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Chez Gladinesは多くの人に愛されるバスク料理店
パリ13区にあるChez Gladines(シェグラディーヌ)は、ボリューム・コスパ・美味しさという、三拍子揃うバスク料理の名店。高級なフレンチガストロとは違い、大衆食堂のような親しみやすさで、地元の人のみならず多くの観光客も訪れる人気店です。今回はそんなChez Gladines(シェグラディーヌ)のメニューや値段など、お店の魅力をたっぷりとお伝えします。
Chez Gladinesはパリ屈指の人気レストラン
Chez Gladines(シェグラディーヌ)はパリ13区の閑静な住宅街にあるお店で、絶品のバスク料理が食べられると評判です。パリには高級レストランやビストロなど、格式高いお店がひしめいていますが、Chez Gladines(シェグラディーヌ)はそういったお店とは一線を画し、庶民的で肩肘張らず気軽に入ることができる雰囲気が漂っています。
地元の大衆食堂のようなChez Gladines(シェグラディーヌ)は、値段の安さやボリュームの多さ、美味しさには定評があり、いつ訪れても大満足して帰ることができるお店です。カジュアルな雰囲気の店内はいつも多くの人で賑わい、皆バスク料理の数々に舌鼓を打っています。開店後はすぐに満員になるので、行列・待ち時間覚悟で行くようにしましょう。
バスク料理ってなに?
Chez Gladines(シェグラディーヌ)で食べられるバスク料理。このバスク料理というは一体どんな料理なのでしょうか。フランス南部とスペイン北部にまたがる一帯の地方を「バスク」と呼び、このバスク地方で生まれた郷土料理がバスク料理と呼ばれるものです。バスク地方では今でも独自の言語と文化が守られています。
バスク地方は、大西洋や地中海の豊かな海とピレネー山脈の大自然に恵まれた地域のため、料理も海の幸と山の幸、どちらも楽しめる料理が数多く存在しています。特にスペインのサンセバスチャンは、世界一の美食の宝庫とも称される街。人口18万人という決して大きくない街でありながら、ミシュランレストランが軒を連ね、世界各国からグルメ通がやってくる場所です。
バスク料理は、子牛の煮込み料理やバカラオと呼ばれるタラの料理、バルで気軽に楽しめるピンチョスや羊乳のチーズなど、本当にたくさんの種類があり、日本人にも親しみやすい味の料理も多くあります。パリのChez Gladines(シェグラディーヌ)でも、自慢のバスク料理メニューをたっぷりと味わうことができます。
Chez Gladinesの魅力1:驚きのボリューム
Chez Gladines(シェグラディーヌ)に食べに行って一番驚くことが、各メニューのボリュームの多さ。一皿の料理で食べきれないくらいのボリューム感があるのは、Chez Gladines(シェグラディーヌ)の魅力のひとつです。これを知らずに気になるメニューをいろいろオーダーしてしまうと、食べきれずに泣く泣く残すということが往々にしてあります。
Chez Gladines(シェグラディーヌ)でしっかり食事をするなら、一人一皿のつもりでメニューを選ぶか、複数人で分け合うことを前提に、いくつかのメニューをオーダーすると良いでしょう。おすすめは皆で分け合って食べる方法。これならそれぞれ好きなメニューを注文すれば、一度に何種類も味わうことができます。
お店のメニューには、メインとなる料理だけでなく食後のデザートや美味しいワインなどもあります。デザートメニューには、バスク風ケーキやプリン、タルトなどコーヒーと合わせていただきたいスイーツが揃っています。Chez Gladines(シェグラディーヌ)で、メインからデザートまで、ぜひいろいろな味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Chez Gladinesの魅力2:コスパの良さ
パリのレストランで食べるボリューム満点の料理と聞くと、値段も如何ほどかと思うでしょうが、ここChez Gladines(シェグラディーヌ)は値段の安さでも知られるお店。一人一皿でも食べきれないほどのボリュームがあり、特に日本人にとっては量の多さに驚くはず。これだけの量を誇るメニューを食べても、驚くほど値段が安いのが特徴です。
例えば、お店の名物メニューのひとつでもあるサラダは10ユーロ、日本円で約1300円です。サラダに10ユーロは高いと思うかもしれませんが、食べきれないほどのボリュームを誇り、具材も種類多くたっぷりと入っています。この量でこの値段は、きっと安いと感じるはず。このように、コストパフォーマンがとても良いことが分かります。
フランスのパリでは外食費が比較的高くつき、ディナーでは値段もさらに上がります。その店、Chez Gladines(シェグラディーヌ)では、ランチタイムとディナータイムで値段が変わらないというのも嬉しいポイントです。また、ワインも1本13ユーロと気軽にオーダーできる価格帯。値段を気にせずしっかり食べるには、ピッタリの場所と言えます。
Chez Gladinesの魅力3:抜群の美味しさ
Chez Gladines(シェグラディーヌ)の大きな魅力のひとつは、味のクオリティーの高さ。ボリュームと値段の安さだけでなく、安定した美味しさを提供しているのもChez Gladines(シェグラディーヌ)が多くの人に選ばれる理由になっています。いくらコスパが良くても、美味しくなくては「また行こう」という気持ちにはなれません。
Chez Gladines(シェグラディーヌ)のバスク料理は、グルメ通もうならせる美味しいメニューばかり。バスク風オムレツやイカの煮込み料理、鴨肉のコンフィといった、旨みがたっぷりと詰まったバスク料理の数々が用意されています。事前におすすめのメニューを調べてから行くとスムーズに注文できるので、要チェックです。
ランチタイムは超満員のChez Gladines
ランチライムとディナータイムに分かれて営業しているChez Gladines(シェグラディーヌ)。特にランチタイムの行列は避けられず、待ち時間ができることは日常茶飯事です。もちろんお店の中も超満員状態。お店は予約ができないので、店内のカウンターにあるウェイティングリストに名前を書いて待つシステムです。
待ち時間をできるだけなくしたい場合は、オープン時間に合わせて行くことをおすすめします。ランチタイムならちょうど1回転する1時間半後くらいを狙うのもOK。ディナータイムはお酒を飲んだりゆっくりと食事をする人が多いので、なかなか席が空きません。特にディナータイムはオープン直後に行くようにしましょう。
Chez Gladinesの人気メニュー1:ボリューム満点サラダ
Chez Gladines(シェグラディーヌ)は、巨大なサラダが名物メニューのひとつ。お皿というよりも、大きなボールのような器にたっぷりの野菜が入っています。その上に様々なトッピングが盛られ、一つの料理でいろんな味と食感を楽しむことができます。ジャガイモを使うことはバスク料理の特徴のひとつでもありますが、サラダにもたくさん入っています。
定番メニューは、目玉焼きや生ハム、じゃがいもなどがふんだんに盛られたサラダ。色味も鮮やかで食欲をそそります。他にもたっぷりの砂肝を楽しめるサラダもあり、好きなサラダを選びましょう。とにかく大きいので、皆でシェアしながら食べるのがおすすめです。
Chez Gladinesの人気メニュー2:子牛の肉とジャガイモのクリームソース焼き
Chez Gladines(シェグラディーヌ)の人気ナンバーワンメニューが、子牛の肉とジャガイモのクリームソース焼き。薄切りにした子牛の肉がメインで、上からたっぷりとクリームソースがかけられています。ボリュームだけでなくカロリーもすごいメニューですが、一度食べたらやみつきになるおすすめの料理です。
Chez Gladines(シェグラディーヌ)に来たらこれを食べずして帰ることはできません。店員もおすすめするメニューとあり、お店では多くの客がこの子牛の肉とジャガイモのクリームソース焼きを注文している様子が伺えます。フランス語ではEscalope montagnardeというメニュー名で、値段は16.50ユーロです。
Chez Gladinesの人気メニュー3:鴨肉のコンフィ
こちらも人気が高いメニュー、鴨のコンフィです。コンフィとはフランスの料理法のひとつで、塩をすりこんだ肉を低温のオイルでじっくりと煮るのが特徴です。低温で仕上げることによって、肉が柔らかくなりホロホロと崩れるような食感になります。Chez Gladines(シェグラディーヌ)のおすすめメニューConfit de canardは、16.50ユーロです。
Chez Gladinesの人気メニュー4:バスク風イカの煮込み
伝統的なバスク料理でもあるイカの煮込み料理もおすすめ。ガーリックの効いた旨みたっぷりのトマトスープで、盛りだくさんのじゃがいも、小さいイカ、野菜などが煮込んであります。ガーリックがアクセントになって、食べ始めると止まらない美味しさのメニューです。Ajualleroという名前で、値段は14.50ユーロとなっています。
Chez Gladinesの人気メニュー5:デザート
たっぷりとメインディッシュを楽しんだあとは、食後のデザートまで満喫しましょう。ボリュームが多いので確実にお腹いっぱいになりますが、デザートは別腹。おすすめはバスクケーキで、シンプルなケーキながらスポンジのしっとり加減と甘みが絶妙で、とても美味しいと人気です。他にもプリンやチョコムース、タルトなどいろいろなデザートが揃っています。
Chez Gladinesの営業情報
Chez Gladines(シェグラディーヌ)の営業情報を紹介します。営業時間はランチタイムとディナータイムに分かれています。ランチタイムは、平日が12時から15時まで、土日が12時から16時までです。ディナータイムは、曜日関係なく19時から23時45分までとなっています。前述したとおり、超人気店のためオープンに合わせて来店するのがおすすめです。
定休日は特になく、好きな時に食べにいけるのは嬉しいポイントです。予約ができないため、満員で待ち時間ができてしまったら、ウェイティングリストに名前を書き、近くのバーなどで時間を潰して待つと良いでしょう。また、ボリューム満点の料理を食べるためにも、お腹はしっかりと空かせておくようにしましょう。
住所 | 30, rue Cinq Diamants 75013 Paris |
電話番号 | 0145807010 |
パリ13区はアート溢れる街
食だけでなく、芸術の都としても有名なパリ。Chez Gladines(シェグラディーヌ)のあるパリ13区はストリートアートの街でもあり、至るところで見られるアートに注目です。よく見るとChez Gladines(シェグラディーヌ)のお店の壁にもアートが描かれていることが分かります。黒髪が特徴的な女性やフランス語で書かれた詩は、とてもオシャレでフォトジェニック。
この絵を書いたのは、Miss.Ticというパリ生まれの女性ストリートアーティストです。Chez Gladines(シェグラディーヌ)の壁面以外にも、いろいろな所で彼女の絵を見かけます。このように、パリは街全体を通してアート活動がさかんであり、身近にアートを感じられる場所です。街歩きをしながら、ストリートアート鑑賞もぜひ楽しみましょう。
Chez Gladinesはパリに5店舗ある
パリ13区のビュット・オー・カイユにあるChez Gladines(シェグラディーヌ)を紹介しましたが、この他にパリ市内で4店舗展開されています。全部で5ヶ所あるChez Gladines(シェグラディーヌ)なので、お店を利用の際は、最寄りの店舗に行くことができます。ただし、お店によって営業時間が違うので注意が必要です。
13区の店舗以外に、パリ17区のバティニョール店、11区のシャロンヌ店、1区のレアール店、そして5区サンジェルマン店があります。ランチ営業とディナー営業が分かれているのはビュット・オー・カイユ店とバティニョール店で、その他のお店は12時オープンから23時もしくは24時まで営業しています。
Chez Gladinesでバスク料理を満喫しよう
フランスのパリでコスパ・味・値段の全てに満足するお店を選ぶなら、Chez Gladines(シェグラディーヌ)がおすすめです。バスク料理を食べたことがない人にも、バスク料理の美味しさがよく分かるはず。とにかくボリュームがすごいので、友人や家族など複数人で行くことをおすすめします。ランチにディナーに、ぜひいろんなシーンで利用しましょう。
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