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京都の温泉街のおすすめは?人気スポットの楽しみ方やグルメなど紹介

京都の温泉街のおすすめは?人気スポットの楽しみ方やグルメなど紹介
投稿日: 2018年5月24日最終更新日: 2020年10月8日

京都には、あまり温泉街があるイメージはありませんが実は歴史ある京都の奥座敷的温泉街や、カニで有名な日本海側の温泉街の他に小規模の温泉街が多数あります。京都市内にも嵐山温泉など古くからの温泉街がありますのでこれらを紹介します。

京都にはどんな温泉街があるのでしょうか見出し

Photo by KeikoS.ryoko

京都には3種類の温泉街があります。まず京都市の奥座敷と呼ばれる湯の花温泉で、京都市内から1時間ほどの亀岡にある温泉街です。そして日本海沿いに点在するカニ料理でおなじみの夕陽が浦温泉、久美浜温泉、天橋立温泉などの温泉街があります。そして京都市内を含め各地の多彩な温泉街です。これらの京都の温泉街をご紹介していきます。

温泉街の定義見出し

Photo by gunmernohito

温泉街の定義についてwekipediaでもweblio辞書でも、「日本における温泉の宿泊施設や温浴施設が立ち並ぶ町並み」と定義しています。また「飲食店や土産物店、遊戯店、また、日常の生活に必要な商店などが存在する。宿泊客は浴衣で町並みを散策することも多い」とも書かれています。今回は京都について、一軒宿も含め人気の温泉街を紹介します。

京都山科ホテル山楽は大正のロマンを感じる宿泊施設!京都の観光に最適! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
京都山科ホテル山楽は大正のロマンを感じる宿泊施設!京都の観光に最適! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
京都山科ホテル山楽はJR京都駅から1駅、アクセスに便利な駅直結の宿泊施設です。大正ロマンを感じさせるおしゃれなロビー、レストラン、女性専用大浴場などがあり、癒しと寛ぎの滞在を提供しています。ここでは京都山科ホテル山楽の魅力をまとめてご紹介します。

京都の奥座敷と呼ばれる温泉街・湯の花温泉見出し

京都市内から車で約1時間で行ける湯の花温泉は、まさしく京都の奥座敷温泉です。保津川下りの起点でもあり、明智光秀の居城もあった城下町でもある亀岡の近くにあります。京都らしい品のある温泉旅館が並び、浴衣のにあう温泉街です。ひなびた山あいの澄んだ空気の佇まいを味わえるのが人気の秘密になっています。6軒ある温泉旅館の内4軒が日帰り入浴可能であるのも良心的です。

湯の花温泉は昭和30年開湯で比較的新しい温泉ですが、戦国時代に武将が傷を癒したという伝説があり、また「桜石」でも有名で「桜石」の霊力で退治された鬼の涙が湯ノ花温泉になったという伝説もあります。このようなことから万病治癒の湯として親しまれています。泉質は珍しい単純弱放射能泉ですので多くの効能がありおすすめです。

温泉旅館としては、まず門構えが立派な本格的温泉旅館の「すみや亀峰菴」や「渓山閣」があります。その他小規模ですが落ち着きがあり大人向けの「京YUNOHANA RESORT 翠泉」。ユニークな存在の「烟河」や「保津川亭」。リーズナブルな「有楽亭」などバラエテイーに富んだ旅館が並んでいます。「渓山閣」は本格的温泉旅館ですが、食事無しでの日帰り入浴もできるのは驚きです。

 

京都で一番のグルメ温泉街・カニ料理天国 夕陽が浦温泉見出し

京都府の日本海沿岸の温泉街と言えば人気のカニ料理でおなじみですが、その中でも夕陽が浦温泉は各旅館がしのぎを削ってカニツアーを催行しています。宿泊から日帰りまで、あらゆるスタイルのグルメ・カニツアーを実施しており、美味しいことでも有名です。カニのシーズンは、浴衣で出ていけば、荒れる冬の日本海を眺めることもできます。

旅館がどんどん増築されるのを見ていると、いかに人気があり多くのお客様が訪れているかがわかります。たとえば海花亭や佳松苑はリピーターも多く、行くたびに建物が増えているのを感じます。JRや旅行会社とのタイアップで、ものすごい勢いでお客様が訪れます。ゆっくり浴衣で食事するには平日がおすすめです。

いずれの旅館も全室オーシャンビューの部屋を設けたり、客室露天風呂を設けたり、豪華版の別館を設けたりと発展しています。あまりにも拡大速度が速いので反動がないか心配するほどです。もっとも日本人がカニを嫌いにならない限り大丈夫と思われますが。混雑を避けるには「佳松苑はなれ櫂」などのハイグレードがおすすめです。

日本三景で京都の温泉街を兼ねる天橋立温泉見出し

天橋立と言えば日本三景の一つで日本でも有数の観光地ですが、同時に温泉も出ているというのは贅沢です。実は温泉を掘りだしたのは新しく、1999年のことです。泉質はナトリウム-塩化物泉又はナトリウム-炭酸水素塩泉で成分豊かで美人の湯といわれています。観光地であり温泉、夏は海水浴、冬はカニのグルメとおすすめポイント満載の温泉街と言っていいでしょう。

旅館は智恩寺とともに歴史を育んだ、対橋楼と文殊荘を始め10軒の旅館が軒を並べています。対橋楼は与謝野晶子が2回訪れたといわれる由緒ある旅館です。1690年に智恩寺の門前で「智慧の餅」を販売していた「勘七茶屋」が発展して1890年に創業したのが対橋楼で、さらに景勝地に文殊荘ができました。浴衣で土産物街を散策するのもいいでしょう。

天橋立温泉は旅館の日帰り利用は少なく、外湯の「智慧の湯」を利用することをおすすめします。宿泊者は浴衣での移動も可能です。観光の見どころは天橋立だけでなく天橋立と陸地を結ぶ旋回橋もその一つでしょう。背の高い船が通る時は90度旋回しますので、その場面を見るのも興味深いです。グルメ通の方は「智慧の湯」周辺へ。

京都市内にも温泉街・嵐山温泉見出し

京都市内の人気の観光地で複数の温泉旅館がある温泉街と言えば嵐山でしょう。平安時代は貴族の別荘地であり、今も寺社や自然も豊富な嵐山ですが、嵐山温泉という言葉もよく知られています。しかし温泉そのものが湧き出たのは平成16年と最近です。この温泉を老舗旅館に引くことによって、まるで昔から温泉があるかのような雰囲気になっています。

温泉を引いている旅館は、渡月亭、花筏、嵐山弁慶などの老舗から明治期の歴史的建造物を生かした「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」や最近進出した花伝抄などですが、いずれの旅館も京都の嵐山らしく純和風で風情があります。また日帰り温泉施設として「風風の湯」も阪急嵐山駅前の花伝抄の横にオープンして人気を集めています。

春は桜、秋は紅葉、そして点在する歴史ある神社仏閣、そしてドラマにも登場する竹林や渡月橋、そして浴衣や着物の観光客でごったがえす土産物街など、どれをとっても絵になる風景ですので人気があります。嵐山特有のグルメといえば嵯峨野の水で作る豆腐がおすすめですが、食べ歩きグルメなども豊富です。

京都で人気の渓谷温泉街・るり渓温泉見出し

京都市の奥座敷である湯ノ花温泉からさらに西にあり、大阪の北に位置するのがるり渓温泉です。現在は2つの旅館にロッジ、貸切温泉、バーデゾーンなど多彩なお風呂を揃える温泉地になっています。温泉街というほどではありませんが、近くにゴルフ場やバーべキュー会場、渓谷遊歩道など多彩なレジャー施設が揃っています。

Photo by merec0

宿泊施設は大人の雰囲気で落ち着きのある「こぶし荘 花あかり」とカジュアルなるり渓温泉本館があります。お風呂も花あかりは落ち着いた貸切風呂、本館の横には日帰りも可能なカジュアルな温泉施設があり、バーデゾーンでは水着で男女混浴が可能です。この日帰り温泉施設は関西でも人気で、常に多くのお客様でにぎわっています。

Photo by merec0

るり渓温泉でのグルメは宿泊での特別会席と、高原バーベキューでの焚火パン、ボンドステーキ、丹波高原豚ブロックステーキおすすめです。また宿泊での朝食も多彩なおかずに焼き魚はおすすめです。ゴルフコンペでの宿泊地としても根強い人気になっています。お好みの浴衣で過ごせます。部屋には浴衣がなくフロント横でもらいます。

京都府の北西端の温泉街・久美の浜温泉郷見出し

京都府北西端ですぐ西は兵庫県というところに久美浜湾という景勝地があります。日本海とは僅かな隙間で繋がっていて小天橋という砂洲があります。まるで湖のような静かな水面の久美浜湾とその背後の山々が独特の景観を作り出していて人気があります。その湾沿いに温泉街が展開しています。浴衣で散策したいところです。

泉質は塩化物泉で「美人の湯」としても評判です。主な旅館としては「へきすい苑」と「純和風料亭 碧翠御苑」があります。いずれも自家源泉で久美浜湾を望む露天風呂を備えた温泉旅館です。春はふぐ、夏の岩牡蠣、白いか、秋まつたけ、のどぐろ 冬は松葉ガニ、冬牡蠣等、そして但馬牛など豊富な丹後の旬の食材を提供しグルメ通を満足させます。またいずれも日帰り入浴可能になっています。

観光スポットとしては、全長約6㎞にも渡る「小天橋海水浴場」のロングビーチ、牛と触れ合う交流牧場・平井牧場や酒絞り体験ができる熊野酒造、ガラス体験のガラススタジオ・来夢がおすすめです。少し足を伸ばせば人気の天橋立や城崎温泉などの有名スポットに立ち寄ることができます。

京都府宮津市で天橋立温泉に並ぶ温泉街・宮津温泉見出し

宮津温泉は同じ京都府宮津市にある天橋立温泉と混同しがちですが、近いところにはありますが全く違う温泉街です。天橋立温泉はJR天橋立の駅前に展開していますが。宮津温泉はJR宮津駅の周辺で、江戸時代の商家や国登録有形文化財の宿など7軒の旅館がならぶ風情ある町並みで浴衣が似合います。宿からは天橋立も望めるという場所にあります。

温泉は昭和35年頃の発掘ですが一時湯脈が途切れました。しかし街が一丸となって復興に努め平成13年に再開湯しました。泉質は塩化物泉で7軒の宿に引かれています。代表的な旅館は創業300年の数寄屋造りの「茶六別館」です。本格純和風の客室と趣ある庭園、丹後の旬の食材を生かした料理、そして天然温泉を楽しめます。日帰り入浴はないようです。

丹後地方のグルメは、松葉カニ、ふぐ、牡蠣、鰤など多彩な日本海の海の幸に、但馬牛や松茸も加わり、京都にちなんだ京料理風にするということで、いいとこ取り状態になっています。宮津の街は歴史ある街並みで、観光スポットとしては旧三上家住宅、カトリック宮津教会、袋屋醤油店が人気で、その他の寺社巡りも見どころです。

京都の中でも都会の温泉街・福知山温泉見出し

福知山も亀岡と同じく明智光秀の影響を受けた城下町で、町には江戸時代の面影が残っています。福知山温泉は福知山の都会の工業地区に存在します。従って、どうしても宿泊施設は和風旅館というよりもホテルが主体になります。しかし歴史的建物を改装したおすすめの日帰り温泉もあります。泉質はナトリウムー塩化物泉で保湿保温効果があります。

福知山温泉でおすすめの温泉施設といえば「ホテルロイヤルヒル福知山&SPA」と日帰り温泉施設の「養老の湯」です。「ホテルロイヤルヒル福知山&SPA」にはホテルとは思えない広々した露天風呂があります。湯船は豪快な桧風呂でその上に桧の巨木の屋根が覆っているという造りは、本格的温泉旅館にも負けません。5000円ほどで素泊まりできますので、温泉を目当てに泊まってもいいでしょう。

日帰り温泉施設の「福知山温泉 養老の湯」は、高級料亭だった建物を改装したとのことで、武家屋敷風の門、庭を眺めながら入浴できる岩の露天風呂、同じく庭園を眺めながらの食事ができる食事処は趣きがあります。これでいて入浴料は大人平日650円というのは人気の秘密です。浴衣付きで1000円以上の料金でもいいのではと思います。

おすすめ周辺観光スポットは、なんといっても明智光秀ゆかりの福知山城(郷土資料館)です。福知山城は1579年に明智光秀が築城しましたが、明治に取り壊され、その後昭和61年に天守閣が復元され郷土資料館を兼ねています。福知山のグルメとしては足立音衛門の高級丹波栗を使用したロールケーキやシュークリームがおすすめです。

京都で最古の温泉街・木津温泉見出し

夕陽が浦温泉に電車で訪れた場合、最寄りの駅が夕陽が浦木津温泉駅でので、夕陽が浦温泉と木津温泉を同じものと思っている人が多いのではないでしょうか。夕日が浦温泉は新しい温泉街ですが、木津温泉は奈良時代に僧侶行基が発見したといわれる京都府で最古の温泉です。木津温泉駅から徒歩圏内に展開していて夕陽が浦温泉とは別の温泉街です。

木津温泉の代表的な温泉旅館は木津温泉駅から徒歩3分の「えびすや」です。松本清張が名作「Dの複合」を執筆した「明月」という部屋が現存する松本清張ゆかりのお宿になっています。建物も創業当時の雰囲気を残す本館(大正館)はアールヌーボー調の建物でモダンな中にも落ち着きのある雰囲気になっています。日帰り入浴も可能です。

また貸切風呂「ごんすけの湯」は温泉教授として名高い松田忠徳先生が日本一の家族風呂と絶賛したと言われる源泉掛け流し100%の温泉です。「えびすや」では目利きの職人が厳選したカニしか出していませんのでグルメ通はカニを堪能してください。木津温泉の周辺のおすすめ観光スポットとしてはその名の通り夕日がすばらしい夕陽が浦海岸、砂を踏むと琴のような音がする琴弾浜などです。

京都唯一の村の高原リゾート温泉街・まほろばの湯見出し

京都の南東部で奈良に近い所に京都唯一の村の南山城村があります。この村に「レイクフォレストリゾート」という高原リゾートがあります。敷地内にゴルフ場、テニスコート、プールがある総合リゾートですが、このホテル内に「まほろばの湯」という温泉があります。「まほろば」とは万葉の言葉で大切な場所という意味とのことです。

「まほろば」という言葉が万葉の言葉とのことですのでこの地域特有の名前かと思いきや、全国に「まほろぼの湯」という温泉があります。ネット検索では要注意です。泉質は単純温泉で、露天風呂から広大な敷地のゴルフ場を眺めて入浴できます。温泉のあるホテルですので17時以降は浴衣で館内を移動できます。

レイクフォレストリゾートのある京都府南山城村は奈良県、三重県、滋賀県とも隣接し、まわりには自然だけでなく歴史ある名勝、旧跡が多くあります。リゾート内でスポーツを楽しみ、周辺で観光を楽しめば休日を満喫できます。またグルメとしてはホテルのレストランではあらゆるジャンルの料理が用意されバーベキューコーナーもあります。

天橋立を上から展望する温泉街・ 宮津の湯らゆら温泉見出し

Photo by Kentaro Ohno

京都府宮津市の温泉は3ヶ所あります。歴史ある天橋立温泉は天橋立駅や旋回橋の近辺にあります。天橋立を上から眺望することはできません。それに対して宮津の湯らゆら温泉は天橋立の対岸の半島の高台にありますので上から天橋立を眺望できます。そして宮津温泉は宮津駅周辺で、どちらかと言うと古い町並みを楽しむ温泉です。

Photo by takasumir

天橋立を上から眺望できる「宮津の湯らゆら温泉」は森鴎外著の「山椒太夫」の舞台になった温泉です。この温泉の一軒宿がホテル&リゾーツ 京都 宮津(旧宮津ロイヤルホテル)で、露天風呂でナトリウムー塩化物泉の温泉を楽しめます。露天風呂からは天橋立は見えませんが、お部屋や、露天足湯展望デッキからは天橋立を眺めることができます。

Photo by merec0

「ホテル&リゾーツ 京都 宮津」はダイワ・ロイヤルホテル系のホテルで8000円前後のリーズナブルな料金で温泉と食事を楽しめます。夕食はグルメ通も満足できる和食・フレンチ・中華の3種類から選べてそれぞれのレストランまたは会場でいただきます。フレンチと中華以外の館内は浴衣OK。デイナーバイキングも選べます。日帰り入浴も可能です。

京都の離れ家的温泉街・蒲井温泉見出し

京都府の北西端で久里浜温泉のさらに北西にある温泉が蒲井温泉です。あまり知られていないかも知れませんが、露天風呂付の離れが7室しかなく一日7組しか泊めない穴場的旅館が佇んでいます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で溶存物質が4140mg/kgという濃い温泉で源泉掛け無しという本格的温泉です。

この穴場的温泉は「いっぺん庵」と称し、全離れ客室に源泉掛け流しの露天風呂が付いています。しかも離れの部屋で露天風呂付といえば料金は3万円/人を超えるのが一般的ですが、「いっぺん庵」は2万円台で利用できるのが人気の秘密になっています。全国的にも有名なブランド温泉地でない分、豪華な設備でも安いのでしょう。日帰り入浴できません。

グルメを堪能したい方には11月から3月の訪問がおあすすめです。日本海の宝石、松葉カニや、身がたっぷりの久美浜湾の牡蠣を味わうことができます。また春は鮑やノドグロ、夏はイカと四季折々の旬の海の幸を味わうことができます。山の幸では松茸、そしてA5和牛も忘れてはなりません。

京都市内の温泉街・竹の郷温泉見出し

数少ない京都市内の温泉で嵐山温泉に次ぐのが竹の郷温泉です。嵐山温泉の近くには嵯峨野温泉などもありますが、竹の郷温泉も嵐山から南に5kmの阪急桂駅近くの温泉になります。その名にあるように、近くには嵯峨野の竹林に匹敵する京都市洛西竹林公園があります。また近くの町名も竹にまつわる地名が多くなっています。

竹の郷温泉の一軒宿は「ホテル京都エミナース」です。泉温41.5度とそのままでも入浴できる弱アルカリ性単純温泉と、美肌の湯と言われるナトリウム―炭酸水素塩泉の2種類の源泉を楽しむことができます。季節のハーブの湯やフルーツ湯を露天風呂と一緒に楽しむことができます。また日帰り入浴も可能ですので京都観光の疲れをいやすのに最適です。

ホテル京都エミナースのある場所は洛西ニュータウンで高島屋やニトリがある生活圏ですが、近くには桂離宮や鈴虫寺、東映太秦映画村など京都の名所もあり、観光にも買い物にも便利なエリアです。グルメ通の方はホテル京都エミナースで鱧と丹波牛と鮎の塩焼きを楽しんではいかがでしょうか。

七軒の温泉旅館が並ぶ京都の穴場的温泉街 ・間人温泉郷見出し

間人とは聖徳太子の生母・間人(はしうど)皇后から、由来されているといわれています。近くの間人港から水揚げされる間人カニは、この近辺の 松葉カニのなかでも鮮度が抜群で「幻のカニ」と言われています。間人温泉郷の多くの温泉宿で間人カニをいただくことができます。間人港も近く朝は浴衣のまま散策が似合います。

間人カニの水揚げ港もある丹後王国の丹後木橋温泉見出し

Photo by bryan...

久美浜や天橋立や宮津は丹後半島の付け根ですが、丹後半島の先端に近い半島北部にあるのが丹後木橋温泉です。北に7kmほど行ったところには「幻のカニ」と呼ばれる「間人カニ」を水揚げする間人港があるという場所に温泉があります。天然では珍しい放射能温泉ですのでおすすめです。

Photo by washokupress

この温泉街のお宿は「ホテル丹後王国」で、むかしこの地域が丹後王国という独立した国であったという説にちなんだホテル名になっています。体験型農業公園・丹後あじわいの郷の園内にある欧風のプチホテルです。2015年にリニューアルオープンしました。丹後の海の幸をふんだんに使った夕食は評判です。ホテルですが浴衣でレストランを利用できます。

Photo by washokupress

周辺の体験型農業公園では動物とのふれあい、ゴーカート、おもしろ自転車、芝すべりなどがあり、小さいお子様が楽しめる設備が整っています。周辺には伊根の舟屋、天橋立などの人気観光スポットも充実しています。

間人港に近い温泉街・離湖弁天温泉見出し

Photo by washokupress

離湖弁天温泉は間人港にも近く、丹後木橋温泉にも近い、丹後王国のもう一つの温泉です。離湖弁天温泉は離湖(はなれこ)という周囲約3.8㎞の淡水湖に隣接する温泉地で、中央には離湖古墳があります。久美浜湾ほどではありませんが、水辺と山のコントラストが癒しを与える場になっています。

Photo by washokupress

離子弁天温泉の一軒宿は「水辺のホテル 小さな白い花」です。いかにもオシャレな名前です。秘湯の山小屋ではありません。カナダやヨーロッパにあるような湖のほとりのプチホテルをイメージしています。料理はイタリアンと丹後半島の海の幸、但馬牛をアレンジしたオリジナル料理です。テラスでは読書が似合うようなホテルになっています。

京都洛北の静かな温泉街・大原温泉見出し

三千院や寂光院で有名な大原は洛北の名所ですが、もともと温泉とは縁がありませんでした。しかし宿3軒が共同出資し、平成16年に温泉掘削に成功しました。その後は大原温泉という名も聞かれるようになりました。肌にやさしい単純温泉で、昼食付きの日帰り入浴もあります。

京都には意外に多くの温泉街が点在見出し

京都府の温泉と言えば、湯の花温泉、夕陽が浦温泉、天橋立温泉ぐらいしか思い浮かばない人も多かったのではないでしょうか。しかし京都府には規模は小さくても、オシャレな一軒宿のある温泉地も含め多くの温泉街が点在しています。有名な温泉地より新しい発見が出来るのではないでしょうか。これら京都の温泉街を是非訪れてみてください。

投稿日: 2018年5月24日最終更新日: 2020年10月8日

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