『由布まぶし 心』で豊後牛まぶしを堪能！おすすめランチ&メニューは？

大分県に観光の際、ランチでお悩みの方はせっかくだから大分の食材を存分に味わうことのできる処でランチをいただきたいのではないでしょうか?地元のブランド牛を使用したランチが人気の由布まぶし 心は、店内が椅子4つのテーブル席で、黒・こげ茶の色の落ち着いた雰囲気のおしゃれな店内です。今回は由布まぶし 心でいただきたいおすすめのランチメニューの魅力を紹介します。

大分県の湯布院は温泉で有名な観光地として知られています。温泉旅館でゆったり過ごすのがもちろんおすすめですが、宿泊をしなくても日帰り入浴を受け付けているホテルや旅館が約30軒あります。由布岳を望む絶景を独り占めできる温泉も気軽に立ち寄れます。入浴だけでなく食事や部屋休憩とのセットプランを用意している温泉宿もあります。 

湯布院の観光のメインストリートの「湯の坪街道」（ゆのつぼかいどう）は、土産屋から雑貨店など個性的な店が並んでいて、土産物探しやショッピングを楽しみながら、地元ならではのグルメを味わうことができます。 こちらの街道を抜けると、湯布院随一の観光名所「金鱗湖」（きんりんこ）が見えてきます。

金鱗湖は温水と清水が湧き出てくる珍しい湖で、年間を通して水温が13から15度と安定しています。晩秋から冬の早朝には、湖面から霧が立ち昇り湖面に映る景色も美しく、湯布院でも定番の撮影場所になっています。金鱗湖には伝説があります。由布岳の女神・宇奈岐日女神に、湖の干拓を命じられた蹴裂権現。

西の湖壁を蹴り裂いて水を流し、今の湯布院盆地が現れます。しかし、湖底に棲んでいた龍が困り果ててしまい、天祖神に「湖の全てとは言いません。ただ、ここに少しばかりの安住の地を与えて下さい」とお願いします。天祖神はその願いを聞き入れて、温泉と清水が湧き出る岳本の池（金鱗湖）が残されたという伝説です。

大分県湯布院の観光名所でもう一つ紹介したいのが、美しく荘厳な姿を持つ由布岳です。豊後富士と呼ばれることもあります。由布院盆地のどこからでも眺めることができるため、湯布院のシンボルとされています。特に空気が澄んだ冬はさらにきれいに見ることができます。標高は1584メートルです。

大分県湯布院でおいしいランチが食べられると好評の由布まぶし 心。ご飯のおいしさを伝えることを第一に考えていて、一人前ずつ炊き上げています。大分県湯布院の名宿御三家の一つ「山荘無量塔」で修行を積んだ店主が「湯布院の心から味わう料理を」との想いでオープンしました。本店と支店で2店舗あります。

豊後牛（ふんごぎゅう）は大分の恵まれた自然の中で育ち、輝かしい歴史と実績をもつ牛肉の最高傑作になります。和牛には黒毛和種・褐色和種・日本短角種・無角和種の4種があり、黒毛和種（国産黒毛和牛）はきめの細かい霜降りを持った肉質でやわらかさとおいしさが際立っています。肉質4等級以上のものは「おおいた豊後牛 頂（いただき）」になります。

由布まぶし 心についてくる前菜には5種類の野菜を使用しています。なるべく大分県産にこだわった素材を使用しています。ゴマ豆腐の柚子みそあえ、ゴボウや里芋の煮物、切り干し大根、だし巻き卵など。美しいお皿に盛られたメニューは美しくシンプルな味付けで、体が喜んでいるのが感じられる味付けとなっています。

1番のおすすめランチは豊後牛を使用したまぶしメニューで、2361円。炭火でじっくりと焼き上げることで肉汁が閉じ込められています。炊き立てのご飯の上には大分県湯布院産のクレソンに水菜などの香味野菜が盛られています。出し汁は豊後牛からとったもので、鰹の旨味を足したたれで食べるのがおすすめです。

まずはそのままいただくのがおすすめ。大分のブランド牛の豊後牛の味。土鍋で炊いた、だしと牛肉のお汁がよく染み込んだお米一つ一つの味わい、そして土鍋で炊くからこそ食べることのできるおいしいおこげ。土鍋の窯のふたを開けた瞬間に食欲がそそられる香りにも注目です。

2杯目は卓上にある定番のワサビではなく、山椒や柚子胡椒を軽くトッピングしていただくのがおすすめです。山椒と柚子胡椒のピリッとした辛さ、鼻を抜ける香りが豊後牛肉の味をさらに引き立ててくれます。だしと牛肉だけの時と異なり、味に変化ができます。後味がさっぱりとなります。予想以上のおいしさになります。

3杯目はついてくる出し汁をお釜に注いでお茶づけにしてだべるのがおすすめです。だしに豊後牛のまろやかな肉汁が広がり、炊き立て湯布院産のお米・おこげの味・香りがベストなバランスでミックスされます。今までに食べたことのないお茶漬けを味わうことができます。なべ底のおこげはゆっくりとかき混ぜて食べるのがおすすめです。

2番目のおすすめランチは大分県湯布院産の極上鰻を使用したメニューで2361円。大分県湯布院には鰻の伝説があるといわれています。六所神社近くにある金鱗湖の龍という伝説に登場する龍は実は大鰻であったという書物があり、この大鰻を抑え従えた姫は宇奈岐姫であったといわれています。

炭火でじっくりとあぶっていることで、ふたを開けた時の香りが、うな重とは違ったおいしさを醸し出しています。また使用しているたれは先祖代々受け継がれている秘伝のたれで湯布院産の鰻にしっかりとまとわりつくような絶妙な味となっています。鰻は小ぶりながら弾力があり、うまみと風味がしっかりとしていて湯布院米との相性抜群です。

おすすめの食べ方は、1杯目はそのまま、2杯目は薬味を入れるのがおすすめです。一番合うのは山椒になります。3杯目は出し汁を入れてお茶漬けにします。湯布院産の鰻の脂がじんわりと出し汁に溶け込み上手に混ざることでおこげもよりおいしく味わうことができます。湯布院鰻だからこその味わいです。

3番目のおすすめランチは由布市庄内町の山深い自然の中で育てられた豊のしゃもを使用したメニューで2176円。大分県の方は鶏が大好きな県民が多く全国でもトップクラスの消費量を誇ります。こちらのまぶしに使用される鶏肉はまぶし用に脂の乗りが程よく仕上がっていて、噛み応えがよく、うまみが強く弾力があるのが特徴です。

通常炊き立てのご飯に乗せると蒸れあがってしまいますが、こちらは蒸れあがることなく地鶏本来の味を存分に味わうことができおすすめランチメニューです。おすすめの食べ方ですが、1杯目はそのまま。香草の香りと地鶏、お米を深く味わいます。2杯目は少量のタレと柚子胡椒を効かせぴりっとした辛みを加えて食べるのがおすすめ。

3杯目は出し汁を加えてたべるのがおすすめです。土鍋を底からしゃもじで回し、おこげも柔らかくします。地鶏の脂、おこげの香ばしさと食感、湯布院産のお米の一粒一粒の甘み、いろんな味が詰まったお茶漬けになります。ぷりぷりの軟らかく噛み応えのある地鶏が最後まで味にコクとうまみを引き出してくれ、心がほっとする味となっています。

大分でおいしいランチが食べられる由布まぶし 心では単品メニューでも絶品料理を味わえます。豊後牛炭火焼2593円。地鶏炭火焼1555円。地鶏たたき1555円。他にもサバの塩焼きなどがあります。まぶしで紹介した、すでにたれやだしで味がつけられている物とは異なり、特性マスタードをつけたり、自分で好みの味にしていただくことができます。

由布まぶし 心ではお持ち帰りも可能です。店内でいただくよりも少しお値段は高いです。しかし、その分まぶしよりも具材が1.5から2倍の量となっています。ずっしりと重量感があり、ごはん・具材が容器の中にみっちりと詰まっています。豊後牛重2500円。うな重2685円。地鶏重2268円です。待ち時間も20分程度となっています。

由布まぶし 心は2店舗あります。金鱗湖店は金鱗湖から徒歩1分。駅前支店は大分県の湯布院駅から徒歩1分です。またこちらの由布まぶし心には珍しいことに姉妹店というものがあります。大分の本格的な寿司処「吉心」。豊後のおいしい魚がいただけると好評です。ランチは由布まぶし 心にして、夕食にお寿司というのもおすすめです。

金鱗湖の近くには無料の駐車場がありません。なので、車で行く際は近くの有料駐車場に停めるしかありません。近くにある駐車場は1時間200円になります。金鱗湖入り口駐車場は何時間停めても300円です。お店は平日でも混んでいるので予約して訪れるのがおすすめです。時間を気にせずに存分に味わうことができます。

お昼の情報番組でも取り上げられた「山椒郎」。湯布院料理の巨匠と呼ばれる店主の新江憲一さんはJRの「ななつ星」の料理も監修する方で、契約農家から仕入れるとれたて新鮮の湯布院の野菜を使用したメニューを味わうことができます。ランチの予約は受け付けていないため行列覚悟です。

一番の人気メニューは合わせ箱2160円。木の箱に豊後牛や地鶏、30種類もの彩り豊かな野菜がちりばめられています。ゆでる・焼く・蒸す・生のまま。素材のおいしさを再断言に引き出せるよう、味付けはとてもシンプルな料理です。ついてくる醤油ベースのたれをかけるとまた違った味を楽しむことができます。

ランチではこのほかに豊後牛ステーキランチや豊後牛しぐれ煮丼、豊後牛鍋などがあります。メインを食べた後、ラストオーダーにデザートプレートがおすすめです。季節や旬の食材でデザートの内容は異なります。以前夏ではのど越しの良さを考えた、ぷるるんとした、レンコン餅のようなデザートが登場したそうです。

住所:大分県由布市湯布院町川上田中2850-5
電話番号:0977-84-5315

櫟の丘は湯布院盆地を一望することのできる丘の上にあるピザのお店です。ピザはハーフハーフでも注文できます。根音の石窯で焼き上げられるピザはどれも絶品と人気です。一番のおすすめはカプリチョーザとクアトロの組み合わせ。湯布院産の有機野菜とイタリアナポリからの4種のチーズ。味だけでなく材料にもこだわりが詰まった一品です。

ピザだけでなく湯布院の野菜と白トリュフを使用したクリームパスタや、石窯で焼いたスペアリブなどのアラカルトメニューも豊富です。食後のデザートにガトーショコラやドルチェもあります。店内は程よいスペースのあるゆったりとくつろげる雰囲気のため小さいお子さん連れでも楽しむことができます。

住所：大分県由布市湯布院町川北893-1
電話番号：0977-85-4007

こちらはランチ後におすすめのスイーツのお店です。1999年にオープンして以来、今でも行列ができる「B-speak」。一番のおすすめ「Pロール」はプレーンとチョコの2種の味があります。平日でもすぐに売り切れてしまいます。クリームとふわふわのスポンジ生地が口の中に入れた瞬間溶けてしまうほど軽やかな口当たりとなっています。

人気のロールケーキ以外の商品もおすすめです。それは人気2番目のチーズケーキです。北欧産のクリームチーズにアールグレイを閉じ込めたものと、ほろ苦さと爽やかさが後を引き立たせる、和製グレープフルーツとも呼ばれる「晩柑」の皮と果汁を使用した、2種類のチーズケーキがあります。Pロールは消費期限が当日のためオンラインでの販売はありませんがそのほかの商品はネットでの購入が可能です。

住所:大分県由布市湯布院町川上3040-2
電話番号:0977-28-2166

湯布院の湯の坪街道の散策途中・ランチにおすすめの「鞠智カフェ」。夏はあんみつセット、冬の時期はぜんざいセットが大人気です。口直しの小鉢には湯布院産の金柑の甘煮がつくこともあり、その時期によって異なります。また豊後牛を使用したさくさくの豊後牛コロッケや大分名物のとり天、店名のカレーもおすすめです。

地産地消と手作りにこだわっている鞠智カフェ。「今まで見たことがないけど、どこか懐かしい」をコンセプトにオンラインでは様々な商品を販売しています。かりんとうやパンやヨーグルトにぴったりのコンフィチュール。サクサクのラスク。丸くかわいい最中などがあります。どの商品もすべて一から手作り。自然の味わいをいただくことができます。

大分県湯布院にある人気のランチ店「由布まぶし 心」をご紹介しました。湯布院駅付近にはおいしいチーズケーキやアップルパイをいただけるおすすめのカフェ・喫茶店などもあります。大分県で有名な食材・料理ときかれてもすぐに思い浮かばない方、湯布院に旅行で訪れた際、ランチで悩んだらここに足を運んでみてください!