釣り用の靴おすすめ17選！人気メーカーやソールの特徴＆選び方も解説！

新しく釣りを始める方も増えている昨今、釣りには釣り専用の靴がおすすめです。防水性や防滑性に優れた釣り用の靴は種類も豊富で、確かな性能のものは人気もありロングセラーになっています。

今回は、そんな釣り用にぴったりのおすすめの靴を釣りのタイプごとにピックアップしてご紹介します。

釣りを始めたばかりの人は、釣り用の靴に多くの種類があるといってもピンとこないかもしれません。

しかし、釣りたい魚、釣りをする場所によって、釣りのタイプは大きく違ってきますし、それに見合った釣り用の靴が必要になります。適切な釣り用の靴を選ぶことによって、安全性はもちろん、釣果を上げることも可能です。

多くの種類が展開されている釣り用の靴の、選び方やソールの種類、人気のメーカーなどをチェックしていきましょう。

釣り用の靴と一言で言っても色々な種類の靴があります。長靴タイプの靴からスニーカー感覚で履くことができる靴まで実にバリエーションは豊富です。そんな中から一足を選ぶにはどうしたら良いのでしょう。釣り用の靴の選び方について、選ぶ時のポイントをご紹介します。

釣り用の靴は、釣り用具などを販売している様々なメーカーが展開しています。釣りの時に大切になるポイントを押さえた釣りメーカーの靴は信頼性があり、選び方としてそういったメーカーのものを選ぶのもおすすめです。

普段から気に入ったメーカーがある方は、お気に入りのメーカーの靴を選ぶのも選び方の一つの方法です。また、ロングセラーになっている人気のメーカーの靴を選ぶのもおすすめです。

釣り用靴の有名なメーカーとして、シマノはフェルトスパイクを搭載したシューズタイプやブーツタイプ、ウェーディング専用モデルなどを展開しています。素早くフィット感を調節できるBoaフィットシステムを採用したモデルが人気です。

ダイワは、日本の大手釣り具メーカーです。様々な魚種対応した製品の開発、製造、販売を手掛けていて、フィッシングシューズにおいても充実したラインナップが魅力です。ダイヤル操作で締め具合を調節できるダイレクトダイヤルシステムを搭載したモデルも人気があります。

阪神素地は靴やフィッシングウェーダーなどを製造している会社です。自然な履き心地のシューズや快適なウェーダー、レインウェアなどを展開しています。

mazumeは、株式会社オレンジブルーが展開する釣り専用ウェアのオリジナルブランドです。フローティングベストやライフジャケットなどが人気ですが、釣り用の靴も販売しています。ジャケットなどと合わせてスタイリッシュな釣りを楽しみたい方にもおすすめです。

釣り用の靴に色々なタイプがあるように、釣りと一言で言っても、どんな釣りを楽しむのか、釣りの種類も様々です。釣りのタイプによって選ぶ靴も変わってきて、船釣りと渓流釣りでは、履く靴に求められる機能も全く違ってきます。

自分がどんな釣りを楽しみ、どんな目的で靴を履くのかなど、使う場所と目的をはっきりさせた選び方も重要です。やみくもにデザインだけで選ばないように注意しましょう。

釣り用の靴の機能を大きく作用するパーツとして、ソールがあります。選び方の最も重要なポイントはソールと言っても過言ではありません。

ソールには色々な種類があり、それぞれのソールで機能が違っていて、向いている釣りのタイプも違います。選び方の重要ポイントとなる、釣り用靴のソールの種類ごとの特徴をご紹介します。

ラジアルソールは、ゴム素材を使用した平坦な場所や砂浜などに適しています。釣り用の靴や長靴などに多く使われていて、堤防や砂浜などでは使いやすいですが、苔の上や濡れたコンクリート、木の根などの上では滑りやすいので船釣りや渓流釣りには不向きです。

普通の靴の感覚に近いので、釣り用の靴初心者にもおすすめで、水をはじくので手入れも簡単です。

スパイクソールは金属のピンが底面に多数取り付けられています。主に磯で使用され、ピンが起伏のある岩肌に引っかかって足場が安定します。

一方、引っ掛かりの少ない平坦なコンクリートや中途半端な傾斜がある護岸では滑りやすいので注意が必要です。また、船釣りではデッキに傷がつくため、遊漁船などでは禁止されていることも多いので注意しましょう。

フェルトソールは接地面が多く、起伏のある場所や丸い岩の上でも滑りにくいのが特徴ですが、凹凸に対しては柔軟にフィットできないので、磯場などのゴツゴツとした岩には不向きです。

また、苔などが生えている場所では滑ってしまうこともあります。磯場などで、少しずつポイントをずらしながらターゲットを狙う時などには、スパイクが付加されたフェルトスパイクがおすすめです。スパイクだけのソールよりも支える面積が広いので足への負担も軽減できます。

磯や渓流で使用されることが多フェルトソールは、泥や砂がフェルトに詰まるとグリップ力が下がるので注意が必要です。また、使っているうちにすり減ったり、剥がれたりするので、様子を見ながら交換する必要があります。

Vソールは、V型の凹凸が施された独特なソール形状によって高いグリップ力を持っています。濡れた場所でも滑りにくく、船釣りや堤防釣りにおすすめです。

釣り用の靴には通常のラバーに比べ2.5倍もの高いグリップ力を誇る日進ゴムのハイパーVソールが使われていることが多く、船の上でも絶対の信頼性があります。

デッキソールは、船の上での使用を前提に考えられています。ソールの形状は様々な種類がありますが、いずれも排水性に優れ、滑りにくいのが特徴です。ラバーは柔らかいものが使われている傾向にあり、船釣りの際にはぜひおすすめです。

海釣りは、海岸や堤防などからアイナメやイワシ、アジ、カサゴ、カレイなどを狙う釣りです。選び方として、適度なホールド感や快適なソールが備わっている靴がおすすめです。海釣りにおすすめの種類の靴を5選ご紹介します。

軽量でありながらクッション性とスパイク性が強化された釣り用の人気の靴です。足首のホールド感を確保するルーズフィットタイプのハイカット仕様で、完全防水ではありませんが、水が入りにくい簡易防水設計になっています。

ソールはスパイクが強化されたキュービックスパイクソールで堤防などで優れたグリップ力を発揮します。ミッドソールには軽量でクッション性の高いEVAミッドソールを採用しています。

カラーはブラックとブルーでユニセックス。サイズはブルーが25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、28.0、29.0cmで、ブラックには加えて24.0cmもあります。

軽量でありながら排水性と通気性を向上させるウォータースルーシステムを搭載したEVAミッドソールを採用し、アウトソールに高次元のグリップ性能を発揮するハイパーVソールを搭載した釣り用の人気の靴です。ボートや堤防などオールラウンドに活躍します。

靴紐結びはダイワスピードフィットシステムを採用しワンタッチでできるのも魅力です。ニットアッパーなので、程よいホールド感と高い通気性能で履き心地も快適です。スニーカー感覚で動けるローカットタイプです。

カラーはブラック、レッド、モスグリーンで、サイズはレッドとモスグリーンが25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、28.0cm、ブラックには加えて23.0、24.0、29.0cmもあります。

ダイヤル操作で簡単に足にフィットさせることができるダイレクトダイヤシステムを搭載した釣り用の靴です。高屈曲性能、オリジナルウレタンのインソールを採用した高クッション性能の軽量設計です。

また、水が入りにくい簡易防水設計になっていて、シューズ内部をドライに保ってくれます。つま先とかかとには衝撃からガードするカップソールがつき、足首のホールド感を確保しながら機動性も失わないミドルカットタイプの靴です。

軽量設計のアッパー素材を採用し、甲部分に2本のマジックベルトがついてワンタッチで締めたり緩めたりできる釣り用の人気の靴です。

マジックベルトは伸縮性があるのでしっかりと足をホールドすることができます。ハイカットタイプですが、内側にファスナーがついているので脱ぎ履きしやすいのもポイントです。

取り外しのできるインソールには、疲労感を軽減する衝撃吸収機能がつき、アウトソールはスパイクになっています。カラーはグレーで、サイズは、S、M、L、LL、LLLです。

2連結のスパイクで安定した足元を約束してくれるラバー素材を使用した長靴タイプの釣り用の靴です。インソールは交換も可能なので好みのものを使用することができます。サイズはS、M、L、LLです。

渓流釣りは、イワナやヤマメ、ニジマス、アメマスなどの魚を狙う釣りの種類です。渓流を上りながらの釣りになるので、堤防からの海釣りと比べるとより足もとの快適性は重要になります。

選び方として、滑らないことはもちろんですが、長時間歩くことも多いため、足にフィットして疲れを軽減する機能が備わった靴を選ぶのもポイントです。渓流釣りにおすすめの靴5選をご紹介します。

擦れやすい部分に耐久性のあるラバー素材を使い、締めた紐を簡単に緩めることができるイージーリリース・シューレーシステムを採用した渓流釣りにおすすめの釣り用の靴です。

軽量タイプで歩きやすく、甲は人口皮革、アッパーは水抜けしやすいメッシュ素材、タン部分はソフト履き心地のクロロプレンを採用しています。履き口は大きく開口できるので足入れも簡単です。サイズは、25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0、29.0cmです。

フェルトスパイク底を採用した渓流釣りに適した釣り用の靴です。センターにはファスナーがついているので脱ぎ履きが楽にでき、調節可能な甲ベルトでしっかり足をホールドすることができます。足首には砂の侵入を防水する足首ガードもついています。

アッパー部分の素材はライクラ+CRスポンジ(3mm厚)+ジャージで、ソール部分はPPフェルト+スパイクピンが使われています。サイズはS、M、L、LL、LLLです。

10mmの厚さのフェルトを靴底に採用している渓流釣りに最適な釣り用の靴です。底面のフェルトは、小穴が開けられ水流を緩和し水抵抗を軽減することができる沢登りに適したタイプと、金属のスパイクがついた磯釣りに適したタイプがあります。

サイドにはファスナーがついて着脱も便利です。サイズは24.0、25.0、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0cmです。

2004年に発売されて以来ロング&ベストセラーになっているフェルトソール仕様の人気の釣り用の靴です。細めのフェルトソールが強いグリップ力を生み出し、軽量でフレキシブルです。

アッパーにはメッシュ素材を採用し、つま先とかかと周りはラバー素材でがっちりガードしています。入水と陸の交互歩きでも、サイドに水抜き穴があるので安心して歩き続けることができます。

ポリエステル、人口皮革などを使用し、カラーはグラネット、サイズは23.0～30cmくらいまであります。

圧倒的な脱ぎ履きしやすさが人気のクイックジップシステムを採用した渓流釣りにおすすめの釣り用の靴です。

軽量で耐久性があり、グリップ性能と歩行性能が両立するソール面積をミリ単位で考慮していて、指部の屈曲に自然に沿うカッティングデザインを取り入れているので水陸を長時間歩いても疲れません。

フェルトソールのつま先とかかとには摩耗を軽減するスパイクピンを内蔵しています。厚さの違う2種類のインソールが付属していて、中に履くものの厚さが変わっても、それに合わせてフィット感を調節することができます。カラーはグレー、サイズは24.0、25.0、26.0、27.0、28.0cmです。

陸釣りは防波堤や波止からアオリイカ、アジ、カマス、ヒラメ、マゴチ、ブリなどを狙う釣りの種類です。

比較的初心者が始めやすい釣りですが、足場は濡れて滑りやすくなっていることも多いため、選び方のポイントはグリップ力のあるソールです。陸釣りにおすすめの釣り用の靴3選をご紹介します。

ステンレスピンの約2倍の耐久性のあるタングステンピンを使い、耐久性とグリップ力を大幅にアップさせた陸釣りにおすすめの釣り用の靴です。

土踏まずには薄い鉄板が入っていて適度な張りを保つことができるので歩きやすいのもポイントです。ラジアルソールでは滑る場所にぜひおすすめです。カラーはブラックで、サイズはM、L、LLです。

独自のアウトソールを搭載した軽さ、高いクッション性、耐久性、グリップ力に優れた陸釣りに適した釣り用の人気の靴です。

あらゆるフィールドで大活躍間違いなしで、アッパーにはストレッチ素材のネオプレーンテキスタイルを採用しています。カラーはグレーで、サイズは25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0cmです。

デイリーにもぴったりのカジュアルデザインの高機能防水の靴です。アッパーにはゴアテックスメンブレンを直接接着させることで防水透湿機能に快適な履き心地です。表面に縫製個所を見せないニット成形仕上げで、優れたフィット感も実現しています。

また、ランニングやトレーニングに向けて開発されたスポーツシューズのボトム構造を採用しているので、衝撃吸収性と安定性に優れています。突然の雨などの天候を気にせず日常遣いできるおすすめの防水靴です。

カラーはグリフィングレー×ジンクグレー、マッドブラック×TNFブラック、ニュートープグリーン×ニュートープグリーンで、サイズは23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0cmです。

船釣りは、釣りを始めたら一度は誰もが憧れる海に船を出して、船の上からイサキや太刀魚、アジ、マダイ、ブリ、ヒラメなどの魚を狙う釣りの種類です。様々な釣りがあり、仕掛けなどを工夫して楽しめます。

船釣りは、海上での釣りということもあり、危険が伴います。船釣りで使用する靴に求められる選び方のポイントは、滑らないこととデッキに傷をつけないことです。船釣りにおすすめの靴を4選ご紹介します。

高い排水性、通気性を持った軽量な船釣り用のデッキシューズです。EVAミッドソールには排水性と通気性を向上させるウォータースルーステムを採用しているので快適な履き心地です。

3Dメッシュアッパーによる高い通気性能で、スニーカー感覚の機動性を発揮するローカット仕様です。サイズはブラック、シルバーグレー、モスグリーンで、サイズは25.0、26.0、27.0、28.0、29.0cmです。

リリース以来高い人気のある船釣りにおすすめの靴です世界的に信頼のあるソールブランドVibramソールを採用し、濡れたデッキでもしっかりグリップするのが魅力です。

甲が高めの方でも締め付けられる感覚がないI字ストラップデザインを採用し、ストラップが甲に触れません。柔らかいインソールと厚いミッドソールによって上下に跳ね上がるデッキの衝撃を吸収し、膝にかかる負担を軽減します。

トゥガードによってデッキにある障害物やデッキ上で暴れる魚の口についたフックからもつま先をしっかり守ります。カラーはブラックで、サイズはS、M、L、LLです。

アッパーに防水、透湿素材を使用し、世界的に知られるVibram社製のノンスリップデッキソールを使用した船釣りにおすすめの靴です。

足型はトレッキングファンからも高い評価を得ているキャラバン製です。白いデッキでもソールがすれる時に付くブラックマークがつきにくくなっています。カラーはブラック、レッドで、サイズはS、M、L、LL、3Lです。

ダイワオリジナルのオールシーズン対応可能な軽量特殊ゴムを採用し、水の侵入をしっかり防ぎ、動きやすさを実現した船釣り用の靴です。

船のデッキ素材FRPに最適化された合成ゴム製のボートグリッパーソールを採用しています。波形の溝が水を吸い上げて周囲の溝が水をかき出し、接着面に水が残りにくく滑らないシステムになっていて、動きの多いやり取り、取り込み時にも安定して動けるのが魅力です。

履き口のかかと側は下がっているローバックカットデザインで、指をかけて押さえながら履くことができるサイドループもついています。かかと部分にはキックオフの突起がついているので、脱ぐ時には手を使わず靴のかかとを引っ掛けて脱ぐことができます。

インソールはメッシュ素材とEVA素材を併用し、通気性も抜群です。長時間履き続けても蒸れを逃がしてドライで快適に保つことができます。

くるぶしまでのサイズなので動きやすく暑い時期にもおすすめです。カラーはネイビー×ライムで、サイズはSS、S、M、L、LL、3Lです。

いかがでしたでしょうか。釣り用の靴には色々な種類があります。サイズ展開も豊富で、女性にぴったりのサイズも多く販売され、デザインもユニセックスのものが増えてきています。

選び方としては、デザイン性も重要ですが、最も重要なのは安全性で、次は楽しく釣りができる快適性です。選び方のポイントを押さえ、自分がしたい釣りに合った靴を選んで、ぜひ釣りを楽しんでみてください。