走水神社は横須賀のパワースポット！御朱印やアクセス方法もご紹介！

神奈川県の横須賀にある走水神社は、古事記や日本書紀にも記されている走水に伝わる神話に基づき創建された走水神社は、横須賀周辺のみならず最近ではマスコミにも取り上げられるパワースポットとして人気の神社です。今回はそんな神社のアクセスやご利益、御朱印などをまとめてみました。仕事運開運、女子力アップを是非とも体験してみてください。

走水神社は、12代景行天皇の皇子、日本武尊が東国騒動を鎮めるために東国を目指す時に、この地走水に到着されこの地に御所を建て後にこの地を出発するときに、村人に冠を与えました。村人は冠を石櫃に納め、土中に埋めその上に社を建てたのが「走水神社」の創建といわれています。

走水神社のご祭神は、日本武尊とお妃神の弟橘媛命の二柱をお祀りしております。創建当初は日本武尊だけでしたが、上総の国へ向けて船出した後で、突然の嵐にみまわれ荒れ狂う海に、「さねさし　さがむのおぬにもゆるひの　ほなかにたちて　とひしきみはも」という御歌を残しその身を投じ日本武尊を無事に東征を助けたものです。

弟橘媛命が入水後数日して海岸に櫛が流れ着きました。その櫛を御所(御所が崎)のあったところに社を建て、櫛を納め「橘神社」としましたが、1885年に御所が崎が軍用地になったため、走水神社の境内に移され、1909年に走水神社に合祀され、ご祭神が二柱となりました。

三浦半島の東端、走水湾を望む高台に建つ神社で、ご祭神に祀られる日本武尊と弟橘媛命の東征の際の海難に遭遇し、お妃の弟橘媛命がその身を犠牲にして海を鎮めたという逸話のある神社です。又境内には弟橘媛命に関わるパワースポットがあり、女子力アップのご利益を求める女性の参拝客に人気の神社です。

走水神社のある横須賀は、東に東京湾、西に相模湾に面する三浦半島の大部分を占める行政区域を持つ市です。東京都心からJR横須賀線で約1時間10分、京急本線で約1時間のアクセスで行くことができます。東京湾の入口に位置することから江戸時代から国防の拠点とされ、海上自衛隊やアメリカ海軍第7艦隊の海軍施設があります。

保土ヶ谷バイパス狩場インターよりよこはま横須賀道路(有料)に入り、終点の馬堀海岸インターで出て右折して観音崎方面に向かう(一般道)バス停「走水神社」の手前を右折して(道が狭いため大型車通行止め)駐車場に入る。狩場から馬堀海岸まで普通車1110円、キロ程32.8kmです。

東京品川より京浜急行本線を使ったアクセス方法は、京急品川駅より快速特急三崎口行にて堀之内で浦賀行に乗換て馬堀海岸下車、所要時間52分、料金710円で、馬堀海岸バス停より京急バス観音崎行にて走水上町下車、徒歩3分で走水神社につきます。バスの料金は230円、所要時間は7分です。

JR品川駅からJR横須賀線を使ったアクセス方法は、品川駅からJR横須賀線久里浜行にてJR横須賀駅まで、料金800円、所要時間69分です。JR横須賀駅から京急バス(須24)観音崎行にて走水上町下車、徒歩3分で走水神社に着きます。バスの料金は230円、所要時間28分です。電車利用のおすすめのアクセス方法は京急利用です。

走水神社や東西叶神社へのアクセスで利用する京浜急行では、よこすか満喫きっぷと題し、汐入駅から浦賀駅までの京急線内の乗り降り自由の乗車券、横須賀中央駅や汐入駅、馬堀海岸駅、浦賀駅発着の京急バスもフリー乗車券、選べる食事券と遊ぶ券の3枚セットで販売されています。

走水神社に参拝に訪れた人々が必ず行かれる所が、神社の裏の奥山にある3社です。中央に天照大御神を祀る神明社、左手に須佐之男命を祀る須賀神社、建御名方神を祀る諏訪神社、この三つの神社は横須賀市内の別々の場所に鎮座していましたが1885年からこの場所にお祀りされました。走水神社で一番のパワースポットとして人気があります。

二つの燈篭の間を抜けて階段をのっぼたところの本殿左側に、日本武尊のために命を落とされた弟橘媛命に仕えていた侍女たちが祀られている「別宮」があります。侍女たちは、主人である弟橘媛命と共に命を犠牲にした行動が、任務を全うする職業人の誉れといわれ、仕事運アップのパワースポットであるとされています。

走水神社と水との縁が深い神社です。又水の神様である河童とも縁が深く、走水神社の裏手を流れる清流に河童が住んでいたという河童伝説により創建された神社が「水神社」です。河童は漁業を助けたり、水難から大切な家族を守られたという伝説から、商売繁盛、金運アップのパワースポットです。

走水神社の手水舎の水は、深さ30mより湧き出る真水で、富士山より長い歳月をかけて、この地域一帯に湧き出ているといい伝わっています。古代より走水は宿場町として栄え、船にも積みこまれ飲料水として活用されてまいりました。浄化のパワーを持つお清めの水は2リットル入りペットボトル2本までは持ち帰りができます。

走水神社のお守りには、御神木の銀杏の枝でできたお守り(身替り木札)、河童をモチーフにした可愛いお守り、神玉の水晶で作られたお守り等、ご利益のありそうなお守りばかりです。お守りは参拝前に購入して、参拝時にお守りを握ってお参りをするのだと神社の神職さんに教えていただきました。

走水神社は、女子力アップで名高い人気で、縁結びのお守りが人気があります。縁結びのお守りは、恋愛に限らず、人との縁や仕事との縁を結んでくれるというご利益のある、出会いや繋がりのパワーをいただくためにも、縁結びのお守りはおすすめのお守りです。参拝記念に又お土産にもおすすめのお守りです。

手水舎の隣に小さなお社があります。これが御砂倉と白砂が置いてあります。白砂は走水神社に弟橘媛命のお社の橘神社が合祀される以前に鎮座していました御所が崎から運んできて整斉したものです。砂を入れる袋は社務所にていただくことができます。この御砂は玄関の内側に器に入れて置き、お正月に玄関の外へまき、お砂をまたいで初詣に行くとご利益があるといわれています。

東叶神社は、西叶神社と同じく石清水八幡宮を勧請し創建された神社ですが、浦賀村が、1692年に分村して東西の二か所になり、東となった住民の希望により勧請して作られたものです。東叶神社の社務所の裏手にある井戸は、勝海舟が咸臨丸で太平洋横断の航海の前にこの井戸で水垢離をした後、明神山の山頂で断食をしたと伝えられています。

走水神社から東叶神社へのアクセス方法は、走水神社バス停から京急バス「観音崎」行で終点下車、所要時間約7分、料金180円、浦賀駅行バスに乗り換え「新町」バス停下車、徒歩7分位で東叶神社に着きます。走水神社から観音崎まで歩いても約10分ぐらいですので、健脚の方は歩いていきます。

東西の叶神社を結ぶ「浦賀の渡し」は、ここ浦賀湾を古くから運行していて、地元住人からはポンポン船の愛称で親しまれ、浦賀のシンボルともなっています。港に隔てられた東西の浦賀を結ぶ大切なアクセス方法となっており、水上区間で市道2073号線となっています。運賃は片道200円、自転車は別途50円徴収されます。

「西叶神社」は、文覚上人が源氏再興を祈願して岩清水八幡宮を勧請し、平家が滅亡しその願いがかなったことから「叶明神」の称号が与えられて建立された神社です。願いが叶う神社としてパワースポットとしても人気があります。西叶神社の勾玉を、東叶神社のお守り袋に納めて身に着けると良縁に恵まれるというご利益があるとのことです。

願いが叶うと人気の叶神社、この神社のお守りも東西の叶神社が一対となってお守りのご利益が授与されるというものです。

まずは西叶神社で、水晶・めのう・ひすいの煌びやかな勾玉を受け取ります。そして東叶神社で、ブルーとピンクの2色のお守り袋を受け取ります。西の勾玉を東のお守り袋に入れて、初めて縁結びのお守りとなります。

東西の叶神社の御朱印は、それぞれの社務所でいただきます。御朱印とお守りをいただける時間は、どちらも午前9時から午後5時までです。神社の御都合により時間等の変更になる場合もありますので、注意してください。叶神社の御朱印帳は、東西両方で販売しています。東の御朱印帳は咸臨丸を描いたオリジナルな御朱印帳で1200円の初穂料です。

「安房口神社」は、吉井・明神山の山頂に鎮座する霊石を御霊代として拝し、社殿のない特殊な神社で、三浦半島では最古の神社として崇められています。この神社に出産前に参拝し、霊石の近くの神石を一つ持ち帰り、安産のお守りとして神棚に祀り、無事出産すると玉石を二つにしてお返しする安産祈願のパワースポットとされていました。

走水神社には、夫婦神がお祀りされていることから、恋愛成就・夫婦和合のご利益の他に、縁結びのご利益、商売繁盛、金運アップ、女子力アップなどの数多いご利益があります。特に縁結びのご利益は、日本武尊と弟橘媛命との深い絆から、表面的なものではなく深い愛情で結ばれるご利益があります。

「走水神社」の御朱印は、日にちだけを記入していただける、書置きの御朱印です。社務所でいただくことができますが、宮司さんは、西叶神社と兼務しているため、午前9時から午後3時までとなっています。お守りも同じ時間になります。尚参拝は終日可能となっています。御朱印初穂料は300円です。

「走水神社」の御朱印とお守りを申込み、いただく場所が、参道入り口近くの社務所でいただきます。社務所は午前9時から午後3時まで開いています。

御朱印やお守りの購入以外のお祓いやご祈祷の申込などは、宮司さんが西叶神社と兼務されているため、確認の上訪問されることをおすすめします。

「走水神社」や、「叶神社」や、横須賀、浦賀、の名所散策などに使えるお得なきっぷの紹介です。電車とバスの乗車券、食べる券、遊ぶ券の3枚で有効期間一日の切符です。フリー区間内の電車バス乗り降り自由の乗車券に、横須賀満喫きっぷ加盟店のメニューから好きなものを一品、美術館や記念館などの一施設の入場料を含みます。

「横須賀満喫きっぷ」は、出発駅により料金は異なります。主な駅からの料金は、品川から3050円、京急蒲田から3050円、京急横浜から2950円、上大岡から2800円、金沢文庫から2800円です。購入は京急線各駅(泉岳寺駅を除く)で販売しています。フリー区間内(汐入駅から浦賀駅間)は乗り降り自由で、出発駅から汐入駅までは途中下車ができます。

戦艦三笠は、1902年にイギリスで竣工し、1905年に対ロシアの日露戦争で、東郷平八郎率いる帝国連合艦隊の旗艦として、歴史的な勝利をおさめ1926年記念艦として保存され、1961年に往時の姿に復元されたものです。艦内は東郷元帥が指揮を執った艦橋に立ち、東京湾を見渡すことができます。

戦艦三笠へのアクセス方法は、京急横須賀中央駅及びJR横須賀駅から、京急バス中央1系統三笠循環バスで、三笠公園バス停下車、目の前に三笠があります。京急横須賀中央駅から徒歩で行く場合は、距離は約1.6km、所要時間約16分で着くことができます。JR横須賀駅からですと約25分掛かります。

「観音崎京急ホテル」の隣にあるビューティー＆リラクセーションスパで、潮の香りをたっぷりと浴びながらゆったりと入る音ができる日帰り温浴施設です。

地元走水の湧水を使用して、御朱印巡りで疲れた体をリフレッシュする心地よい空間を楽しむことができます。遊ぶ券での利用可能時間は、午前9時から午後11時までです。

温浴施設「SPASSO」へのアクセス方法は、京急馬堀海岸駅より観音崎行京急バスで10分観音崎終点下車すぐのところです。馬堀海岸からは観音崎京急ホテルのシャトルバスが30分間隔で運行されています。走水神社からは、走水上町バス停から約7分で到着します。徒歩でも10分ぐらいで行けます。

「横須賀満喫きっぷ」の食べる券で、横須賀ネイビーバーガー(クォーターサイズ)、よこすか海軍カレー(ハーフサイズ)、サラダと牛乳のワンプレートが満喫きっぷ限定プレートとして注文できます。横須賀の2大グルメは、黒毛和牛のあらびきを使った人気のバーガーと長時間じっくり煮込んだルーは、人気のメニューです。

「ハングリーズ」へのアクセスは、京浜急行汐入駅下車徒歩1分の駅近です。食べる券の利用可能時間は「ランチタイム」11時から午後2時まで、「ディナータイム」午後5時から午後9時30分までです。

「横須賀海軍カレープレート」は、イギリス海軍の｢カレーシチュー｣を味から野菜の切り方まで忠実に再現したもので、一般のカレーとはひと味違う上品であっさりした味がなんとも懐かしい人気の一品です。最後に海軍上級士官の嗜好品だったコーヒーも付く。味覚で歴史を追体験できます。

「横須賀海軍カレー本舗」へのアクセスは、京急横須賀中央駅下車徒歩2分の所で、「食べる券」の利用可能時間は、平日は午前11時から午後3時30分まで、土日祝日は午後7時30分までです。

いかがでしたか、走水神社から東西叶神社の、ご利益やアクセス方法、御朱印などを紹介してまいりましたが、走水神社でいただく弟橘媛命の深い愛に基づくご利益と、東西二つの神社のお守りが、一つになって良縁が結ばれるという逸話など、心が洗われるがごとく癒されてみてはいかがでしょうか。