静岡来たら外せない！歴史を感じられる浜松城と浜松城公園の見どころを紹介！

浜松のシンボル的な観光スポットである浜松城と浜松城公園は、観光客だけでなく、地元の方の憩いの場所としても愛されているスポットです。

そんな浜松城と浜松城公園の見どころやアクセス情報などについて、詳しくご紹介していきます。ぜひ一度、歴史を肌で感じられる浜松城と浜松城公園へ行ってみませんか。

徳川幕府を開いた名将である徳川家康が、青壮年期の17年間の居城としていたのが、この浜松城です。石垣の上に再建された新しい天守閣からは、浜松市内が一望できます。

そんな浜松城は、歴史を肌で感じられる場所としてもおすすめで、若き日の徳川家康が、どんな景色を眺めていたのか、ぜひ実際に体感してみませんか。

浜松城の石垣は、400年もの間風雪に耐え続けているほど、緻密で丈夫に作られています。この石垣のつみ方は、野面積みと呼ばれており、素朴で少々荒削りながらも、とても堅固です。往時の面影を、現代にも伝えている貴重な遺構なため、市の史跡にも指定されています。

実は、浜松城に本当に天守閣があったのかどうかは、曖昧ではあります。ただ現在の天守閣は、1958年に天守台の半分を使って再建されたもの。鉄筋コンクリート造りの望楼型3重4階になっており、模擬天守や、復興天守とも呼ばれています。

浜松城の天守曲輪は、ほぼ当時のまま現存しています。この天守曲輪は「てんしゅぐるわ」と読み、城や砦を石や土で囲んだ場所を指しています。浜松城の天守台周辺は、本丸とは別に、天守曲輪と呼ばれる区画が築かれていて、こちらも見どころです。

浜松城周辺は、浜松城公園という形で整地されています。浜松城を取り囲むように、カフェや芝生広場などがあり、市民の憩いの場にもなっている場所です。浜松城だけでなく、この浜松城公園も見どころいっぱいのスポットです。ぜひゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。

「浜松市のセントラルパーク」とも言われているのは、浜松城公園内には大きな芝生広場があるからでもあります。昭和25年に開設された浜松城公園は、浜松城にふさわしい景観となるよう、どこをとっても美しく、すみずみまで手入れが行き届いています。

浜松の桜の名所にもなっている浜松城公園。園内にはソメイヨシノが植えられており、3月下旬から4月上旬にかけてが見頃です。他にも、枝垂れ桜、山桜など、約360本の桜があちらこちらで美しい花を咲かせます。さくらまつりも開催され、約600個のぼんぼりが点灯し、夜桜も鑑賞できます。

浜松城公園へ行ったら、ハートの形をした石をぜひ見つけてみましょう。ちょっとしたブームとなっており、見つけられると素敵なことが起こるという都市伝説まであります。石垣の中に、ハート形をした石がありますので、見つけたらぜひ写真を撮るのがおすすめです。

では最後に、浜松城と浜松城公園についての基本情報もお伝えしておきましょう。浜松城の城域は南北が約500m、東西には約400mあったとされ、台地の斜面の一番高い所に天守曲輪があったそう。今もその名残が見学できますので、ぜひ観光されてみてください。

出世城としても有名な浜松城は、静岡県浜松市の中区にあります。152号線の西側にあり、浜松城をはじめ、浜松城公園そして松韻亭もあります。その近くには、浜松市役所や浜松美術館もあり、浜松の中心地に位置しているため、観光しやすい環境とも言える場所でしょう。

静岡県浜松市にある浜松城と浜松城公園の営業時間は、朝8時30分から夕方4時30分までです。ただし入場は10分前までという制限があります。そして、休館日は12月29日から31日のみです。そのため、年末以外は、いつでも気軽に観光に行けます。

浜松城・浜松城公園の入場料は、高校生以上の大人が200円、中学生以下は無料となりっています。障がい者及び療育手帳を持参している本人とその付添い人1人も無料です。ただし、気象や地震被害があった場合は、状況により天守閣を閉城していることもあります。

浜松駅から浜松城までのアクセス方法は、浜松駅から遠鉄バスに乗るのがおすすめ。浜松駅バスターミナルの1番か13番乗り場から発車するバスに乗車し、市役所南バス停で下車してください。徒歩6分ほどで、浜松城や浜松城公園にアクセスできます。

静岡県の浜松市にある浜松城とその周辺にある浜松城公園は、四季の移ろいを景色と共に感じられる、魅力的な観光スポットです。歴史的な建築物が残っている場所もあるため、徳川家康がどのような景色をみつつ出世を志したのか、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。