大館は香港で注目の新スポット！元警察署や刑務所など改装したアート空間が魅力

2018年の5月にオープンしたばかりのこちらの香港大館は、香港中環の新しい観光地として人気の出ている場所です。本当に警察署として使用されていたこの大館の建物は、中環の中でも170年の古い歴史のある旧警察署です。そんな中環の旧警察署では、どんな事が行われているのでしょうか。今回は大館の観光ポイントや予約についてご紹介します！

香港の新観光スポットである「大館」は、中環という場所にある歴史的建造物を利用して作られたアートスペースです。

大館は、中環にある旧警察署の建物を使用して作られており、普通のアートスペースでは味わう事が出来ない楽しみ方が魅力です。

香港中環にある歴史的にも貴重な建物の旧警察署をおしゃれにリノベーションした大館は、ほかにも様々な魅力に溢れる場所です。香港に訪れた際には観光する場所のリストにぜひ入れてみてください。

香港中環の観光スポット「大館」の魅力は、やはり何と言ってもその外観は外す事が出来ません。一目で歴史の深さを感じる事ができる雰囲気に包まれています。

もちろん外観以外にも魅力が沢山あり、見所が満載なのですが、やはり初めに受けるインパクトは外観が重要です。ではまず、大館のその魅力的な外観についてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

歴史ある建造物を利用して作られた香港の大館は、趣のある建造物で、外観を見るだけでも楽しむことができます。警察署とは思えない凝ったデザインの建造物です。

大館に使用されている旧警察署は、見た目の素晴らしさもさることながら、170年もの歴史を持つ歴史的遺産の宝庫でもあります。

香港中環の歴史ある建物と、新しく斬新なデザインを生み出していくアートスペースの融合は、それだけでワクワクする気持ちを与えてくれます。

そして何より2005年まで実際に使用されていたという事実が、アートと融合するという事について様々な気持ちをより一層掻き立てるのではないでしょうか。

予約をしないと入る事が出来ない大館ですが、一度門を潜ると、旧に大きな広場が目の前に広がります。大館がある中環は、都会の喧騒といった雰囲気で賑やかな場所になっています。

しかし、一度大館の門を潜ると、それまでの喧騒が嘘のように感じられるほど、落ち着いた空気が漂います。静かですが、居心地がよく、安心できる雰囲気です。

また、こちらの大館がある旧中央警察署の内部には、警察署だけではなく中央裁判所・ビクトリア監獄といった3つの法定古蹟が残っているのです。

そしてその3つ以外にも13の歴史的建築物が残っており、歴史的にみても楽しむ事ができる観光スポットとなっています。

大館には「プリズンヤード」という中庭があります。そこには大きな木が真ん中に植えられていて、椅子に座ってリラックスする事ができます。

大館の中は敷地がとても広いため、プリズンヤードで一休みしてからまた大館の中を探索するのがいいでしょう。元は受刑者が運動をしたりした場所なのでしょうが、天気の良い日には、とても気持ちのいい気分になれる中庭となっています。

そして香港の大館では、アートが融合しているという事が見所の一部として大きく取り上げられています。

アートと言っても色々なジャンルのアートがありますが、こちらの大館では一体どのようなアートを中心に展示しているのでしょうか。

大館の中を散策していると、様々な歴史を感じさせてくれる看板などにも出会う事ができます。新しく作成したアートではなく、古い歴史のある貴重なものですが、見せ方を変えるだけで新しく生み出されたもののように感じられます。

廊下には、昔使われていたのであろう看板たちがアーティスティックにぶら下げられており、写真スポットとしても人気の場所になっています。

皆さんは、KATO IZUMIさんというアーティストをご存知ですか？香港中環にある大館には、KATO IZUMI産のアートも展示されているのです。

KATO IZUMIさんのアートは少し個性的ですので、警察署だった薄暗い場所で見ると少しドキッとしてしまうかもしれません。

しかし、その異彩を放ったアートには、心惹かれるものがありますので、ぜひ見逃す事なくアートを堪能してください。

では、続いてご紹介するのは、こちら中環にある大館の中でも観光客に一番人気のあるスポット「刑務所」の中をご紹介します。

刑務所の中というのは、捕まった事がない限り、実際に目で見る機会はなかなかないでしょう。そのためか、怖いもの見たさという感じで、いつも多くの観光客で賑わっているようです。

予約を取らないと入る事ができない大館ですが、予約が必要な理由もこの刑務所の混雑ぶりを見ると納得できるでしょう。

では、予約必須の人気の観光スポット「刑務所館内」の様子を、ご紹介していきます。これを見たらきっと興味が湧いてしまいます！

こちらの監獄エリアには、本当に沢山の観光客が溢れています。当時の受刑者がどのような場所に収容されていたのか、どうやって罰を受けていたのかなどを見る事ができる興味深い場所になっています。

大館の中は、警察署、裁判所、監獄が隣り合わせになっているため、犯罪を犯して警察に捕まってから裁判を受けて監獄に入れらるまでの流れが非常にスムーズになっていたようです。

大館の中を歩くと、その輸送の際に受刑者がどのようなルートで収容されていくのかが体感できます。実際に収容されるような自体には陥りたくはありませんが、実際に行われていた事を知る事は、興味深く、貴重な体験となるでしょう。

また、こちらが予約しないと刑務所内がごった返してしまう理由の一つには「牢獄のバー」という存在も大きな理由の一つになっています。

この薄暗い監獄の中で、バーが存在し、その中で観光客はみんなお酒を飲んで楽しんでいるのです。監獄の中でお酒を飲むという不思議なシチュエーションに多くの人が興味深々で訪れるのです。

もしも監獄の中で美味しいお酒を嗜みたいという方は、ぜひ予約をとって訪れて見てください。なんとも言えない背徳感が楽しめるかもしれません。

では、香港の新しい観光スポットである中環の大館で、お買い物や食事を楽しみたい方におすすめのショップやレストランなどをご紹介していきましょう。

大館は、歴史的にも貴重な建物で非常に趣があるため、レストランやショップの外観も美しく、まるでイギリスにいるような雰囲気さえ感じられます。洋風な建物が好きな方にはぜひ訪れて細部まで見て回っていただきたい観光スポットです。

最初にご紹介するお店は「武器庫バー」（BAR AT ARMOURY）です。武器庫バーとは言っても、実際に現在も武器が置いてあるわけでは無いようです。

以前は武器庫として使用されていた場所なのでしょう。マンゴーツリーが生えている中庭に面しており、コーヒーやティーなどを提供してくれます。

そしてもちろんバーですから、ワインなどのお酒も飲む事が可能です。カウンターの後ろにずらりと並べられたお酒の瓶は、お酒好きの心をくすぐるでしょう。開放的なテラスで素敵な時間を過ごす事ができておすすめの場所です。

続いてご紹介するレストランはカフェクローデル（CAFÉ CLAUDEL）です。こちらのレストランは、昔ながらのパリジャンたちの食事を気軽に楽しむ事ができるレストランです。

クラッシックなパリジャンたちのスタイルで、テラス席で食事が楽しめますので、開放的でリラックスした雰囲気でとても落ち着くでしょう。

こちらのhc：ビストロは、新鮮な食材を使用したプレートを楽しめたり、バーガーを食べる事ができたりするレストランです。

そして給食のようなスタイルで提供されるランチもあり、楽しく食事をする事ができるお店です。そして雑貨やお菓子なども販売しているので、お土産を買ったりするのにもおすすめのお店です。

こちらはLOCKCHA TEA SHOPという、上質なティーを提供してくれるティーショップです。こちらのお店のこだわりは、お客さんに幸せにする、安全な美味しくてヘルシーなティーを提供するという事だそうです。

ティーショップの方では、茶器などをお土産に購入する事ができるので、お土産を探したい方にもおすすめのお店です。また、ティーショップの他にティーハウスというテナントもあり、そちらではティータイムを楽しむことも可能です。

安全なお茶の葉を使用するにあたり、小さなお茶農家から上質なお茶の葉を仕入れる事から始まるそうです。隅々まで自分たちの目の届くようにしている安心のお茶の葉で入れたティーは、香港大館を歩き回って疲れた体に染み渡るので、ぜひ立ち寄る事をおすすめします。

続いてはヴァンゴッホセンスギフト（VAN GOGH SENSES GIFTS）というショップのご紹介です。

こちらのショップには、ゴッホの作品をイメージして作られたティーカップやポット、お皿など素敵な商品が所狭しと並んでいます。芸術に興味のある方はきっと楽しむ事ができるでしょう。また、あまり芸術に興味が無い方でも「あ！見たことある！」と思うような有名な作品に出会えるかもしれません。ぜひ一度足を運んでみるのをおすすめします。

香港の大館では、歴史的な建築遺産をみることもできますが、それだけではなくアートハブとしても様々なアートに利用されています。

そして大きな壁を利用した屋外シアターも準備されており、この場所を使用して映画を上映したり、パフォーマンスを行ったりするそうです。

その他にも多種多様なパフォーマンスを行うそうなので、何度も足を運ぶと色々なアート作品に出会えること間違いなしです。

アートスペースでは、香港大館の遺産や歴史などを展示しているスペースもあります。受刑者の食事をみる事ができたり、受刑者の日々の生活の様子をみることもできる展示が用意されています。

そしてそう言った歴史的事実をみる事が出来ると同時に、現代美術も楽しむ事が出来るのがこの香港大館の面白いところでしょう。

香港の歴史と、現代のアートが混沌としていてそれが個性を生み出しています。ですから、同じ趣味の人とだけではなく、色々な趣味を持つ人たちと訪れてもそれぞれに楽しむ事が出来る場所と言えます。

香港大館では、太極拳サーカスもみる事ができます。太極拳は日本のラジオ体操のようなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、この太極拳サーカスはそんなのんびりしたイメージとは全く異なります。

鍛え上げられた体が織りなす素晴らしいパフォーマンスや演出にきっと胸が高鳴るでしょう。ぜひチケットを購入して間近でみる事をおすすめします。

そして、参加型のイベントも思い出にも残りますし、楽しい時間を過ごす事ができるのでおすすめです。

香港の大館では、Tシャツにプリントをするワークショップを行っているそうです。もしも時間があったら立ち寄ってぜひワークショップに参加して見てください。きっと楽しい時間を過ごせるでしょう。

香港大館へアクセスするには、事前の予約が必要です。入場する際の料金はかかりませんが、予約がないと入る事ができません。

香港の大館はとても人気のある観光地なので、予約をして入場規制しないと人で溢れかえってしまって、歴史的建造物を痛めてしまう可能性もあるのです。

ですから、もしも訪れる事を決めた場合は、事前に公式ホームページからアクセスして予約する事がおすすめです。せっかく行っても入る事が出来なかったら残念な気持ちになってしまうので、事前の予約をしておきましょう。

香港の大館へ入場するための予約方法ですが、予約方法にはウェブサイトにアクセスするか、アプリをダウンロードする必要があります。

どちらもやり方は簡単で、ログインして入場希望の人数を選んで、QRコードを取得すればおしまいです。難しいことは何もありませんので、ぜひアクセスして見てください。

香港の大館は、香港の重要な歴史的スポットと言えます。その香港の重要な歴史的スポットでは様々なアートが展示されていたり、興味深い歴史の開示が行われていたりと、観光客が興味を引く魅力に包まれています。美味しい食事を楽しむことも出来ますし、お土産も購入できます。是非一度、香港の大館を訪れてみる事をおすすめします！