ビールスタンド重富で味わう究極の喉ごし！行列ができる人気店を徹底紹介

ビールスタンド重富は、店主によって注ぎ分けられたビールの飲み比べができると話題のビールスタンドです。メニューはビールのみ、営業時間はたったの2時間という特殊な形態ながら、連日行列が絶えない人気店となっています。

今回は、広島の人気店・ビールスタンド重富のメニュー・値段・おすすめポイントなど、気になるお店の情報をお伝えします。

ビールスタンド重富は、地元の酒屋さんがはじめたビールスタンドです。一般的なビールスタンドや居酒屋と大きくことなるメニュー構成や短い營業時間など、独特な店作りが話題となっているお店です。

最近ではテレビ番組で紹介されるなど全国的にも知名度がますますあがってきています。そのこだわり・美味しさ・珍しさ・値段のリーズナブルさなどによって、これだけ多くの人に愛されているのです。

ビールスタンド重富は広島市中区銀山町に店を構えているビールスタンドです。重富酒店の店主が営んでいるお店で、酒の卸売をしている店舗の一角を改装して立ち飲みスペースが作られています。

広島市中区銀山町は広島の中心地に位置しています。広島駅からほど近いアクセスの場所にあり、周辺には観光スポットも点在しています。

広島観光で1日歩いて疲れたあとは、ビールスタンド重富で極上のビールを飲みに行きましょう。美味しいビールを飲めば、1日の疲れも飛んでしまうほど至福の時間を味わえます。

ビールスタンド重富はもともと店主の熱い想いによって誕生したお店です。地域の子供達の笑顔のためには、まずその親が笑顔でなくてはいけない。そのために美味しいビールを飲んでもらい、親の心のゆとりが生まれる場所を作ろうとお店が誕生しました。

同時に「ひろしま元気プロジェクト」という取り組みになり、美味しい生ビールを提供することによって、最終的に広島を元気にするというコンセプトのもと動いています。

ビールスタンド重富以外のお店でも美味しいビールが飲めるようにと飲食店向けに注ぎ方のセミナーを実施するなどし、地域一帯が盛り上がるように働きかけています。単なるビールスタンドの域を超え、使命感を持った魅力あるお店ということがわかります。

ビールスタンド重富は2012年に誕生したお店です。しかし重富の生ビールの原点はもっと昔に遡ります。現店主の祖父が広島の人に美味しい生ビールを飲ませたいと奮起したのが始まりです。

ドイツ人技師直伝の生ビールを習得し、それを広島に広めたという歴史があります。そして時を経て現在、その当時のビールサーバーを復活させて、もう一度いまの広島に美味しいビールを伝えるために奮闘しているのが現在の店主です。

ビールスタンド重富は、実はこのように深い歴史があるお店なのです。また、お店の歴史以外にもビールスタンド重富の特徴がいろいろあるので、ここではいくつか抑えておきたいポイントをご紹介します。

ビールスタンド重富は広島市中区銀山町にあり、ヴィアインホテル広島銀山町の並びにあるので分かりやすい場所というのもおすすめポイントです。

ヴィアインホテル広島銀山町は繁華街にあるビジネスホテルで、リーズナブルな価格で宿泊ができます。広島観光の際にこのホテルを利用すれば、ビールスタンド重富にも近いので便利です。

お店の最寄り駅は、広島電鉄市内線の銀山町駅となっています。広島市内を網羅している路面電車なので、観光にも便利です。なお銀屋町駅は広島駅から5駅目です。

ビールスタンド重富の徒歩圏内には、原爆ドームがある広島平和記念公園や広島城などもあり、こういった観光地を見て回ったあとにお店に立ち寄って美味しいビールを飲むのもおすすめです。

お店の最新情報は、Facebook・Twitterで発信されています。公式サイトもありますが、特にTwitterは最新情報・営業日・メニュー・値段などの最新情報をいち早く知ることができるのでおすすめです。

営業日が毎月同じように決まっていなかったり、店主の出張などでお店がクローズしていたり、状況は都度変わるので、こういったSNSで情報をキャッチしておくことをおすすめします。

店舗内は完全禁煙となっています。店内は定員10名となっていて、店主1人で切り盛りしています。メニューはビールのみ、おつまみなどフードメニューは一切ありません。もちろん持ち込みも禁止です。

あくまでもビールの美味しさを味わってもらうことが目的なので、店主のこだわりが溢れたお店になっています。普通の居酒屋やビールスタンドとは一線を画する存在ながら、このスタイルが好評を博して連日多くの人が押し寄せる人気店となっています。

営業時間は夕方5時から7時までの2時間のみです。一般的な居酒屋などは夜中までオープンしているのが普通ですが、ここは店主こだわりのビールのみを楽しむ場所です。

また、あくまで本業は酒屋でありビールスタンド重富だけを生業としているわけではありません。店主は出張や研究にも忙しく、日々美味しいビールを提供するために腕を磨いています。

たった2時間の營業時間ですが、ここで飲める生ビールは本当に他では味わえない喉ごし、美味しさを持っています。行列に並んで待ってでも一度は飲みたい味です。

広島市のあるビールスタンド重富ですが、店主は全国あちこちでレクチャーをするため頻繁に出張に出向いているほか、イベントなどで広島以外でもビールを注いでます。

過去には沖縄や東京の銀座などでその腕前を披露してきました。今後もイベントなどで広島以外の場所で店主によるこだわりのビールを飲むチャンスがあるかもしれないので、ぜひTwitterや公式ウェブサイトなどの情報をチェックしておきましょう。

ビールスタンド重富のメニューは、シンプルに生ビールのみ。その他にドリンクやフードのメニューはありません。ビールの美味しさが際立っているからこそ、他にメニューがなくとも十分に楽しめるのです。

ビール自体のクオリティが高いのはもちろんですが、ビールの注ぎ方にこだわりを持つ店主が入れるビールというのもおすすめポイントです。これだけこだわりが詰まっている割に値段はリーズナブルと言えます。

また、店内では熟練の技でビールを注ぎ分ける店主の腕前を目の前で見られるのは貴重です。2つのビールサーバーを使い分け、さらにビールの注ぎ方も変えることで基本5種類のビールメニューが味わえるようになっています。

基本のビールメニューは、一度注ぎ・二度注ぎ・三度注ぎ・キリットタイプ・マイルドタイプの5種類です。値段は1杯550円となっています。なお、ビールは1人2杯までと決まっていますので、飲みたい種類を厳選して2杯注文しましょう。

なお、この5種類のメニューは注ぎ方の違いによるもので、ビール自体は同じものが使われています。ビールスタンド重富では、同じビールがまるで別物のように感じられるという驚き体験をできるがおすすめポイントです。

それではここで、店主によるこだわりの注ぎ分けメニューを詳しくご紹介します。値段が1杯550円の基本メニューは5種類あります。

同じ種類のビールが使われているにも関わらず、注ぎ方次第で大きく味や喉ごしが変わる驚きの体験をぜひ楽しみましょう。

まず1つ目に紹介するのは「一度注ぎ」です。こちらは最初の1杯目にぜひ飲みたいビールメニューです。日本のビールの注ぎ方の原点とも言える「一度注ぎ」は、爽快感あふれる喉ごしが楽しめます。

この「一度注ぎ」は、ビールを注ぎながらビールをグラスの中で回転させる手法です。これにより余分な炭酸ガスを抜くと同時に、雑味を泡の中に閉じ込めてしまいます。そのため苦味が少なく、スッキリとした爽快感が突き抜けるど越しを味わえます。

2つ目に紹介するのは「二度注ぎ」です。「一度注ぎ」の爽快感あふれる味わいに、さらに旨味をプラスさせた味わいを楽しめます。「二度注ぎ」は日本人の味覚が生み出したであろう注ぎ方と言われています。

「二度注ぎ」の特徴は、「一度注ぎ」の爽快感を表現していた荒目の泡を、なめらかな口当たりの泡へと入れ替えています。

また、2種類あるサーバーによって泡の質も異なり、昭和サーバーの方は柔らかい泡になり、平成サーバーの方はもっちり感のある泡になります。

3つ目に紹介するのは「三度注ぎ」です。3度注ぎをすることによって、ビールの炭酸を弱める効果があります。これによって余分な苦味が逃げて麦芽の甘みが増し、やわらかな味わいを楽しむことができます。

「三度注ぎ」メニューはビール特有の炭酸が苦手な人にもおすすめです。丁寧に「三度注ぎ」されるため、注ぎ始めから提供されるまで約4分から5分かかりますが、待ってでも飲みたい極上の味わうのビールです。

4つ目に紹介するのは「キリットタイプ」です。これは名前の通りキリッとしたシャープな味わいが楽しめるビールの注ぎ方です。また、全国の飲食店で注がれている現在のスタンダードな注ぎ方でもあります。

「キリットタイプ」は他の注ぎ方のように特別な手法ではなく、現代の最新鋭のタップを使ってクリーミーな泡を作り出し、ビール特有の苦味と炭酸を閉じ込めています。

最後の5つ目に紹介するのは「マイルドタイプ」です。こちらも名前のとおりマイルドな味わいが特徴で、ビールが持つ独特の苦味や炭酸が苦手という人におすすめのビールメニューです。

甘みを感じられるビールで、泡も柔らかくて甘い独特の美味しさになっています。ここまで紹介した5つのビールはすべて同じ種類ですが、注ぎ方によってこんなにも味わいや喉ごしが変わるものなのです。

基本メニューは1杯値段550円の生ビール5種類ですが、実は裏メニューとしてさらに4種類のビールメニューが用意されています。こちらの値段も1杯550円となっています。
 

昭和と平成の2種類のサーバーを使い分け、一度注ぎ・マイルド平成・キリット昭和・マイルド＆IPAという4種類に注ぎ分けます。この裏メニューもビール好きにはおすすめです。

ビールスタンド重富は酒屋の店舗の一角をビールスタンドにしてあるため、お店の外観は昔ながらの酒屋そのものです。

お店自体も定員10名が入れるカウンターのみで、とてもこじんまりしていますが、店主の手さばきを目の前で見ることができる独特の空間になっています。

お店へのアクセスは、広島観光にも欠かせない路面電車を利用しましょう。最寄り駅は、広島電鉄市内線の銀山町となっています。

駅からは徒歩5分とアクセスも便利。ヴィアインホテル広島銀山町の並びに建っているので、分かりやすい場所にあります。

お店の電話番号は082-244-4147です。問い合わせは富重酒店の営業時間中、10時から18時まで受け付けています。なお予約は不可となっているので注意しましょう。

ビールスタンド重富の営業時間は17時から19時までの2時間です。開店前から行列ができていることが多いので、時間には余裕を持って来店することをおすすめします。

定休日は決まっておらず、毎月営業日が変更になります。そのため来店の前にビールスタンド重富の公式ウェブサイトやTwitterなどで営業日を確認しておくようにしましょう。

現在全国的にも知名度があがり、口コミも拡大したことで連日数多くの人が押し寄せています。週末は平日よりも来店者が増えるため、現在は週末に限って2箇所でビールを提供しています。

メインブースが店主、サブブースは別スタッフによりビールが注がれ、より多くの人にビールを楽しんでもらえるようになっています。なお、メインブースでは整理券が配布され、サブブースは整理券なしで入店が可能です。

整理券の発行が終了してしまうこともあるので、その場合はサブブースを利用しましょう。どちらも全く同じメニュー・値段・注ぎ方であり、注ぎ手が違うだけなので、どちらのブースでも美味しいビールを問題なく味わうことができます。

いかがでしょうか。ビールスタンド重富は、店主によるこだわりと熟練の技術によって美味しいビールが生み出されています。これだけのこだわりが詰まっていても、値段は一般的な飲食店で提供されているビールと同じ価格帯で、リーズナブルな値段と言えます。

あまりの人気店のため連日行列ができていますが、並ぶ価値が十分にあるビールを味わうことができます。広島市で美味しいビールが飲みたいと思ったら、ぜひビールスタンド重富に足を運んでみることをおすすめします。