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長崎の出島観光のおすすめはココ!見所散策から人気のグルメやお土産も!

長崎の出島観光のおすすめはココ!見所散策から人気のグルメやお土産も!
投稿日: 2017年5月21日最終更新日: 2020年10月7日

長崎県出島は、鎖国から明治の日本に影響を及ぼした西洋文化の発信地として、歴史の教科書にも登場します。江戸時代の建物群を再現した新しい出島は、オランダとの貿易や蘭学の資料を展示する観光地となり、出島ワーフなどのグルメスポットは観光客にの人気があります。

鎖国時代の西洋は出島から発信見出し

Photo by stormsewer

長崎県にある出島は、歴史の教科書の地図でも知られる江戸の鎖国時代に日本で唯一西洋に開かれていた場所でした。出島自体は、江戸幕府によって鎖国政策のために埋め立てられた人口島で、長崎市の港湾部に位置しています。寛永11年(1634年)から2年のをかけて造られ、対ポルトガル・対オランダ貿易が行われました。

長崎市の観光スポットをまとめ!おすすめや人気・穴場まで徹底紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長崎市の観光スポットをまとめ!おすすめや人気・穴場まで徹底紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎市の観光スポットをご紹介します。長崎市は風光明媚の観光地ですが、古くから外国との窓口としての歴史やキリシタン関連のスポットがあり、さらに原爆の被爆地としてのスポットなど見る所が沢山あります。観光や見学などのお役立ち情報をご案内しますのでご覧ください。

観光地としての現在の出島見出し

出島はもともとは「出島の鳥瞰図」という地図からも知られるように扇の形をした人口島でしたが、明治以降に周りが埋め立てられたために、現在の地図ではどこが出島なのか分からなくなってしまいました。現在では陸続きになっていますが、水門やカピタン館などの復元された建物や、江戸時代の西洋文化に関する映像や展示などもあり、人気の観光スポットとなっています。

鎖国時代の出島は、当時の地図によると49棟もの建物があったと言います。現在では25棟が復元されて、当時の町並みが再現されています。海に面した水門がある西側から入ると、幕府から明治の順で、反対側の東ゲートからだと明治から幕末、鎖国時代へとさかのぼるように建物が続きます。

出島観光のおすすめスポット1:カピタン部屋見出し

カピタン部屋は出島で最大の建物で、阿蘭陀商館長(カピタン)の住まいであると同時に商館事務所やお客をもてなす場でした。復元されたカピタン部屋は、1階部分が出島の生活や歴史に関する展示、2階部分が商館長の生活を再現していて、和洋折衷の内装の部屋のテーブルにはクリスマスディナーが並んでいます。

出島観光のおすすめスポット2:拝礼筆者蘭人部屋(蘭学館)見出し

拝礼筆者蘭人部屋は、貿易業務に携わるオランダ人の書記の中のトップが住んでいた建物を復元して、出島から日本に伝わった蘭学に関する展示がされています。中には江戸時代に使われた聴診器の複製や、出島でオランダ商館医をしていたシーボルトの著書「日本」などが展示されています。

ドイツ人医師のシーボルトは、文政6年(1823年)に出島に到着し、翌年には出島の外に鳴滝塾を開いて西洋医学を広めました。シーボルトは文政11年(1828年)に帰国する際に当時、幕府の禁制品だった日本地図を持ち出そうとして国外追放処分になりました。実際に国外に持ち出そうとしたのは地図だけではなく、徳川家の家紋入りの帷子(かたびら)などもあったと言います。

出島観光のおすすめスポット3:銅蔵見出し

銅蔵には、出島の主要な輸出品だった銅を保管していた建物で、現在では銅を通じて日本・世界がつながっていた歴史を映像で紹介しています。日本からの輸出品は金や銀の輸出が禁止されてからは、おもに銅と陶磁器が主要になりました。出島から輸出された伊万里などの陶磁器は、ヨーロッパの王侯貴族の間で重宝されたと言います。

出島観光のおすすめスポット4:旧出島神学校見出し

旧出島神学校は、明治11年(1878年)に建てられた現存する日本最古の神学校(キリスト教プロテスタント派)です。旧出島神学校は明治末には病院として使われたこともありますが、現在では出島売店・休憩室、出島の情報を提供する図書室などになっています。

出島観光のおすすめスポット5:一番蔵見出し

出島には蔵がいくつかあり、一番蔵は輸入されてきた砂糖が保存されていた蔵で、土蔵造りの建物が復元されています。中には、蔵の構造の模型や蔵の耐火性という点に関する展示、発掘調査で見つかった建物の礎石や復元の過程などを、映像を使って詳しく紹介しています。

出島観光のおすすめスポット6:二番蔵(貿易館)見出し

二番蔵は、輸入品である染料に使われた「蘇木」が保管されていた蔵れ、1階には「貿易と交流」をテーマに当時の様々な貿易品が展示されています。出島から日本に発信された西洋の学問や技術を模型を使って紹介したり、西洋の言葉に関する展示もされています。

出島観光のおすすめスポット7:旧石倉(考古館)見出し

旧石倉は開国後に建てられた、出島の中では比較的新しい建物で、坂本龍馬率いる海援隊との取引もここで行われました。オルト邸、リンガー邸、グラバー邸などの西洋館を施工した天草の棟梁・小山秀之進の手によって建造されました。中には、出島の考古学調査で発見された出土品や、石垣の修復についての展示などがれています。

出島観光のおすすめスポット8:旧長崎内外クラブ見出し

Photo by BONGURI

長崎内外クラブは、明治36年(1899年)にスコットランド人商人グラバーの息子・倉場富三郎らが発起して、長崎に在留する外国人と日本人との交流の場として建設されました。1階にはレストランがあり、長崎のご当地グルメであるトルコライスや豚角煮まんじゅうなどを味わうことができます。2階には当時のゲームなどの展示がされています。

出島観光のおすすめスポット9:出島ワーフ見出し

出島ワーフは、出島町の長崎港周辺に展開する、ショップやレストランなどが入った総合商業施設です。「朝市食堂」では、野母崎で捕れた新鮮な魚介類を使ったメニューや、朝市で購入した鮮魚や干物などのバーベキューをすることもでき、人気の観光スポットとなっています。

「出島テラス」では、長崎のご当地グルメであるトルコライスをアレンジした「出島ライス」が人気のメニューです。ジャズ音楽が流れる店内はオシャレな大人の雰囲気で、木曜日から土曜日の間にには生のジャズ演奏もあり、グルメと音楽を楽しめるレストランです。

中華料理の「レッドランタン」は、名前の通り赤い提灯が目印のオシャレなレストランです。長崎のご当地グルメである長崎皿ちゃんぽんなど、定番メニューから裏メニューまであります。コーヒー専門店「アティック」では、坂本龍馬や岩崎弥太郎の肖像でデコレーションされたカプチーノが人気です。

長崎の出島ワーフはグルメの宝庫!おすすめのランチは新鮮な海鮮が人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長崎の出島ワーフはグルメの宝庫!おすすめのランチは新鮮な海鮮が人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎県出島には、絶品海鮮料理が食べられる『出島ワーフ』と呼ばれる所が在ります。『出島ワーフ』は長崎港のベイエリアにある、ショッピングや美味しいお食事が出来るお洒落な複合施設です。今回はそんな『出島ワーフ』から、絶品海鮮料理が食べられるお食事処をまとめました。

出島観光のおすすめスポット10:長崎歴史文化博物館見出し

長崎歴史文化博物館は、「近世長崎の海外交流」をメインテーマに江戸時代から近代にかけての海外交流に関する展示を行う博物館です。博物館は江戸時代に長崎奉行所があったところに建っていて、武家屋敷風の奉行所と裁きが行われるお白州などが再現されています。

西洋との出会い、長崎貿易、長崎の美術・工芸などのテーマに分かれた常設展示には、オランダ船・中国船・蒸気船などの船の模型や、南蛮人渡来図、屏風絵、地図などが展示されておおり、長崎と外国との交流が分かりやすく説明されています。パズルやのぞき絵などの体験型展示は、大人から子供まで楽しめる人気のコーナーです。

出島観光のおすすめスポット11:長崎水辺の森公園見出し

長崎水辺の森公園は、長崎港内を埋め立てて造られた海浜公園です。「大地の広場」・「水の庭園」・「水辺のプロムナード」の3つのブロックみ分けられた長崎水辺の森公園には運がが流れており、「風侍橋」「あじさい橋」「オランダ坂橋」などの名前の橋がかけられています。

長崎水辺の森公園の中の、山からの自然水を噴水などに利用した「水の庭園」は、夏場には子供が水遊びをすることもでき、家族連れにも人気のスポットとなっています。公園内には、海に面したイタリアンレストランもあり、ライトアップされた公園の夜景を楽しみながら食事をすることができます。

長崎出島のお土産1:長崎出島シーボルト見出し

Photo by akira yamada

長崎出島シーボルトは、アルミパックに入った焼き菓子で、バター風味の生地につぶ餡・みかん餡・コーヒー餡・長崎ならではの「ざぼん餡」が入っています。個別包装されていて、賞味期限が約90日と長いことから、お手軽に買うことができる出島土産として人気です。

長崎出島のお土産2:福砂屋のカステラ見出し

日本でカステラと言えば長崎県というほど有名なお菓子ですが、「長崎カステラ」と呼ばれるものは福砂屋のカステラが元祖だそうです。福砂屋では普通のカステラの他にも、オランダケーキというココア風味のカステラにレーズンとクルミをトッピングしたものも人気のお土産です。

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長崎はカステラで有名!老舗・人気・有名のお店を紹介!体験もできる? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎のお土産といえば、カステラを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか?カステラが、なぜ長崎のお土産として有名になったのかご存知ですか?そんな長崎カステラの歴史や、カステラ作り体験ができるお店、老舗や人気の有名店までご紹介します。

長崎出島のお土産3:唐草の出島蘭館見出し

唐草の出島欄干は、出島の扇型の地図の形をしたオランダ風のタルトに、チーズクリームとチョコチップとアーモンドクリームベースの生地をのせて焼いた焼き菓子です。日本人が出島で初めて出会った西洋の味をイメージした出島蘭館は、出島のお土産にぴったりです。

長崎のお土産のおすすめランキング!雑貨やお菓子・人気のカステラも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
長崎のお土産のおすすめランキング!雑貨やお菓子・人気のカステラも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
長崎のおすすめお土産といえばこれ!定番の人気カステラからちょっと意外な雑貨土産まで、おすすめ順にランキング化してみました。このランキングを見れば、きっとあなたにぴったりの長崎土産が見つかるはずです。ぜひ長崎でのお土産選びの参考にしてみてください。

出島で再発見する西洋見出し

Photo by alberth2

長崎県の出島は、鎖国時代の日本に西洋の技術や文化を伝え、蘭学は日本の医学の発展にも貢献しました。復元された出島で展示されている資料や映像などは、日本の西洋化の原点を教えてくれます。和洋折衷という言葉通りの「シーボルト」などのお土産や、長崎のご当地グルメを味わいながら、歴史を感じてみるのもおすすめです。

投稿日: 2017年5月21日最終更新日: 2020年10月7日

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