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シーバスリーガルは飲みやすいと評判のウイスキー!味や種類を徹底調査!

シーバスリーガルは飲みやすいと評判のウイスキー!味や種類を徹底調査!
投稿日: 2019年11月20日最終更新日: 2020年10月8日

アルコールを嗜むとき、飲み方やつまみの選択による楽しみ方もありますが、銘柄の背景を知ることもより味わいを昇華させます。ここではウイスキーで人気の「シーバスリーガル」を紹介。シーバスリーガルなら歴史もあり、入手性も高いので、ウイスキー初心者にも向いています。

シーバスリーガルってどんなウイスキー?見出し

Photo by Robert W. Howington

大人の趣味はさまざまありますが、お酒を嗜むというのもそのひとつです。銘柄や味わいなど、ちょっとしたうんちくやこだわりがある人は大人と印象を周囲に与えることができるでしょう。

そんなアルコールで、おすすめしたいのがウイスキーです。昔は洋酒などと呼ばれ、日本にも生産技術が入ってきて、日本産のウィスキーも多数あります。しかし、ウイスキーの本場の銘柄はやはりおすすめです。種類も多いですし、輸入物とはいっても近年は価格も安くなっています。

中でもおすすめのウイスキーは「シーバスリーガル」になります。味わいも上等ですし、価格帯も安いものもあります。世界的に人気なので、入門にも適しているのもまたシーバスリーガルの魅力です。ここではそんなシーバスリーガルについて紹介していきます。

シーバスリーガルの特徴

Photo by V31S70

シーバスリーガルはウイスキーの中でも特に初心者でも飲みやすい口当たりで、世界中のウィスキー愛好家に親しまれるブレンデッド・ウイスキーです。一見、どこにでもあるウイスキーに見えますが、スコットランドのスペイサイド地方で生産されるシングルモルトを多く使用しているので、味わいは本物です。

また、シーバスリーガルが人気の理由のひとつに、醸造所での熟成年数や熟成樽、それからモルト・ウイスキーやグレーン・ウイスキー(後述します)の割合が違う数種類の銘柄がラインナップされていることが挙げられます。価格帯や味が違いますので、各銘柄で楽しみ方が違います。

シーバスリーガルというだけでなく、その中にも数種類の銘柄があるので、好みや予算に合わせて選択肢があるというのも大きな特徴です。

ウイスキーの歴史と魅力見出し

Photo by yto

シーバスリーガルを語る前に、そもそもウイスキーの歴史を知っておく必要があります。ここを抜かして、シーバスリーガルのうんちくを語るべきではありません。

また、ウイスキーがどのようにでき、どう発展してきたかを知ることで、さまざまな種類があるウイスキーをもっと味わい深く楽しむことができることでしょう。ウイスキーそのものの味だけでなく、その歴史も肴に味わいを楽しんでみてください。

ウイスキーの誕生

Photo by coniferconifer

そもそもウイスキーは蒸留酒のひとつです。大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を糖化させ、発酵、蒸留したアルコールです。蒸留技術自体は紀元前2000年ごろ、メソポタミア文明の時代に存在していたとされます。アルコールの蒸留に関しては諸説ありますが、15世紀までにはアイルランドとスコットランドにもその技術が伝播したとされます。

そして、ウイスキーの起源ですが、これにはアイルランド説とスコットランド説が存在します。ただし、文献などによる記述を根拠にしているため、実際にどこが発祥なのかは確定していません。

ウイスキーの産地はどこ?

Photo by conner395

ウイスキーの産地は世界各地にあります。本場と言えば、発祥の説が有力なアイルランドとスコットランドです。また、現在は産地などによって原材料や製法に違いがあり、味わいもまったく違うため、どれを選ぶかは好みによることでしょう。ここで簡単に有名で、種類として確立されたウイスキーを紹介します。

スコッチ・ウイスキー

Photo by Jim Hedd

英国はスコットランドで造られるウイスキーです。スコッチと呼ぶこともあります。仕込みの際に泥炭(ピート)で麦芽を燻蒸するので、味わいと香りに独特なスモーキー・フレーバーが生まれるのがこのウイスキーの特徴です。シーバスリーガルは歴史的に見ても、現在の醸造所から考えても、このスコッチに分類されます。

アイリッシュ・ウイスキー

Photo by Fareham Wine

アイルランドで造られるウイスキーがアイリッシュ・ウイスキーです。大麦麦芽、未発芽の大麦やライ麦、小麦などが原料として使用されることが味わいを決定づけています。スコッチと違いピートによる燻蒸を行わず、蒸留回数も3回になっていることから、スコッチよりもまろやかな味わいです。

ウェルシュ・ウイスキー

Photo by megoizzy

英国ウェールズで製造されているウイスキーがウェルシュ・ウイスキーと呼ばれています。しかし、かつては幻のウイスキーとされていました。なぜなら、1894年までにこのウイスキーの製造がなくなってしまい、一時期、歴史が途絶えたからです。しかし、2000年に製造再開し、2004年3月に出荷が始まっています。

アメリカン・ウイスキー

Photo by The Manic Macrographer

その名の通り、アメリカで醸造されるウイスキーです。トウモロコシを原料としてている点が大きな特徴です。また、この中にも大きく分けてふたつの種類があり、ケンタッキー州バーボン郡を中心に造られる「バーボン・ウイスキー」、テネシー州を中心に造られる「テネシー・ウイスキー」があります。

カナディアン・ウイスキー

Photo by MassiveKontent

カナダ原産のウイスキーのことです。トウモロコシを主原料とするベース・ウイスキーと、ライ麦を主原料とするフレーバリング・ウイスキーをブレンドしたウイスキーで、飲みやすいと人気があります。アイリッシュ・ウイスキーよりおとなしい風味で、ウイスキー初心者にも向いています。

ジャパニーズ・ウイスキー

Photo by Kanesue

日本産のウイスキーです。スコッチ・ウイスキーの伝統的製法が持ち帰られ、1918年に竹鶴政孝が造り始めたことが始まりとされます。この人物は1923年開設の山崎蒸溜所の初代所長で、のちに「ニッカウヰスキー」を創業しています。

日本のウイスキーは数年前にドラマ化されたことで爆発的人気になり、また世界でも認められた存在です。諸説ありますが、世界5大ウイスキーはスコッチ、アイリッシュ・ウィスキー、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ・ウイスキーとされています。

ブレンデッド・ウイスキーとは?

Photo by raphael.chekroun

ウイスキーを語る上で「原酒」に注目する必要があります。シーバスリーガルのような「ブレンデッド・ウイスキー」を理解するために重要だからです。まず、大きく分けると「モルト・ウイスキー」と「グレーン・ウイスキー」があります。ブレンデッド・ウイスキーはこの2種類を混ぜ合わせたウイスキーです。

モルト・ウイスキーは大麦麦芽を発酵させ、単式蒸溜器で2回蒸溜したウイスキーです。風味が強い上、オーク樽で熟成すると樽の香りなども加わり、複雑で豊かな味わいになります。

Photo by y.ganden

グレーン・ウイスキーは小麦などの穀類や麦芽トウモロコシの原料を発酵させ、連続式蒸溜機で蒸溜します。風味は比較的軽いウイスキーです。

モルト・ウイスキーは樽ごとに個性が違うので、ブレンダーはモルト・ウイスキー同士を混ぜて、ブランドにふさわしい、安定した味わいに調整します。さらに、グレーン・ウイスキーでまろやかな味と香りを引き立てたものがブレンデッド・ウイスキーになります。

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シーバスリーガルのルーツ見出し

Photo by Kent Wang

価格的にも手頃なものが用意されている、人気のウイスキー「シーバスリーガル」ですが、歴史も長い、立派なウイスキーブランドのひとつです。ここではそんなシーバスリーガルの発祥や歴史を紐解いてみましょう。シーバスリーガルの背景を知っているのと知らないのでは、感じる味わいもまったく違ってきます。

シーバスリーガルの発祥

Photo by #schuchshot

シーバスリーガルにはウイスキーの醸造で有名なスペイサイド地方を代表するシングル・モルトが原酒として使われています。特に注目したいのが、スペイサイド地方で最も古い醸造所であるストラスアイラです。

この醸造所は1786年に設立され、当初はミルタウン蒸溜所という名称でした。その後、何度も経営者が変わり、最後の所有者がシーバス社というわけです。そして、シーバスリーガルのキーモルトとして使われるようになっています。1970年にはシーバス社がシーグラム社の傘下に入ったとき、ストラスアイラ蒸溜所に名称が改名されました。

シーバスリーガルの歴史

Photo by Leonid Mamchenkov

元々、シーバスリーガルは、スコットランドでブランデーといった高級品を扱う店を営んでいたシーバス兄弟が造り出したウイスキーです。昔のモルト・ウイスキーは味にばらつきが多く、安定した味わいのブレンデッド・ウイスキーに人気が集まり始めていました。兄弟は1850年代から店の地下でブレンデッドを製造していたとされます。

Photo by Kevin Burkett

1900年代初め、シーバス社の初代ブレンダーが世界で初めて25年熟成のブレンデッド・ウイスキーを考案し、製品名を「シーバスリーガル」として発表しました。シーバスは兄弟の名前、リーガルには「王にふさわしい」とか「威厳がある」という意味があります。

その後、アメリカへの輸出が始まり、人気が高騰します。1920年代の禁酒法時代まではアメリカで一番有名なウイスキーブランドでもありました。禁酒法時代が終わり、1938年にシーバスリーガルは世界初の「12年熟成」を表示したウイスキーとして復活を果たしています。

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シーバスリーガルの作り方見出し

Photo by uesakakohei

世界的に人気のあるシーバスリーガルですから、ひとつの醸造所でウイスキーが製造されているわけではありません。さすがに1箇所だけでは世界の人気に応えられませんし、価格も高騰してしまいます。シーバスリーガルでは代表的な蒸溜所を5つ所有しています。ここではそんな蒸溜所を紹介しましょう。

シーバスリーガルの代表的な蒸溜所

Photo by yto

シーバスリーガルの代表的な蒸溜所は、今もウイスキーの生産地として知られるスペイサイド地方にある5箇所の蒸溜所です。ブレンデッド・ウイスキーの土台になるモルト・ウイスキーは個性豊かなものです。味わいはそれぞれの蒸溜所で特徴が出てきますので、5つの蒸溜所をうまく混ぜ合わせることがシーバスリーガルにいるブレンダーの腕の見せ所です。

ストラスアイラ蒸溜所

Photo by uesakakohei

シーバス社の発祥であり、代表的な蒸溜所でもあるのがこのストラスアイラ蒸溜所です。しかも、ここはこの地方に現存する最古の蒸溜所であり、歴史も深い点は注目に値します。ここで造られるシーバスリーガルの原酒はとてもフルーティーな香りにしっかりした味わいがあるので、キーモルトとしては味わい・風味の中心になります。

ロングモーン蒸溜所

Photo by Toukou Sousui 淙穂鶫箜

シーバスリーガルにおけるふたつめの代表的な蒸溜所はこのロングモーンです。この蒸溜所で使われる蒸溜器はユニークな型の銅製ポットスチルになっています。このポットスチル(蒸溜器)で造られる原酒は味わいにクリーミーさがあると言われます。滑らかな味わいですので、シーバスリーガルの味全体の土台となる役割を持った原酒です。

トーモア蒸溜所

Photo by Toukou Sousui 淙穂鶫箜

スワンネック型の蒸溜器で造られる原酒は、シトラスのフレーバーがするとされます。シーバスリーガルで感じる、飲み口の一番最初の味わいがこの蒸溜所の原酒で、シトラスの香りのほか、フレッシュなオレンジの香りもするとされます。シーバスリーガルを口にしたときに最初に香るフレーバーがここの原酒だと思ってください。

アルタベーン蒸留所

Photo by Craig Stanfill

アルタベーン蒸溜所では現在でもクラシカルな製法で原酒が造られています。そのためか、この蒸留所のモルト・ウイスキーの味わいは微かなスパイシーさが特徴とされます。シーバスリーガルに対してはブレンドの仕上げとして、このスパイスな香りでバランスを調えるために混ぜ合わせられています。

ブレイヴァル蒸溜所

Photo by uesakakohei

この蒸溜所で造られる原酒は、スペイサイド地方特有のモルト・ウイスキーに感じるフローラルな味わいがあります。シーバスリーガルの味わいの中で最後に香ってくるハチミツのような香りやヘザー(低木の花)の香りなど、ほのかな余韻を鼻腔や口の中に感じさせる役割を担っています。

シーバスリーガルの製法

Photo by betsyweber

シーバスリーガルの味わいの根幹となるキーモルトはなんといってもストラスアイラ蒸溜所のモルト・ウイスキーです。ただ、すでに紹介しているようにモルト・ウイスキーは寝かせる樽の香りなどによって風味が大きく左右されます。また、複数の蒸溜所の原酒を使用するのが普通です。

Photo by doctyper

そのため、原酒をそのまま瓶に詰めてしまうと、シーバスリーガルは味にばらつきのあるウイスキーとなってしまいます。それを避けるため、香りや味に敏感なブレンダーが原酒を混ぜ合わせ、どの瓶も一定の味わいになるようにしています。これがブレンデッド・ウイスキーです。

シーバスリーガルは優秀なブレンダーが同じ味になるように調整していますので、世界中どこでも高品質な味わいを保っています。これにより、価格も一定し、人気も安定しているのです。

シーバスリーガルの種類<人気の定番製品>見出し

Photo by crusaderstgeorge

シーバスリーガルは「シーバスリーガル」というひとつのウイスキーではなく、ひと口で言っても様々な銘柄が用意されています。いわば同名のシリーズ化されたウイスキーです。人気はいずれも高いですが、味わいが違い、価格帯も異なりますので、気分や懐次第でいろいろと楽しめます。ここではそんなシーバスリーガルの各種銘柄を紹介していきます。

シーバスリーガル 12年

Photo by santaemiliavinhos

12年以上寝かせてきたウイスキーの原酒のみをブレンドした製品です。アメリカの禁酒法で停滞していたシーバスの復活ののろしの代表作でもあります。また、シーバスリーガルのラインナップにおいても特に代表的な銘柄で、世界中のブレンデッド・ウイスキー全体と比較してもトップシェアと言っても過言ではないほどの人気を誇っています。

味や香りの特徴

Photo by BONGURI

2018年には「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」と「スコッチ・ウイスキー・マスターズ」のふたつで金賞を獲得したこの銘柄は、比較的まろやかな飲み口ですので、初心者の方、クセの強いウイスキーが苦手な人に向いています。ブレンダーからはフルーティーな香りと青りんごなどを想起させる爽やかな味わいと評価されています。

おすすめの飲み方

Photo by doctyper

味わいはすっきりしていますので、アルコールに強い方ならストレートやロックがおすすめです。あるいは、ソーダ水で割るハイボールなどもおいしく飲める方法とされます。12年ものはカクテルなどにも利用でき、たとえばジョン・コリンズやロブ・ロイ、オールドファッションなどで飲まれています。

価格情報

Photo by Abhisek Sarda

シーバスリーガルのシリーズの中ではこの12年ものは最もベーシックな味わいと手頃な価格になっていて、一番購入しやすいウイスキーです。ただ、ボトルのサイズが各種ありますので、それによって価格は変わってきます。一般的な700ミリリットルで見ると、この銘柄の価格は2,633円からといったところです。

シーバスリーガル 18年

こちらは原酒が18年以上熟成された銘柄です。世界最高峰と評されるブレンダー、コリン・スコット氏が厳選した、実に85種類もの原酒をブレンドしており、他社のウイスキーでは決して味わえない芳醇さが魅力の一瓶として人気があります。12年ものからステップアップするには最も都合のいい、シーバスリーガルのベーシカルなウイスキーです。

味や香りの特徴

Photo by norio_nomura

18年というとなかなか高級そうに見えますが、初心者でも飲みやすい味です。上級者をも唸らせる複雑な風味もあり、飽きることのないウイスキーでもあります。花の香りやバニラやハチミツのような甘みがあり、飲み込んだあともヘーゼルナッツの香ばしさ、青りんごや洋梨の爽やかな香りが漂ってくるようです。

おすすめの飲み方

Photo by DanGrebb

18年熟成ウイスキーもまた同銘柄の12年熟成ものと同様に、ウイスキーそのものの味わいが素晴らしいので、ストレートやロックがおすすめです。また、この銘柄の芳香を損なわないための飲み方として、常温の水とウイスキーを1対1で割るトワイスアップもおすすめの飲み方です。もちろんハイボールにしても十分にその魅力を堪能できます。

価格情報

Photo by www.metaphoricalplatypus.com

こちらもボトルに各種サイズがあるほか、ギフトボックスに入ったものもあるなど、贈答用としても人気が高いです。750ミリリットルで5,600円レベルからありますので、決して安くはないですが、これだけのハイレベルな味わいのウイスキーであることを考えれば、価格は妥当と見ていいでしょう。

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ウイスキー初心者向けおすすめランキングTOP19!人気の種類・飲み方は? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ウイスキーはお好きですか。このページでは、初心者でも飲みやすいウイスキーを選りすぐり、おすすめのウイスキー19品を、ウイスキーの種類、ウイスキー初心者におすすめの飲み方や割り方などの情報なども交えながら、おすすめ順にランキング形式でご案内していきます。

シーバスリーガルの種類<限定・特別製品>見出し

Photo by ttanabe

シーバスリーガルが人気の理由のひとつに、銘柄の種類が多いというのもあります。自分で楽しむもよし、プレゼントできる品物でもあること、さらに限定品などがあることも挙げられます。ベーシックなシーバスリーガルは先に紹介した12年熟成や18年熟成ですが、ここではさらに特別なシーバスリーガルを紹介します。

シーバスリーガル 25年

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

12年熟成、それから18年熟成のスタンダードなシーバスリーガルも世界的に人気ですが、数量限定で注目されるシーバスリーガルはなんと25年以上熟成された最高級原酒を使ったタイプです。限定品の証拠にボトルにはシリアルナンバーが刻まれています。熟成期間の長さによる味わいもそうですが、このプレミア感もまた人気の理由です。

味や香りの特徴

Photo by vaboo.com

25年もの間、じっくりと熟成されたシーバスリーガルの原酒は、12年熟成や18年ものといった熟成年数の若い銘柄と違い、オレンジやピーチなどのフルーティーな香り、チョコレートやバニラのような甘みが感じられると評価されています。全体的にエレガントで芳醇な樽の木の香りが漂っています。

おすすめの飲み方

Photo by doctyper

このクラスになれば、ウイスキーそのものを味わいたいという点では18年ものとおなじです。ベースが素晴らしいので、なにも混ぜることはせず、ストレートやロックで飲みたいところです。ストレートだと度数的にきついという方は常温の水とウイスキーを1対1で割るトワイスアップなら、香りを損なうことなく楽しめます。

価格情報

Photo by doctyper

特別なシーバスリーガルですので、重厚なギフトボックスと、ほかの熟成ものとは違うラベルデザインで高級感があります。自分で飲むだけでなく、贈答用としても注目度の高いグレードです。そして、見た目だけでなく、価格帯もかなりの水準となります。700ミリリットルのサイズで23,000円超の値がつけられています。

シーバスリーガル ミズナラ・スペシャルエディション

Photo by G4GTi

シーバスリーガル・ファンで、かつ日本人なら注目したいのがこの銘柄です。というのは、この銘柄はスタンダード品であるシーバスリーガル12年熟成をベースにしているものの、マスターブレンダーであるコリン・スコット氏がわざわざ日本をイメージし、日本由来のあるものを使用して考案した特別品だからです。

味や香りの特徴

Photo by macglee

この銘柄は12年熟成させた原酒をブレンドしたあと、日本原産のミズナラ樽で寝かせています。これにより白檀などの香木のような香りが漂ってきます。元からあるフルーティーな味わいに、ミズナラ由来の香りが足されて、全体的になめらかな味わいになっているのが特徴。シーバスリーガル12年と同様、飲みやすくスムースな飲み心地です。

おすすめの飲み方

Photo by IrishFireside

シーバスリーガル全体の中でも比較的甘みが強めです。そのため、初心者でも飲みやすい特別品といったウイスキーです。飲み方はストレートやロックなどでその芳醇な香りを楽しむべきでしょう。水割りなどでも十分のその香りを楽しめますが、せっかくの特別品なので、香りを損なわない飲み方をしましょう。

価格情報

Photo by doctyper

700ミリリットルのギフトボックス入りでも3,555円からの価格設定ですので、特別なシーバスリーガルと言っても手頃なのは嬉しいところです。贈答用にも向きますが、ちょっと高級なウイスキーを始めたくて自分のために買いたいという人にはここからスタートすることをおすすめします。

シーバスリーガル ブラザーズブレンド

Photo by Kentaro Ohno

ブラザースブレンドと銘打ったこのグレードはかなり限定されたシーバスリーガルになっていて、2012年に発表されたものの、入手先は免税店限定とかなり特殊なウイスキーです。シーバスリーガルの味わいの土台となるストラスアイラとロングモーンのキーモルトのブレンド割合を高めて、より個性豊かな味わいにしたものです。

味や香りの特徴

Photo byDaria-Yakovleva

シーバスリーガルのキーモルトをできるだけ味わいたい人に向いた銘柄です。味わいは、完熟果実の香りがし、その香りにハチミツの甘みも加わり、後口はクリーミーになっています。キーモルトが'強めとはいっても、シーバスリーガルの全銘柄の中では比較的柔らかく、スムースな飲み口ですので、誰にでも楽しめる逸品です。

おすすめの飲み方

Photo by t-mizo

特別なブレンドがされているため、キーモルトを味わうべきブレンデッド・ウイスキーとなります。そうなると、やはりおすすめの飲み方はやはりストレート、ロック、口当たりのアルコール度数がきつい方はトワイスアップになります。水割りでもいいですが、冷たい水で香りが低減することもあるので、香り重視で飲み方を考えるべきです。

価格情報

Photo by yosuke watanabe

免税店だけの限定品ではありますが、最近はネットなどでも通販購入で入手可能です。アマゾンなどでは1000ミリリットルで4,932円からありますので、限定品とはいえ価格帯としてはお手頃と言えますので、シーバスリーガルのシリーズで上級品を試し飲みをするには購入しやすいウイスキーでもあります。

シーバスリーガル アルティス

Photo by hans s

シーバスリーガルの歴史を紡いできたマスターブレンダー5人に敬意を表して考案されました。5人にちなんで5種類のモルト・ウイスキーでブレンドしており、シーバスリーガルでは初めてのブレンデッド・モルト・ウイスキーです。アルティスは造語で、英語の究極を意味するULTIMATE、ラテン語の力を意味するFORTISが組み合わさっています。

味や香りの特徴

Photo by Kjokkenutstyr.net


マスターブレンダー5人、そしてシーバスリーガルの5つの蒸留所で造られた5種類のモルトと「5」にこだわったこのグレードでは、5種類の原酒を絶妙にブレンドし、芳醇な香りと深い味わいを造り出しています。フルーティーさは桃とリンゴの香りで、スパイシーなシナモン、ハチミツの甘みが加わり、奥行きのある味わいが特徴的です。

おすすめの飲み方

Photo by uka0310

素晴らしいウイスキーですから、どう飲んでも最上級の味わいを楽しめますので、基本、飲み方は自由です。口当たりを考慮して水割り、ハイボールなどにしても、しっかりとこのウイスキーの魅力を楽しめます。ただ、せっかくの香りを堪能するためにも、この銘柄もまたストレートやトワイスアップがおすすめです。

価格情報

Photo by yto

ボトルキャップに5人のマスターブレンダー、5種類のモルトを象徴した5つのリングデザインが施され、さらにボトルの底面とギフトボックスにも「V」の数字がデザインされています。中身だけでなく、パッケージにも「5」にこだわった、そんな「シーバスリーガル・アルティス」は700ミリリットルのボトルで12,900円です。

シーバスリーガル アイコン

Photo byannca

シーバスリーガルの中で最高級に位置づけられるのがこの銘柄です。世界のウイスキーの象徴という意味で「アイコン」と命名されました。特にこの銘柄は、キーモルトがすでに創業していない蒸留所の原酒を使っていることもあり、幻のモルト・ウイスキーを含む数種類の原酒で造られています。

味や香りの特徴

シーバスリーガル「アイコン」はフルーティーな香り、ほのかな甘み、ビターな風味、樽から香りづけられたナッツの風味など、さまざまな香りと味わいが楽しめる究極のウイスキーです。まさに最高級と名乗るにふさわしい、シーバスリーガルの至高の逸品と言えるでしょう。これ以上のシーバスリーガルはこの世に存在していません。

おすすめの飲み方

香りや風味を存分に楽しみたい方にはストレートやトワイスアップをおすすめします。そのままでは度数が口に合わないという場合は、ロックや水割り、ハイボールでもおいしく飲めます。こんな高級なウイスキーで水割りやハイボールにするのは、究極の贅沢というものです。

価格情報

イギリスのガラスメーカー「ダーティントン」がひとつひとつ手吹きで製造したクリスタルのデカンターに入れられ、まさに最高級品です。そんな「シーバスリーガル・アイコン」はなんと468,000円から540,000円という値がつけられています。ウイスキー好きがいつかは飲んでみたいという逸品です。

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高級な大人のお酒というイメージのウイスキー。気軽に飲める銘柄から特別な日に楽しみたい高級な銘柄まで、ウイスキーは様々な種類があります。ここでは、プレゼントにも喜ばれる高級ウイスキーのおすすめ銘柄をランキング形式でご紹介しています。

シーバスリーガルに合うおすすめのおつまみ見出し

Photo by yto

シーバスリーガルのほか、ウイスキーを嗜む際にはなにかおつまみがあった方がベターです。ウイスキーはご存じの通りアルコール度数が高めなので、胃に負担をかけないよう、軽くでもなにかつまみながら楽しみましょう。ここではそんなおすすめのおつまみを見ていきます。

ストレートで飲む時におすすめのおつまみ

Photo by yosshi

ストレートの場合、身体への負担の軽減と同時に、ウイスキーの風味を損なわない、あるいは引き立てるものがおすすめです。

そういったものでは、定番のナッツ類がいいでしょう。それからスモークチーズほか、チーズ関係もおすすめです。ドライフルーツや、最近ではチョコレート、アイスクリームなどもストレートのお供として人気が高まっています。

水割りで飲む時におすすめのおつまみ

Photo by june29

水割りでウイスキーを楽しむときお供にしたいおつまみは、ストレートよりも口に当たるアルコール度数は下がりますので、脂っこい食べものよりはある程度さっぱりしたおつまみが向いています。たとえば野菜スティックなどです。生野菜ですとパンチが弱そうですが、案外、水割りにはぴったりです。

ロックで飲む時におすすめのおつまみ

Photo by yosshi

ロックではアルコール度数が強い一方で、ウイスキー自体も冷たいですから、水割り同様、脂っこいものは口の中で脂肪分が固まってしまうこともあり、あまり向きません。かといって、野菜スティックのようなさっぱりでは物足りないでしょう。

そこでおすすめしたいのが、スモークサーモンなどです。スモーキーで、ほどよく脂ののったスモークサーモンなら、ウイスキー・オンザロックでも十分過ぎるほどマッチすることでしょう。

ソーダ割りで飲む時におすすめのおつまみ

Photo by Siegfy

近年、人気になっているソーダ割り、あるいはハイボールといったウイスキーの飲み方は、とにかく食べものはなんでも合うので簡単です。ソーダの爽快感が口の中をリセットしてくれるからです。そう考えると、ソーセージなどの肉類、ポテトチップスやフライドポテトなどの揚げものといった、濃い味のおつまみが向いていると言えます。

シーバスリーガルの種類や特徴を知っておいしく飲もう!見出し

Photo by samiq

シーバスリーガルと一口で言っても、このように銘柄がたくさんありました。また、メジャーなウイスキーではありますが、歴史も長く、こだわりのある飲みものであることもわかったことでしょう。大人の趣味として、ウイスキーそのものの奥行きのある味わいだけでなく、こういった歴史や特徴などのうんちくも酒の肴としてぜひ楽しんでください。

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投稿日: 2019年11月20日最終更新日: 2020年10月8日

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