ケニックカレーは渋谷の大人気店！オリジナリティ溢れるメニューが魅力

ケニックカレーは渋谷の東急本店前の雑居ビル5階にあるBar･Foxyというバーを、ランチタイムのみ間借りして開いているキーマカレー中心のカレー店です。この店にはクリエイターやアーチスト、モデルなどの客で連日賑わいます。ここでは、そんなケニックカレーについて、アクセスや人気メニュー、グッズなどの情報を交えて紹介します。

ケニックカレーへ電車でアクセスする場合は、JR山手線渋谷駅ハチ公口から徒歩7分ほどでアクセスできます。東急東横線、田園都市線、東京メトロ半蔵門線、副都心線の渋谷駅からもそれぞれ、センター街までは徒歩7分ほどでアクセスできます。また、京王井の頭線・神泉駅からも、東急本店を目指して歩けば約7分でアクセス可能です。

JR渋谷駅ハチ公口からは、スクランブル交差点を渡り、SHIBUYA109を左側に見ながら文化村通りを直進し、東急本店前の道玄坂二丁目交差点を左折すれば、ドン・キホーテの2軒先のビル、プラザ道玄坂の5階にアクセスできます。お店の看板には｢Bar･Foxy｣としか書かれていない上、電話番号も公にはされていないため、注意が必要です。

ケニックカレーに車でアクセスする場合は新宿方面からは明治通りで渋谷に出ます。また、町田方面からは国道246号で渋谷にアクセスします。ケニックカレーには駐車場がないため、近くのアットパーク渋谷宇田川町や渋谷マークシティ駐車場などを利用しますが、料金が30分300円前後と高額なため、電車でのアクセスをおすすめします。

住所:東京都渋谷区道玄坂2-25-7プラザ道玄坂5F
電話番号:03-5458-8745

ケニックカレーの店主、ケニック氏は、大学卒業後、ファッションデザイナーを目指していましたが、ファッションの二極化とともに徐々に興味を失い、台湾への放浪の旅等、紆余曲折を経た後、ある体験をします。それは、学生の頃から趣味として作っていたカレーを友人や知人に振舞うと、彼の周りに色々な人たちが集まってきたことです。

当初はセレクトショップの展示会等で2週間ほどの限定で出店したカレー店は、面白いほど毎日完売しました。このような積み重ねの後、Bar･Foxyに間借りしてオープンしたユニークなカレー店、ケニックカレーがスタートしました。ケニック氏は、将来、飲食やギャラリーが併設された空間で友人たちが出会い、そこから新しい何かが生まれるような場所にしたいという夢を持っています。

ケニックカレーはもともと店主が趣味で始めたカレー店です。デザイナーやアーティストの友達にごちそうしていた趣味のキーマカレーを、Bar･Foxyの店をランチタイムのみ間借りして、お店として営業を始めました。それから18年ほどの間、オリジナルのレシピを何度も改良し、独特のキーマカレーのテイストに辿り着いています。

ケニックカレーはクリエーターや女優、デザイナー、モデルなどのリピーターが多く、彼らがツイッターやインスタグラム等に投稿することにより、お店の評判が広がっていきました。また、今年の2月27日には、人気のあるTV番組｢マツコの知らない世界｣でも間借りカレー特集の一つとして取り上げられ、マツコ･デラックスさんの絶賛により、ますます評価を高めています。

ケニックカレーの店内は、バーだけに、明るくお洒落なカフェ風の雰囲気が漂います。この店内で働いている店員には、モデルや女優の卵なども多く、店員がみんな可愛いと評判になっています。またこのお店では、SNSに投稿したり職業がクリエイターというだけで100円引きになるというユニークな割引特典もあります。

ケニックカレーは水曜日が定休日となっており、水曜日を除く平日の営業は11時30分から15時まで、土日･祝日は11時30分から16時までのランチタイムのみの営業となっています。また、土日･祝日にはメニューが限られており、二種類のカレーが味わえるあいがけカレーとスペシャルメニューのみとなります。この隠れ家的なカレー店は電話番号も非公開となっています。

ケニックカレーは11時半のオープンですが、開店の少し前から人が並び始め、ビルの階段に行列ができてしまうほどの人気店です。入店すると、バーなのにカレーの香が漂います。店内はお洒落な雰囲気があり、バーにしては広々としていて落ち着きがあります。カウンターとテーブル席を全部含めると18名程度が入れます。

ケニックカレーのメインであり定番メニューは、勿論濃厚無水キーマカレーです。ケニックカレーと呼ばれるキーマカレーは、水を使わず、メインの香味野菜の水分のみでぐつぐつ煮込んだ本格的で濃厚なテイストのカレーです。中身は見た目以上にしっかり詰まっており、ボリューム満点のキーマカレーはマツコ･デラックスさんも絶賛したほどです。

濃厚無水キーマカレーの値段はは1000円ですが、それに日替わりメニューの一品を加えたあいかえけカレーは1300円となります。また、200円を追加すれば、パクチーをトッピングすることができます。ケニックカレーは、店主が18年間も作り続けてきた看板メニューで、粗挽きされた豚肉の食感と野菜の甘みの中にスパイシーな辛さが後から加わり、絶妙なテイストが味わえます。

ケニックカレーは炙りチーズかクリームチーズ、絹ごし豆腐、半熟卵のどれか1品を無料でトッピングできます。豆腐をオーダーすると、まるまるパック1個分がカレーの上に乗せられます。大きい器に綺麗に盛り付けられた濃厚無水カレーは、見ているだけで食欲をそそります。

台湾魯肉飯(ルーローハン)は日替わりメニューの中で断トツの一番人気を誇るメニューです。この料理は店主が台湾に放浪の旅をしていた時、屋台から学んだ本格的な料理で、正に本場の絶品の味が再現されています。時間をかけてじっくり煮込んだ豚バラ肉は肉の中まで十分に味が浸透しており、八角の香と相まって、抜群の美味しさが実現しています。

台湾魯肉飯は第2週と第4週のみのメニューとなっていますので、前もって日を設定して出かけることをおすすめします。この台湾魯肉飯の少し甘めの味付けにはまるリピーターが続出しており、ケニックカレーと人気を二分するほどの勢いです。値段は950円ですが、ケニックカレーとのあいがけメニューを選べば、二つの味が1300円で楽しめます。

バターチキンカレーも日替わりメニューの一つで、毎週第一週と第三週のみオーダーできます。バターチキンはスパイスが相当利いており、辛い物好きにはたまらないメニューです。単品の値段は950円ですが、ケニックカレーとのあいかけをオーダーすれば、1300円でふたつの個性的なテイストを一度に味わうことができます。

ラムコルマはケニックカレーの日替わりメニューの一つで、こってりとしたマイルドなカレーがコルマです。バターでタマネギを炒め、少な目の汁やヨーグルト、ナッツ類などでゆっくり煮込んでおり、ラムチョップ2本が付いています。値段は950円ですが、パクチーなどをトッピングに付けると美味しさが一段と引き立ちます。

このスペシャルメニューは、山盛りのパクチーとその下に埋もれている濃厚な炙りチーズ、半熟卵が入っている、売り切れ続出の人気メニューで、値段が1300円となっています。パクチーは千葉県産の無農薬有機栽培されているものが使用されており、臭みや癖が少なくシャキシャキして、カレーや他の素材の旨味を存分に引き出します。

恐竜の卵スペシャルは、ケニックカレーの上に炙りチーズやレモン、岩塩などで味付けし、アボガド、割れ卵、フライドオニオン、ブラックペッパー、パセリが乗ったメニューで、値段1300円で楽しめます。クリーミーなアボガドとコクのある炙りチーズ、そしてとろとろの卵が交ざり合ったところをレモンとパセリで締めるという何とも贅沢なメニューです。

魯肉飯と粗挽きのキーマスペシャルも人気のある贅沢なスペシャルメニューです。ケニックカレーと魯肉飯という二つの看板メニューに柔らかなアボガドや炙りチーズ、半熟卵などが加わり、人気メニューの良いとこ取りをしたメニューとなっています。このメニューも1300円です。

ケニックカレーには、ゴールデンウイーク限定のスペシャルプレートがあります。パイナップルで豚バラ肉を煮込んだパイナップルポークカレー、キーマカレー、オレンジポークカレー、ナスとしめじのアチャーレ、キャロトラペ、ジャガイモとカリフラワーのスパイス炒め、アルコビが全部入った正に贅沢な一品です。

卑弥呼スペシャルは、恐らくソーセージが古代の角髪に見えることから名づけられたものと思われます。ケニックカレーの上に、パセリ、チーズ、半熟卵、ソーセージなどが乗り、ブラックペッパーがふられています。ソーセージは以前に比べクオリティーが上がったそうで、カレーとの相性も良く、人気メニューの一つとなっています。

ほうれん草カレーはケニックカレーの日替わりメニューの一つで、ほうれん草の下にチーズが敷いてあり、とろけるチーズとカレー、そしてほうれん草が絶妙に溶け合ってお互いの旨味を引き出しています。価格は950円です。その他にも3つのトッピングが選べるトリプルSという1300円のメニューが大変好評です。

ケニックカレーは元々、食から思いつく発想を物作りに生かすという考え方から営業をスタートさせたお店です。このお店では、カレーをテーマにしたオリジナルグッズを、店頭やオンラインショップを通じて販売しています。オーナーのケニック氏が、友人であるイラストレーター、小鳥遊しほ氏などのデザイナーたちにデザインを依頼してグッズ販売を始めています。

ケニック氏は今後も面白いことをやっているお店と思われるようなことをしたいと考えています。グッズの内の一つ、オリジナルマグカップには、だまし絵のようなスタイルをとっているグッズがあり、2つのマグを重ねたデザインなど、個性的なデザインのグッズが評判を呼んでいます。

ロゴTシャツやカレーをテーマに描いたTシャツ、エプロンなどデザイン性の優れたグッズが多く、人気を呼んでいます。エプロンはファッションブランド｢キャッチボールアンドサンズ｣によって製作されているグッズで、常連客でもあるファッションモデル、うちだゆうほがモデルとなり、写真家の木村和平が撮影したものが宣伝用に使われています。

ケニックカレーのロゴ刺繍が入ったキャップも人気グッズの内の一つです。店主であるケニック氏は、今後、店で生まれるコミュニケーションや、店に集まる人たちを中心に、イベントの開催やコラボレーションアイテムなど、グッズの発表を積極的に行っていくと語っています。

ケニックカレーは時々出張販売を行うことがあります。今年の6月4日には、お店を休業し、芝浦ハウスに出店しました。また、7月にはデスペラードの夏祭りに出店を予定しており、土日、祝日に出店することもあります。ケニックカレー人気店だけに、出張販売のお声がかかるケースも多いようです。

BAR･Foxyは東急文化村通りにあるオーセンティックバーで、ケニックカレーにお昼時のみ場所を提供しているお店ですので、アクセスもケニックカレーと同様です。この場所は、夜になると落ち着きのあるアットホームな雰囲気の素敵な空間に変わります。18席ほどのスペースで、週末は週毎にスタッフが入れ替わり、様々なイベントが行われています。

例えば土曜日は、タコ焼きパーティーや野菜カクテルパーティーなどの交流イベント、お笑いライブ、バーテン体験イベントなどの体験型イベント、また、婚活などの出会いイベント、ハロウィン、クリスマス、新年会などのシーズンイベントなど、お店と来店客が一体となって楽しめるイベントが週替わりで行われます。

Bar･Foxyでは、日曜日も週替わりのイベントが行われます。アート作品展示や、華の展示、ベイリーカクテル、レイニーデイ･マリー、ケレンバーギー1997など、種々のカクテルやウイスキーなどがテーマとなります。このお店の予約は、通常電話で行われており、1組4名までとなっています。メールでの受付もできます。

ケニックカレーは渋谷の東急本店前にある本格的なキーマカレーのお店です。このお店は雑居ビル5階のバー、Bar･Foxyの場所をランチタイムのみ間借りして開いている隠れ家的でユニークなカレー店です。ここでは、そんなケニックカレーについて、アクセスやメニュー、キーマカレー、人気グッズなどの情報を取り入れながら説明してみました。