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アイラ島の蒸留所へ行こう!ウイスキーの聖地巡りが人気!行き方も

アイラ島の蒸留所へ行こう!ウイスキーの聖地巡りが人気!行き方も
投稿日: 2017年7月22日最終更新日: 2020年10月7日

スコットランドの西部にあるアイラ島はウイスキーの聖地として知られ、島には8ヶ所のウイスキー蒸溜所があります。スモーキーなピートと潮の香りで人気が高いアイラ島のウイスキーが作られる蒸溜所はスコットランド旅行で是非訪れてみたいスポットです。

ウイスキーの聖地アイラ島見出し

ウイスキー愛好者なら一度は体験してみたいというウイスキーの聖地巡りですが、スコッチウイスキーの本場スコットランドの中でおすすめなのがアイラ島(Islay)です。同じくウイスキーで有名なジュラ島の隣、人口3400人程度と小規模な島に8か所の蒸留所があり、多くの住民がウイスキー製造に関わる仕事をしています。そんなウイスキーの聖地であるアイラ島で巡れる蒸溜所を厳選してご紹介します。

アイラ島のウイスキー聖地巡り①アルドベッグ蒸溜所見出し

1815年に創設されたアルドベッグ(Ardbeg)蒸溜所は、アイラ島のなかでも一番古い蒸留所の一つです。ピート(土)でスモークされたアルドベッグのウイスキーの香りは、アイラ島のウイスキーを代表するものとなりました。アルドベッグ蒸溜所ではいくつかのツアーを開催していて、ウイスキーの聖地巡りの観光客に人気があります。

一番手軽なツアーが「Wee Taste」で、蒸溜所の見学のあとにはいくつかのウイスキーを試飲することができ、£6で1時間ほどで終了します。その他にも工程やウイスキーの種類、限定品のテイスティングなどによって時間と値段が分かれています。一番長いツアーは、3時間のガイドによるピクニックランチ付きのハイキングで、蒸溜所とテイスティングのほかにアイラ島の自然をたのしむことができます。

アイラ島のウイスキー聖地巡り②ボウモア蒸溜所見出し

1799年に歴史をさかのぼるボウモア(Bowmore)蒸留所は、アイラ島に残っている記録では一番古い蒸留所で、スコットランドの中でも一番古いウイスキー蒸留所の一つです。他のアイラ島のウイスキーと同様に、ピートを使ってスモークされたモルトはアイラ島独特の香りを持っています。

ボウモア蒸留所はインダール湖(実際には入り江になっている海)に位置し、インダール湖に流れ込む川の水でウイスキーを製造しているため、ピートとともに塩と海藻の香りももっています。ボウモアではツアーに参加することができ、時間や工程、サンプリングなどによって値段が異なります。

一番手頃に参加できるのが、1時間の蒸留所ツアーです。ツアーの後にはインダール湖の景色を見ながらウイスキーの試飲をすることができます。ツアーの後にはお土産としてBowmoreロゴ入りのグラスをもらうことができます。4時間のツアーでは、水源であるラガン川を訪れたあとに蒸留所や倉庫の見学、チーズとともにウイスキーの試飲をすることが出来ます。

アイラ島のウイスキー聖地巡り③キルホーマン蒸溜所見出し

キルホーマン(Kilchoman)蒸溜所は、アイラ島のなかでも最もあたらしいウイスキー蒸溜所で、2005年にオープンしました。キルホーマン蒸溜所は、スコットランドの中でも数少ないモルト(大麦を水に漬けて発芽乾燥したもの)の製造から行っている蒸溜所で、見学の一番初めにモルト作りの工程を見ることができます。

キルホーマン蒸留所の見学ツアーは、2月末から11月初めまで毎日行われています。£7の見学ツアーと£30のプレミアムツアーがあり、見学ツアーは1時間ほどの見学の後で3種類を試飲することができます。プレミアムツアーではガイドによる詳しい説明を受けながら見学し、テイスティングルームでの試飲をすることができます。キルホーマン蒸留所では、ツアーに参加しなくても、£5で3種類の試飲をすることもできます。

アイラ島のウイスキー聖地巡り④ブナハーブン蒸溜所見出し

1881年に創業されたブナハーブン蒸留所は、アイラ島の北東端に位置し、そこからジュラ島を見ることもできます。ブナハーブンという名前は、ゲール語の「川の河口」に由来しています。ブナハーブンのモルトは他のアイラ島のウイスキーに比べると、ピートの風味が軽いのが特徴です。

ブナハーブンでは何種類かのツアーを開催していますが、どのツアーも予約制になっています。£7のツアーでは蒸留所の見学と、12年もののウイスキーの試飲をすることができ、ショップで使うことができる割引券をもらえます。£100のツアーでは、蒸留所のマネージャーの詳しい解説付きで見学、その後4種類のウイスキーの試飲をすることができます。

アイラ島のウイスキー聖地巡り⑤カリラ蒸溜所見出し

アイラ島のアスカーグ港のすぐ北、入江の美しい景色の中にある1846年に創業されたカリラ蒸留所は、アイラ島のなかでも一番大きい蒸留所で、毎年700万リットルのウイスキーを製造しています。ブレンドウイスキーの「ジョニー・ウォーカー」のキーモルトとして使用されていることでも有名です。

カリラ蒸留所の見学ツアーはベーシックな1時間のツアーや、季節限定のツアーなどがあります。£6のツアーでは蒸留所見学の後に数種類のウイスキーを試飲することができます。その他のツアーの中でもおすすめなのが3月から10月までの限定ツアー「ウイスキー&チョコレート」ツアーで、ウイスキーとチョコレートの食べ合わせを体験できます。どのツアーに参加しても、お土産としてロゴ入りグラスをもらうことが出来ます。

アイラ島のウイスキー聖地巡り⑥ブルイックラディ蒸溜所見出し

アイラ島のインダール湖のほとりにあるブルイックラディ蒸溜所は1881年に創業されました。現在でもビクトリア時代の工法で作られているブルイックラディのウイスキーですが、その味は斬新で創作性に富んでいます。もっともピートの風味が強いとされるシングルモルト「オクトモア」で、ウイスキー愛好家から人気を集めています。

見学ツアーにはベーシックな蒸溜所見学ツアー、「ボタニスト」ツアー、そして「ウェアハウス体験」ツアーの3つがあります。どのツアーも1時間程度ですが、ウェアハウスツアーでは、ショップでは買うことのできないシングルモルトを3種類、樽からそのまま試飲することができ、ウイスキーの聖地巡りでは是非体験してみたいツアーです。

ウイスキーだけじゃない!アイラ島の観光スポット見出し

ウイスキーの聖地として有名なアイラ島ですが、見る価値のある観光スポットや絶景ポイントがあり、ウイスキー愛好家だけではなく観光地としての魅力もある島です。フィンラガンには中世の城跡とチャペル跡があり、湖に囲まれた景色はスコットランドならではです。その他にもアイラ島の歴史や人々の生活に関する博物館もあります。

アイラ島への行き方①まずはグラスゴーへ見出し

アイラ島の最寄りの大都市はグラスゴーで、アイラ島へのアクセスはグラスゴーを拠点とします。ロンドンからグラスゴーへの電車での行き方は、ロンドン・ユーストン駅からヴァージン・トレインを利用します。所要時間は途中停車駅の数によりますが、4時間半から5時間半ほどです。

ロンドンから長距離バスでグラスゴーへの行き方は、ロンドン・ヴィクトリア・コーチステーションからナショナル・エクスプレスのバス(コーチ)を利用します。朝に出て夕方に着くコーチでは10時間、夜に出て翌朝に到着する夜行コーチでは8時間半ほどです。時間はかかりますが、電車の半額以下です。

ロンドンからグラスゴーまでの飛行機での行き方は、ロンドン・ガトウィック空港からグラスゴー国際空港へのフライトを利用します。所要時間は1時間半ほどで、フライト料金は£40から£45ほど、電車とコーチの中間ほどの料金です。ガトウィック空港へは、ロンドンの主要駅からバスが出ています。

アイラ島への行き方②グラスゴーからアイラ島へ見出し

グラスゴーからアイラ島へは、フェリーと飛行機の行き方があります。フェリー乗り場であるケナクレイグ(Kennacraig)まではグラスゴーからバスで3時間から3時間半ほどです。フェリーの所要時間は2時間ほどで、アイラ島の南側のポートエレンと、北側のポートアスケイグの2つの航路があります。

グラスゴーからアイラ島までの空路での行き方は、グラスゴー国際空港からアイラ空港へのフライトを利用します。夏季は3便、冬期は2便のフライトがあり、所要時間は45分です。フライト料金は片道£80ほどで、Flybeというエアラインのみが就航しています。

アイラ島でスコットランドを満喫見出し

アイラ島はスコットランドの大自然、湖や川に囲まれた観光地です。アイラ島の海岸線には絶景ポイントがいくつもあり、羊が群れるカントリーサイドの眺めもスコットランドならではのものです。ウイスキーの聖地としてのアイラ島で、美味しいウイスキーと一緒に新鮮なシーフードを楽しむのも魅力です。

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投稿日: 2017年7月22日最終更新日: 2020年10月7日

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