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矢田寺は奈良にあるあじさいの名所!御朱印・ご利益や花の見頃まで紹介

矢田寺は奈良にあるあじさいの名所!御朱印・ご利益や花の見頃まで紹介
投稿日: 2018年6月24日最終更新日: 2020年10月8日

奈良県大和郡にある矢田寺は、色とりどりの美しいあじさいが咲き誇ることから「あじさい寺」とも呼ばれています。種類も本数も圧倒的な多さで、訪れる人々に感動を与えています。この記事では、奈良の矢田寺の魅力をたっぷりとお伝えします。

あじさいが咲き誇る歴史ある矢田寺見出し

Photo by wellflat1985

矢田寺の始まりは約1300年前にまで遡り、日本最古の延命地蔵菩薩を安置する歴史あるお寺です。裏山では石仏を巡拝する八十八ケ所霊場めぐりができ、見頃を迎えると約10000株のあじさいが咲き誇ります。今回は、あじさいの見頃をはじめ、御朱印やご利益、アクセス方法にいたるまで、矢田寺について余すことなくご紹介します。

矢田寺ってどんなところ?見出し

Photo by yuchinmchu

矢田寺の歴史は、今から約1300年前、後に天武天皇となる大海人皇子(おおあまのみこ)が壬申の乱の戦勝祈願として矢田山を訪れたことから始まります。その後天皇の勅願により、七堂伽欄48カ所坊が造営されました。平安時代に地蔵菩薩が安置されてからは、地蔵菩薩信仰の中心として多くの人々の信仰を集めました。

Photo by yuchinmchu

また、別称あじさい寺とも呼ばれる矢田寺。昭和40年頃から植えられ始めたというあじさいは、今では60種類10000株という圧倒的な数を誇り、関西随一のあじさいの名所として知られています。ベストシーズンには、境内のそこかしこに咲く見応えたっぷりのあじさいを楽しむことができ、全国各地から多くの人がやってきます。

矢田寺へのアクセス見出し

奈良県大和郡山市の西、矢田丘陵の中腹に位置する矢田寺へのアクセス方法を紹介します。アクセス方法は、車で行くか電車・バスを乗り継いで行くかのどちらかになります。車でのアクセスなら、西名阪自動車道の「大和まほろばスマートインターチェンジ」や「法隆寺インター」、もしくは第二阪奈道路の「中町ランプ」の下り口を利用しましょう。

Photo by jmettraux

車でのアクセスの場合、境内の南入口にある無料駐車場か、表参道の有料駐車場に停めましょう。ただし、あじさいの見頃になると平日でも多くの人が訪れるため、近くの駐車場もすぐに満車になってしまいます。車でのアクセスは便利ですが、混雑を避けるならあじさいシーズンのアクセスは、できれば電車とバスを利用することをおすすめします。

Photo by 松原 誠

電車でのアクセスなら、近鉄郡山駅もしくはJR大和小泉駅が最寄り駅です。近鉄郡山駅からは奈良交通バスで「矢田寺」行きを利用しましょう。なおあじさいの見頃シーズンには臨時バスも出ます。矢田寺と近鉄大和郡山駅もしくはJR法隆寺駅を結ぶバスで、アクセスがより便利になります。矢田寺で下車後、徒歩7分でお寺に到着します。

住所:奈良県大和郡山市矢田町3549
電話番号:0743-53-1445

あじさいの見頃はいつ?見出し

Photo by yuchinmchu

矢田寺のあじさいは、その種類の多さから見頃も少しずつ違いますが、ベストシーズンは例年6月上旬から7月上旬の約1ヶ月間となっています。奈良県の大和郡山市にある矢田寺では、他の関西一円の都市部に比べ1週間から10日程度あじさいの見頃が遅くなっています。矢田寺を訪れる際は、見頃を逃さないよう開花状況をチェックしましょう。

あじさいの開花状況とあじさい園の開園情報は、矢田寺のホームページで確認することができます。なお、あじさい園への入山料は大人500円、小学生200円となっています。お供え料のため、個人と団体の区別はありませんが、障害者割引は適用されます。障害者手帳の提示により、期間中は本人のみ無料で鑑賞することができます。

矢田寺のあじさいは60種類もある見出し

奈良屈指のあじさいの名所である矢田寺は、60種類10000株の色とりどりあじさいが咲きます。もともとあじさいは、日本固有のガクアジサイと西洋アジサイのハイドランジア、大きく分けて2種類のタイプがあります。日本固有のあじさいが西洋に伝わり、品種改良が進んでまた日本に逆輸入されてきたという歴史を持っています。

あじさいは種類によって花の形状も違いますが、土壌の酸性度によって花の色も変わってきます。酸性の土なら青、アルカリ性の土なら赤になると言われています。ちなみに、あじさいの丸い花の形は、お地蔵さまが手に持っている宝珠の形に似ています。このことから矢田寺では、ご本尊のお地蔵さまにちなんで、昭和40年頃からあじさいを植え始めたそう。

Photo by yuchinmchu

現在矢田寺では、日本古来のガクアジサイをはじめ、ヒメアジサイやコアジサイなど様々な形と色をしたあじさいを鑑賞できます。シーボルトがヨーロッパに伝えたと言われる七段花もあり、歴史に思いを馳せながら見て回ると一層感慨深いものがあります。あじさい鑑賞の際は、事前に花の種類や形状などを調べてから行くとより楽しめるのでおすすめです。

四季折々の花が咲く矢田寺見出し

奈良の矢田寺はあじさいが有名ですが、境内付近の一体は奈良県立矢田自然公園に認定されていることから、あじさい以外にも四季折々の花が咲きます。春にはやまぶきやつつじ、夏にはミズカンナや彼岸花が咲き、矢田寺を美しく彩ります。秋には木々の紅葉が美しく、冬には雪景色の矢田寺を見ることができます。どの季節も自然を愛でることができる場所です。

中でも注目は、もう一つの風物詩である沙羅(シャラ)です。「平家物語」の有名な冒頭部分でも登場する沙羅双樹は、朝に咲いて夜には花が散ってしまうことから、儚いものに例えられていました。夏に咲く花である沙羅双樹は、矢田寺の大門坊正面右側に2本立っているので、ぜひそちらにも注目してみましょう。

矢田寺のお地蔵様見出し

「矢田のお地蔵さん」として古くから地元で親しまれている矢田寺。一般的にお地蔵様の多くは、右手に杖を持ち、左手に如意宝珠を持っている形が多いですが、 矢田寺のお地蔵様は、ほとんどが右手の親指と人差し指を結んだ形になっています。他では見られない独特のスタイルから、矢田型地蔵とも呼ばれています。

またお地蔵様は、一般的に子供を守るご利益がある仏様と信じられています。しかし矢田寺独自のお地蔵様の姿は、阿弥陀如来の来迎印のように見えることから、地蔵と阿弥陀両方のご利益を備えていると言われています。矢田寺には他にも、勝軍地蔵という鎧甲に身をかためたお地蔵様や、逸話の残る味噌なめ地蔵など様々な姿のお地蔵様を見ることが出来ます。

矢田寺の御朱印見出し

矢田寺では、本堂で御朱印が拝受できるほか、各僧坊でもそれぞれ御朱印をいただくことができます。御朱印の種類は、本堂では「地蔵尊」の御朱印、千佛堂は「摩尼殿」の御朱印、念佛院は「大悲殿」の御朱印、北僧坊は「虚空菩薩」の御朱印、南僧坊は「毘沙門天」の御朱印が拝受できます。

あじさいが見頃の時期には、期間限定の御朱印も登場します。1日の枚数が限定されていますが、この機会にぜひゲットしましょう。また南僧坊の閻魔堂の特別開扉の時には、閻魔大王の御朱印を拝受できるなど、その時期にしか手に入れられない御朱印があるので、要チェックです。御朱印の料金は300円となっています。

矢田寺のオリジナル御朱印帳がおすすめ見出し

矢田寺の御朱印帳には、あじさいにちなんだオリジナルの御朱印帳があります。一つ一つ丁寧に手書きされた御朱印帳は、あじさいなどカラフルな色使いの絵が特徴で、ゲットせずにはいられない可愛さです。手書きの温もりを感じるオリジナル御朱印帳は、手作りのため数量が限られているので、早めの拝観をおすすめします。

矢田寺の境内を紹介見出し

矢田寺の広い境内には、ご本尊の木造地蔵菩薩立像を祀る本堂をはじめ、講堂、閻魔堂、阿弥陀堂、開山堂、天武帝尊像を祀る御影堂、塔頭4ヶ坊の南僧坊・北僧坊・大門坊・念佛院があります。また、ご本尊も含め木造阿弥陀如来坐像や木造閻魔王倚像など多くの重要文化財を擁しています。

あじさいの見頃である6月一杯は、本堂特別拝観と閻魔堂特別開扉が行われます。本堂特別拝観では、これら多くの文化財を拝観することが可能になり、貴重な機会となっています。期間中は9時30分から16時30分まで、料金500円で拝観することができます。閻魔堂特別開扉も同じ期間・時間帯ですが、こちらは無料で拝観することができます。

矢田寺の裏山で八十八箇所霊場巡り見出し

矢田寺の裏山には大正時代に開かれたという八十八ケ所霊場があります。四国八十八ケ所霊場霊場の各お寺の本尊と弘法大師を石仏で現わした形になっており、石仏巡りスポットとしても知られています。矢田丘陵の中を歩くコースは、自然を満喫できるとともに、眼下に広がる奈良盆地の景色も楽しむことができます。

一周約4.5kmの巡拝コースの所要時間は約2時間となっており、山道を進むので運動靴が必須です。また夏場など虫の多い季節は、蚊やブヨに刺されないよう虫除けも忘れないよう注意しましょう。道順は案内看板がところどころ立っているので、迷うことなく進めます。矢田寺を訪れたなら、裏山散策もおすすめです。

矢田寺で精進料理を味わおう見出し

矢田寺に参拝したら、ぜひ味わってみたいのが精進料理です。矢田寺内には南僧坊、大門坊、北僧坊、念佛院と4軒の僧坊があり、お昼の時間には食事処として昼食を取ることができます。南僧坊では、あじさいにちなんだ「あじさい御膳」が人気。古代米のご飯やごま豆腐、精進揚げやにゅうめんなどがセットになっていて、食後には抹茶とお菓子もつきます。

北僧坊では、精進料理に加えてカレーライスもメニューにあります。ほどよい辛さのカレーには、素揚げされた奈良の野菜が乗っていて、カレー好きにはたまらない内容になっています。なお、精進料理を食べる部屋とカレーライスを食べる部屋を分ける配慮がされているのも嬉しいポイントです。

大門坊では、あじさい弁当が名物になっています。あじさいをイメージして作られたちらし寿司や煮物、生麸など多彩なメニュー内容で、満足すること間違いなしです。あじさいの時期限定の精進料理なので、ぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。各僧坊へは多くの人が昼食を求めて訪れるので、時間に余裕を持って早めに行くようにしましょう。

矢田寺の基本情報見出し

お地蔵様とあじさいが有名な矢田寺。拝観時間は8時30分から17時までで、基本入山料無料です。ただし、あじさいの見頃となる6月上旬から7月上旬は有料になります。ご利益については、お地蔵様ということで子授けや安産祈願に訪れる人も多いですが、「地蔵十福」という病気平穏、寿命長遠、学業成熟、家内安全、良縁和合、商売繁盛、勝運、厄除け開運などさまざまな祈願にも適しています。

矢田寺の周辺おすすめスポット見出し

Photo by Kentaro Ohno

矢田寺のある大和郡山市をはじめ、奈良には歴史ある寺社仏閣や観光スポットが数多くあります。矢田寺の周辺に点在するスポットも比較的近くアクセスしやすいので、1日のうちに複数の場所を訪れることも可能です。矢田寺を訪れるなら、合わせて奈良の名所も散策してみてはいかがでしょうか。いくつかおすすめのスポットを紹介します。

法隆寺

Photo by Kentaro Ohno

奈良を代表する歴史的観光スポット「法隆寺」。現存する世界最古の木造建築群として世界遺産にも登録されており、世界各国から観光客が訪れる名所です。法隆寺の境内は、西院と東院に大きく分かれており、五重塔や金堂など国宝や重要文化財の建築物だけで55棟という多さを誇ります。見どころ盛りだくさんの法隆寺は大和郡山観光では欠かせません。

住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
電話番号:0745-75-2555

慈光院

美しい枯山水の庭園と茶の湯が有名な「慈光院」。茅葺き入母屋造りの趣のある慈光院は、石州流茶道の祖である片桐貞昌が、父の菩提を弔うために建てられました。境内全体が一つの茶席として造られていて、日本では珍しい貴重な場所として知られています。法隆寺などに比べて観光客の数も落ち着いているので、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

住所:奈良県大和郡山市小泉町865
電話番号:0743-53-3004

郡山城

Photo by KyotoBoken

日本の桜百選にも選ばれた、桜の名所として有名な「郡山城」。復元された追手門、隅櫓、多聞櫓などを見ることができ、当時の様子が伺えます。3月下旬から4月上旬には、郡山城跡一帯で「大和郡山お城まつり」が開催されます。桜の開花時期に合わせて行う「お城まつり」をはじめ、石垣の転用石の諸霊を慰める「数珠くり法要」や「金魚品評会」、様々な行事が行われます。

住所:奈良県大和郡山市城内町
電話番号:0743-52-2010

薬師寺

Photo by Kentaro Ohno

奈良の薬師寺は世界遺産にも登録されている、奈良屈指の名所です。薬師寺の本尊である薬師三尊像は、病気平癒の仏様として知られており、健康祈願のため全国から参拝者が訪れます。お坊さんによるユニークな説法や、人気アイドルや歌手による奉納コンサートが行われるなど、見どころも多くある魅力スポットです。

住所:奈良県奈良市西ノ京町457
電話番号:0742-33-6001

奈良県で観光の人気スポットから隠れた名所を紹介!モデルコースあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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本記事では奈良県の観光スポットをご紹介します。奈良県は歴史が長く、多くの史跡や寺社仏閣が残っています。奈良公園周辺や法隆寺などの人気エリアから、飛鳥、吉野山といった郊外の穴場スポットまで、見どころが満載です。おすすめの観光モデルコースもご用意しました。

矢田寺であじさいを満喫しよう見出し

奈良の矢田寺はあじさいの名所として有名です。地蔵菩薩をはじめとした見どころの多い境内や裏山の八十八箇所巡り、四季折々の花など、たくさんの魅力溢れるお寺です。あじさいの見頃はもちろん、どの季節に訪れても情緒あふれる雰囲気の中で拝観できます。奈良にお出かけの際は、アクセス情報なども参考にぜひ矢田寺へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2018年6月24日最終更新日: 2020年10月8日

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