日光東照宮の国宝「眠り猫」の謎に迫る!
世界遺産にも登録されている日光東照宮は、徳川家康公を祭神としてお祀りしている神社で、国の内外を問わず、多くの観光客や参拝客が訪れる場所でもあります。
ここではそんな日光東照宮の眠り猫について、その歴史や伝説の意味、場所、お守などの情報を交えて紹介します。
栃木県日光市にある日光東照宮
日光東照宮は、徳川260年の祖となった徳川家康公が祭神として祀られており、パワースポットとしても知られる大きな神社です。
この威厳と絢爛(けんらん)を備えた日光東照宮には、歴史的な意味を持つ様々な彫刻や建造物があり、その多くは国宝や国の重要文化財に指定されています。
人気観光スポットの日光
栃木県北西部に位置する日光は、江戸期に徳川家康公の廟地となって以来、日光東照宮の門前町として賑わいを見せてきました。日光東照宮始め、二荒山神社や日光山輪王寺等は「日光の社寺」として世界遺産に登録されている他、この地には歴史的な建造物も多数存在します。
また、日光は華厳の滝、中禅寺湖、男体山など、豊かな自然にも恵まれ、多くの観光客を魅了する人気スポットとして親しまれています。
日光東照宮は徳川家康を神としてまつる神社
栃木県日光市の日光東照宮は、1617年に徳川初代将軍であった徳川家康公の死後、彼の菩提を弔い、家康公を祭神にお祀りした神社です。家康公は、1616年4月、静岡市の駿府城で75歳の生涯を閉じ、久能山に神葬されました。
家康公は、1617年4月、彼の遺言に則(のっと)り、久能山から日光の現地に移され祀られました。そして1618年4月、息子である二代将軍秀忠公始め、公武参列の元、正遷宮が厳(おごそ)かに行われ、東照社となりました。
更にこの神社は、1645年、宮号が与えられ、東照宮と呼ばれるようになりました。現在の主な社殿は、孫である3代将軍家光公によって1636年に造り替えられています。
1999年には世界遺産に登録
徳川260年の礎を築いた徳川家康公を東照大権現として祀っている日光東照宮は、1999年に、二荒山神社や日光山輪王寺など、周辺の寺社を含め、「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
日光東照宮は徳川家肝煎(きもい)りの神社だけに、全体が絢爛豪華に造られ、歴史的な意味を持つ建築物や彫刻には、細部に至るまで精緻で芸術性の高い技巧が施されています。
国宝や重要文化財も多数!
日光東照宮の現在の社殿群は、三代将軍家光公により、1636年に建て替えられたものです。国宝の陽明門など、55棟の社殿群は、莫大な費用がかけられ、わずか1年5か月の工期で、造られています。
境内の特徴は、自然の特徴を生かした参道や階段、絶妙なバランスで配置された歴史のある社殿群が、厳粛な空間を造り出していることにあります。
また、日光東照宮の建物には華美な極彩色の彫刻などが施され、絢爛豪華な造りが見られますが、それには単なるデザインというよりは、更に深い宗教的、思想的な意味合いが込められています。
強力なパワースポットとしても有名
日光東照宮は、強力なパワースポットとしても広く知られています。由緒と歴史の深い神社自体がパワースポットですが、神社内に足を踏み入れると様々なパワースポットが待ち受けています。
日光東照宮の最も有名な3大パワースポットが「北辰の道」、「奥宮宝塔」、「上神道」です。その他にも、頭上に北極星を仰いだ陽明門は強力なパワースポットとして有名ですし、東照宮の昼と夜を守護する唐門も歴史的な意味を持つパワースポットと言われています。
神社詳細
日光東照宮の参拝時間は、4月初旬から10月末が、9時から17時まで、11月初旬から3月末が9時から16時までとなっており、受付は閉門の30分前に終了します。
拝観料は、「日光東照宮単独拝観券」が、高校生以上の大人1300円、小・中学生が450円となっており、35名以上の団体の場合は大人1170円、小・中学生405円となります。
「宝物館入館料」は、高校生以上の大人1000円、小・中学生が400円、団体の場合は、それぞれ、900円、360円となります。
「美術館入館料」は、大人800円、高校生600円、小・中学生400円、団体がそれぞれ、640円、480円、360円となります。
また、日光東照宮拝観券と宝物館入館券がセットになった「セット料金」は、高校生以上の大人2100円、小・中学生770円、35名以上の団体の場合は、大人1970円、小・中学生725円となっています。
また、日光東照宮境内29か所の、歴史的な意味を持つ建造物を分かりやすく解説した「境内音声ガイド」が日本語、英語、中国語対応で、それぞれ500円となっており、表門を潜った正面で調達できます。
「境内音声ガイド」の受付時間は、4月から10月が9時から16時、11月から3月が9時から15時までとなっています。
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
電話番号 | 0288-54-0560 |
日光東照宮へのアクセス
東京方面から日光東照宮に電車でアクセスする場合、短時間で行きたい場合は、浅草駅から特急けごんに1時間50分ほど乗車して東武日光駅まで行きます。急がない場合は、浅草駅から東武鉄道快速に2時間5分ほど乗り、東武日光駅で下車します。
東武日光駅からは、2A,2B,2C,2Dなど東照宮行きのバスが多数あります。2Bバス乗り場からは、世界遺産巡りバスが10分置きに運行しているため、他の寺社も巡りたい時は利用すると便利です。ただし、9月中旬から11月下旬の紅葉シーズンには平日のみの運行となるため注意が必要です。徒歩でも40分ほどでアクセスできます。
日光東照宮に車でアクセスする場合は、東北自動車道宇都宮インターから日光宇都宮道路を経て日光インターで降りれば、2キロほどで目的地にアクセスできます。
東照宮大駐車場には、1回当たり、普通車600円、バイク400円、マイクロバス1200円で駐車できます。駐車台数は普通車で約200台が収容可能です。
日光東照宮の有名な眠り猫とは?
東回廊にある坂下門の前には有名な眠り猫の彫刻が施されています。この眠り猫は、江戸期に一躍その名を轟(とどろ)かせた左甚五郎の作と云われています。
何のために眠り猫がこの場所に彫られたのかというと、その理由は、坂下門の奥には徳川家康公の墓所に繋がる奥宮があり、眠り猫はその参道を守っているからなのです。
眠り猫は一見眠っているように見えますが、本当は眠った振りをして敵を欺き、いつでも相手に飛びかかれるよう準備をしているという意味があるそうです。
眠り猫は国宝の彫刻作品
東回廊の坂下門手前に彫られている眠り猫は、その芸術的、歴史的な価値が認められており、国宝にも指定されています。
三猿と並び、観光客や参拝客の間で人気のある眠り猫は、1608年に造営された坂下門の前で見ることができます。
伝承では作者は左甚五郎
日光東照宮・坂下門手前の眠り猫は、伝承によれば左甚五郎の作とされていますが、実際のところは定かではありません。
左甚五郎は、江戸初期にその名を知られた伝説的な彫り職人で、眠り猫以外に彼の手掛けた作品は、日本の様々な寺社仏閣や歴史的な建築物の中に垣間見ることができます。
左甚五郎とは?
左甚五郎は江戸初期に活躍した伝説の彫刻職人です。彼は、講談や落語、浪曲などでも度々取り上げられるほど現在でも良く知られており、眠り猫以外にも日本の様々な場所に彼の作品を探すことができます。
左甚五郎が彫った彫刻は「魂が宿る」と云われ、「夜中になると彫刻が動き出す」というような噂が立つほど素晴らしい彫刻家だったようです。
一説によれば、地元の大工に妬まれて右腕を切られたことから左甚五郎と呼ばれるようになったと云われていますが、左利きであったという説もあります。
場所は東回廊の奥社へと続く門
日光東照宮の東回廊にある坂下門の前の蟇股(かえるまた)には有名な眠り猫の彫刻が施されています。ちなみに、蟇股は屋根を支えるための建築部材の1つです。
この東回廊の奥には、家康公の墓所に続く奥宮があり、眠り猫は、その参道からの不審者の侵入を防ぐべく守護する役目を担っています。
可愛い眠り猫のお守りも人気
拝殿に戻る途中で、眠り猫のお守りや絵馬を購入することができます。眠り猫のお守りは眠り猫がモチーフとなっており、猫招きによる招き福と開運のご利益があるとされています。
お守の種類としては、開運招福のご利益が大きいお守り・眠り猫守り700円、魔除けのお守り・眠り猫絵馬も700円、あきらめかけた時に吉報が届くお守り・吉報お守り600円などがあります。
更に、心願成就のご利益があるお守り・眠り猫叶鈴守800円、身体健全・交通安全のお守り・眠り猫根付守500円、温度で色が変わる除災招福のお守り・眠り猫液晶鍵守500円、眠り猫ストラップが500円などがあります。
眠り猫以外のお守りとしては、鈴の音色により邪を払う鈴鳴龍守り、陽明門の逆さ柱をモチーフにしたお守り・逆柱守り、三猿のお守り・人生数え守、キーホルダーのお守り・三猿キーホルダー守りなどがあります。
日光東照宮の眠り猫の伝説やその歴史
日光東照宮の眠り猫は、歴史や伝説に溢れています。祭神である徳川家康公のお墓を守るために彫られたと伝わる眠り猫には、詳しく調べてみれば種々の面白い伝説が伝わっています。
日光東照宮の坂下門に彫られた眠り猫は、裏面に彫られた雀の彫刻と併せて、恒久の平和を祈願して彫られているという伝説もあります。
平成の大修理で目が開いた?
2016年の大修理の際、坂下門から一旦外されて修理に出された眠り猫は、それまで眠っていた筈の眠り猫の目が開いた状態で戻ってきたそうです。
その理由は、元々の図面には、眠り猫の目の部分が黒く塗られていましたが、それを参考にした彩色担当者は、眠り猫の目の部分の黒を強調し、周りをグレーにしたため、眠り猫の目が開いたようになってしまったとのことです。
その後、薄目を開けた眠り猫は再修理に出され、元の、目を閉じた眠り猫に復元され、今日に至っています。
眠り猫は平和の象徴を意味する?
日の光を浴びてうたた寝をしている眠り猫は恒久平和を表しています。そして平和の象徴である日の光こそ日光そのものなのです。
また、日光東照宮の東回廊の入口に眠り猫の彫刻を配したことは、この先が神域であることを表しているそうです。
裏に描かれた雀
眠り猫の裏には雀が描かれています。その理由は、眠り猫が起きていれば雀が食べられてしまう可能性大ですが、眠り猫が眠っていれば雀と共存することができるというものです。
このことは、弱いものでも安心して暮らせる世の中の到来を意味し、同時に、猫が眠れるほど平和な徳川幕府であって欲しいという願いも込められているようです。
徳川家康を守護している?
眠り猫の彫刻は、わずか縦15cm、横20cmほどの小さな彫刻ですが、眠り猫は常に、家康公が永眠する奥社を守っています。
「ここからは神聖な場所のため、ねずみ一匹たりとも通さない」という意志表示であり、薄目の眠り猫は、主人の墓に近づく怪しい者にいつでも飛びかかることができるという戦闘モードに入っているようにも映ります。
牡丹花下眠猫児との関係
禅問答に、「牡丹花下眠猫児」という言葉がありますが、この表現こそ日光の眠り猫を表していると言われています。
その意味は、「牡丹の花の下で子猫が眠っていたが、人の気配がしたのですぐさま起きて逃げた。この猫は本当に眠っていたのだろうか。」ということのようです。この禅問答にヒントを得て、左甚五郎が眠り猫を彫ったとされていますが、本当のところは分かっていません。
立て看板の意味
東回廊の入口には「牡丹の花咲く下に日の光を浴びて子猫が転た寝をしているところで日光を表す絶妙の奥義を秘めている」と書かれた看板があります。
ちょっと難解な看板ですが、その意味としては「6月に咲く牡丹の花の元で、日の光を浴びてうたた寝をしている猫を彫ることにより、恒久の平和を表現している」と解釈するようです。つまり、眠り猫は恒久平和の象徴とも言うべき存在なのです。
日光東照宮は眠り猫以外にも見どころあり!
日光東照宮は、家康公をお祀りする由緒ある神社だけに、眠り猫以外にも多くの伝説的な見どころや歴史的なパワースポットに溢れています。
3大パワースポットと呼ばれる場所や三猿の彫刻が施された神厩舎、絢爛豪華な陽明門や唐門、3基の神輿が収められた神輿舎など多くの見どころがある他、パワーを秘めたお守りもあります。
3大パワースポットは要チェック!
日光東照宮の三大パワースポットは特にチェックしておきたい場所です。その1つは北極星に向かう道とされる「北辰の道の起点」、2番目は家康公が眠るお墓「奥宮宝塔」、そして3つ目が日光東照宮から二荒山神社に続く「上神道」です。二荒山神社もパワースポットとして知られる神社です。
北辰の道の起点
三猿のいる神輿舎(しんよしゃ)を過ぎ、御水舎の石畳を曲がった角に「北辰の道の起点」があります。この「北辰の道の起点」は、鳥居から陽明門に向かう場所にあり、最も強力なパワースポットの1つと言われています。
「北辰の道」には北極星に向かう道という意味があり、陽明門と鳥居を結んだ中心に北極星が来るように設計されています。
奥宮宝塔
日光東照宮の「奥宮宝塔」は徳川家康公のお墓で、生気の発生元と言われており、真横と真後ろに強いパワーが感じられるそうです。
ここで佇みながら、パワーを貰った後、宮拝殿に戻る際、井戸水に触れながら気持ちを静めるのが最良の方法と言われています。
上神道
「上神道」は日光東照宮から二荒山神社に続く参道で、「参道パワーストリート」と呼ばれ、最も強いパワーが感じられる通りと言われています。
参道の先の二荒山神社も、縁結びや開運で知られる強力なパワースポットとして有名な神社のため、日光東照宮とセットで参拝することをおすすめします。
有名な「神厩舎・三猿」の彫刻
日光東照宮・表門のすぐ左手には境内で唯一の素木造りの建物・神厩舎(しんきゅうしゃ)があります。重要文化財の1つである神厩舎は、神様に使える馬の住む場所となります。この神厩舎に彫刻されているのが三猿です。
この三猿こそが、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な猿たちです。この伝説の三猿は「純真で周囲に影響され易い幼児の内は、変な偏見を与えないで、良いものだけを与えよう。そうすれば、悪いものに対しても正しい判断ができる」という教訓を私たちに教えています。
豪華絢爛な「陽明門」
国宝の陽明門は日本を代表する美しい門で、日光東照宮の伝説的、シンボル的な存在でもあります。唐銅鳥居から見る陽明門は、頭上に北極星が備わっており、最強のパワースポットの1つと言われています。
金と白で彩られた眩いばかりの陽明門は、荘厳にして華美な美しさを示しており、いかにも金運アップのパワーを与えてくれそうな建築物です。
彫刻の数は508もあり「日暮の門」とも呼ばれるこの陽明門は、江戸期の建築や彫刻の粋を集めた最高傑作と言えます。
煌びやかな建築の「唐門」
陽明門のすぐ先にあるのが、やはり国宝に指定されている唐門です。伝説を秘めた唐門は日光東照宮の本殿を守護している正面の門で、当時、これより先に進める人は、幕臣や大名など、身分の高い人に限られたそうです。
唐門は、全体が胡粉(ごふん)と呼ばれる、貝殻を焼いて白い顔料にしたものが塗られており、繊細で華麗な彫刻は陽明門と並び称されています。
唐門の屋根部分には、昼を守護する龍、夜を守護する恙(つつが)と呼ばれる唐獅子などの霊獣がおり、昼も夜も東照宮を守っています。
3基の神輿が納められた「神輿舎」
陽明門を背にして左手にある神輿舎(しんよしゃ)は、5月18日及び10月17日の春秋渡御祭(とぎょさい)に使用される3基の神輿(みこし)が収められている伝説の場所です。
中央が家康公、右側が豊臣秀吉公、左側が源頼朝公、併せて3基の神輿と装束を着た武者たちが練り歩く「百物揃千人(ひゃくものぞろいせんにん)武者行列」は、この例大祭の一番の見どころです。
他にも見どころ多数!
日光東照宮には、この他にも紹介しきれないほど多くの伝説的な建築物や彫刻があり、その大部分が国宝や重要文化財に指定されています。
石鳥居や五重塔、表門、三神庫、御水舎(おみずや)、廻廊、御本社、祈祷殿など、数多くの伝説的な建物や場所、パワーを秘めたお守などに溢れています。
日光東照宮周辺の施設もチェック!
日光東照宮周辺には、東照宮と関係深い施設が種々存在しています。日光東照宮道場の稽古場である東照宮武徳殿や家康公の遺品などが展示されている東照宮宝物館、日本画の巨匠・横山大観などの作品が並ぶ東照美術館、日光東照宮直営の和風ホテル・東照宮晃陽苑など、見どころ満載です。
国の登録有形文化財「東照宮武徳殿」
東照宮武徳殿は日光東照宮道場の稽古場であり、日光剣道大会の会場でもあります。東照宮武徳殿は、大正4年に東照宮300年祭を記念して建てられた参拝用休憩所がその前身で、昭和4年に、日光東照宮奉納武道大会が開かれるようになってから、昭和6年に増改築され武徳殿となりました。
武徳殿では現在、道場生の稽古や東照宮流鏑馬(やぶさめ)の木馬稽古などに使用されるとともに、一般団体の合宿や稽古会などにも使われています。
施設詳細
東照宮武徳殿では現在、小学生から一般の人まで約30名が在籍しており、剣道の稽古以外にも、餅つきやレクリエーションなどの各種行事を通じて、伝統文化や礼儀作法を学んでいます。
稽古日は水曜日及び土曜日で、午後6時から清掃を行った後、6時30分から8時までが小・中学生及び一般初心者、8時から9時までが一般の稽古時間となっています。
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
電話番号 | 0288-54-0560 |
家康に関する貴重な資料を展示「東照宮宝物館」
日光東照宮の東照宮宝物館では、家康公の遺品始め朝廷や将軍家、大名家からの奉納品や祭器具などが収蔵され、展示されています。
中でも、家康公が着用した「南蛮胴具足」や名刀「勝光宗光」などの刀剣類、大造替の際に用いられた国宝の「大工道具及び箱」、家康公の画像など、貴重な品々を鑑賞することができます。
また2階に併設されている東照宮シアターでは、陽明門のバーチャルリアリティー映像や家康公について紹介する番組などが上映されています。
施設詳細
東照宮宝物館の開館時間は、4月から10月が9時から17時、11月から3月が9時から16時までとなっており、年中無休で営業しています。
入館料は大人が1000円、小・中学生が400円で、35名以上の団体は大人900円、小・中学生360円となります。また、1階では日光東照宮の紹介ガイダンスが行われており、カフェも併設されています。1階への入場は無料となります。
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
電話番号 | 0288-54-2558 |
多数の日本画を公開「東照宮美術館」
日光東照宮の東照美術館は昭和初期の近代和風建築で、杉並木の古材を使って建てられた趣のある美術館です。
館内では、社務所の襖の障壁画や掛け軸など、100点余りが公開されており、日本画の巨匠、横山大観や堅山南風などの伝説的な作品を直に観ることができます。
施設詳細
東照美術館は年中無休で開館しており、開館時間は、4月から10月が9時から17時、11月から3月が9時から16時までとなっています。
入館料は、大人が800円、高校生600円、小・中学生400円で、30名以上の団体の場合は、同様に、640円、480円、320円となります。
住所 | 栃木県日光市山内2301 |
電話番号 | 0288-54-0560 |
宿泊するなら日光東照宮ゆかりの「東照宮晃陽苑」
東照宮晃陽苑は日光東照宮直営の施設で、旅館とホテルを掛け合わせたような雰囲気があり、、「自由な時間」、「癒しの時」をコンセプトに素晴らしい空間が演出されています。
東照宮晃陽苑は、アカマツ林の自然に満ち溢れた環境の中に建てられており、その落ち着いた佇まいは都会の雑踏を忘れさせてくれます。
温泉と四季折々の料理
「福徳の湯」と名付けられた温泉は自家源泉で、ラジウム鉱石を含んだ陶器の湯舟に浸かれば、旅の疲れが吹き飛びます。また、泉質がアルカリ性単純温泉のため、肌がツルツルになります。
食事は、日光伝統の湯葉を始め四季折々の旬の料理が提供され、地元の食材の風味が感じられる郷土料理を存分に堪能することができます。
施設詳細
和モダンの雰囲気を持つ東照宮晃陽苑は2階建ての和風ホテルで、23室の客室と大小5つの宴会場、3つの会議室を備えています。温泉は男女別の浴室と露天風呂がある他、カラオケルームも備わっています。
東照宮晃陽苑の場所は、日光東照宮から車で15分、JR日光駅から10分ほどの位置にあり、どちらの場所からも無料の送迎バスが運行しています。
住所 | 栃木県日光市瀬尾 1640-14 |
電話番号 | 0288-53-1150 |
日光東照宮の眠り猫を見に行こう!
日光東照宮は、徳川家康公を祭神としてお祀りする歴史の深い神社で、有名な三猿と並ぶ眠り猫の彫刻を鑑賞することができます。
ここではそんな日光東照宮の眠り猫について、その意味や伝説、歴史、場所、お守などの情報を取り入れながら説明してみました。日光を訪れる際は、是非、日光東照宮にも足を運んでみて下さい。
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