仏生山温泉（香川）がおしゃれ！名物のかき氷などおすすめの施設内を紹介！

香川といえば一番に思い浮かべるのは「うどん」という方も多いのではないでしょうか。香川にうどんを食べるために旅行に行かれるという方も多いです。そんな香川で今人気が高くアクセス数も多いのが「仏生山温泉」です。温泉施設とは思えないスタイリッシュな建物で、若い女性を中心として多くの方が訪れています。そんな仏生山温泉について紹介します。

まずは仏生山温泉へのアクセス方法についてです。仏生山温泉は高松市内にあり、電車でも車でもアクセスが便利な場所にあります。まずは車でのアクセス方法です。高松西インターからは15分のアクセス、高松中央インターからは15分のアクセスと旅行で香川に行かれる際にも便利な場所にあります。駐車場も80台分ありますので安心です。

続いて電車でのアクセス方法ですが、高松市に走っている路面電車である「ことでん」を利用していきましょう。ことでん「仏生山駅」から商店街を通り徒歩12分ほどで到着します。仏生山駅は、高松駅から6駅なので旅行で行かれる際も便利です。市内の観光途中に少々足を伸ばしていってみるのもおすすめです。

続いて仏生山温泉の施設情報についてです。営業時間は平日11時から24時、土日祝は9時から24時です。最終受付は23時までとなっています。定休日は毎月第4火曜日で、施設に併設されている食堂の利用時間も同様となっています。

仏生山温泉の入浴料金は、中学生以上600円、3歳以上300円となっています。すばらしい泉質とおしゃれな施設の利用料と考えるとこれでもお得なのですが、仏生山温泉では「うちわ切符」というとてもお得なセット料金があり、ことでんを利用してアクセスされる方には特におすすめなんです。

「うちわ切符」とは、「ことでんおんせん乗車入浴券」でありその名の通り乗車券と入浴料がセットになっているお得なセットであり、うちわが乗車券と入浴券を兼ねているためうちわを見せるだけで電車に乗ることができ温泉に入ることも可能なんです。

この「ことでんおんせん乗車入浴券」は、大人のみの販売で値段は1000円です。1000円の中にはことでんの乗車券・入浴料・仏生山温泉のオリジナルタオル・うちわが含まれています。ことでんの乗車券は、仏生山駅から320円の区間で利用可能となっており、高松築港・片原町・瓦町・栗林公園・仏生山・今橋の各駅で販売されています。

このうちわ切符ですが、有効期間は1日のみとなっているので注意ください。また、前売りで購入も可能となっており、発売日から1か月間のうちに購入時に指定した1日に限り有効となっています。このうちわはデザインも非常におしゃれということで人気があり、旅行の思い出に大事に持ち帰る方も非常に多いです。

温泉といえば気になるのがどのような泉質なのかということなのではないでしょうか。仏生山温泉の泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉（療養泉）であり、旧温泉名での泉質は別名「美人の湯」とも呼ばれている重曹泉でとろりとしたお湯になっています。温泉からあがったら体中がしっとりするのも女性には人気の秘密の一つです。

また、適応症は幅広く神経痛・五十肩・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器症・冷え症・痔疾・病後回復期・健康増進・疲労回復・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病となっています。大人から子供まで様々な適応症があります。

人気の仏生山温泉ですが、実際に施設の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。仏生山温泉に初めて行かれる方はまず外観がスタイリッシュでおしゃれなことに驚かれることが多いです。一般的な温泉のイメージとは全く違い、非常にシンプルでモダンな雰囲気の建物で若い女性から人気が高いというのも納得です。

仏生山温泉は、2007年にグッドデザイン賞を受賞しています。設計されたのは、岡昇平さんという建築家であり、香川県高松市生まれの方です。仏生山自体の街づくりの仕掛け人でもあり、仏生山温泉の番台の肩書も持たれていらっしゃいます。仏生山温泉のマークも、温泉マークとは少し違い線が1本になっているのが特徴で、よく見ると仏生山の「ぶ」の字に見えるのもおしゃれです。

中に入ると一面ガラス窓のフリースペースがあり、外から明るい光が差し込んできます。室内は場所によって照明の暗さも変えてありゆったりとくつろげる雰囲気となっています。温泉でゆっくり入ったあとにくつろげるおしゃれなスペースがあるのも仏生山温泉の魅力の一つです。

それでは、仏生山温泉の施設の見どころを紹介します。おしゃれな施設である仏生山温泉ですが入ってすぐにあるラウンジスペースにある「50メートル書店」が目に飛び込んできます。白いコーンの上に板が設置されており、その名の通り50メートル先まで伸びてその上に文庫本がずらりと並んでいます。

この50メートル書店ではどれも1冊200円で古本が販売されています。今ではなかなか手に入らないような古い本やマニアックな本も販売されており表紙を見ているだけでも非常に楽しいです。仏生山温泉では、なんと本を読みながら温泉に入ることも可能となっているのでこちらで購入した本を読みながらゆったりと温泉につかるのもおすすめです。

50メートル書店と同じスペースに物販コーナーもあり、様々なものが販売されていて見ているだけでも楽しいんです。雑貨や地元の食材、パンにポストカードなど様々な種類があり見ているとついつい購入してしまいたくなります。お土産にもぴったりのものも揃っています。パンは人気の「仏生山ウルトラファクトリー」のものを販売しています。

特に人気があるのがポストカードです。こちらで販売されているポストカードは、ことでんと仏生山温泉がコラボして生まれたものなんです。様々な種類がありおしゃれでお土産にもおすすめです。ポストカードはことでんのオンラインショップでも購入が可能です。また、同じデザインのものがポスターにもなっているので様々な場所で見かける機会も多いです。

仏生山温泉の施設の見どころといえばやっぱりなんといっても温泉です。施設内には大浴場の他に露天風呂もあり最高の環境でゆったりと過ごすことができます。脱衣所もシックなカラーリングになっており鍵付きのロッカーが並んでおり、大浴場にはシャンプーやボディーソープなどのアメニティも揃っています。

内湯と中庭の間には、ガラスなどの仕切りがなく非常に開放感あふれる造りとなっています。ゆったりと緑を眺めながらの温泉は最高です。また、外には露天風呂があり、ヒノキとヒバで作られており周囲には高い建物がないためしっかりと空を見上げながらゆっくり入ることができます。

また、露天風呂は2つあり高温浴と足湯、低温浴と寝湯として分かれています。低温浴の方は33度とぬるめの設定なので本を読みながら長い時間入っているというお客さんもいらっしゃいます。そして仏生山温泉の特徴の一つとして源泉かけ流しということが挙げられます。香川県高松で他に源泉かけ流しの温泉はないと言われており非常に貴重な温泉です。

仏生山温泉の施設の中でも人気が高い食堂。こちらも温泉施設の中で他の箇所に引けをとらないほど広々として開放的な空間となっておりこの食堂を目当てに来るというお客さんも少なくないほど人気があるんです。そんな食堂の中でもおすすめのメニューを紹介します。

まずは「かき氷」です。暖かい温泉に入ったあとの冷たいかき氷は絶品です。そんなかき氷ですが仏生山温泉のかき氷はそれだけを食べるためにアクセスされるという方もいるほどの人気メニューであり、温泉に入ったあとは必ず食べるというファンがいるほどです。かき氷の中でも一番人気なのが「黒蜜かき氷」です。

フルーツのかき氷は販売されている期間が決まっていますが、黒蜜かき氷は通年販売されており、値段は550円とリーズナブルです。練乳がかかっているかき氷に鹿児島産の黒糖をつかっている黒蜜をかけていただきます。黒蜜自体は非常に上品な味わいで練乳とも相性はぴったりです。

氷自体も口に入れるとふんわりと溶けていきますが、これは時間をかけて非常に薄く削ってあるからとのことです。黒蜜かき氷には白玉ものっており、リーズナブルな値段で絶妙な量なのでまた何度も食べたくなってしまいます。リピーターが多いのも頷ける味わいです。

人気のかき氷ですが、通年販売している黒蜜の他に、5月初旬から11月下旬まで期間限定で販売されているのがキウイ味・パイナップル味・宇治金時味の3種類です。キウイ味とパイナップル味は生のフルーツを使ったソースを使用するのでフルーツの旨味そのものをしっかりと味わうことができます。

おすすめのキウイかき氷ですが、ソースと氷が別々で提供され好きなようにかけながらいただくことができます。キウイ自体の甘さもしっかりと感じられ、キウイのさわやかな酸味が口中に広がります。果肉もたっぷりと入っているためキウイの粒も食べるときに感じられるためキウイ好きにはたまらない味です。値段は550円です。見た目もおしゃれでフォトジェニックなのも特徴です。

仏生山温泉の食堂といえばかき氷のイメージが強いという方も多いですが、お食事メニューも様々揃っています。カレーや牛かけご飯、うどんにそば、おにぎりなどありますが、やっぱり香川といえばうどんというイメージを持たれている方がほとんどではないでしょうか。そこで「たまごうどん」をおすすめします。

たまごうどんの値段はなんと380円というリーズナブルな価格です。ちょっと小腹がすいたときにもぴったりのメニューです。うどんメニューはこのほかに肉うどんもあり、しっかり食べたいときには肉うどんもおすすめです。

こちらのたまごうどんは、月見うどんのように生の卵がのっているわけでもなく卵とじになっているわけでもありません。卵が半熟になったものがうどんになっています。そのほかの具材はネギと天かすとシンプルなものであり非常に優しい味わいです。老若男女問わず愛される味のうどんに仕上がっています。

仏生山温泉には施術室があり、リンパドレナージュを受けることが可能です。この施術室は14時から22時まで利用可能となっており毎週火曜日が定休日です。ゆっくりと温泉に入るついでに体も芯からすっきりとさせたいという方は受けてみてはいかがでしょうか。

温泉の施術室では、自家しぼりのゆずシードオイルを使用しており頭・顔の30分3000円のコースからおまかせ120分の12000円のコースまで様々です。おまかせコースでは当日の体調や希望を聞いたあとに施術する部位を決めてくれるため自分の体の不調な部分をしっかりと見極められるということで人気が高いです。土日は特に混んでいますので早めの予約をおすすめします。

仏生山では、まち全体を旅館に見立てる「仏生山まちぐるみ旅館」という取り組みを行っています。もともと仏生山には宿泊できる場所がなかったため、空き家になっている住宅をリノベーションして宿泊できるようにしたのがはじまりです。香川の中でも仏生山にアクセスされる方を増やすことが目的としてはじまったものです。

最初にオープンしたのは「縁側の客室」です。こちらは住宅であったことを最大限に利用し、家としての居心地の良さをそのまま残しています。一棟貸しで2名から10名までの利用ができます。宿泊中は何回でも仏生山温泉に無料で入浴できるのも魅力の一つです。大勢での旅行にもおすすめです。

また、少人数で泊まる場合は宿泊施設「温泉裏の客室」があります。全部で4室の小さな客室ですが、平屋がリノベーションされて非常におしゃれということで人気が高いんです。全て1～2名用の個室タイプとなっており気軽に泊まることができます。小学生以下のお子さんは宿泊不可となっているのでご注意ください。仏生山の街自体で町おこしを盛り上げているということを感じられ非常におすすめです。

いかがでしたか。香川でおすすめの仏生山温泉について紹介しました。まるで温泉とは思えないスタイリッシュでおしゃれな仏生山温泉、ぜひ香川に旅行で行かれる際にはアクセスしてみてはいかがでしょうか。うどんを食べたあとに温泉に入りかき氷を食べる最高の一日、ぜひおすすめです。