この記事の目次
沖縄のケイブカフェとは?
沖縄には沢山の素晴らしい観光スポットがありますが沖縄本島の南部に位置する「ガンガラーの谷」という場所があります。そのガンガラーの谷の入り口にある鍾乳洞に「ケイブカフェ」があります。ケイブカフェは鍾乳洞を見ながらゆっくりとコーヒーを飲んだりできる素敵なカフェです。では今回はそのケイブカフェのメニューやアクセス方などご紹介します!
沖縄のガンガーラの谷にはケイブカフェがある?
沖縄の有名な観光スポット「沖縄ワールド」の向かいにあるガンガラーの谷の入り口には、ケイブカフェと呼ばれるおしゃれなカフェがあります。ガンガラーの谷の入り口に向かうスロープを降りていくと、目の前に大きな鍾乳洞が現れます。初めて訪れる方は思わず、感嘆の声を出してしまうでしょう。自然の美しさを一瞬で感じ取ることができる場所です。
自然の洞窟を利用して作られたケイブカフェには、まだ発掘途中の作業場所などもあります。発掘に使用するためのヘルメットや道具などを手に取ることもできます。そのヘルメットをかぶって写真に撮る場所も設けられているので、楽しい思い出の一つとして写真に残すのもおすすめです。インスタグラムに投稿する用のプレートも用意してあります。
ケイブカフェがあるガンガラーの谷とは?
沖縄の南部にあるガンガラーの谷は、数十万年前は鍾乳洞だったようです。ケイブカフェはその鍾乳洞の名残なのでしょう。ガンガラーの谷は現在は亜熱帯の森になっています。鍾乳洞だったものが崩れ落ち、それがやがて森となり、美しい森となり現在の姿になったのだそうです。
ガンガラーの谷は今でも発掘作業が行われています。約1万8000年前に生きていた港川人(みなとがわじん)と呼ばれる人たちが暮らしていたとも言われており、その調査が行われているそうです。歴史を感じ、自然を感じられるガンガラーの谷は、沖縄に立ち寄ったら1度は足を運んでみたい素晴らしい観光スポットです。
ガンガラーの谷へ訪れる人たちの多くは、向かいにある沖縄ワールドと合わせて観光する方が多いようです。沖縄ワールドの鍾乳洞や植物園を堪能して、ガンガラーの谷の自然を満喫するのがおすすめの観光ルートです。沖縄本島の南部を観光するなら、どちらも外せない興味深い場所です。沖縄の太古の歴史を味わいたい方はぜひどちらにも足を運びましょう。
ケイブカフェはガンガラーの谷のツアーの人たちの集合場所!
ケイブカフェがあるガンガラーの谷は誰でも自由に見学できる場所ではありません。ツアーでしか入ることができない場所です。1日に4回決まった時間にツアーが行われていますので、予約をして参加することになります。予約方法は公式のホームページで確認するといいでしょう。当日の予約はできませんのでアクセスする前日までに予約する必要があります。
そのガンガラーの谷のツアー参加者達の集合場所が、ガンがラーの谷入り口にあるケイブカフェなのです。ですから、ツアーに参加する集合時間に余裕を持ってアクセスすると、ケイブカフェでコーヒーを飲んだりしながらツアー開始を待つことができます。もちろんツアー参加者以外でも利用は可能ですが、団体のカフェのみの利用はできないそうです。
ガンガラーの谷のケイブカフェは鍾乳洞も楽しめる!
沖縄のガンガラーの谷のケイブカフェは、自然が作り出した大きな鍾乳洞にあるカフェです。そのため自然のままの鍾乳洞を見ながらコーヒーなどを飲むことができます。鍾乳洞は自然の産物ですし、ずっと生き続けているものです。ですから、上からつららを伝って水が落ちてくることがあります。
自然のありのままの姿の中でカフェタイムを楽しむことができますので、多少そういった落ちてくる水などは仕方のないことです。どうしてもぽたぽた垂れてくる水がいやだと感じる方は、テーブルを見て、水跡がない場所を選ぶといいでしょう。大抵同じ場所に水が垂れますのでそれをよければ、あまり濡れずに済むでしょう。
ガンガラーの谷のケイブカフェでランチは食べられる?
続いて、沖縄のケイブカフェでランチが食べられるかどうかという情報です。結論からいうと、ランチメニューはありません。ケイブカフェのメニューは、飲み物とアイスクリームのみですのでランチが食べたい方にはおすすめしません。以前はランチができるようなメニューもあったようですが、今はなくなってしまったようです。
ガンガラーの谷の向かい側には、沖縄ワールドという人気の観光スポットがあります。そちらの施設にはランチが食べられる場所がいくつかありますので、ランチを食べたい方はそちらにアクセスするといいでしょう。沖縄名物の沖縄そばや、ブュッフェスタイルのレストランなど、ランチを食べるにはおすすめのお店が入っています。
電車の通っていない沖縄のガンガラーの谷へアクセスする観光客は、レンタカーでのアクセスが多いでしょう。レンタカーでアクセスしている方は、ランチを食べに周辺のカフェやレストラン、食堂などを巡るのもおすすめです。探すといろいろなランチスポットが見つかりますので、食べログや現地の方におすすめのランチスポットを聞くのもいいでしょう。
沖縄ケイブカフェのメニュー1:35コーヒー
では、ケイブカフェのメニューをご紹介していきます。まずは何と言っても35コーヒーです。こちらの35(サンゴ)コーヒーのコーヒー豆は、風化した珊瑚を熱してコーヒー豆を焙煎するという製法で作られています。こうして珊瑚でいった豆を使用したコーヒーは、とても風味がよくまろやかで、ランチ後に訪れて飲みたい一杯となります。
こちらの35コーヒーは、沖縄でしか飲むことができません。なぜなら珊瑚を沖縄外に持ち出すことは禁じられているからです。沖縄でしか作ることができないこちらの35コーヒーは、ケイブカフェに訪れたらぜひ飲んでいただきたいコーヒーです。珊瑚で焙煎した豆を、ガンガラーの谷の地下水で抽出したコーヒーを一度飲んでください。
また、こちらの35コーヒーは、売り上げの一部を沖縄の減少しつつある珊瑚を守るための寄付金に当てられています。美しい沖縄の海は、珊瑚がなければ成り立ちません。もし沖縄を愛する気持ちがある方は、この35コーヒーを飲んで、少しでも珊瑚を守る力になってください。美しい自然を守るためには、多くの人たちの協力が必要です。
沖縄ケイブカフェのメニュー2:SANGO BEER
次にご紹介するメニューは、こちらも珊瑚を利用した飲み物で「SANGO BEER」です。こちらのビールはガンガラーの谷の向かいにある沖縄ワールド内の南都酒造所で作られたクラフトビールです。沖縄ワールドには「玉泉洞」という鍾乳洞がありますが、こちらの鍾乳洞はサンゴ礁から生まれました。
そしてその鍾乳洞の地下100mには、コーラルウォーターと呼ばれる地下水が流れています。そのコーラールウォーターを使用して作られたクラフトビールがこちらのSANGO BEERです。ビールは90%が水で出来ています。そのビールの大半を占める水が美味しければ美味しいほどビールも美味しく出来るのです。
こちらのSANGO BEERには沢山種類があります。IPAやケルシュ、セゾンやアルトといった色々な味が楽しめますので、ぜひお好みのビールを見つけてください。また、その場で飲まなくても、ケイブカフェでお土産として買って帰ることもできますので、気に入ったら沢山買うことも可能です。
沖縄ケイブカフェのメニュー3:アイス
ケイブカフェである、飲み物以外のメニューがアイスクリームです。アイスクリームの味でおすすめなのは何と言っても35コーヒー味です。珊瑚で焙煎したコーヒー味のアイスを楽しんでください。その他にも沖縄特有の紅芋を使用したアイスや、黒糖、バニラなど、色々な味がありますので、好みの味を試してください。
沖縄ケイブカフェのメニュー4:琉球ハブボール
続いてのメニューは、こちらもSANGO BEERを作っている南都酒造所の琉球ハブボール」です。沖縄ではハブがお酒に浸かっているものをよく目にします。琉球ハブボールは、そのハブのエキスが入ったこちらのハブボールは、ハブのエキスと13種類のハーブのエキスが混ざった新感覚のハイボールだそうです。
車で訪れた場合、運転手さんは飲めませんが、お酒が苦手な方と一緒に行けば運転を任せられるのでぜひ琉球ハブボールを試してみてください。もしもどうしても運転しなくては行けない場合は、こちらもお土産として買って帰りましょう。お友達へのお土産としても話題にもなりますし、自分用に買えばゆっくりお家で楽めておすすめです。
沖縄ケイブカフェのメニュー5:ジュース各種
コーヒーも飲めない、お酒も飲めないという方にも美味しいジュースのメニューがありますのでご安心ください。ジュースの種類はパッションフルーツジュース、シークワーサージュース、そしてハイビスカスソーダです。全部沖縄の南国感を味わえる味です。暑い夏に訪れたら、どれも体に染みて美味しいでしょう。
ケイブカフェは鍾乳洞になっているので、天然のクーラーのようにひんやりとした空気が漂っています。沖縄の温暖な気候の中で飲む冷たいジュースも美味しいですが、天然のクーラーが効いた、美しい鍾乳洞を眺めながら飲むジュースは格別です。沢山歩いた後などに立ち寄るのもおすすめのカフェです。
沖縄のケイブカフェは雨の日でも大丈夫?
ガンがラーの谷の入り口にあるケイブカフェには、外とカフェを隔てる壁はありません。そのため雨が降ってもカフェの入り口は解放されたままです。では、雨の日のケイブカフェはどのように営業しているのでしょうか。答えは「雨が降っても普段通り」です。雨が降っている日は、快晴の時よりも鍾乳洞から垂れる水が少し多くなるぐらいです。
旅行をする時に、雨が降るか降らないかは、やはり気になるところです。しかし、雨が降ったら降ったなりに楽しむことができれば問題ありません。ケイブカフェはドアはありませんが、鍾乳洞の下にあるので外で雨が降っていても問題なく楽しむことができます。しかし、雨の日は多少湿度が上がるようです。
万が一ケイブカフェにアクセスする日が雨だったとしても、ケイブカフェの席にはパラソルが立てられているので、ぽたぽたと垂れる水でびしょびしょになってしまうことはありません。むしろ雨の日の雰囲気も味わえてよかった、と感じるでしょう。晴れの日の爽やかな空気と、雨の日の落ち着いた雰囲気は、そちらも居心地の良いものです。
沖縄ケイブカフェでお土産も買おう!
ケイブカフェには、ドリンクとスイーツメニューの他に、お土産になるケイブカフェのグッズが販売されています。ガンガラーの谷を住居にしていたのではないかと言われている港川人(みなとがわじん)の関連グッズはおそらくこのケイブカフェでしか購入できないでしょう。レジの傍に置いてあるので訪れた際に覗いてみてください。
そしてその個性的なグッズの中には「古代人の胸毛」と書かれた、インパクトの強いパッケージの商品が置かれています。古代人の絵が書かれた袋の中には、一見すると謎の物体が入っています。しかし、もちろん本当に古代人の胸毛が入っているわけではなく、沖縄名物の乾燥したもずくが入っています。笑いのネタになるお土産も面白いでしょう。
沖縄のガンガラーの谷にあるケイブカフェへのアクセス
では、ケイブカフェへのアクセス方法をご紹介いたします。非常にメジャーな観光スポットなのでレンタカーで行く場合はナビを入れればすぐに出てきます。車でのアクセスにかかる所要時間だけざっとご紹介すると、沖縄の最北端の辺戸岬と名護市から高速で約2時間、恩納村からは約1時間半、そして沖縄市と北谷付近からは約1時間でアクセス可能です。
そしてもちろんレンタカーがなくてもアクセスすることは可能です。しかし、沖縄には電車が那覇市を走るゆいれーるしかありませんので、ゆいれーるとバスを利用してアクセスすることになります。まずゆいれーるで旭橋駅まで行って、それから琉球バス系統のバス停「上泉バス停留所」まで歩きます。その後琉球バス系統のバスに乗ってください。
乗るバスの行き先は、琉球バス系統の54番「前川線」、もしくは83番の「玉泉洞線」です。公共交通機関で行くのが不安な方は、ツアーなどに参加するといいでしょう。時間は決められてしまっていますが、運転もしなくて済みますし、絶対に迷うこともないので安心です。あまり自分で予定を組むのが得意ではない方にもおすすめです。
住所 | 沖縄県南城市玉城字前川202番地 |
電話番号 | 098-948-4192 |
ガンガラーの谷に行ってケイブカフェでくつろごう!
ガンガラーの谷にあるケイブカフェは、自然の中でゆったりと過ごすことができる素敵なカフェです。お腹をご飯で満たすことはできませんが、ランチ後に訪れてケイブカフェでまったりするのがおすすめです。食後のデザートとコーヒーを楽しみながら、ガンガラーの谷の自然と歴史に触れてみてください。きっと素敵なカフェタイムが楽しめます!
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