日本橋にある麒麟像の歴史や由来をリサーチ!場所やアクセスも紹介!

2018年12月17日 (2019年9月1日最終更新)

日本橋にある麒麟像を見たことがある方はいるでしょうか?東野圭吾さん原作の麒麟の翼の本・映画の中で登場する日本橋。今回は日本橋の麒麟像の由来、場所へのアクセス方法、麒麟の翼で登場したお店などについてご紹介します。ぜひ、映画や原作も読んでみることもおすすめします。

目次

  1. 日本橋にある麒麟像はどんなものなのか
  2. 日本橋にある麒麟像とは?
  3. 日本橋にある麒麟像の作者は?
  4. 日本橋の麒麟像と獅子像の意味は?
  5. 日本橋の麒麟には羽がある?
  6. 映画にもなった日本橋の『麒麟の翼』
  7. 日本橋の麒麟像へのアクセス
  8. 映画にもなった日本橋の麒麟像!そこには深い想いが

日本橋にある麒麟像はどんなものなのか

日本橋にある麒麟の像。日本橋という観光客が多く訪れるスポットに今回紹介する麒麟の像があります、麒麟の像の由来、日本橋駅からの詳しいアクセス情報、場所、麒麟の翼の秘密などについてご紹介します。日本橋に訪れる機会がある方は、ぜひ、麒麟の像へアクセスしてみて、麒麟の翼の細部まで見てみてください。

日本橋にある麒麟像とは?

日々多くの方が訪れる日本橋。そんな日本橋にある麒麟の像。まずは日本橋自体の歴史。そして、日本橋に麒麟像がある理由、由来。麒麟像を寄贈した人物などについて詳しくご紹介します。麒麟像だけでなく、日本橋についての由来も知ることで、より麒麟像の魅力に迫ることができます。

日本橋の由来・歴史

まずは日本橋の由来と歴史についてご紹介します。読み方は「にほんばし」。大阪にあるものは「にっぽんばし」と読みます。東京の日本橋の下には「日本橋川」が流れ、橋の上には首都高速道路が通っています。

この日本橋を最初にかけた人物は徳川家康です。全国道路網整備計画の一環として、当初の橋は木造の橋でしたが、現在20代目の橋になるまでに、立派な端へと姿を変えています。

親柱「日本橋」の橋銘は徳川慶喜の筆

日本橋の四隅見ある銘板に刻まれている「日本橋」と「にほんはし」という文字を見たことがある方がいると思います。こちらの文字は江戸幕府最後の将軍としても知られている徳川慶喜が書いたものになります。

日本橋は江戸・東京を代表する橋で、現在の橋は1911年に完成したものになります。1999年には国の重要文化財に指定されています。

どうして日本橋に麒麟像が?

もともと日本橋に麒麟像はありませんでした。では、なぜ麒麟像が日本橋にあるのかについてご紹介します。1872年の橋の架け替えの際に木造であったこと、大都市の東京の「顔」に合わないことが問題となっていました。

そこで石造りの橋に決定した際、日本的なモチーフも取り入れた和洋折衷のデザインにあう、日本の道路の起点となる日本橋から飛び立つイメージを加え、装飾の一部として麒麟像が置かれることとなりました。

東京市長尾崎行雄氏が寄贈

日本橋のいろんな場所で見ることのできる「日本橋」や「にほんばし」という銘板。徳川15代将軍「徳川慶喜」によって書かれた文字ですが、この依頼を行った方が東京23区の前進、東京市の当時市長であった尾崎行雄氏になります。徳川家康によってかけられた橋だからこそ慶喜に依頼したものとなります。

日本橋にある麒麟像の作者は?

日本橋駅からアクセスが便利な場所にある麒麟像。日本橋にこの麒麟増を寄贈した方は先ほど紹介しましたが、今回は麒麟像を製作した作者の方についてご紹介します。麒麟の翼一つ一つまで、きれいに作られた麒麟像。麒麟像と同じ時期につくられた獅子像についてもご紹介します。

獅子像と麒麟像の原型製作

日本橋にある麒麟像と獅子像は彫刻家の渡辺長男さんと、その義父である彫刻家の岡崎雪聲さんという方になります。装飾柱に置かれる獅子と麒麟の原型製作には彫刻家の渡辺長男さんが行っています。

日本の道路の起点の日本橋から飛び立つというイメージから、通常の麒麟にはない羽根をつけることを決め、翼と背びれを検討した結果、現在のような羽が生えたような形の背びれを採用しています。

彫刻家の渡辺長男(わたなべ おさお)氏

彫刻家の渡辺長男さんは明治から昭和にかけて活躍した方です。人物の彫刻を得意として、明治天皇の騎馬像や太田道灌像などの数多くの作品を制作しています。

現在の東京芸術大学に入学後、仏像彫刻家の方に師事し、イタリアに留学の際には欧州の彫刻技術を学んできています。帰国後は仲間と共に彫刻の技術により磨きをかけ、当時新進気鋭の彫刻家として注目されています。

鋳造

彫刻家の渡辺長男さんが麒麟像と獅子像の原型製作を行い、次の段階で欠かせない鋳造を担当した方は渡辺さんの義理の父に当たる岡崎雪聲になります。実家は京都府京都市伏見区にある釜師の家で、釜師としての技術を習得後は21歳の時に上京し鋳工技術を学んでいます。

彫刻家で渡辺の義父の岡崎雪聲氏

彫刻家でもあり、鋳造師でもある渡辺の義父の岡崎雪聲さん。日本橋の麒麟像以外にも代表的な作品は、現在でも数多く見ることができます。高村光雲が原型を作った西郷隆盛像や、1905年に津田信夫と共に製作した日比谷公園の鶴の噴水など。日本で初めて分解鋳造法による鋳造を行ったことでも有名です。

日本橋の麒麟像と獅子像の意味は?

アクセスが便利な場所にある麒麟像。見事な麒麟の翼をもつ麒麟像だけでなく、獅子像もあります。麒麟像と獅子像の由来についてご紹介します。獅子像の元となったものについての情報や、繁栄を導くとされる麒麟像についての理解を深めていただくと、実際に見た時の感動が異なってくること間違いありません。

繁栄へ導く麒麟像

日本橋にある麒麟像はそれぞれ、橋の中心から左右、入り口の方向を向いています。獅子と同じ向きになります。麒麟自体は吉兆や繁栄を表す神獣で、日本橋の麒麟像は「東京都の繁栄」を意味しているものとなります。中国の陰陽五行説では四方を護るのが青竜・玄武・白虎・朱雀の四神。中央を護るものが麒麟といわれています。

そういえば麒麟ってなに?

難しいかんじかく、麒麟像の麒麟とはそもそも何なのかということについてご紹介します。麒麟とは地球上には存在しない想像上の生き物であり、参考にした作品は乏しいものだったことから体の部分ごとに異なる作品を参考にして制作されています。麒麟ときくとお酒を思い浮かべる方も多いと思います。

護る獅子像

日本橋の四隅には麒麟像とは別に獅子像がいます。日本橋駅方面から来ると橋の入り口には左右に阿吽の一対の獅子がいます。獅子が手に持っているのは東京都の紋章になります。右側の獅子も東京都の紋章を持っています。

橋の反対側の対になっている獅子も同様なものとなっています。獅子像は「守護」を意味し、「東京を護る」役割を担っています。奈良県の手向山八幡宮にある狛犬などを参考にして製作されたものになります。

日本橋の麒麟には羽がある?

日本橋というアクセスが便利な場所にある麒麟像。こちらの麒麟像には麒麟の翼がついています。どうして麒麟の翼が付いているのかについて、その由来などについてご紹介します。また、全国の道路の起点である日本橋自体の歴史・由来についてもご紹介します。

日本橋の麒麟像に羽がある理由

麒麟という生物は実在しない想像上の生物で、羽がないものが一般的に知られています。しかし日本橋の麒麟像の麒麟には羽がついています。羽が付いていることでより勇ましく感じることのできる麒麟像。現在多くの方に愛され日本橋の顔にもなっています。獅子と並ぶ欠かせない存在です。

全国へ飛び立っていけるように

日本橋の麒麟像に羽が付いている理由、由来は、日本橋が日本の道路の起点であることと関係しています。当時の東京市の繁栄の願いや五街道の起点だったということがあり、より全国に飛び立っていけるように、という強い想いから通常の麒麟にはない翼を取り付けています。

日本橋は全国の道路の起点

日本橋は1604年に五街道である、東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道の原点として定められます。ここから日本の路の起点としての役割が始まります。現在は橋の真ん中に日本国道路元標というものが埋め込まれています。日本の道路の中心点となっているものです。

七街道の起点が日本橋

1604年に五街道の起点とされていますが、現在の道路法では7つの国道の始点が日本橋にあります。国道1・4・6・14・15・17・20号になります。いずれも終点は大阪、青森、仙台、千葉、横浜、新潟、塩尻市になります。五街道の起点から大きく発展されている日本橋の存在の重要さを感じることができます。

映画にもなった日本橋の『麒麟の翼』

日本橋にある麒麟像。映画「麒麟の翼」という名前を聞いたことのある方もいるかもしれません。この「麒麟の翼」と麒麟像の関係について詳しくご紹介します。日本橋という場所にある麒麟像を見る前、見た後にぜひ映画「麒麟の翼」という映画も観賞してみて、麒麟像の魅力をより楽しんでみてください。

映画「麒麟の翼」の日本橋ロケ地めぐり

映画「麒麟の翼」でより注目を集めている日本橋の麒麟像。東野圭吾さんの小説が原作になります。麒麟の翼のロケ地巡りの一つとして、麒麟像の前で記念写真を撮る方が増えています。原作や映画麒麟の翼を読んだり、鑑賞した際にはぜひ日本橋に足を運び、より麒麟の翼の魅力に浸ってみることをおすすめします。

始まりの橋「日本橋」

1604年に五街道の起点とされた日本橋。映画麒麟の翼の冒頭に日本橋の場面が登場します。日本橋地区の魅力は東京駅からアクセスしやすく、多くのデパートなどの買い物を楽しむことのできる施設がありながらも、伝統を感じさせてくれる老舗や庶民的なお店がたくさん残っている点にあります。ロケ地に日本橋が選ばれるのも納得です。

映画のキーとなる日本橋の麒麟像!

映画麒麟の翼の重要なポイントとなる日本橋の麒麟像。日本橋を木造から石造りに架け替えるときにできたものになります。麒麟の翼の作品のテーマは「悲劇からの希望と祈り」になります。意味ありげなこの作品のテーマと映画の中での麒麟像の関係についてはぜひ、映画麒麟の翼を見て確認してみることをおすすめします。

水天宮のご利益が映画では重要なポイント

日本橋には、七福神めぐりがあります。中でも有名なのが水天宮です。水天宮はもともと福岡県に祀られていましたが、1872年に現在の日本橋に移ってきています。映画の中では水難除けが特に注目されています。新参者という作品の中では安産祈願の神様として水天宮が登場しています。

水天宮へのアクセス

水天宮は安産・子授け、芸能祈願、水難除けなどのご利益で知られています。時期によっては雅楽の演奏や舞などが披露されていることがあるので、気になる方はホームページで確認の上アクセスしてみることをおすすめします。東京メトロ半蔵門線・日比谷線、都営地下鉄浅草線から徒歩5分ほどでアクセスすることが可能です。

お土産買うなら「日本橋ゆうま」

麒麟の翼と新参者では「ほおづき屋」という店名で登場するお店が「日本橋ゆうま」になります。麒麟の翼で被害者の方が所有していた眼鏡ケースを購入したとされている手作り工芸品のお店です。店頭、店内共に多くのお土産が並べられています。日本ならではのお土産を購入することが可能です。

『日本橋ゆうま』へのアクセス

日本製にこだわりを持ち、職人一人ひとりの想いを感じることのできる数多くの和雑貨が取り揃えられている「日本橋ゆうま」。ドラマ、映画で使用された眼鏡ケースだけでなく、回るコマや安産と幸せを願うお手犬という商品も購入することが可能です。人形町駅から徒歩6分になります。

甘酒横丁で聞き込み?

甘酒横丁には美味しい鯛焼きのお店があります。麒麟の翼では登場しませんが、同じく加賀恭一郎シリーズのテレビドラマ「新参者」に登場します。連日行列の絶えない甘酒横丁の中でも名店中の名店になります。店頭では実際にたい焼きを焼き上げている様子を見ることができます。

甘酒横丁はどこにある?

甘酒横丁は水天宮からもアクセスすることができます。アクセスが一番便利な最寄り駅は東京メトロ日比谷線と都営地下鉄の浅草線が乗り入れる人形町駅になります。

駅の出口は甘酒横丁の交差点になります。甘酒横丁の周辺には麒麟の翼で登場したお店が数多くあるので一日だけでは回りきることが難しいので、ロケ地巡りの方は計画を立てることをおすすめします。

甘酒横丁でランチ

麒麟の翼で登場する甘酒横丁。ランチでおすすめのお店を紹介します。1つ目は「快生軒」。大正8年に創業した老舗の喫茶店になります。刑事が聞き込み後待ち合わせに使用していた店舗です。

2つ目は「芳味亭」。映画の中では3回忌の打ち合わせで使用されています。ビーフシチューやコロッケが評判のお店で、創業は昭和8年になります。

3つ目は先ほど紹介した喫茶店の隣の「玉ひで」。創業1760年で甘酒横丁の中でも老舗中の老舗になります。東京軍鶏肉を使用している元祖親子丼はランチで1500円という価格で楽しむことができます。

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日本橋の麒麟像へのアクセス

今回紹介している日本橋というアクセス便利な場所にある麒麟像。詳しいアクセス方法と、場所についてご紹介します。また、近年再開発が進む日本橋エリアで、麒麟像にちかい人気・おすすめの観光名所などについてもご紹介します。魅力的なお店がたくさんあるので一日中楽しむことができます。

場所はどこにある?アクセスは?

日本橋の麒麟像の場所へのアクセス方法は複数あります。最も近い駅は東京メトロ半蔵門線三越駅のB6出口で、出たらすぐ目の前に日本橋が見えます。半蔵門線の三越前からだと水天宮まで徒歩15分になります。天気が悪い場合半蔵門線の水天宮駅から地下鉄でのアクセスがおすすめです。

近隣の観光名所

日本橋にある麒麟像周辺にはたくさんの観光名所が存在します。日本最初の百貨店「日本橋三越本店」は正面の入り口のライオン像がとくに有名です。気品ある雰囲気の中で自分の買い物だけでなく東京土産も購入することができます。

最近できた新しい施設では映画も入っている銀座シックスの屋上からは東京タワーとスカイツリーを眺めることができます。コレド室町1・2・3では歴史ある専門店やグルメの名店がたくさんあり、イベントスペースでの催事も魅力的です。

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映画にもなった日本橋の麒麟像!そこには深い想いが

映画「麒麟の翼」でも話題となった、日本橋にある麒麟像の由来、アクセス情報、詳しい場所などについてのご紹介いかがでしたでしょうか?日本橋に買い物などで利用する際は、ぜひ麒麟像にアクセスしてみてください。麒麟の翼という映画も見てより麒麟像の魅力を楽しむこともおすすめです。

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この記事のライター
イロナ
いつか自分も自由な時間がたくさんできたときにいろんなところを旅してみたい…。 その下準備としてあらかじめその問いのことをある程度知っておくことは大切だと思います。 いろんな情報を発信して、少しでもあなたの旅に役に立てればと思っています。

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