冬の札幌を観光するならココ！人気のおすすめスポット21選

北海道の札幌は冬になると寒さが厳しいことでも有名ですが、その一方でいろいろなイベントが開催されるなど観光スポットが多い街でもあります。家族連れからカップルまでとすべての人におすすめできる場所が満載で、今回はそんな札幌にある観光名所で特に冬場に行くのがおすすめのスポットをランキング形式で21個ご紹介したいと思います。

冬の札幌ではいろいろなイベントが開催されていますが、そのなかでも特におすすめなのが『さっぽろ雪まつり』です。この『さっぽろ雪まつり』は全国的にも有名なイベントなので名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。毎年この季節になると日本全国はもちろん、最近では世界中からも雪氷像を一目見ようと多くの観光客が訪れます。

『さっぽろ雪まつり』は大通公園・すすきの・つどーむの3つのエリアで開催されます。すべての会場にある氷雪像をあわせるとその数は200体以上に上るとも言われており、大小さまざまな芸術作品を楽しむことができます。また、なかには人気アニメのキャラクターなどをモチーフにしたものもあり、子供のいる家族連れにもおすすめです。

冬の札幌はウインタースポーツを満喫したい人にもとてもおすすめの観光スポットです。札幌周辺には数多くのスキー場がありますが、なかでも『サッポロテイネスキー場』は非常に歴史のあるスキー場のひとつです。かつて札幌オリンピックが開催された時に使われたスキー場で、パラパラのパウダースノーがとても魅力的です。

『サッポロテイネスキー場』は標高が1000m以上あり、山頂からは札幌の街並みを一望することができます。なので天気がいい日に遊びに行くことができればとても気持ちのいいロケーションでスキーやスノーボードを楽しめます。ここ『サッポロテイネスキー場』には家族割引等もあるため、子供と一緒にスキーやそり遊びをしにいく場所としても最適です。

先ほど紹介した『サッポロテイネスキー場』以外にも札幌周辺にはスキー場があり、そのひとつが『札幌藻岩山スキー場』です。この『札幌藻岩山スキー場』は札幌から最も近い場所にあるスキー場で、ふらっと遊びに行けるため地元の人からも人気のスキー場となっています。距離が近いことで観光の合間にも利用しやすく、地元以外の人にもおすすめです。

ここ『札幌藻岩山スキー場』にはひとつだけ注意点があり、それはスノーボードは滑走することができない点です。スノーボーダーにとって残念かもしれませんが、逆に言うとスキーをする人にとってはとても安心な施設とも言えます。すごいスピードで滑ってくるスノーボーダーがいないため、小さい子供のいるご家族に特に一押しのスポットです。

北海道と言えば新鮮な魚介類が有名ですが、美味しいものを食べたい人たちにぴったりの観光スポットが『中央卸売札幌場外市場』です。この『中央卸売札幌場外市場』には北海道内で獲れた新鮮な魚介類が集まってくるため、思う存分に北海道の冬の幸を満喫することができます。飲食店も60近くあるため、いろいろな味に出会えるのも魅力です。

『中央卸売札幌場外市場』では少し変わった形で北海道の冬の幸を味わうことも可能です。それは市場内で自分で買った食材を食堂に持ち込み、そこで調理をしてもらって食べるというスタイルです。プロが目利きした魚介類を食べるのもいいですが、自分で買ったものを食べるのはとてもいい思い出になることでしょう。子供の食育の場としても一押しです。

冬の札幌はご存知の通りかなりの雪が降ります。そんななかを何時間も歩くのはとても疲れますが、そんな人にぴったりなのが『札幌駅前通地下歩行空間』です。この『札幌駅前通地下歩行空間』は札幌駅の地下にある商業施設の総称で、地元の人たちからは『チ・カ・ホ』という名称で親しまれています。雪がなく空調が効いているのでとても温かいです。

また、多くの人が行き交う場所だけに数多くのイベントが連日開催されているのも『札幌駅前通地下歩行空間』がおすすめの理由です。例えば、子供が喜ぶような家族連れ向けのキャラクターイベントなどもあります。さらに、札幌にまつわる商業施設も数多く入っているため、家族や友達に買っていくお土産を選ぶ場所としても最適です。

札幌にある『サッポロビール園』はお酒が大好きな人にとっては最高の観光スポットと言えるでしょう。暑い夏に飲むビールも美味しいですが、寒い冬場に空調の効いた室内で飲むビールもかなり美味しいです。ちなみに『サッポロビール園』ではビールの作り方や歴史について勉強することもでき、知識が付いた状態で飲むビールの味は格別です。

『サッポロビール園』という名前だけ聞くと大人向けの観光スポットという風に感じがちですが、ここは子供のいる家族連れにもおすすめです。この『サッポロビール園』の横にはショッピングモールや日本ハムファイターズの室内練習場などもあり、お酒以外にも楽しめる要素がいっぱいです。特にジンギスカンが食べられるお店は観光客から大人気です。

札幌から車で走ること20分ほどの場所にあるのが『さっぽろばんけいスキー場』です。札幌の市街地から比較的近い場所にありつつ、それでいて標高もそこそこ高いため綺麗な景色を楽しみながらスキーやスノーボードを滑ることができます。積雪量も申し分ないため、覚えておくととても使い勝手のいいスキー場のひとつと言えるでしょう。

この『さっぽろばんけいスキー場』は小さい子供のいる家族連れにはかなりおすすめです。何故なら、ここ『さっぽろばんけいスキー場』には"手ぶらよくばりパック"というサービスプランがあり、スキー道具を自分で持っていなくても遊びに行けるからです。スキー用具は一式そろえるとかなりの金額になりますから、人数の多い家族連れにはかなり嬉しいです。

せっかく札幌までウインタースポーツをしに行くのなら「少しでも良い雪質のスキー場で滑りたい」と考える人もいるでしょう。そんな本格志向の強い方におすすめなのが『札幌国際スキー場』です。この『札幌国際スキー場』は北海道トップクラスの積雪量を誇るスキー場で、いつ遊びに行ってもかなりの確率でパウダースノーがお出迎えしてくれます。

『札幌国際スキー場』は札幌の中心部から1時間ほどとそこまで離れてはいませんが、利用料金がリーズナブルなところも人気の理由です。また、ゲレンデのすぐそばには北海道グルメを満喫できる飲食店も数多くそろっており、ガッツリと滑りたい人から小さい子供のいる家族連れまであらゆる層におすすめできる総合店の高いスキー場となっています。

札幌を代表する歓楽街と言えば『すすきの』です。この『すすきの』と聞くと夜のお店が多いイメージを持つ方もいると思うのですが、実際にはそれ以外の飲食店なども多数そろっています。ですから、札幌に宿泊していて「今夜のご飯をどうしようか」で迷った時にはとりあえず飲食店の多い『すすきの』へ行っておけば間違いないでしょう。

最近、札幌ではご飯を食べたりお酒を飲んだりした後のシメとしてパフェを食べるのが流行っています。『すすきの』にはこのシメパフェを食べられるお店がたくさんあるので、もし興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。北海道産の牛乳やフルーツをたっぷりと使って作られたパフェは絶品で、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。

『北海道神宮』は札幌からすぐの場所の由緒ある神社で、最近ではパワースポットとして若い女性などから大人気の観光スポットです。お正月の三が日になると約80万人近い人が訪れることでも知られ、札幌の人たちの心のよりどころとも言える場所です。足を運ぶタイミングによっては婚礼をしている夫婦の姿を拝むこともできるかもしれません。

『北海道神宮』を観光した際にぜひとも立ち寄ってもらいたいのが『六花亭参拝者休憩所』です。ここでは名物である焼き餅の『判官さま』を食べることができます。目の前で焼いてくれるお餅は絶品で、特に寒い冬場に食べる温かさが身体全体へしみわたります。値段も100円とかなり安いため、家族みんなで味わってみてはいかがでしょうか。

北海道は温泉がたくさん湧き出ることでも有名な場所ですが、札幌の近くにもこの温泉を楽しめる観光スポットがあります。なかでも人気なのが『定山渓』です。この『定山渓』は地元の人たちから「札幌の奥座敷」というニックネームで親しまれている場所で、市街地から1時間ほどというアクセスの良さも多くの人が足を運ぶ理由のひとつです。

『定山渓』はシンプルの温泉を楽しみたい人にもおすすめですが、そのほかに子供のいる家族連れにも最適な観光地と言えます。特に冬になると犬ぞりやスノーラフティングなどのイベントが連日開催されており、子供だけでなく大人も楽しい時間を過ごせます。また、定山渓神社の約2000個のスノーキャンドルを使った『雪灯路』も見ものです。

1972年の札幌オリンピックでスキーのジャンプ競技が行われた場所が現在では『札幌大倉山展望台』として観光することができます。この『札幌大倉山展望台』にあるジャンプ台は現在も現役で使われており、冬になると国内大会や時にはワールドカップなどの世界大会が開催されることもあります。運が良ければ世界トップの選手を見られるかもしれません。

『札幌大倉山展望台』には展望ラウンジがあるのですが、この施設は午後の17時までしか営業していません。ですが、冬になると日没の時間が早くなり、それに伴って営業時間中であっても綺麗な夜景が楽しめるようになります。なので、『札幌大倉山展望台』は1年を通して楽しい場所ではありますが、もし可能ならば冬に遊びに行くのをおすすめします。

札幌駅周辺で少し時間ができた時におすすめの観光スポットが『JRタワー展望室』です。この『JRタワー展望室』は札幌駅と直通している商業ビル内にあり、雪がたくさん降る寒い冬場でも苦労することなくアクセスできます。『JRタワー展望室』からの眺めはとても迫力があり、夜などはとてもロマンチックなのでカップルには特に最適な場所です。

『JRタワー展望室』は芸術が好きな人にもおすすめの場所です。この展望台のある商業ビル内には数多くのアート作品が飾られており、なかには一見すると見落としてしまうような隠れた作品などもあります。アート作品を探す作業は宝探しのようでとても楽しく、大人から子供のいる家族連れまでいろいろな人が楽しめる穴場スポットとなっています。

北海道と言えば日本を代表するウインタースポーツの聖地ですが、札幌にはそれに関連した『札幌ウィンタースポーツミュージアム』と呼ばれる施設があります。この『札幌ウィンタースポーツミュージアム』にはかつて札幌オリンピックが開催された時の資料がたくさん展示されており、日本代表の活躍の歴史を勉強することができます。

『札幌ウィンタースポーツミュージアム』にはフィギュアスケートのスピンやスキーのジャンプなどを疑似体験できる施設もあり、子供と一緒に遊ぶのにもおすすめの場所です。これらの競技は普通に生活しているとあまりプレーをする機会がないだけに、それを体験できるのはかなり良い思い出になるはずです。運動が好きな人にたまらないスポットです。

冬の札幌はとても寒いです。おそらくほかの地域に住んでいる人からすると札幌の冬は衝撃的だと思います。あまりの厳しさにエアコンの効いた室内へ逃げ込んでしまいたくなるところですが、そこであえて大自然のなかに飛び出してみるのもおすすめです。気軽に北海道の自然を体感できる場所としてうってつけなのが『円山公園』でしょう。

この『円山公園』は地下鉄の円山公園駅からすぐととてもアクセスのいい場所にありながら、たくさんの原始林が広がっているとても気持ちのいい公園です。雪化粧をした森林はとても神秘的でとてもきれいです。運が良ければエゾリスなどの野生動物と出会えるかもしれません。ただ、場所によってはかなり雪深いため長靴を履いておくと安心です。

子供と一緒に家族みんなで遊びに行くのなら『円山動物園』はいかがでしょうか。動物の多くが寒くなると冬眠してしまうわけですが、ここ『円山動物園』はその季節であっても元気に動き回る動物を数多く見て回ることができます。例えば、シロクマやレッサーパンダ、ユキヒョウなどは冬でも寒さをものともせず元気に駆け回っています。

また、『円山動物園』に行ったらぜひ見ておきたいのがシンリンオオカミです。冬毛に生え変わってモコモコになっているシンリンオオカミは凛々しさを残しつつもとても愛らしく、写真を撮らずにはいられません。『円山動物園』ではいろいろな動物が出迎えてくれるため、子供から大人まで幅広い層が楽しめる冬に行きたい観光スポットです。

北海道のお土産の定番と言えば"白い恋人"ですが、札幌にある『白い恋人パーク』へ行くとそれを自分の手で作ることができます。この『白い恋人パーク』の敷地内にあるお菓子作りの体験工房ではオリジナルの世界にひとつだけの"白い恋人"を作れます。手作りの"白い恋人"は思い出づくりにも最適ですし、知り合いへのお土産としても最適です。

『白い恋人パーク』の"白い恋人"作り体験は1年を通して参加することができますが、もし行くのであれば冬がおすすめです。冬の北海道はとても寒くて雪も多くて外を動き回るのは大変ですが、ここ『白い恋人パーク』なら温かい室内であれこれできるのでとても快適です。お菓子作りは年齢に関係なく楽しいので、子供のいるご家族などにもグッドです。

『さっぽろテレビ塔』の上からは札幌の街並みが一望できるため観光で訪れた際にはぜひ立ち寄っておきたいスポットです。展望台は360度どの角度からも札幌の町を見渡せるように作られており、遠近さまざまな場所にある別の観光スポットを見ることもできます。ただ、そこそこ高さがあって地面が丸見えなので高所恐怖症の人は厳しいかもしれません。

ここ『さっぽろテレビ塔』は1年を通して魅力的な観光スポットですが、特におすすめなのが冬です。冬になると札幌市内はイルミネーションで彩られるのですが、それを最も綺麗に眺められるのが『さっぽろテレビ塔』の展望台です。『さっぽろテレビ塔』は時間帯や天候によっていろいろな景色を楽しめるため、何度も足を運びたくなる場所です。

札幌観光をした際、何か買いたいものがあるなら『サッポロファクトリー』がおすすめです。この『サッポロファクトリー』はさまざまな商業施設が合体しているショッピングモールで、グルメからお土産までショッピングに関するものはたいていここへ行けばそろいます。楽しいイベントも盛りだくさんなので子供のいる家族連れにもぴったりの場所です。

この『サッポロファクトリー』では冬のシーズンになると大きなクリスマスツリーが飾られます。『サッポロファクトリー』のアトリウム内にはクリスマスツリーだけでなく大小さまざまなイルミネーションも飾られるためショッピングが目的でなくても十分行く価値はあります。クリスマスツリーは札幌の冬の風物詩なのでぜひ押さえておきましょう。

札幌のど真ん中にあるのが『大通公園』で、心を落ち着けるこのできる街中のオアシスとして地元の人たちから愛されている場所でもあります。また、冬になるとさまざまなイベントが催されるのも『大通公園』の特徴で、それこそ公園内の木々にはいろいろな色合いのイルミネーションが灯されるので好きな人とデートをしたりするのもおすすめです。

観光に行くとどうしてもインパクトのある施設へ足を運びがちですが、あえて地元の人たちの息づかいが感じられるような場所を訪れてみるのも風情があって面白いです。『大通公園』は札幌周辺で働く会社員の人から道外から来た観光客までとたくさんの人が集まるため、いろいろな人間模様が見られてとても楽しい観光スポットとなっています。

札幌へ遊びに行った人の全員が足を運ぶといっても過言ではない観光スポットが『札幌市時計台』です。インターネット上ではこの『札幌市時計台』のことを「日本三大がっかり名所」などと揶揄したりもしますが、札幌のシンボルだけあって観光客からは高い人気を誇っています。雪のなかにたたずむ『札幌市時計台』は非常に綺麗なので冬は特に一押しです。

『札幌市時計台』へ行くと多くの人が外側から眺めたり写真を撮ったりして満足してしまうのですが、もし時間があるのであれば館内へ入って観光をしてみるのはいかがでしょうか。この『札幌市時計台』の館内では建物の歴史や時計のメカニズムについて知ることができ、本当の意味でこの場所が札幌の人たちにとってどんなものなのかが理解できます。

札幌の寒さや雪は初めて行く人からすると少しびっくりするところもありますが、それを差し引いたとしてもぜひ遊びに行きたい観光地がたくさんあります。特に冬の札幌でしか出会えない景色やイベントなども数多くあるため、ぜひ一度雪のたくさん降る12月から2月にかけてのタイミングで遊びに行ってみてはいかがでしょうか。