神野公園のこども遊園地がレトロで楽しい！料金やおすすめアトラクションは？

佐賀県にある神野公園(こうのこうえん)は駅からのアクセスの良さもあって人気の都市型公園ですが、その中にあるこども遊園地がレトロでかわいいと特に注目を集めています。入場料が無料ですので気軽に行くことができるのもポイント。この記事では、そんな神野公園のこども遊園地について料金やアトラクションなども含めてご紹介します。

神野公園のこども遊園地について具体的にご紹介する前に、このこども遊園地がどのぐらい人気が高いのかを見ていきましょう。子供さんとお出かけをする際にはこの情報サイトをまずチェックするという方が多数の「いこーよ」。情報量は日本最大級と言われており、65000件以上ものスポットが紹介されています。

そしてその「いこーよ」で2017年の年間人気ランキング佐賀県総合部門で第1位、同じく2017年の年間人気ランキング九州・沖縄レジャー部門で第5位を獲得したのが今回ご紹介する神野公園のこども遊園地なのです。合計で500スポット近くある佐賀県下でのランキングですから第1位という結果のすばらしさが際立ちます。

そして2018年のランキングですが、2018年8月現在では、佐賀県人気ランキングにおいて年間第1位、月間第3位、週間第2位という成績です。お得な料金で楽しめるところや、小さい子供さんでも無理なく遊べるアトラクションが多いのに加え、スタッフの方のサービスの良さなどが高評価につながっているようです。

神野公園のこども遊園地の人気の秘密は、全体的なレトロな雰囲気もありますがその料金の安さもポイントです。こども遊園地自体の入場料はなんと無料!遊園地に入場してからはアトラクションによっては料金がかかりますが、無料で遊ぶことのできるアトラクションもありますので、完全に無料で楽しむことも可能です。

名前には遊園地とありますが、遊園地と公園のちょうど間のような雰囲気ですので、アトラクションも小さい子供さん向けのものが多く、まだ遊園地に行ってみたことがないのでどんなアトラクションを楽しめるのか分からないといった子供さんと一緒の保護者の方に特におすすめです。入場料が無料ですので気軽に立ち寄って色々乗ってみてください!

また、料金がかかるアトラクションでも100円や200円といった非常にリーズナブルな料金で楽しめるようになっているほか、お得な1日フリーパスもあります。これは購入当日限り有効な1日乗り放題パスで、対象となっているアトラクションはミニジェットコースター、メリーゴーランド、スカイダンボ、回転ボート、チェーンタワー、汽車など合計で9つ。

そしてこのパスには料金設定が2種類あり、満1歳以上が対象となる「1人用パス」が1500円、満1歳以上と20歳以上の大人のペアでお得に使える「親子用パス」が1800円で販売されています。どちらのパスもリストバンド形式になっていますので、途中で取り外すことのないように注意してください。

こども遊園地に平日に遊びに行こうと考えている方におすすめなのが、「平日限定ハッピーセブンカード」です。料金1000円のこのカードを購入すると、なんと対象のアトラクションが7回利用できるというかなりお得な仕組み!しかも、小学校入学前の子供さんが使用する場合は、大人1名まで無料で同乗することができます。

ここからは具体的に遊園地内にはどんなアトラクションがあるのかを無料編と有料編に分けてご紹介していきましょう。まずはうれしい料金無料編です。1つ目は、大きな滑り台が特徴のアスレチックのようなアトラクションです。「クリフスライド」、「チューブスライド」、「ループスライド」の3つの大きな滑り台があります。

こども遊園地内には下がゴムチップになっており、転んでもケガをしにくいようになっているエリアがあります。そこで無料で遊ぶことができるのが三輪車。家の近くは車の往来が多くて危ないといった場合などにおすすめです。また、竹馬やフラフープ、缶馬などの懐かしい昔の遊び道具も無料で使用することができます。

そして夏のスペシャルイベントの一つ「こどもクエスト」も参加費は無料となっています。2018年9月30日までの限定スペシャルイベントであるこの「こどもクエスト」。佐賀バルーンミュージアムとのコラボ企画で、地図を手に入れて、見事宝箱を見つけることが出来たら景品を貰うことができます。

こども遊園地には有料で遊ぶことのできるアトラクションも充実しています。複数のアトラクションに何度も乗って遊びつくしたいという場合には、先にご紹介した1日券などがおすすめですが、あまり滞在時間がないという場合などにはそれぞれ1回ごとに料金を払って楽しむことも可能です。

まずはスリルを求める子供さんにおすすめの「ミニジェットコースター」です。ミニといってもかなりのスピードは出ますので大人の方も油断せずにどうぞ!料金は1回250円です。回転系のアトラクションには1回200円の「チェーンタワー」や1回250円の「スカイダンボ」、1回200円の「回転ボート」などがあります。

乗り物が好きな子供さんには、短いコースの「ミニ汽車」1回100円や1回250円の「SL」がおすすめです。特に「SL」はかなり本格的な造りとなっているほか、こども遊園地の周囲をぐるっと走りますので遊園地の全体像を眺めるのにもおすすめです。遊園地に入ったらまずこれに乗って、各アトラクションがどこにあるのかをチェックしてみると効率よく遊べます。

大人でも昔懐かしさに思わず乗ってみたくなること間違いなしのアトラクションが「メリーゴーランド」です。遊園地の定番中の定番のアトラクションですが、こども遊園地の「メリーゴーランド」はそのデザインも秀逸。これぞ「メリーゴーランド」といった昭和レトロな雰囲気が最高です。料金は1回200円です。

高いところからの景色を楽しみながらスリルも味わいたいという方におすすめのが「フロッグジャンピング」です。フロッグ、つまりカエルの大きな像が目印のこのアトラクション。かわいい見た目のカエルが目立ちますが、急降下と急上昇をするスリル満点の乗り物です。料金は1回250円です。

乗り物系ではなく、元気に全身を使って遊ぶことのできるアトラクションもあります。身長の関係で乗れないアトラクションのある小さな子供さんにもおすすめなのが、1回150円の「ボールプール」と1回200円の「トランポリン」です。そして大人も思わず夢中になってしまうこと間違いなしの「コインゲーム」と「ゲームコーナー」。

どちらも1回100円で楽しむことのできるゲーム類が揃っており、レーシングゲームやUFOキャッチャーなどがあります。そして昔のデパートの屋上にあったような「動物車」もあります。パンダなどの背中に乗って料金を入れるとゆっくりと動き出すもので、料金は100円のものと200円のものがあります。

連日暑い日が続く夏には水遊びがしたくなるもの。神野公園のこども遊園地では、要望の多かった「ウォーターパーク」がオープンをしています。期間は2018年7月21日から9月2日まで。利用時間は午前10時から午後4時までです。料金は1時間500円ですが、フリーパスチケットやハッピーセブンカードを持っている場合の料金は300円になります。

「ウォーターパーク」で遊ぶことができるのは小学生まで。幼児エリアと5歳からエリアに分かれていますので、安全に遊べるのが特徴です。幼児エリアにはトランポリンなどのアトラクションが、5歳からエリアにはスライダーが揃っているほか、共通エリアには噴水なども設置してあります。

さらに神野公園のこども遊園地では夏休み限定の縁日ゲームコーナーもあります。昔懐かしの縁日を楽しめるアトラクションで、大人は懐かしい気持ちで子供は新鮮な気持ちで遊べること間違いなし!「射的ゲーム」と「輪投げゲーム」があり、料金はどちらも1回200円です。景品ももちろんもらえます!

神野公園のこども遊園地内には売店があり、昔懐かしい駄菓子などが販売されているほか、スライムづくりや万華鏡などのクラフト系のおもちゃも揃っています。また、おむつやレジャーシート、汗拭きシートなどの便利グッズも完備されていますのでうっかり忘れものをしてしまった時にも安心です。夏にはもちろんアイスも!

また、軽食を食べられるお店もあります。営業は基本的に土日と祝日だけですが(長期休み中は平日も営業)、カレーライスやオムライスなどを食べることができます。こども遊園地のある神野公園はとにかく敷地の広いゆったりした公園ですので、桜の咲く春などの気候のいい時期にはお弁当などを持ってきて芝生で食べるのもおすすめです。

神野公園のこども遊園地の営業時間は午前9時から午後5時まで、定休日は毎週火曜日となっています。また、12月30日から1月1日までもお休みとなります。火曜日が祝日となった場合には、その翌日がお休みとなります。また、雨が酷い場合には臨時休園となることもあるので、天候によっては事前に公園まで問い合わせをするのがおすすめです。

ランキング一位になるほど大人気の佐賀県神野公園のこども遊園地。アクセスの良さもおすすめポイントの一つです。アクセスに便利なのはJR「佐賀駅」。「佐賀駅」から神野公園までは歩いても約2キロですので、桜の時期などにはのんびりと散策しながら向かうのもおすすめです。

また、JR「佐賀駅」から佐賀市営バスも運行されており、「神野公園・佐賀医大行き」に乗り「佐賀公園バス停」で降りると公園は目の前です。車でアクセスすることも可能です。「佐賀大和IC」からは約7キロの道のり。公園には160台停めることができる大きな駐車場が完備されていますし、駐車料金も無料です。

住所:佐賀県佐賀市神園 4丁目1番3号
電話番号:0952-30-8461

ここまで人気のこども遊園地に注目してご紹介してきましたが、ここからはこども遊園地のある神野公園について少しご紹介しましょう。公園の歴史は古く、1946年に佐賀藩主であった鍋島直正公の別邸の後に作られました。公園の面積は約5.6ヘクタール。多布施川の西に広がる都市公園として地域の住民などから愛されています。

次の項目からご紹介するおすすめスポットの他には、野生のトンボが多数生息している「とんぼ池」や江藤新平の銅像などがあります。また、こども神野公園の隣には、1970年にオープンというこちらも歴史の長い「佐賀市交通公園」があります。本物の道路と同じように設置された交差点や信号などが人気で、自転車に乗って遊ぶことができます。

神野公園の中にはなんと小さいですが「動物園」もあります。飼われているのは小さい動物が中心で、孔雀やインコ、うさぎなどがいます。こちらも料金は無料ですので、こども幼稚園に来た時にはぜひ立ち寄ってみてください。小さな子供さんの動物園デビューにぴったりの大興奮間違いなしのスポットです。

神野公園は実は桜の名所としても知られています。神野公園内には約1000本の桜が、そして多布施川沿いにはなんと3000本の桜が植えられており、桜の季節になると美しい桜並木を目当てに訪れる人で公園は一層にぎやかになります。遊園地で遊んだ後は桜の木の下でお弁当なんて休日はいかがでしょう?

動物園や桜並木もある神野公園ですが、実は公園内には雰囲気たっぷりのお茶屋もあります。佐賀藩の鍋島直正公によって1946年に建てられたお茶室で、大久保利通など要人が訪れるなど佐賀の迎賓館のような場所でした。残念ながら第二次世界大戦後に解体されたのですが、平成に入ってから復元をされたものが現在のお茶室です。

お茶室の開館時間は午前9時から午後5時まで。休館日は毎週月曜日と年末年始です。個人で入場する分には料金は無料ですが、団体で茶道や華道などの目的で利用する際には料金がかかります。また、お茶室内では午前10時から正午、午後2時から午後4時の間でお抹茶を頂くこともできます。料金はお茶菓子がついて300円です。

入場料が無料なほか、お得な乗り放題チケットなどもありとってもコスパよく楽しめると評判のこども遊園地。子供さんの遊園地デビューにぴったりなのはもちろん、そのレトロさが大人にも受けています。公園内には桜並木があったり、こちらも無料で楽しめる小動物園があるなど、佐賀に行ったらぜひ立ち寄ってみたい公園です。