鹿沼公園（相模原）は子供が喜ぶ人気スポット！自転車・ゴーカートが借りられる

神奈川県の相模原市にある鹿沼公園（かぬまこうえん）。以前は公園ではなく、「かぬま」という沼地があるだけの場所でした。昭和48年に現在の「鹿沼公園」として生まれ変わり、地元の人をはじめ多くの人々の憩いの場として利用されています。今回はこの鹿沼公園の魅力や施設詳細についてご紹介いたします。

鹿沼公園があるのは、神奈川県相模原市の鹿沼台。鹿沼台の最寄り駅は横浜線の「淵野辺駅」。淵野辺駅周辺には、あまり大きなビルや建物はなく、低層のマンションやアパートが立ち並び、一歩町中に入れば閑静な住宅街が広がる静かな街です。ファミリー層から単身の人まで幅広い人が住む町で、鹿沼公園は憩いの場として大切にされてきました。

鹿沼公園の周辺である鹿沼台には、スーパーや学校、病院や郵便局といった生活に欠かせない建物が多く集まり、鹿沼公園を中心にいつも多くの人が行きかっている場所でもあります。沼地しかなかった鹿沼台に誕生した市民の貴重なくつろぎの場です。

最寄り駅の淵野辺駅から、公園までの間には100円ショップやスーパーファミリーレストランなどもあり、子連れファミリーにはとても便利な立地です。

鹿沼公園は、街中によくある公園とは違った魅力を持っています。昔沼地だったという場所が「池」として整備され、その池を中心に「野球場」や「テニスコート」、「水生植物園」に「運動場」といった施設が並びます。その中でも小さな子供連れのファミリーに特に人気があるのが「交通公園」のエリアです。

鹿沼公園へ遊びに行くときに事前に知っておくと便利な、鹿沼公園のおすすめのポイントについてもご紹介いたします。無料なのに楽しめるポイントがいっぱいで、思わず足を運びたくなること間違いなしです。

鹿沼公園の中にある一番の目玉といってもいい大人気エリアが「自動交通公園」。ここは9:30～16:30までの開園時間内なら誰でも気軽に自由に出入りができる、無料の交通公園となっています。この児童交通公園には、自転車が45台、ゴーカートが13台、ミニカートが4台、豆自動車が4台など、さまざまな乗り物がたくさん用意されています。

これから自転車の練習をする小さなお子様には、補助輪付きの自転車も3台含まれて用意されています。車のこない安全な交通公園の中で、楽しく交通ルールを学びながら乗り物の練習ができる格好の場所なのです。

鹿沼公園の中にある児童交通公園。たくさんの自転車やゴーカートなどが用意されているわけですが、実はその1台1台の利用料はなんと無料となっています。交通公園と名の付く公園の中には、乗り物のレンタル料金などが少なからず発生する施設も多い中、この児童交通公園にある乗り物は全て無料で利用することができるというから驚きです。

これもひとえに、子供たちとその保護者に、楽しく交通ルールを学びながら乗り物を安全にのる術を身に着けて欲しいという多くの人の願いから実現したことだといいます。週末ともなれば、多くのファミリーが子供たちを連れ児童交通公園へやってきます。

鹿沼公園の魅力は、児童交通公園ばかりではありません。鹿沼公園には実は、昔現役で使われていた本物の大きな蒸気機関車D52が設置されているのです。この蒸気機関車D52が設置されたのは、昭和52年の11月。普段は蒸気機関車の中に乗ることはできませんが、外から見るだけでもかなりの大迫力です。

鹿沼公園のこの蒸気機関車を見たいがためだけに、遠方から鹿沼公園まで足を運ぶ鉄道ファンもいるのだとか。現代では蒸気機関車が走る姿を見ることはめっきりなくなってしまいましたが、車体がこうして残っているのはとても貴重なことといいます。

鹿沼公園のおすすめポイントはまだまだあります。鹿沼公園のちょうど真ん中あたりに位置するようにあるのが、白鳥池。この白鳥池がまたおすすめで、池の名前を見ればわかる通り、白鳥の姿を間近で見ることができる場所となっています。池の周囲はきれいに遊歩道として整備され、散策路として1周するだけでも、かなりの癒し効果が得られます。

この白鳥池、公園の園内図などを見ればわかる通り、足のような形をしています。実はこれには伝説が残っていて、白鳥池は、昔富士山を運ぼうとして運ぶことができなかったデイダラボッチが地団駄を踏んでできた池なのだとか！

この白鳥池には、白鳥のほかにも、コイやカモ、カメといった生き物もおり、子供たちからも大人気となっています。

鹿沼公園の周囲にはスーパーや子供達が通う学校などがありますが、もう1つ、市民の人も日常的に利用する「図書館」が隣接しています。この図書館は、「相模原市立図書館」といい、相模原市内ある図書館の中でも割と大きな図書館となっています。相模原市外の人も気軽に自由に利用でできるとあって、公園と合わせて人気のある場所です。

鹿沼公園の横にある相模原市私立図書館の周辺にはコンビニや薬局などお店も充実しているため、公園とあわせて1日中ゆっくりと過ごすことができると、市民以外の人々からも大好評。土日ともなればかなりの人が訪れ駐車場も混雑を見せるほどといいます。

相模原市にある鹿沼公園で無料で乗ることができるゴーカート。このゴーカートは利用する子供の年齢によって大まかにサイズ分けしてあるので、体の小さなお子様も安心して利用することが可能です。赤色のゴーカートは、小学生用、青色のゴーカートは幼児用となっています。またゴーカート以外にも、ミニカーや豆自動車の用意がありいずれも無料です。

ミニカーについては小学生から、豆自動車については幼児のお子様も利用できるようになっています。ゴーカート置き場には常時係りの方もいますので、ゴーカート選びや使い方などで分からないことがあったときにはいつでも聞くことができるのも魅力です。

普段の生活ではなかなかゴーカートに触れることも少ないため、鹿沼公園へ行った際にはぜひこの無料のゴーカートや豆自動車などで遊んでみてください。

相模原市にある鹿沼公園の中にある「児童交通公園」エリアには、「子供道路」と呼ばれる、本物の道路そっくりに作られた道路があります。普段は車の往来などが危険でじっくり見られない道路を、周囲には何があるか気のすむまで観察し、安全な道路の通り方など学ぶことができるようになっています。

児童交通公園エリアにある子供道路は、本物の自動車教習所のようにかなり本格的な作りとなっています。道路標識や信号、道路に書かれている数々の注意書きやマークなど、これはどんな意味があるのかなど、改めて親子一緒に考えたり、学んだりとする機会を持つことができ、親子ともに濃い時間を過ごせる場所となっています。

鹿沼公園の中にある児童交通公園エリアでは自転車やゴーカートなどの乗り物を借りれるので、本物そっくりに作られた道路では実際に走行してみることも可能。子供たちも大好きな乗り物に乗れるとあって大喜びすること間違いなしなおすすめのエリアです。

相模原市にある鹿沼公園では、子供たちの自転車の練習場としてもとても大人気！実際の道路に模した場所では、正しい交通ルールを学びながら、自転車の練習ができるとあって、休日はいつも子供たちで賑わっています。実際の信号や標識などを一緒に見ながら、ゆっくり教えてあげられる場所として、とてもおすすめです。

この相模原市にある鹿沼公園の中の児童交通公園エリアは、使用にあたって少しルールがあります。16:30までは鹿沼公園で借りる自転車を使用した場合のみ走行でき、16:30から閉園までは、外から持参した自転車でも走行できるようになります。練習したい自転車がある場合には、この遅めの時間に公園にいくのがおすすめです。

鹿沼公園で借りれる自転車は全部で45台あります。そのうち3台は補助輪付きとなっています。親子で混み合う週末などは、自転車が空くまで待たないとなりませんが、利用時間が1人1回30分間と決まっているので、さほど待たずに使用することが可能となっています。

相模原市にある鹿沼公園には、交通公園エリアやスポーツを満喫できる設備の他に、水生植物園や植樹など、たくさんの植物が植えられています。四季折々の植物の変化を満喫することができるので、散策スポットとしてもおすすめです。一番人気があるのは、白鳥池の周りにたくさん植えられたアジサイが満開になる6月。

アジサイが咲き乱れるこの時期は、ちょうど白鳥の子供がヒナにかえる時期で、運がよければそのヒナを見ることもできます。また鹿沼公園には桜もたくさん植えられているので、桜が咲く4月にはお花見で賑わいます。

3月にはとても可憐な真っ白い花を咲かせるコブシが満開になり、公園いったいにとてもいい香りがたちこめるのを堪能することができます。

自転車やゴーカート、豆自動車など子供たちが大好きな乗り物が無料で借りれる相模原市にある鹿沼公園。この鹿沼公園にあるのはゴーカートなどの乗り物だけでなく、植物園やテニスコートなど、スポーツを楽しむ施設も充実。ファミリーにもおすすめの鹿沼公園のアクセス方法や駐車場情報などについて、ご紹介いたします。

鹿沼公園はアクセスのしやすい駅前という場所にあるため、マイカーがない人や車の運転ができない人でも、行きやすい場所。週末ともなれば、多くの親子で賑わう様子が見られます。鹿沼公園があるのは、緑豊かな相模原市。東京都内からも横浜からも行きやすい立地にあります。遊びに行く場所に困ったらぜひ足を運んでみて下さい。

相模原市の鹿沼公園へアクセスするには、電車などの公共の乗り物を利用してアクセスする方法と、マイカーなどの車を利用してアクセスする方法の2通りのアクセス方法があります。それぞれのアクセス方法については以下で詳しくご紹介します。

鹿沼公園へ電車などの公共の乗り物を利用してアクセスする場合には、JR横浜線にある「淵野辺駅」が1番の最寄り駅となります。淵野辺駅は、町田駅からちょうど2つ目辺りにある駅です。横浜市営地下鉄のグリーンラインを利用する方は、JR「中山駅」で乗り換えて約19分程度となっています。

また田園都市線を利用したい場合には「長津田駅」で乗り換えとなります。横浜からも30分強とあって、神奈川方面からのアクセスも便利です。鹿沼公園のある淵野辺駅を降りたら、公園まではとても近いのが魅力。

駅前の道を道なりにまっすぐに進めば、そこはもう自転車やゴーカートで遊べる鹿沼公園となっています。移動距離が短いので小さなお子様連れにも安心です。

相模原市にある鹿沼公園へマイカーなどの車を利用してアクセスする場合方法についてもご紹介します。最寄りのインターチェンジは東名高速道路の横浜町田インター、もしくは中央高速道路の稲城インターがおすすめです。横浜町田インターからは、国道16号線に乗り北上するように進み、県道57号線と交差する辺りがちょうど鹿沼公園となります。

中央高速道路の稲城インターからは、南多摩尾根幹線道路の県道18号線に乗り、南下するように進みます。途中、県道156号線から芝浦街道57号線に乗り換え、JR横浜線の線路を渡った先に鹿沼公園があります。

鹿沼公園へ車でアクセスした場合に気になるのが駐車場。鹿沼公園にも併設の無料の駐車場があり、67台までは駐車することができますが、休日など混雑時には駐車場が満車になってしまうことも。ちょうど鹿沼公園は、JR淵野辺駅のすぐ近くということもあり、駅前を中心に複数の駐車場があります。満車の場合にはこちらの有料駐車場の利用がおすすめです。

1番公園に近い便利な駐車場は、鹿沼公園の南側エリアにある「三井のリパーク相模原鹿沼台2丁目駐車場」。または、鹿沼公園の西側エリアにあるスーパーヤオコーに併設している駐車場がおすすめです。また淵野辺駅前を通る「ペガサス通り」沿いにもあります。

公園が混雑時には有料駐車場の利用になってしまうこともありますが、小さなお子様が一緒の時には、やはりマイカーで行くのが何かと便利です。

相模原の緑豊かな公園で、無料でゴーカートが楽しめたり、自転車の練習をすることができる鹿沼公園。実際の道路でも使われている本物の信号機や標識などもあり、普段はなかなかゆっくりできない交通ルールの学習を親子で楽しみながら行うことができます。ぜひ今度のおやすみの日には親子で鹿沼公園へ遊びにいってみてください。