日光東照宮のお土産おすすめ11選！お守りやお菓子など人気商品をご紹介！

栃木県日光市に鎮座している「日光東照宮」です。広い境内を歩き、心を込めて参拝した後、気になるのがお土産やお守りではないでしょうか。そこで、日光東照宮で購入できるお守りや、定番の人気お土産をピックアップしてみました。お土産選びの参考になれば幸いです。

日光東照宮は、徳川家康をご祭神とする神社です。地名が入らない東照宮ですが、あえて地名を入れて区別しているとのことです。日光東照宮の始まりや、どうして徳川家康公を祀ることになったのかを紐解いていきましょう。

日光東照宮は、栃木県日光市・山内にある神社です。日光東照宮の始まりは、1616年に駿府城(今の静岡県)で亡くなった徳川家康が久能山に神葬されるのですが、亡くなった翌年、家康の遺言「遺体を久能山に埋葬し、一周忌が経った後、日光に小堂を建てて自分を祀る」により、久能山から日光に移されたのが始まりだと言われています。

大名が自分を神として祀ると言うことは、特に珍しいことではなかったようです。神として祀ることで江戸時代が長く続くようにと思惑があったとも言われていますし、太平の世礎を築いたとして、人々から神として崇められても不思議ではない人物だったと言われています。

日光東照宮には、毎日たくさんの方が参拝に足を運びます。その際に、忘れてはならないのが、大切な方へのお守りの授与やお土産ではないでしょうか。日光東照宮には、様々なアイテムがありますが、その中から人気のお土産・定番のお土産をお菓子を中心に11選、ご紹介します。お土産探しの参考になれば幸いです。

「福徳大福」は、東照宮の献上品で、徳川家康公が天下統一後に好んで使われた言葉、「福徳円満」が元になっています。東照宮に献上するため、保存料などの添加物は一切使用せず、ひとつずつ丁寧に作られている美味しい和菓子です。おすすめの定番人気お菓子です。

定番の塩大福が人気ですが、様々なフレーバーがあるのが人気を集めている理由のひとつでもあります。カスタードや竹炭、ずんだなど、少し変わった大福を味わえます。こちらの大福を提供している「福徳庵」さんは、日光東照宮の境内で出店しているので、境内を回って疲れた際、休憩時のお菓子に人気です。不定休で休日はHPでお知らせしています。

年齢問わず人気のお土産は「日光甚五郎煎餅」です。日光の定番のお菓子で、サクサクの軽い口当たりと、バターオイルと塩で味付けし、飽きのこない美味しさです。個包装になっているので、いつでも出来立ての味わいを楽しむことができます。

日光甚五郎煎餅を提供している「石田屋」さんは、日光東照宮から徒歩で15分ほどの場所にあるお店です。眠り猫を彫刻した左甚五郎の名前が入っているので、日光へお出かけしたことがすぐに分かる人気のあるおすすめのお土産です。

日光で食べることができる湯波(ゆば)は、京都で食べられている湯葉とは違い、ボリュームのある湯波です。湯波はメインで使われることが多く、煮物や鍋物に利用されています。豆乳の濃い味わいを楽しむことができるので、湯波がお好きな方におすすめのお土産です。

湯波を食べるのであれば、「海老屋長造」さんです。明治創業の老舗のお店で、日光東照宮から徒歩で15分ほどの場所にあるのでアクセス可能です。こちらのお店の他にも、いくつか湯波を出しているお店があるので、ご自分の定番のお店を探すのもよいでしょう。

日光で歴史の長い老舗の菓子店「湯沢屋」さんの「元祖日光酒饅頭」は、添加物を使わず、糀と天然酵母を使用して作られている自慢の一品です。あっさりめの餡とほのかに感じる酸味のある皮がベストマッチしています。甘いのが得意ではなくても食べやすいと人気のお土産です。

発酵しているので日持ちがし、消化吸収も良いので、長寿菓子と言われてきたお菓子です。長寿の願いを込めて、お土産にされる方も多いようです。湯沢屋さんは、日光東照宮から徒歩で15分ほどの場所にあります。

日光東照宮から徒歩で15分ほどの場所にある落合商店さんの「元祖志そまきとうがらし」は、辛いものがお好きな方に人気のお土産です。唐辛子を塩漬けにしてから中身を取り除き、塩漬けしたしそを巻き付けてあるものです。

美味しい食べ方は、刻んでご飯と一緒に食べたり、おにぎりの具にしたり、お茶漬けや炒飯の具にするのもおすすめです。天ぷらやかき揚げの具にするのも美味しく、こちらもおすすめの食べ方です。工夫次第で食べ方が広がるでおすすめの一品です。

日光東照宮でおすすめの人気お土産のひとつに「金箔入り日光カステラ」があります。アカシア蜂蜜をたっぷりと使った、上品な味わいのカステラです。ハニー・抹茶・いちごのフレーバーがあります。「家康公のひときれかすてら」は、ちょっとしたお土産にちょうど良く、定番で人気のお菓子です。

日光カステラ本舗は、日光東照宮から徒歩で15分くらいの場所に3店舗あるので自分のタイミングで購入できます。もう1店舗は、東部日光駅からすぐの場所にあり、利用しやすい立地にあります。製法にこだわり、材料にもこだわった、美味しいカステラをご賞味あれ!

日光東照宮でおすすめ人気お土産は「日光彫り」(にっこうぼり)です。日光東照宮造営の際に集められた彫物大工が、仕事の余暇に彫ったのが日光彫りの始まりだと言われています。日光彫を体験することができるので、挑戦されてはいかがでしょうか。

日光彫りは「ひっかき刀」を使って素材を掘っていきます。鏡や写真立て、デスクボックスの彫刻を体験でき、そのまま持ち帰ることもできます。日光彫りは、小学4年生以上が対象で、事前に予約が必要なので、メールや電話でお問い合わせるすることをおすすめします。

日光東照宮でおすすめの人気のお土産は「日光ラスク」です。一口サイズの食べやすいサイズのラスクは、特許製法で味がしっかりと染み込み、美味しいお菓子と人気です。抹茶・メープル・シュガー・黒糖・ビターチョコ・いちごチョコと6種類のフレーバーがあります。サイズも様々なので、購入しやすいお菓子です。人気が高く定番になりつつあります。

日光東照宮でお馴染みの、眠り猫や三猿などがかわいらしいデザインになって登場しています。日光東照宮御用達の和菓子店「日昇堂」さんが提供しています。日光東照宮からは1kmほどの距離があり、徒歩で12分ほどの場所にあります。

東部日光駅前で、クッキーやタルト、ケーキなどを提供しているお店「明治の館」さんです。フルーツケーキやオレンジケーキ、ガトーショコラなどの焼き菓子を提供しています。いくつもある美味しいお菓子の中での定番中の定番は、「ニルバーナ」というチーズケーキです。

口当たりが滑らかな、あっさりとした味わいのチーズケーキは、ほのかにレモンの存在を感じられる「優しい味」という言葉がよく合います。1階でテイクアウト、2階で飲食できるので、境内を回って疲れた時のひとやすみにもおすすめです。ゆったりとしたスペースで、ニルバーナとコーヒーもおすすめです。

日光東照宮から歩いて30分、東部日光駅から歩いて10分ほどの場所にあるのが「みしまや」さんです。日光東照宮へお出かけしたことがすぐにわかるような、リアルな建物や三猿の人形焼が人気のお土産でもあります。人形焼は定番のお菓子ですが人気が高いのでおすすめです。

人形焼とはいえ、リアルな三猿の他にも、眠り猫や陽明門、龍がしっかりと分かるクオリティが非常に高い人形焼となっています。人形焼を作るにもこだわりがあり、鋳型から作ったと言うことで、こだわりの強さを感じさせるおすすめの人形焼です。

日光東照宮の人気のお土産でおすすめの定番お菓子「揚げゆばまんじゅう」です。揚げゆばまんじゅうは、湯葉と豆乳を皮にたっぷりと練りこみ、衣をつけて揚げることにより、アツアツでサクサクの食感になります。アクセントの塩が絶妙な味わいで、こしあんの甘さを引き立てます。

出来立てのような味わいを家庭で楽しむのであれば、電子レンジとオーブントースターを使って温めると美味しく食することができます。揚げゆばまんじゅうは、「さかえや」さんで提供しているのですが、日光東照宮からは30分ほど歩きます。アクセスは、東武日光駅が便利で、徒歩で1分ほどの場所にあります。

日光東照宮にお土産にお菓子も良いのですが、日光東照宮ならではのお守りを、お土産にするのもおすすめです。徳川家康が好んだと言われる香りや、三猿のお守り、眠り猫の可愛らしいお守りなど、少し変わったお守りでは印籠がモチーフになったお守りもあります。

日光東照宮で、御本社を参拝された方のみが授与頂けるお守り「御香守」です。お守りの袋の中には、白檀のかけらが入っており、香りが続くまで、お守りも効果があると言われています。徳川家康が好んだ香りと言われ、日光東照宮で人気のお守りのひとつとなっています。初穂料は1000円です。

日光東照宮のお守りの中でも人気の高いお守りのひとつである「印籠お守り」です。葵の御紋がしっかりと入った印籠の中には、お守りが入っています。印籠を持って、あちこちと旅をしたのが徳川光圀で、交通安全や身体安全、厄除開運のご利益で、安全に旅を続けられたのではないでしょうか。初穂料は1000円です。

国宝となっている「陽明門」の2017年に平成の大修理が終了した記念に作られたお守りです。陽明門をイメージしたお守りで、白と金の2色が展開されています。お守りには、陽明門がデザインされています。こちらのお守りのご利益がいくつかあり、身体健全・交通安全・学業成就・諸願成就があります。

日光東照宮ならではの「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿がモチーフになったお守りで、「人生教え守」で、身体健全・学業成就・厄除開運・交通安全の4つの祈願がされているお守りです。それぞれのお猿さんに祈願されているので、友達と分けるのもおすすめです。

三猿のキーホルダー型のお守りも人気で、健康長寿が祈願されたお守りとなっています。ストラップ型のお守りは、良い知らせが入るように祈願されたお守りです。三猿の交通安全守には、怪我や病気をしないように祈願されています。

キーホルダー守とストラップ守の初穂料は300円、交通安全守と身体健康守は500円、人生の教え守は700円となっています。どの三猿もかわいらしいので、お土産にいかがでしょうか。特に「人生の教え守」は、修学旅行生に人気で、定番のお守りです。

眠り猫がモチーフになったお守り「眠り猫のお守り」です。猫と小さな鈴が一緒になったかわいらしいお守りです。授かることができるご利益は、「開運招福」で、開運と招福の両方のご利益があるとされています。他にも、「吉報御守」があり、良い知らせが入ってくるご利益のあるストラップタイプのお守りもあります。

どちらのお守りにも共通点があり、開運と招福のご利益を授かることができるとのことです。鈴の音で、厄を退け、神様に願いを伝えると言われています。気を付ける点があり、眠り猫が取れてしまうとご利益が失われてしまうと言われているので、お気を付けください。

日光東照宮の中でも願いが叶うと言われているかわいらしいお守り「叶う杉お守り」です。奥宮宝塔のすぐ近くにある樹齢約600年と言われている杉の樹で、諸願成就のご利益があると言われています。杉の祠に願い事を唱えると、願い事が叶うと言われています。

杉の樹をモチーフにした、小さな鈴入りのかわいらしいお守りです。こちらのお守りのご利益も、諸願成就ということで、いつも傍に持ち歩きたくなるようなお守りです。奥社限定のお守りとなっているので、叶えたい願い事をお持ちの方は、授与頂いてはいかがでしょうか。

たくさんの見どころがあると言われている日光東照宮ですが、絶対に外せない、いくつかのおすすめスポットがありますので、ご紹介したいと思います。時間に余裕がある方は、他のスポットも見ておくとよいでしょう。

ある場所から北東の場所にあるのが、富士山です。富士山は、霊山と言われていた山です。昔から大きな山には神が宿ると言われ、強力な力があると言われてきました。日光東照宮場所は、風水が大きく関係したと言われています。

日光東照宮の大鳥居は、石でできており、約400年前に作られたものです。石でできた鳥居としては、日本最大級の鳥居と言われています。大鳥居は、15個の石を組み合わせて作られており、現在の柱の組み立ての原理と同じだと言うことです。

組み立てられた鳥居は、力学的な構造になっており、大きな災害にも揺らがずにいます。力学的に組まれた鳥居は災害対策をされているのと同じのようです。現在もしっかりと立っている大鳥居は迫力があり、必見です。

日光東照宮で外せないスポット「見ざる言わざる聞かざる」です。このことわざは「三猿の教え」とも言われ、親が子供に、悪いことを見聞きしないように教えている様子を表したものだと言われています。子供の時に良いものを身につけておくと、悪いものに触れても正しい判断ができるとの教えなのです。

三猿は、8面からストーリーが成り立っているのをご存知でしょうか。三猿の子猿時代から大人になるまでの成長がストーリーになっており、子猿が大人になって自分自身が親になる流れが彫刻で表現されています。
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坂下門の上部を見ると、「眠り猫」がいます。正面から見ると、猫は眠っているように見えるのですが、少し角度を変えて左斜め方向から見ると、違う表情を見せます。今にもとびかかろうとしている表情に見えるのが不思議です。

眠り猫の裏側には、スズメの彫刻があり、スズメは元気に遊んでいる様子に見えます。こちらのスズメは、眠っている猫の裏側で遊んでいるので、平和の象徴とされています、猫の表情が違うように見えることと関係があり、平和を脅かすことがあれば、すぐにとびかかろうとしている様を表しているとも言われています。

坂下門を潜ると階段があり、全部で207段の階段が出てきます。この階段を上がっていくと奥宮があります。家康公のお墓と言われている「奥社宝塔」があります。家康公の神柩があると言われ、完成した後は、一度も開けたことがないそうです。

日光東照宮の基本的な情報を押さえておきましょう。参拝に足を運んだものの、時間に余裕がなくて、ゆっくり見られなかったのでは、物足りなさを感じてしまいます。拝観できる時間帯や拝観料などを、合わせてご紹介します。

日光東照宮の拝観時間です。4月1日から10月31日までが、8時から17時までとなっています。11月1日から3月31日までが、8時から16時までとなっています。拝観の受付時間は、拝観時間終了時刻の30分前なので、お気を付けください。

日光東照宮の拝観料です。大人と高校生1300円、小中学生400円です。宝物館の拝観料は、大人と高校生1300円、小中学生400円です。日光東照宮の拝観料と宝物館のセット券は、大人と高校生2100円、小中学生770円です。美術館の入館料は、大人800円、高校生600円、小中学生400円です。

日光東照宮へのアクセスで、押さえておきたい基本情報を集めてみました。拝観時間や拝観料、駐車場に関することや公共機関を使うアクセス方法などをまとめてみました。徒歩でも行くことは可能ですが、少々時間が必要になります。

日光東照宮へのアクセスですが、公共機関を使う方法とマイカーを利用する方法があります。マイカーを使う場合は、日光ICで降りると便利です。公共機関を使う際は、東部日光駅で降りるのがベストです。駅からバスが出ているので、利用するのがおすすめです。

公共機関を使う場合は、東部日光駅を目指します。東武日光駅からバスに乗り、東照宮東参道入口ホテル清晃苑前で下車し、400mほど移動します。東武日光駅から日光東照宮までのタクシー代は1000円くらいですが前後する場合があります。徒歩の場合、2.3kmほどを35分ほど移動すると到着します。

宇都宮方面からの場合、東北自動車道を利用し、日光ICで下車します。県道14号線に出て、交差点を右折し直進、御幸町交差点を左折し直進、神橋交差点を右折し県道247号線に出ます。最初の交差点を左折し直進すると、日光東照宮の駐車場に到着します。

日光東照宮の駐車場ですが、普通車が200台可能です。マイクロバスや大型バスも駐車できるのですが、駐車台数に限りがあるため、7日前までに予約を必要とします。土日祝日や特別な行事のある場合は駐車不可となっています。

駐車料金は、1日に1台・1回で、バイク400円、普通車600円、マイクロバス1200円、大型バス2000円となっています。駐車場の利用は、年中無休で利用できるので、自家用車でお出かけになっても安心です。

日光東照宮には200台駐車可能となっている駐車場がありますが、止められなかった時のために駐車場を探しておくのも良いでしょう。日光東照宮から500mほど離れた場所に16台ほどの有料駐車場があります。他は、1km以上離れているので、おすすめできません。

日光東照宮の、おすすめ人気お土産や、定番のお菓子、お守りなどをご紹介しました。いかがでしょうか。日光の特産品や、三猿や眠り猫のお守りなど、日光へ行ってきたことが一目で分かるお土産がいくつもあります。日光へ足を運んだ際の、お土産選びの参考になれば幸いです。