ヒトミワイナリーは工場見学ができるにごりワインの専門店！営業時間もご紹介

ヒトミワイナリーは滋賀県の琵琶湖の南側にあるワイナリーです。試飲や買い物だけでなく工場見学もできるヒトミワイナリーはワイン好きなら楽しい時間を過ごせるスポット間違いなしです。販売店の営業時間やヒトミワイナリー人気のワイン、工場見学の詳細などたっぷりとご紹介します！

ワインというイメージのない滋賀県ですが、実は自然豊かな風土と琵琶湖からの風はワイン作りにも最適です。

60歳までアパレル関係の仕事をしていたという創設者が開いた滋賀県の東近江にあるヒトミワイナリーとは一体どんなワイナリーなのでしょう。

ヒトミワイナリーは原料を日本産のぶどうにこだわったワイナリーです。日本産生葡萄を100％使用した日本ワインだけを作っています。

ワインの種類は微発砲ワインや自由な発想から生まれる個性豊かなワイン、すっきりとした味わいのテーブルワインなど様々です。

ヒトミワイナリーのワインはすべて全国的にも珍しいろ過しないスタイルのいわゆるにごりワインです。

日本で唯一の濁りワイン専門のワイナリーで、扱っているすべてのワインが濁っています。

にごりワインとはワインの製造過程で生じる酵母やオリなどを取り除かずに敢えてそのまま瓶詰する製法です。葡萄本来の持つ雑味や果実味などの余韻が感じられ、アルコール度数も低めで甘みがあるのでアルコールが苦手な人でも比較的飲みやすいワインになっています。

また、ミネラルや食物繊維も豊富なので女性にもとても人気があります。白ワインも赤ワインも瓶詰するとほんのりのにごっているのも特徴です。

ヒトミワイナリーは琵琶湖の南東に位置する東近江にあり、周辺は山や川など豊かな自然に囲まれています。

日本一の大きさを誇る湖、琵琶湖の恩恵をたっぷりと受けながらブドウ栽培もおこなっていて滋賀県では2番目にできたワイナリーです。

滋賀県の琵琶湖南東にあるヒトミワイナリーはワイン好きの人たちの人気のワイナリーになっています。全国からヒトミワイナリーを目当てに訪れる人もいるほどの知名度で、ワイン好きなら一度は行っておきたい濁りワインの聖地的存在です。ヒトミワイナリーが人気の理由をまとめてみます。

日本で唯一のにごりワイン専門店であるヒトミワイナリーでは営業時間内に工場見学ができます。ワイン好きにはたまらない工場見学。実際に瓶詰するまでの過程をじっくりと見ることが出来ます。普段販売されているワインが出来上がっていくまでの過程を間近で見られるのはワイン好きにはたまりません。

ヒトミワイナリーでは無料でワインの試飲ができます。沢山の種類のワインが並んでいて、何種類飲んでも無料というのだから、これもワイン好きにはたまらないポイントです。ワインにあまり詳しくない方でもスタッフがひとつひとつ丁寧に解説してくれるので、自分の好みを伝えるとピッタリのにごりワインを飲ませてくれます。

ヒトミワイナリーでは自社でワインにピッタリのパンも作っています。焼きたてのパンと一緒にワインを楽しめるので、無料の試飲もちょっとした食事に！

試飲ワインの種類は豊富、焼きたてのパン、そして詳しい説明付きの3拍子がそろった無料試飲はなかなかありません。

パンはワイナリーの敷地内にあるパン工房で作られていて、ワイナリーと同じ営業時間で営業しています。

営業時間内にできるヒトミワイナリーの工場見学とは一体どんなものなのでしょうか。本格的に工場内に入ることはできるの？その場合は有料なの？予約はいるの？などヒトミワイナリーの工場見学について詳しくご紹介します。にごりワイン専門の工場の内部はどうなっているのでしょう。

営業時間内でできるヒトミワイナリーの工場見学には2種類あります。通常ヒトミワイナリーに行くと、ガラス越しに簡単な醸造所の見学ができます。

ガラス越しの見学はいつでも可能なので、思い立った時にふらりと立ち寄っても簡単な見学ならすることが出来ます。

ヒトミワイナリーでは営業時間内のガラス越しの簡単な見学だけでなく、醸造所の中に入っての本格的な工場見学も定期的に行われています。醸造所内での工場見学の開催日はHPで発表があり、希望者は当日ヒトミワイナリーに行くだけ。基本的には予約は必要ありません。ただし、10名以上になる場合はあらかじめ電話で相談が必要です。

ヒトミワイナリーの醸造所内に入っての本格的な見学はゴールデンウィークや11月の週末など繁忙期のみ行われています。小さなワイナリ-なので見学も基本的には少人数での見学になります。繁忙期の団体のお客さんは断られることもあるようなので、事前に電話で確認することが必要です。

醸造所内での見学は営業時間内に30分程度で可能で料金は無料です。日程と時間がHPに公開になるので時間に合わせてヒトミワイナリーの店内入り口付近に集合します。

ヒトミワイナリーで人気のワインをご紹介していきましょう。ヒトミワイナリーのワインはすべてにごりワインです。にごりワインといっても色々な種類があり、それぞれに特徴があり、味わいも風味もひとつひとつ違っています。好みのワインを見つけられるかどうかがポイントです。

ヒトミワイナリーで代表的な定番ワインといえばｈ3エイチスリーのカリブーです。山形県産のデラウェアを使用した微発砲辛口ワインでアルコール度数は11％です。h3のｈにはヒトミらしさ、ひとつひとつ手で、発砲の田舎ワインという3つのhから始まる思いが込められているのだとか。

山形県産を代表とした岩手、長野、山梨など各地の個性豊かなぶどうを組み合わせることにより色濃くヒトミワイナリーらしさを反映した人気のワインになっています。

自家農園で栽培したブドウで作られているタータルワインルージュはカベルネサントリーという品種のブドウを100%使用しています。ブドウの栽培から瓶詰まで一貫して手掛けるワインで毎年移り替わる気象条件や滋賀県東近江氏にある自社畑のぶどうの育て方における変化などを素直に表現してあるワインです。

自家農園産のブドウを足で踏みつけて破砕し、自然発酵させ、そのままフレンチオークで10ヵ月熟成させた後にろ過、徐酸、補酸をせず、そのまま加熱せずにボトルに詰められます。

香ばしいオークの香りと完熟したブドウの果実感が両方楽しめる一品です。色々な料理との相性も抜群の一品です。

ヒトミワイナリーのドゥーブランはコックさんデラウェア、ナイアガラを使用したアルコール度数10%の白ワインです。ぶどうを食べた時のフレッシュな果実感と自然な甘みを感じられる甘口うワインで、葡萄本来の味わいを生かすように低温で湯煎殺菌を行ってワイン酵母の動きを止め、仕上げてあります。

甘さの強弱はワインによって異なりますが、体にしみこむような優しい甘みがあるのが特徴です。ブドウを口に入れる時の果実味が感じられるように低温発酵で作られています。

ヒトミワイナリーでは工場見学や無料の試飲だけでなく、併設されている販売店でお土産を買って帰ることもできます。ヒトミワイナリーで人気のワインはもちろん、ワイン以外でもワインにピッタリのおつまみなども販売されているので、とても便利です。ぜひヒトミワイナリー見学の時には販売店に立ち寄ることをおすすめします。

ヒトミワイナリーのワインは販売店で購入することが出来ます。それほど大きいワイナリーではありませんが、販売店には手頃な値段から沢山の種類のワインが置いてあるので好みに合わせたワインを選べるのが嬉しいポイントです。ポップも丁寧に書かれていて、ヒトミワイナリーで人気のワインも一目でわかるようになっています。

意外に沢山の種類のあるヒトミワイナリーの販売店。どれを買うか迷って決められない時はとりあえず人気ナンバーワンのワインを買っておくのもおすすめです。ポップには詳しい説明が書かれているのでそれを読みながら自分の直感で選ぶというのも楽しい選び方のひとつです。

やっぱり自分好みのおいしいワインを探したいという人はぜひ無料の試飲コーナーで試し飲みするのが良いでしょう。スタッフの方が丁寧に説明してくれるので、自分の好みを上手に伝えればきっとあなた好みのワインが見つかるはずです。ぜひ試飲コーナーを上手に活用してこれぞという1本を選んでください。

また試飲しても迷ってしまう場合は、スタッフに相談するのも良い方法です。ワインをどのようなシチュエーションでどんな料理と一緒に楽しむのか、また予算はどれくらいなのかなど具体的なこちらの目的を伝えると目的にぴったりのワインを選んでくれるでしょう。

ヒトミワイナリーでは試飲場所でも食べることが出来るパンが製造されている工房があります。ワイナリー内に併設されているパンの匠ひとみ工房で焼かれているパンはワインのおつまみだけでなく、食事のパンとしてもぴったりです。

ここでしか販売されていない商品もあるのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。またワインのお供としては欠かせないチーズや滋賀県特産の鮒ずしなども販売されているので、そちらもぜひおすすめです。

パンの匠ひとみ工房にはテーブル席もあり、購入したパンと一緒にホットコーヒーやグラスワインなどを飲むこともできます。ワインの酵母を使って作られているというパンはとても風味があり人気です。

ワイン好きならぜひ訪れてほしい、販売店も併設されている滋賀県のヒトミワイナリー。詳しい基本情報やアクセス方法などをご紹介しましょう。琵琶湖の自然を楽しみながらののんびり滋賀観光のひとこまにヒトミワイナリーをぜひ組み入れてみてはいかがでしょう。

ヒトミワイナリーの営業時間は10時から18時までです。定休日はなく、年中無休で営業しています。営業時間自体はあまり長くありませんが、ちょっとした試飲と見学、販売店での買い物ぐらいなら1時間ほどあれば楽しめます。繁忙期に開催されている醸造所の工場見学も30分程度なので2時間あればゆっくりとお土産も買うことが出来るでしょう。

ヒトミワイナリーへのアクセスは試飲目的なら公共交通機関がおすすめです。JR近江八幡駅、米原駅、彦根駅などで近江鉄道に乗り換え、八日市駅で下車します。近江鉄道バス永源寺車庫行に乗車して30分ほどで「山上口」停留所で下車し、そこから徒歩1分ほどです。

車でアクセスする場合は名神高速道路八日市ICか国道421号を三重県方面に進み、約10分ほどすると左手にヒトミワイナリーがあります。駐車場は7台分完備されています。

ヒトミワイナリーを訪れた人の口コミからは季節ごとに訪れるのも楽しいスポットであることがわかります。季節に合わせてワインの種類なども変わり、販売店は充実しているようです。地元の常連さんたちは美味しいパンとワインを買う目的で利用している人も多くいることがわかります。

試飲だけでも20種類以上が置いてあるので本当にワイン好きにはたまらないワイナリーになっているようです。ただし、観光ついでに立ち寄るなら、公共交通機関を使うとそこそこアクセスにも時間がかかるので、1日がかりの遠足気分で訪れるのが良さそう。ワイナリー自体もとても心地よい空間のようです。

観光でドライブがてら訪れている人たちは近隣にある紅葉の名所の永源寺や日帰り温泉施設などと一緒に楽しんでいるようです。近江八幡にもたくさんの観光スポットがあるのでそちらと合わせるのもおすすめです。

いかがでしたでしょうか。滋賀県にあるヒトミワイナリーは国産のブドウ100％で作られるにごりワインが人気のワイナリーです。自然豊かな環境で農に密着したワインづくりをしている魅力のワイナリーにぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。試飲や工場見学はもちろん、販売店でのチーズやおつまみ、焼きたてのパンも絶品です！