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「とちひめ」は栃木県内限定の貴重品種!イチゴ狩りできる場所や直売所を紹介

「とちひめ」は栃木県内限定の貴重品種!イチゴ狩りできる場所や直売所を紹介
投稿日: 2020年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

とちひめは栃木県内でのみ販売されている貴重なブランドイチゴで、味は非常に良いものの傷みやすいことからほとんど流通していません。とちひめは栃木県内にある農園でイチゴ狩りをすると味わうことができ、運がよければ直売所で販売されているものを買うこともできます。

とちひめは栃木生まれの人気イチゴ!見出し

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

年齢や性別を問わずに大人気のフルーツと言えばイチゴです。世の中にはいろいろなフルーツがありますが、その中でも圧倒的な人気を誇るのがイチゴでしょう。単にイチゴといってもいろいろな品種があり、その中でも幻と呼ばれているのがとちひめです。今回はこの幻のイチゴであるとちひめについてあれこれとご紹介します。

イチゴ狩りや直売&販売所の場所・値段もチェック!

とちひめは栃木県で栽培されているブランドイチゴであり、従来のイチゴよりもおいしいにもかかわらず訳あって流通していません。

もしとちひめを味わってみたいのであれば栃木県内にある農園や直売所まで行く必要があり、当然場所や値段を事前にチェックしておく必要があります。

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とちひめってどんなイチゴ?見出し

「とちひめ」と言うネーミングからも分かるようにとち姫は栃木県内で栽培されているブランドイチゴになります。

栃木県内にはいろいろなブランドイチゴがあり、そのほとんどが流通していてそれこそ東京でも食べることができます。

栃木まで行かないと味わえない幻のイチゴ

しかしこのとちひめに関して言うと栃木県まで行って自分でイチゴ狩りをしない限りはほぼ食べることができません。

栃木県内の直売所ですらとちひめはお目にかかることが難しく、まさに「幻のイチゴ」といっても差し支えないでしょう。

とちひめが幻のイチゴの理由①:果肉が柔らかく流通に向かない

とちひめは果肉が非常に柔らかく、ちょっとした衝撃ですぐに傷んでしまうと言う特徴があります。そのためとちひめはなかなか流通しません。

長距離輸送はもちろん、栃木県内でもとちひめが販売されている直売所が少ないことからもこのことがわかります。

とちひめが幻のイチゴの理由②:水分が多く日持ちしない

またとちひめは他のイチゴの品種と比べると水分が非常に多い種類となっています。そのため従来のイチゴより足が非常に早いです。

栃木県内の直売所でもとちひめをそのまま売っているところは少なく、基本的には加工されて販売されることが多いです。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い見出し

栃木県のブランドイチゴとして世間的に最も有名なのかとちおとめでしょう。ではとちひめはとちおとめと何が違うのでしょうか。

とちおとめは多くの方が食べた経験があるでしょうから、ここと比較をすることでよりとちひめの特徴が理解しやすくなります。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い①:品種

とちひめととちおとめはそもそもイチゴとしての品種が違います。とちおとめは父親が久留米49行で母親が栃の峰です。

これに対してとちひめは母親が久留米49号で父親が栃の峰となっています。簡単に言うとお父さんとお母さんが逆なのです。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い②:見た目

とちひめととちおとめは見た目も違います。とちおとめは鮮やかな赤色をしており、種周辺にあるクレーターが浅いのも特徴です。

一方でとちひめは濃い赤色が特徴的なイチゴとなっていて、従来のものと比べるとサイズがひと回りほど大きいです。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い③:味

とちひめととちおとめは味にも大きな違いがあり、とちおとめの方は糖度が10度近くと非常に甘くて酸味もきちんとあります。

これに対しとちひめは糖度が8度前後と低く、酸味もほとんどありません。しかし酸味がない分だけ普通のイチゴよりも強い甘みを感じます。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い④:旬の時期

とちおとめの旬の時期はだいたい11月から6月頃までで、その中でも特においしいと言われる時期は1月から2月です。

反対にとちひめの旬の時期はだいたい12月から5月頃までと言われ、最もおいしい時期は2月から4月頃までとなっています。

「とちひめ」と「とちおとめ」の違い⑤:値段

最後にとちひめととちおとめの値段を比較します。とちおとめは1粒あたりの値段が100円前後なのに対し、とちひめは1粒あたりの値段が200円前後です。

値段を見るととちひめの方が2倍近くします。もちろん値段は時期やサイズ等によって変わりますが、基本的にとちひめの方が値段は高めです。

とちひめのおすすめイチゴ狩り&直売所見出し

栃木県内にはイチゴ狩りのできる農園が数多くありますが、とちひめを取り扱っている場所は意外と限られています。

ここでは滅多に流通しない幻のイチゴであるとちひめを楽しむことのできるスポットをいくつか厳選してご紹介します。

栃木の観光農園「アグリの郷」(栃木市)

栃木インターチェンジから車で15分ほど走った場所にあるのか観光農園の『アグリの郷』で、ここではいちご狩りや直売所を楽しめます。

栃木県内にあるイチゴ農園の中でも特に人気が高い場所で、おいしいイチゴが味わえることからリピーターも多いです。

とちひめのイチゴ狩りの時間・料金

Photo by hermitage#605

ここ『アグリの郷』のイチゴ狩りの時間は30分間となっていて、制限時間内であればとちひめやとちおとめなどのイチゴが食べ放題です。

また『アグリの郷』のいちご狩りは料金が地域によって微妙に変わります。例えば4月は大人が1200円、小学生が1000円、幼児が600円です。

住所 栃木県栃木市大塚町128-1
電話番号 0282-27-0882

野口英雄イチゴ園(真岡市)

『野口英雄いちご園』は栃木県の中でも穴場のいちご狩りスポットとして人気があり、隠れた名所として多くの観光客で賑わいます。

ハウスの中で新鮮なとちひめやとちおとめを楽しむことができ、天候にあまり左右されないと言うのも観光する際には大きな魅力です。

とちひめのイチゴ狩りの時間・料金

『野口英雄いちご園』の営業時間は午前10時から午後4時までとなっており、基本的には1時間ほどイチゴ狩りを楽しめます。

料金はだいたい1200円から2000円前後となっており、たくさんイチゴを食べられるのでコストパフォーマンスも良いです。

住所 栃木県真岡市古山279
電話番号 080-5419-8748

スローライフリゾート「いちごの里ファーム」(小山市)

スローライフリゾート『イチゴの里ファーム』ではいろいろな種類のイチゴをイチゴ狩りで楽しむことができます。

完全予約制となっており、さらに品種ごとに予約が異なるので「自分の好きな品種だけを思う存分食べたい時」には最適です。

とちひめのイチゴ狩りの時間・料金

スローライフリゾート『イチゴの里ファーム』のイチゴ狩りは基本的にどのコースも制限時間が30分となっています。

料金はイチゴが旬の時期なら小学生以上が1500円で、3歳児以上が960円で、2歳児以下が無料となっています。

住所 栃木県小山市大川島408
電話番号 0285-33-1070

出会いの森いちご園(鹿沼市)

栃木県鹿沼市にある『出会いの森いちご園』はバリアフリーのイチゴ農園となっており、いろいろな人が楽しめる場所として高い人気を誇っています。

可動式のベンチで栽培している農園は全国的にも珍しく、どんな人でも安心してイチゴ狩りを楽しむことができます。

とちひめのイチゴ狩りの時間・料金

『出会いの森いちご園』のイチゴ狩りは30分間食べ放題で、来園する際は3日前までに予約をする必要があります。

ここのイチゴ狩りの料金は時期によって多少前後しますが、最も安いのはゴールデンウィーク以降で大人が1100円で子供が800円です。

住所 栃木県鹿沼市酒野谷929-1
電話番号 0289-60-0175

とちひめを食べるのにおすすめのシーズン見出し

とちひめ自体は12月から5月頃までと比較的長い間販売されています。ただし味を最も重視するのであれば3月前後がベストです。

逆にリーズナブルに楽しみたい方や混雑を避けたい方はシーズンが終盤に差し掛かっている5月頃がおすすめです。

幻のイチゴ「とちひめ」を味わおう!見出し

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

とちひめは栃木県内の直売所でもほとんど販売していない幻のイチゴです。当然東京等でも販売していませんから味わおうと思ったら栃木県まで自分で行かないといけません。時間をかけてでも食べに行く価値が十分にあるので、ぜひ栃木県まで足を運んで幻のとちひめに舌鼓を打ってみてください。

投稿日: 2020年7月14日最終更新日: 2020年10月8日

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