軍艦島への行き方ガイド！個人でのアクセス方法や上陸条件まで徹底調査！

九州長崎県ではたくさんの観光スポットがありますが、その中でも1度は訪れてみたい人気の軍艦島が大注目となります。日本の明治時代産業革命遺産として2015年に世界遺産として登録された島で国内に止まらず、海外の観光客が注目されているスポットとなります。軍艦島の歴史や見どころを知って、観光スポットとしてチョイスしてみましょう。

まず初めに軍艦島について少しだけご紹介します。軍艦島とは通称名であり、本当の島の名前は端島（はしま）と言います。島の面積は約6.3ヘクタールで外周は約1.2kmとなっていますが、実はそのほとんどが埋め立て地です。江戸時代後期に石炭が発見されてからは炭鉱都市となり、小さな島にはたくさんの労働者やその家族が軍艦島を生活拠点として暮らしていました。

しかし戦後まもなく石炭産業が衰え始め、74年には閉山となってしまいました。そこからは今まで住んでいた軍艦島は無人島となり、住居や施設などはそのまま長い期間放置されたままとなりました。その歴史や廃墟となった無人島は現在では貴重な建造物として明治時代産業革命遺産となっています。また映画等のロケ地となった事で注目のスポットとして話題となっています。

続いて遠方から長崎県へお越しの方はアクセスとして長崎空港を利用される方も多いので、長崎空港から長崎市内までの行き方をまずご紹介します。長崎空港から長崎市内へ向かうバスは1日にたくさん本数が出ているのでおすすめです。長崎空港からのバス本数は1時間に5本から6本でたくさんの観光客が利用する人気のアクセス方法となっています。

長崎空港から長崎駅までは約40分から60分程でアクセスする事が出来ますので利用する前は事前にチェックしておきましょう。また長崎空港から長崎駅間瀬のバス料金は大人800円、子供は400円で利用する事が出来るので、とてもリーズナブルなバス移動は人気アクセス方法となっていますので、長崎市内は基本路面電車がとても便利です。

続いて長崎空港からレンタカーを借りて移動される方におすすめの行き方をご紹介します。小さいお子様連れやお年寄りの方は、人が多い公共交通機関を利用するのを避けたい方もいます。そんな方は長崎空港付近にあるレンタカーのお店がおすすめです。ニッポンレンタカーやタイムズカーレンタル等のお店があります。1泊2日のレンタルで軽自動車は1万円台から利用できます。

更に大きなワンボックスカーであれば3万円台でレンタルする事が出来ます。長崎空港から直行で軍艦島ツアー会社の場所にもよりますが、車で約40km程で40分前後でアクセスする事が出来ます。更に長崎駅付近からだと車で約2km程で6分前後でツアー会社までアクセスできます。レンタカー移動の際は利用する軍艦島のツアー会社の住所をナビ案内で移動しましょう。

続いて軍艦島へのアクセス方法として公共交通機関であるバスを利用してお越しの方はチェックしておきましょう。1人旅行や少人数での移動の場合には長崎市内の路面電車でのアクセスがおすすめ。長崎市内はたくさんの路面電車が行渡っているので人気のアクセス方法です。料金も全区域が一律となっていて、大人120円子供60円で路面電車を利用できます。

長崎市内から路面電車を利用して、軍艦島ツアー会社のスポットまでアクセスできます。事前に予約をしたツアー会社の場所を目的地とし、路面電車でアクセスしましょう。実際にツアー会社の場所のほとんどは路面電車の駅から徒歩圏内にあるスポットがほとんどとなります。格安で路面電車を利用する事も出来て、ツアー会社の場所も駅から近くにあるのでおすすめです。

軍艦島には飛行場がなく、アクセスする方法は船で島まで渡る方法となります。ひと昔までは個人で地元の漁船や海上タクシーを利用して軍艦島へ上陸される方も多くいました。しかし実際は島の周辺を回る遊覧船の運行は可能だったものの、個人の上陸は禁止されていました。実際に1970年の時点では1日に12往復で個人で軍艦島へアクセスする事が出来る船もありました。

ここで注意が必要となるのは個人で軍艦島へアクセスするのは無法者となるので、個人での上陸は固く禁じられています。2009年4月22日以降には見学可能エリアを厳選して、観光客が上陸と軍艦島の見学する事が出来るようになりました。2015年に軍艦島が世界遺産として登録された事もあり、個人での上陸は更に厳しくなっていますので注意しましょう。

また廃墟が多い島で、通年通してもたくさんの観光客の方が集まるスポットとなっています。遠方からお越しの際には個人の単独で軍艦島へ行くことは出来ません。事前に軍艦島への行き方を下調べした上で観光をするようにしましょう。また軍艦島内でも観光できるスポットの一部に限られていますので、その点もチェックしておくようにしましょう。

続いて個人で軍艦島へのアクセスが出来ないのでツアー会社を利用して軍艦島の観光を楽しみましょう。実際に2009年4月から開始となった軍艦島ツアーは長崎港から軍艦島（端島）の往復で船を利用してアクセスします。現在では軍艦島がツアーで楽しめて、それぞれのツアー会社が運営していますので、条件や料金、ツアー内容等はそれぞれ異なります。

軍艦島へ訪れるのは全て船でアクセスとなりますが、長崎港から軍艦島までは船でアクセスして45分から50分程で到着する場所にあります。長崎港からは以外に遠い場所に軍艦島があるので、ツアーが安心で安全に観光できる点も魅力の1つとなっています。廃墟の聖地である軍艦島はたくさんの見どころが詰まった人気スポットとなります。

続いてご紹介するのは軍艦島の観光ツアーは事前予約が必要となります。軍艦島は人気の観光スポットとなっていますので、遠方から観光にお越しの方は特に早めの予約をしておきましょう。ツアー会社から出ている船の出航は1日に2回ツアーを開催されているのがほとどです。特に週末や日曜日、更に長期休暇シーズン等はたくさんの方がアクセスする事も多いです。

個人の休みや旅行の日程が事前に決まっている方は早めに予約をしておきましょう。ツアーの予約方法は電話やホームページからのネット予約が可能となっています。また既にツアー予約が埋まっている場合でも、細かく予約状況をチェックしていればツアーの空きが出る場合もあるようです。軍艦島観光の際には事前準備が必要となります。

続いて人気の軍艦島が観光できるツアー会社は4社となっています。人気の観光スポットでありながらも、そのツアー会社4社にはそれぞれの特徴や内容が様々にあります。まず初めに軍艦島ツアー内容を各社を比較して特徴的で個人的に自分に合ったツアー会社を選ぶのがおすすめです。軍艦島についてのツアーガイドさんの指示に従って、建造物の説明や軍艦島の歴史が学べます。

長期休暇などのシーズンは特にたくさんの観光客が集まってくるので、観光日程が決まった際には早めにツアー会社を決めて、予約をしておくのがおすすめとなります。また軍艦島の入場曲金に関してもツアー会社によって異なります。4社共通の点に関しては長崎市に支払う軍艦島の入場料が別途必要となり、大人300円子供150円の料金が必要となります。

軍艦島ツアー会社をご紹介させて頂きたいと思います。まず初めにやまさ海運株式会社ツアー会社に注目してみましょう。まずこちらのやまさ海運株式会社の船は4社の中でも1番大きい船が特徴的となっています。船の名前はマルベージャとマルベージャ3の2隻となっています。軍艦島のツアーは1日に2便出航となっています。午前は8時15分からで、午後は12時出航となっています。

軍艦島のツアー会社の中では1番大きいマルベージャの船は旅客店員数は225人となっています。料金は基本4200円に上陸料金300円ですが、早割りが適応されますのでお得に観光が楽しめるのが魅力です。早割適応の場合はインターネットからが対象となっていますのでチェックしておきましょう。またキャンセル料金の負担もあるので、事前チェックは必要です。

続いておすすめの軍艦島ツアー会社シーマンについてご紹介します。こちらのツアー会社では1日に午前10時10分出航ツアーち13時20分出航の2便に分けて案内してくれます。ツアーコースについても2種類から選べ、軍艦島の周りを船で周遊と上陸するコースに周遊コースのみもあります。合計時間は約2時間30分のツアーで存分に楽しむ事が出来ます。

こちらのシーマン会社のツアーの魅力は、軍艦島を世界遺産にする会のNPO法人の理事長が直々で専属ガイドを務めていること。理事長は軍艦島で暮らした経験のある元島民であり、軍艦島の歴史や生活に関してリアルな解説をしてくれます。ツアー中の集合写真撮影や、軍艦島上陸記念証明書がプレゼントで頂けます。たくさんのおもてなしで軍艦島ツアーが楽しめる会社です。

続いて軍艦島コンシェルジュのツアー会社の最大の魅力は、軍艦島への上陸率が高く高性能のスタビライザーを装置した船でツアーが楽しめます。後々ご紹介しますが、軍艦島への島の上陸は想像以上に難易度が高いです。その為、上陸を出来ずにツアーが終了してしまう事も多いので上陸率の高い船を選ぶのも大きなポイントとなります。軍艦島コンシェルジュの船はとても大きなクルーズで楽しめます。

たくさんのプランもあり、軍艦島上陸と周遊プランで基本4000円から4500円となります。その他に軍艦島上陸ツアーとセットでデジタルミュージックが楽しめます。実際に軍艦島は立ち入り禁止区域がほとんどで見学できるのは3カ所のみ。しかしデジタルで立ち入り禁止区域をスクリーンで見られます。プレミアムチケットは大人8000円から9000円です。

続いて軍艦島ツアー会社最後にご紹介するのは高島海上交通です。こちらのツアー会社の最も魅力的な点は4社の中でも1番お値段がリーズナブルで楽しめます。大人3600円で子供1800円で均一となっていて、見学施設使用料は別途300円必要となります。更に高島海上交通のブラックダイヤモンド号の船はオレンジと黒のカラーが特徴的です。

天気のいい日には人気の2階デッキ席で風景を楽しみながら軍艦島へと向かうのがおすすめ。更に他のツアー船よりも少人数で移動する船のため、軍艦島に上陸する際には大人数いるとその分時間がかかります。少人数であればすぐに軍艦島に降りる事が出来るのもポイントです。ツアーは午前便は9時10分から、午後便は14時00出発のツアーは1日2回行っています。

最後に軍艦島の上陸は通常の島よりも難易度が高く、上陸出来ない可能性が高い島です。実際に軍艦島の上陸には条件もあり、ツアー会社から出ている船でも上陸不可の場合も。上陸ができない判断については最終的には船長の判断となります。予約を事前にしていても、軍艦島の上陸が出来ない事もあるので、アクセスする際は、波浪予報もチェックしておくのがポイントです。

軍艦島の上陸に関しての禁止の条件とは、まず風速が秒速で5メートルを超える時となります。次に波高が0.5メートルを超える時、視程が500メートル以下の時、と大きく3つのポイントで判断されます。実際に年間を通してみても、天候基準をクリアーする日数が100日間レベルとなっています。想像以上に軍艦島の上陸がいかにハードルが高いかが分かります。

軍艦島に訪れる際には、事前に波浪の予想が確かめられるアプリ等もあり、「国際気象海洋株式会社」でも確認出来ます。また遠方からお越しの場合などアクセスできる日が限られている方は、軍艦島の上陸率が高いツアー会社を選ぶのがいいでしょう。数日間滞在できるのであれば、天候や予約の状況を見ながら好きなツアー会社を選ぶのもおすすめです。

長崎の人気観光スポット軍艦島への行き方やおすすめのアクセス方法をまとめてご紹介させて頂きました。明治時代産業革命遺産として2015年に世界遺産の登録がされてからは、個人で軍艦島へ行く事が出来なくなってしまいました。軍艦島への行き方はツアーに参加し、船で軍艦島へと渡ります。ツアーも大人気の為事前予約は必須となります。軍艦島の歴史的建造物を観光してみましょう。