たくさんの人が来ても密集せずに見ることができるという利点があります。そのため東京からも多くの人が花火を楽しみにやってきます。
足利花火大会名物「ワイドスターマイン」
夜空に花火の花畑ができたような圧倒的な鮮やかさと美しさを誇る花火「ワイドスターマイン」は、距離と広さがないと打ち上げることができない花火です。足利花火大会以外では長岡花火大会がワイドスターマインの打ち上げられる有名な花火大会です。行くのに時間がかかっても、混雑に巻き込まれても見たい壮大な花火です。
流れ星のように打ち上げられた花火が順番に登っていき、いっせいに夜空に花火が咲いて散っていく姿は美しいだけでなく、どこか儚げで夢中で見上げてしまいます。その光景は見れば一生忘れられないような美しさ。デートで行けば二人の思い出になること間違いなしの絶景です。
足利花火大会のクライマックス「大ナイアガラ」
足利花火大会の最後を飾るのが「大ナイアガラ」です。水平に火花が走っていき、滝のように火花が降り注いでいきます。その色もずっと同じではなく、赤や緑と色を変えて輝きながら降り注いでいきます。滝のようにも光のカーテンのように見えて、あたり一帯眩しくなります。
花火の煙も幻想的で、最後まで目が離せません。この時に要注意なのが、つい夢中になってカメラを構えてしまい、他の人の視界を遮ってしまうことです。思い出を撮るのに夢中になって他の人の思い出を台無しにしてはいけません。カメラを構えるときは身を乗り出さずに、自分の身体からはみ出さないように気配りが大切です。
企業が競う足利花火大会
地元の人がこっそり注目しているのが、地元企業の花火です。毎年足利花火大会では、企業の名前と花火が打ち上げられます。スーパーから大手メーカーまで参加し、いかに地元の人たちに注目してもらえるか静かな戦いが始まります。この花火大会の最後の協賛花火は、それだけ企業の力の大きさを表しています。
時間的にも帰り始めている人が多いですが、それでも地元の人たちは最後まで見守っていることが多く、気の抜けない催しです。他の企業に見劣りしてしまう花火だと、地元の人の目線も自然と生ぬるくなってしまいます。足利市、ひいては栃木の企業として負けられない戦いが最後の最後には残っているので是非とも見守ってから帰ってほしいです。
2018年足利花火大会の日程
足利花火大会は毎年八月の第一土曜日に開催されます。2018年の八月第一土曜日は8月4日なのでこの日が足利花火大会の日程になります。よほどの理由がない限りこの日程はずれることがなく、日程がずれるときはすぐに情報が公開されます。荒候の場合は翌日にずれることがあっても基本的には第一土曜日に行われます。
大きなイベントごとは早め早めの行動が肝心です。日程が分かれば、地方に住んでいる人は飛行機や新幹線などの予約を行います。足利花火大会のように有名なイベントは一カ月前行動だとすでに予約でいっぱいになりホテルやチケットなど予約ができないということもあります。栃木県は歴史の名所も多く、夏休みシーズンは特に混み合います。
足利花火大会の時間
例年通りであれば、2018年の足利花火大会の花火の打ち上げ時間は午後19:00からになります。日程は例年通りですが、時間はずれてしまうことがあるので公式情報を待ってからの行動がおすすめです。打ち上げ終了の時間は20:45を予定していますが、天候によっては早くなることもあります。
屋台やイベントの時間はそれよりも早く、道路の規制も17:00くらいから始まるため、打ち上げ時間ぎりぎりはすでに混雑します。改札なども人であふれかえり、徒歩数分で着く道のりが混雑時には何十分もかかってしまうこともあるので、時間には余裕をもって現地に行くのがおすすめです。
足利花火大会の場所
2018年の足利花火大会も渡良瀬川田中橋下流河川敷で行われます。栃木県の中でも有数の河川で花火をするのに優れた立地なので変更予定はありません。2018年から過去にさかのぼってもこの場所から変更になったことはなく、開催日になると土手沿いで多くの人が場所取りをしています。
足利花火大会は場所も日程も通年変わらないので、この日にかけて暑さ対策や場所取りのための時間などを考えながら行動する人が多いです。栃木を超えて関東中から人が集まるので、良い場所をキープしたい人は朝から家族、知人と交代で場所取りする人もいます。どこでも間近で見ることができますが、通い続けた人だけが知るベストポイントもあります。
早めに確保!足利花火大会の有料席
行きたいけれど時間がぎりぎりになってしまう。駐車場の確保だけで精いっぱいで場所取りもできない、とギリギリな人には予約席がおすすめです。発売の日程は足利商工会議所から情報が出ますが、例年通りであれば六月以降からネットで予約が開始されます。落ち着いて花火を見たい人にはおすすめの席です。
有料席にはスタンド席と有料用に区切られた芝生があり、金額や広さがそれによって変わってきます。芝生の席が一番安い金額で5000円です。最大五人分のスペースがあります。一番高い席だとテーブルも着いたスタンド席で27000円。椅子も六脚ついているので食事をしながらまったり花火を楽しむことができるスペシャルな席です。
旅行会社が特別に確保している席もあるため、少人数で利用する場合は足利商工会議所だけでなく他の会社の利用もおすすめです。コンビニで買える席もあります。大勢で利用すると安くなる席でも、少人数ならそれなりにリーズナブルな金額の方が利用しやすくなります。六月以降発売が開始されるところが多いので、要チェックです。
予約席には指定席と、区切られた場所で好きな場所を選んでいく席があり、自由席は早めに行った方が良いポジションに座ることができます。しかし基本的にどの場所でも見えやすくなっています。無料の土手川や芝生は3時間前にはいっぱいになってしまうことがありますが、有料席ならばぎりぎりでもゆったり座れます。
2018年足利花火大会の駐車場
公共の交通機関を推奨している足利花火大会ですが、栃木県中から人が集まってくるため無料で利用できる駐車場も用意されています。こちらは近ければ近いほど満車になりなかなか駐車することができません。穴場を狙うならやはり離れた場所にある駐車場に車を置いてくるのがおすすめです。
車で来るのであれば、日程に余裕があれば下見をしておくのがおすすめです。この駐車場は例年同じ場所ではないこともあり、土地勘のない人は迷ってしまったり規制に引っかかってなかなか進めなくなってしまうことがあります。駐車場からすでに、穴場の選択や場所取り競争が始まっているのです。
2018年足利花火大会のアクセス方法
JR両毛線「足利駅」から徒歩約5分で到着します。しかしそれも混雑していないときに限ります。人ごみの中を進むのはいつもより倍以上時間がかかり、家族や友人大勢で連れ立って行くといっそう時間がかかります。車の場合はどれだけ近くの駐車場に停められるのか、スムーズに移動できるかが重要になってきます。
JR線よりも離れている東武伊勢崎線「足利市駅」は混雑も少ない穴場という意見もあります。こちらは徒歩約10分です。JR線よりも歩く時間はかかりますが、こちらから行くのも混雑を避けるのにはおすすめです。一番よくないのは間に合わないからと走ってしまうこと。小さなお子さんもいるので歩く時もぶつからないように注意が必要です。
新宿から足利を目指すと東武伊勢崎線の方が運賃が安く済むという裏技もあるため、東京から足利花火大会に行く人には大事な選択になります。時間にも日程にも余裕があるならば、できるだけお得に行ってみるのもおすすめです。混雑を避けるのは体力の温存にもつながります。
足利花火大会の穴場
人の心をくすぐる言葉「穴場」。しかし、足利花火大会には穴場はないという説もあります。というのが、基本的見通しが良いのでどこでも迫力ある花火が見れてしまうのです。有料席が一番よく見えるという説もあり、無料にして労力を費やすよりも有料席でまったり見た方が楽という意見もあります。
近年は田中橋が交通規制がされるので穴場だと言われていましたが、立ち止まることができないのでそこに居続けることもできず、出店を楽しみながら見た方が楽だったという人もいます。駐車場に手間取り、打ち上げ時間に間に合わなかったけれど駐車場そのものが穴場の位置にあり、車のエアコンをかけながら優雅に鑑賞した人もいます。
夜景も見える織姫公園
河川敷に近い施設の屋上にある駐車場は穴場ですが、例年同じ場所が使えるかは直前にならないと分かりません。しかし、夜景も花火も見れる穴場として注目されているのが織姫公園です。あまりにも有名になりすぎてそろそろ穴場ではなく定番のスポットになりつつあります。
足利花火大会の栃木グルメ
ご当地のお祭りにはご当地グルメもやってきます。足利花火大会では栃木のグルメ屋台があり、食べ逃せない場所となっています。場所取りに敗れてしまっても、ご当地グルメを食べ歩きながら花火が楽しめると思えばそれも一つの思い出です。コンビニもありますが、屋台の食事はそこでしか味わえないおいしさがあります。
栃木名物ポテト入りやきそば
栃木を含め関東の一部地域では若者に大人気のポテト入り焼きそば。栃木ではソウルフードと呼ばれるほど親しんだ味で、県外に出ると「焼きそばにポテトが入っていない」と不安になる人もいます。角切りのほくほくポテトを焼きそばに混ぜ込んだ炭水化物の共演。足利花火大会の屋台で見つけた時にはぜひとも味わいたい栃木グルメです。
栃木ではおなじみの屋台に、ポテト入り焼きそばの文字がメニューにあると行列ができると言われています。他県から来た人は驚きますが、一口食べるとやみつきになるおいしさ。現在ではローカルグルメですが、2018年はポテト入り焼きそばが日本全国に名を轟かせるグルメとなるかもしれません。
足利花火大会で食べたいレインボーアイス
インスタ映えするご当地アイスとして人気の「レインボーアイス」。栃木県民ならだれでも知っていますが、知らない人はそのカラフルさに目をぱちくりさせてしまいます。道の駅「はが」で販売されていた「レインボージェラート」が発祥と言われていて、屋台で爆発的人気のアイスクリームです。
場所によってなめらかさが変わりますが、屋台ではざらっとした氷の粒を感じる食感の甘酸っぱいアイスクリームであることが多いです。暑い日には見た目も鮮やかで舐めるとひんやりしていて女性、子供のみならず男性にも大人気のアイスクリームです。栃木周辺でしか販売されていないので、他県から来た時にはぜひとも味わいたいご当地アイスです。
足利花火大会の注意点
穴場もおさえて席もばっちり、スマートフォンのバッテリーも大丈夫。これでばっちりと思って油断していると襲い掛かってくるものがあります。ある意味穴場を探すよりも難しいもの。どんなに気を付けても混雑を避けられないもの。そう、トイレです。栃木含め関東からやってくる人40万人以上。どんなお店よりも行列ができます。
花火の始まりから終わりまでの時間は約2時間。映画一本分くらいの時間です。暑いと冷たいものやビールがおいしく、普段食べないいろんな食べ物がありますが油断するとそれらが胃腸に襲い掛かってきます。野外でのイベントを楽しむのに健康は必須。夏バテしている身体で行っても楽しむことができません。
トイレに不安がある人は、穴場の駐車場を拠点に花火観賞をするのがおすすめです。ヨークベニマル足利店やアピタ足利店は見晴らしも良く花火観賞に適しています。混雑は免れませんがいざとなれば屋内で一休みすることもできるので、体調に不安がある人は周辺施設を活用するのもおすすめです。
予約開始から満員!花火の見えるホテル
開催日程が近づくと、足利花火大会のツアーも組まれ、初めて行く人でも楽しみやすくなります。足利花火大会の最寄り駅にはホテルも多く、遠方から来る人や混雑を避けたい人はそのまま宿泊する人もいます。ホテルの料金は安いところで4000円を切る場所もありますが、近い場所ほどすぐに埋まってしまいます。
足利花火大会とビアガーデンが楽しめるニューミヤコホテル
2018年すでに予約で宿泊できないほど人気と言われているのが、足利花火大会会場に最も近い「ニューミヤコホテル」です。別館、本館とありますが両方近く、ビアガーデンも開催されるため暑い時期には特に大人気。花火の日には予約開始と同時に埋まってしまうと言われています。
足利市駅付近は街灯も少ないので、時間帯や状況によってはとても寂れた雰囲気がありますが、中身は大違い。モダンな部屋やおしゃれで夜景の美しいレストランなど充実した設備を持つホテルです。花火の日はコチラに宿泊する人もいれば、ビアガーデンで食事を楽しみながら花火を見る人もいます。
ビアガーデンも人気で、暑い時期にはすぐに予約でいっぱいになってしまうこともあり、少しシーズンをずらして予約するか、予約開始と同時に問い合わせるのが確実な方法になってきます。花火大会の日に予約できれば、見終わったらすぐにシャワーを浴びて眠れるという最高の贅沢を味わうことができるホテルです。
流行を逃さない足利花火大会
歴史があるだけでなく、足利花火大会は時事にも敏感に対応します。2017年の足利花火大会では足利市に縁のある刀剣とコラボレーションした花火が打ち上げられ大いに盛り上がりました。近年刀剣を擬人化したゲームが大人気となり、刀剣を展示した博物館には多くの人が来館してにぎわっています。足利市も名刀を多く所蔵する市として有名です。
好きなものには労力を惜しまないファンが集まり、足利花火大会は例年以上に大混雑。SNS等でも大いににぎわい、栃木には地方からコラボした花火を見に刀剣ファンが集まりました。2018年の足利花火大会では日程や時間以外の情報は出ていませんが、去年の混雑と人気を得て新たな層にもアプローチするかもしれません。
今年の夏は足利花火大会に行こう
2018年も人気が衰えず大混雑する足利花火大会。駐車場も満車、穴場探しも大変。それでも時間があれば行きたくなる栃木の一大イベント。日程が決まればすぐさま行動する熱狂的ファンのいる足利花火大会。今年の夏は是非とも、花火を見に行ってみてください。最高の思い出になること間違いなしです。
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