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久高島特集!フェリーで行ける「神の島」!レンタサイクルがおすすめ!

久高島特集!フェリーで行ける「神の島」!レンタサイクルがおすすめ!
投稿日: 2017年6月4日最終更新日: 2020年10月7日

神の島と呼ばれる久高島は、沖縄本島・知念岬の東沖合約5.3kmに位置する離島です。久高島は、琉球創世神が降り立った地とされ、海の彼方にあるニライカナイへ通じる聖地になっています。日帰り観光で、パワースポットも巡れる久高島の魅力について、ご紹介します。

久高島は、なぜ神の島なのか?見出し

沖縄には、ニライカナイ信仰があり、東の彼方に異界があると信じられてます。琉球王朝時代の最高聖地、斎場御嶽(せーふぁうたき)から見て、東にある久高島は、ニライカナイに通じる島として、祭祀の舞台になってきた場所なので、神の島と呼ばれてます。神の島・久高島のパワースポットを含めた観光スポットについてご紹介します。

久高島の観光スポット①カベール岬見出し

カベール岬は、神の島・久米島のパワースポットの1つです。カーベル岬までは、フェリー待合所から約3.3km、レンタサイクルで約16分になります。島の1本道を北東へ真っすぐ進んだ最北端に位置してます。

カベール岬は、琉球神話でアマミキヨが降り立った場所と言われています。また、海神が白馬に姿を変え、降臨したとも伝えられています。久高島だけでなく、沖縄の誕生で、パワースポットと言っても良い場所です。旧暦の1月か2月の良い日に、カベール岬で白装束の神女により、ヒータチ(大漁祈願)が行われます。

カベール岬の先端の崖の上に立つと、琉球神話のアマミキヨや海神様が、このスポットを選んだのが分かる気がします。ここから見渡す透き通った綺麗な海と、太陽により煌めく波、周囲の植物とのコントラストが素晴らしい絶景スポットです。神の島・久高島へ来たら、訪れる事をおすすめします。

久高島の観光スポット②ヤグルガー見出し

ヤグルガーは、神の島・久高島のパワースポットの1つです。ヤグルガーまでは、フェリー待合所から約1.5km、レンタサイクルで約7分になります。北西の海岸線の道路を進むと、立て札が出ています。ヤグルガーの井戸へ向かう階段の上から、見渡す風景は溜息が出るほど美しいですよ。

ヤグルガーは、久高島で行われる祭祀の際に、神女たちが禊(みそぎ)を行う神聖な井戸があります。ガーとは、沖縄の方言で川や井戸を意味します。海へ向かう階段を下りて行くと、一番下にある岩陰の穴に湧き水が溜まっています。とても綺麗な水なので、一見の価値はありますよ。

久高島の観光スポット③ミーガー(新川)見出し

ミーガーは、神の島・久高島のパワースポットの1つです。ミーガーまでは、レンタサイクルで約5分、ヤグルガーの手間に位置し、漁港の北側にある細い道を入っていった所にあります。以前は生活用水に使われていた、湧き水の井戸ですが、現在は、祭祀の前の禊用として利用されてます。

久高島の観光スポット④フボー御嶽見出し

フボー御嶽は、沖縄七御嶽の1つで、神の島・久高島や沖縄本島の最高聖地である、パワースポットです。フボー御嶽までは、フェリー待合所から約1.7km、レンタサイクルで約8分になります。久高島の真ん中を通る道路に入口の標識が出ていますよ。神の島・久高島に来たら、是非訪れたいスポットです。

フボー御嶽は、以前は男性禁制でしたが、現在は女性の立入りも禁止されております。フボー御嶽を見学することは出来ませんが、入口付近でも厳かなるパワースポットの雰囲気は味わえます。毎年8月11日のヨーカビー(お祓い)、1月と12月のピーマティ(火の祭り)、3月29日のハマシーグ(害虫潔め)の祭祀は、フボー御嶽が舞台になります。

久高島の観光スポット⑤久高殿/御殿庭見出し

久高殿は、神の島・久高島で様々な祭祀が行われるパワースポットです。久高殿までは、フェリー待合所から約600m、レンタサイクル約3分になり、徒歩でも行けますが、島内の観光スポットを巡るのなら、1時間300円のレンタサイクルがおすすめです。久高島には、3軒のレンタサイクルショップがるので、ぜひ活用してください。

久高殿には、3つの小屋があります。中央は、神を招き祭祀を行う神アシャギ、左はイブラー(海蛇)の燻製小屋、右はシラタル宮になります。イブラーは、神の使いとされており、燻製小屋には1年分のイブラーが納められています。イブラーは、陸上で何も食べなくても1年は平気だと言われ、イブラー汁を飲むと半年分の元気がもらえるそうです。

かつて久高島では、12年に1度の午年の旧暦11月15日から6日間、久高殿の御殿庭(うどぅんみゃー)で、イザイホーの儀式が行われてました。しかし、1978年からは後継者不足で行われていません。現在は、3月のマッティ(麦の収穫祭)、7月のウブマーミキ(大漁祭)、8月10日のハティグァッティ(お祓い、健康祈願)などの祭祀が行われています。

久高殿の後ろにある森は、イザイヤマと呼ばれいるパワースポットです。イザイホーの儀式で女たちが霊力を授かるのに籠り、神女に戻るとされている聖域で立入り禁止になっているので、ご注意ください。久高島には、様々なパワースポットが散在してるので、むやみやたら足を踏み入れる事は、謹んでくださいね。

久高島の観光スポット⑥外間殿見出し

外間殿も久高殿と同様に、多くの祭祀の舞台になる神聖な場所で、パワースポットです。外間殿までは、フェリー待合所から約500m、レンタサイクルで約2分になり、徒歩でも行ける観光スポットです。大里家、外間殿、久高殿はの3箇所は、徒歩約2分程度で、行き来できますよ。

外間殿には、神の総帥・天頭神、創世の神・アマミキヨ、太陽の神・玉礼乃神、月の神・松乃美神、龍宮の神・ニレー大主神、植物の神・百畑地方照乃神、健康の神・梁万神の7神が祀られています。久高島では、子供が生まれると、外間殿の神根により、名付けの儀式が執り行われてます。神の島・久高島ならではの儀式ですね。

久高島には、琉球王朝に定められたノロ制度があり、外間家からは琉球王朝から任命された「公事ノロ」が選ばれ、久高家からは「シマノロ」が選べれてました。また、久高殿にはミウプグイミンナカという大香炉が設置されており、これは沖縄の各家庭にある香炉の大元となるそうで、沖縄の人々にとっては、とても重要な場所の1つす。

久高島の観光スポット⑦大里家見出し

大里家(うぷらとぅ)は、久高島で一番古い家で、久高殿と外間殿のほぼ中央に位置するパワースポットです。大里家までは、フェリー待合所から約550m、レンタサイクルで約2分になり、徒歩でも行けるスポットです。

大里家には、琉球王朝時代に起きた悲話が伝わってます。現在は誰も住んでいませんが、イシキ浜で壺を拾い、五穀の神になったシマリバー(女性)とアカツミー(男性)が祀られています。神の島・久高島の開祖家である大里家は、島の人々により大切に守られていいます。

久高島の観光スポット⑧イザイガー見出し

イザイガーは、神の島・久高島のパワースポットの1つで、男性禁制の神聖な場所です。イザイガーまでは、フェリー待合所から約800m、レンタサイクルで約4分の南西の海岸沿い、ミーガーの手前にある湧き水の井戸です。イザイガーは、久高島で育った30歳から41歳の女性が、かつて行われていたイザイホーの祭祀を行う前に禊をした場所です。

久高島の南西の海岸には、ガーが数箇所あり、湧き水の井戸へ続く階段があります。しかしイザイガーの階段は、台風の大被害により、階段が壊れてしまっています。現在、イザイホーの儀式は行われていないので、修理もされず、そのまま放置されている状態です。イザイガーの観光をする場合は、足元に注意してください。

久高島の観光スポット⑨イシキ浜見出し

イシキ浜は、神の島・久高島の由来にもなり、琉球時代から沖縄の人々にとって、重要なパワースポットの1つです。イシキ浜までは、フェリー待合所から約1.4km、レンタサイクルで約7分、南東の海岸にあり、北西にあるヤグルガーのほぼ反対側に位置してます。

イシキ浜はの遥か彼方の海には、ニライカナイがあると信じられています。イシキ浜では、旧暦12月にウプヌシガナシー(健康祈願結び)を執り行こなわれるので、ビーチには祭祀用の場所が設けられています。また、ニライカナイから神が訪れる時に船を停泊する神聖な場所ともされてます。

琉球神話では、ある時、このビーチに白壺(黄金壺)が流れて来ましたが、沖に壺が流され、取る事が出来ませんでした。そこで、ヤグルガーで禊をして、白装束を身にまとい、ビーチで待っていると壺を取る事が出来ました。壺の中には粟や麦など五穀の種が入っており、久高島から沖縄本島へ穀物が広がったとされてます。

久高島の観光スポット⑩ハタス見出し

ハタスは、神の島・久高島のパワースポットの1つです。ハタスまでは、フェリー待合所から約1.4km、ヤグルガーへ行く道路の右側にある畑で、拝み所が設けられています。イシキ浜で、五穀の種が入った白壺を拾った、シマリバー(女性)とアカツミー(男性)は、この畑に種を植えて育て、沖縄中に作物を広めと伝えられてます。

久高島の観光スポット⑪ハンチャタイ見出し

ハンチャタイは、神の島・久米島のパワースポットの1つです。ハンチャタイまでは、フェリー待合所から230m、レンタサイクルで約1分、徒歩でも約3分の集落にある、ごく普通の空き地に見える場所です。

ハンチャタイとは神の畑の意味で、以前は実際に作物を作っていたそうです。ハンチャタイは、神の島の中心とされ、畑の角には、不自然な石があります。この石は、テンヌジョウ(天の門)と呼ばれ、天と地を結ぶ神聖な場所されてます。

久高島の観光スポット⑫ロマンスロード見出し

ロマンスロードまでは、フェリー待合所から約2.6km、レンタサイクルで約13分、ヤグルガーから北へ進んだ海岸線沿いに約600m続いている遊歩道です。ロマンスロードの遊歩道の途中には、東屋とベンチがあり、そこから見る海は、エメラルドグリーンのグラデーションが美しく、おすすめな絶景スポットですので、是非訪れてみてください。

久高島の観光スポット⑬ウディ浜見出し

ウディ浜は、ロマンスロードの東屋付近にある小道から、行くことができます。小道の先には、ビーチに降りるための梯子が掛かっており、梯子を下りると小さなビーチのウディ浜へ着きます。ウディ浜には、透明度が良い、遠浅の綺麗な海が広がってます。

ウディ浜のビーチへ降りる時は、レンタサイクルの駐車スペースは設けられていないので、邪魔にならないように駐輪してください。

久高島の観光スポット⑭ウパーマ浜見出し

ウパーマ浜は、フェリー待合所から約2.4km、レンタサイクルで約12分、久高島の東海岸、カベール岬へ通じる1本道の手間にある島内で一番広いビーチで、岩と砂浜が混在しています。180℃パノラマで海が見渡せるスポットで、星砂で有名です。星砂は、少し粗目の砂浜で、見つけることができますよ。

神の島・久高島観光の注意事項の1つに、島内にある動植物や石、星砂などの持ち出しは禁止されています。沖縄の人々にとって、神の島・久高島は特別な位置づけなので、ルールを守ってくださいね。

久高島の観光スポット⑮シマーシ浜見出し

シマーシ浜は、フェリー待合所から約2.2m、レンタサイクルで約11分、東海岸のイシキ浜とウパーマ浜の間にあるビーチです。シマーシ浜のビーチは、砂浜とゴロゴロした岩や石が散在しており、干潮時にはサンゴ礁が海面に姿を現します。近くには2000年前の貝塚があり、海水浴やシュノーケリングより、散策するのにおすすめなビーチです。

久高島の観光スポット⑯メーギ浜見出し

メーギ浜は、フェリー待合所から約400m、久高漁港の横に広がっている、波が穏やかな小さなビーチです。透明度の良い、綺麗な海ですが、テトラポットがあり、海底には碁盤の目のような人工リーフがあり、干潮時には姿を現します。メーギ浜はシャワーやトイレの設備があるので、久高島で安全に海で遊ぶには、おすすめなビーチです。

メーギ浜の南側の岩場には、小さなイラブーガマ(海蛇の穴)が数箇所あり、そこにいるイラブーを手づかみで捕るそうです。かつては、イブラーは久高家のノロ、外間家のノロ、外間根人のノロによって採取されてましたが、既に途絶えています。現在は、村頭代行を立てて漁が再開されているそうです。

久高島の観光スポット⑰食事処 とくじん見出し

とくじんは、久高島のフェリー待合所の近くにある食堂で、営業時間は10時から21時と夜遅くまで営業しています。店内の海側の席から見える風景が美しいので、久高島のランチやディナーにおすすめです。とくじんでは、久高島の名物「イブラー汁」が食べられます。沖縄そば、チャンプルーなど、沖縄フードもありますよ。

住所:沖縄県南城市知念字久高249-1 電話番号:098-948-2889

神の島・久高島でパワーを授かろう!見出し

神の島・久高島は、周囲約8kmの細長い島で、観光手段はレンタサイクルか徒歩になります。久高島は、昔ながらの祭祀を執り行う場所として、島民と沖縄の人々が、大切に守っている事を気づかされる離島です。沖縄本島へ旅行したら、手つかずの自然とパワースポットが散在している久高島を訪れることを、おすすめします。

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投稿日: 2017年6月4日最終更新日: 2020年10月7日

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