横浜でシーバスに乗るには？料金や乗り場などの情報まとめ！

横浜は歴史のある人気の港町です。昔から海から吹く風のことを「はまかぜ」と言って、日常的に人々は海を親しんできました。今では陸の交通が盛んになっていますが、渋滞もなく船を使って移動する「シーバス」は、横浜を観光するのにも人気でおすすめです。クルージングは大げさだけれど、ちょっと海から横浜を移動してみたいという方に、今日は人気のシーバスを使っての観光プラン、デートプランなどの情報をご紹介します。

水上バス(Sea Bus)は、海から移動する便利な乗り物です。ぐるりと時間をかけて横浜港を巡るのではなく、「横浜駅東口」「みなとみらい(MM21)」「赤レンガ」「山下公園」の四か所に停まります。車の場合は、駐車場を探したり、道が渋滞した時にちょっと困りますよね。けれど水上バスならば、すいすい人気の目的地付近まで移動できます。しかも海からの景色を眺めながら移動するので、また違った横浜を見ることができます。

JR、京急、東急、東横、各線から横浜駅きた東口Aのベイクォーターウォークで約3分。または横浜駅東口にある「そごう横浜」2Fからベイクォーターへは約7分。動く歩道もあります。シーバス乗り場は、そのままベイクォーターの2Fです。観光バスで来た場合、ポートサイド近くの横浜レジデンス近くで乗り降りすることが多いので、そこから歩いてすぐのベイクォーターへ進みましょう。

みなとみらい「ぷかり桟橋」は、人気のヨコハマインターコンチネンタルホテルの裏手にあります。あの形が独特の扇型のホテルですね。みなとみらい線「みなとみらい駅」5番出口から歩いて約10分、JR桜木町駅からは15分くらいです。

デートスポットとしても人気の高い横浜赤レンガ倉庫には、1号館と2号館があります。その2号館の海側の桟橋の先にあるのが「ピア赤レンガ」です。ここからは近くに「横浜大さん橋」が見えたり、「象の鼻パーク」が見えます。外国の大型客船が横浜港大さん橋に停泊していることもあるので、それを横目にシーバスで行くのもいいですよね。みなとみらい線「馬車道駅」か「日本大通駅」から歩いて約10分の場所にあります。

山下公園は、「横浜マラソン」のゴール地点などイベントが多い、広い公園です。ここには国の重要文化財「氷川丸」があり、現在は博物館として入場できるようになっています。この「山下公園乗り場」は、その氷川丸のすぐ近くです。シーバス以外にも「マリンルージュ」「マリンシャトル」など観光船の乗り降りができる場所です。みなとみらい線「元町・中華街駅」の4番出口から歩いて約5分です。

横浜駅東口から「山下公園」まで直行便も。観光スポットとしても人気の山下公園に直接行きたい時、山下公園近くの中華街でランチやディナーを楽しみたい時などいかがでしょう。直行便での所要時間は、約15分です。出発時刻は、10時から1時間に2便あります。山下公園直行便の最終時刻は、19時35分です。シーバスイルミネーションクルーズという金土日限定の案内付きの特別便もありますので要チェックですよ。

横浜駅東口からみなとみらい(MM21)までは、約10分です。このみなとみらい(MM21)のぷかり桟橋からは、「横浜駅東口」行き、「山下公園」行きがあります。横浜駅東口行きの最終便は、19時40分。土日のみ20時35分となります。山下公園行きは、朝10時25分から約1時間に2便あります。

横浜駅東口からピア赤レンガまでは約20分です。途中みなとみらい(MM21)で乗船待ち時間があります。ピア赤レンガから乗船する場合は、10時35分「山下公園」行き、10時55分「横浜駅、みなとみらい」行きがありますよ。最終便の横浜駅、みなとみらい行きは、19時30分です。山下公園行き最終便は19時20分となります。土日のみ横浜駅みなとみらい行きの最終便は20時25分となります。

それぞれの区間の料金は次の通りです。横浜駅東口～山下公園:大人700円、同区間をタクシーで移動した場合1450円。横浜駅東口～ピア赤レンガ:大人600円、タクシー約1180円。横浜駅東口～みなとみらい(MM21):大人420円、タクシー1000円前後。山下公園～みなとみらい(MM21):大人420円で約20分間、タクシー820円。「みなとみらい(MM21)～ピア赤レンガ」「ピア赤レンガ～山下公園」はそれぞれ大人350円、タクシー約730円。タクシーと比べてもオトクな料金区間が多いですよね。

横浜シーバスは、子ども料金が大人の半額、1歳～6歳までの幼児は大人1人につき1人無料となっています。お子様連れの場合、気になるのは乗船する時ですよね。まずは目的地までのチケットを左記に購入し、乗船10分前には乗船口に並ぶようにすると慌てなくていいのではないでしょうか。

シーバス乗り場もある横浜ベイクォーター。B1～7Fまでの建物には、ハワイアンカフェやスペインバルなどのレストランをはじめ、様々なショップがあります。中でもお子様連れの方に優しい「キッズステーション」や多目的用子どもトイレなど、シーバスの乗船前にぜひ利用したいものですね。この他にも動く歩道で横浜そごうでお買いものなど移動にも便利です。

「海鮮びすとろピア21」は、海に浮かんだレストラン。ヨコハマインターコンチネンタルホテル直営のお店です。海を眺めながら食事できる、カジュアルに楽しめるレストランです。ランチタイムセットの料金は1350円から。夜景も綺麗なディナータイムは、人気のデートスポットです。近くには、イベント会場のパシフィコ横浜、クィーンズモール、ランドマーク、臨港パーク、などみなとみらい地区を巡るの便利なところです。

ぷかり桟橋から歩いてすぐの場所にコスモワールドがあります。遊園地で童心に戻って遊んでみるのもいいかもしれませんね。大観覧車は「コスモクロック21」と言われ、全高112.5ｍもあります。昼は360度の眺めを楽しめ、夜はさながら星をちりばめたようなきらきらした夜景が楽しめる人気のデートスポットです。

横浜赤レンガ倉庫は、昔倉庫だったところを観光スポットとしてリニューアルしたところです。楽しいイベントやお洒落なショップ、カフェ、レストランがあります。また季節ごとの様々なイベントもありますので、ぜひシーバスで移動した際に立ち寄りたいデートスポットですね。

山下公園から中華街へは徒歩5～6分くらいです。土日になると観光客でにぎわい、とても活気があります。アジアン雑貨を購入したり、それぞれに特徴があるお店で本格的な中華を堪能してみてくださいね。デートがてらにぷらりと中華街へ足を運んでみてはいかがでしょう。中華街で「ビック豚まん」を購入して、山下公園の芝生でのんびりというのも定番のデートコースです。上空からトンビが狙ってくるので要注意ですよ。

横浜からみなとみらい地区にかけて、「ピカチュウ大発生」という大規模なイベントがあります。その期間中だけ運航される「ピカチュウシーバス」。船内もピカチュウだだらけのシーバスにぜひ乗船してみてくださいね。

毎週金土日の午後19:30出航の「横浜イルミネーションクルーズ」。横浜駅東口乗り場から出航します。このクルーズのおすすめポイントは、声優が横浜の恋愛ホットスポットを紹介したり、ゲーム大会もあること。飲食の持ち込みOKなのも嬉しいですね。サプライズとして「お誕生日のメッセージ（30文字以内）」を読み上げてもらうのも好評です。海から見える横浜の夜景はまさにデートにぴったりですよね。料金は2000円です。

マリンルージュは、330名が乗船できる観光船です。中では本格的なフレンチのコース料理が堪能できたり、パーティルームなど結婚式の披露宴ができたりと幅広く利用できるレストランシップです。コースも60分、90分、120分と三種類あります。時間は12:00、14:30、16:00、19:00の一日4回のコース。料金は食事なし、大人2000円からです。本格的に食事をしながら、横浜ベイブリッジなどぐるりと巡りたい方へ。

マリンシャトルは、マリンルージュよりも短いコースが特徴です。40分、60分、90分で、価格も食事なし大人で1000円から。こちらは定員が541名の観光船です。広々としたオープンデッキから夜景を見るもよし、どの席からでも180度のパノラマビューが自慢の2階の客室でお食事するのもおすすめですよ。

横浜シーバスの魅力は、心地よい風を受けながら気軽に海を移動できるところですね。普段とは違った移動手段で、横浜観光に利用してみてはいかがでしょう。家族で会話しながら、そしてカップルならデートスポット巡りにもぜひおすすめです。