夏におすすめキャンプ飯のレシピを紹介
キャンプのハイシーズンといえばやっぱり夏。特に夏休みシーズンには、子どもを連れてキャンプにでかけるという方も多いのではないでしょうか。
キャンプの醍醐味の1つにキャンプ飯があります。自然に囲まれた中で、好きな食材を調理して食べるキャンプ飯は格別です。ですが、夏は日差しと暑さで食欲が落ちてしまいがちです。けれどもせっかくキャンプに来たのであれば、ごだわりのキャンプ飯を味わいたいのではないでしょうか。
この記事では、夏のキャンプ飯にピッタリのレシピをいくつかご紹介します。簡単に作れる美味しくて、ヘルシーなものばかりです。また、子どもでも作りやすい料理も載せています。ぜひ、参考にしてみてください。
夏のキャンプで料理をする時のポイント・注意点
夏のキャンプ飯で特に気を付けたいのが食中毒です。日本の夏は高温多湿になるため、食べ物は傷みやすくなります。また多くの細菌が増殖しやすい環境になるため、細心の注意が必要です。ここでは夏のキャンプ飯で食中毒を起こさないために、気を付けたいポイントをご紹介します。
ペットボトル飲料・食材を保冷剤にする
夏にキャンプに行く時、食材をクーラーボックスに入れて持っていく方が多いと思いますが、クーラーボックス内の温度を適切に保てているでしょうか。
食材の保存は一般的に10℃以下が望ましいとされていますが、夏の暑さで保冷剤などが溶けてしまい、温度が上がってしまうことがあります。
そこで活用できるのが、凍らせたペットボトル飲料や冷凍された食材です。それらを保冷剤と一緒にクーラーボックスに入れておくことで、夏でも温度を低く保つことができます。
残り物を出さない
作ったキャンプ飯が食べきれなくて余ってしまった場合、それを持ち帰って温めなおして食べるのは避けた方がいいでしょう。食中毒の原因菌の中には、加熱してもその後一定の温度まで下がると増殖するものもいます。
そのため夏にキャンプ飯を作る際は、残り物を出さないようその場で食べきれる分だけを作るようにしましょう。夏は食べ物が傷むのも早いので、遅くとも2~4時間以内には食べきるようにしましょう。
家で下準備をする
自宅であらかじめ食材の下準備をしていくのも、食中毒を防ぐ手段として有効です。屋外では調理場の衛生環境が整っていない場合があるので、衛生的な自宅のキッチンである程度下準備をしておくのがおすすめです。
自宅で下準備をすれば、現地での調理が楽になるというメリットもあります。簡単にできるものだけでもいいので、下準備をすすめておきましょう。
屋外調理に向いたお肉を選ぶ
キャンプ飯のメイン食材ともいえるお肉ですが、屋外調理に向いていないものもあるので注意が必要です。屋外での調理では自宅のキッチンとは違い、火力の調整が難しい場合があります。そのため火の通りにむらができてしまい、生焼けになってしまう可能性があります。
ですから火が通りきっていないと食中毒を起こす危険がある、内臓やひき肉、鶏肉などは避けるようにしましょう。
生野菜を食べるのを避ける
夏は多くの野菜が旬を迎えるため、キャンプ飯にも野菜を取り入れたいと思うかもしれませんが、野菜を生のまま食べるのは避けた方がいいでしょう。
土の残った野菜は菌が付いている可能性があるためよく洗う必要がありますが、キャンプでは綺麗な水を確保できるとは限りません。ですから飲用水などが無いキャンプ場では、野菜もよく火を通した方がいいでしょう。
夏のおすすめキャンプ飯レシピ4選【お肉料理】
キャンプ飯の定番食材といえば、真っ先にお肉をイメージする人が多いのではないでしょうか。お肉は栄養価が高く、疲労回復にも役立つので、夏のキャンプにはうってつけの食材といえます。
また、お肉の種類や味付けの仕方、レシピが豊富なのも大きな魅力といえるでしょう。ここからは簡単に作れるおすすめのレシピを4つご紹介します。
野菜ジュースでカレー
水の代わりに野菜ジュースを使ったレシピです。野菜ジュースを使うことでコクを出すことができ、栄養価も高くなります。また、酸味の強い野菜ジュースを選ぶと、夏のキャンプ飯にピッタリのさっぱりとしたカレーを作ることができます。
作り方はまずにんじん、じゃがいも、パプリカ、ピーマンを小さめのさいの目切りにします。次に鍋に油をひき、にんにくを入れて火にかけます。にんにくの香りが出てきたら、豚肉を入れて炒めます。豚肉に火が通ったらにんじん、じゃがいもを入れます。
じゃがいもに火が通ったらパプリカ、ピーマンを入れてサッと炒め、野菜ジュースを入れます。その後沸騰したらスプーンでアクを取り、火を止めてカレールーを入れます。
カレールーが溶けてから再度火にかけ、軽く煮詰めて完成です。仕上げにお好みでパクチーを加えると、風味豊かなエスニックカレーになります。
材料
- 野菜ジュース 200ml
- 豚ひき肉 100g
- カレールー 1皿分
- にんじん 1/4本
- じゃがいも 1/4個
- パプリカ 1/8個
- ピーマン 1/8個
- サラダ油 適量
- にんにく 適量
スパムでゴーヤチャンプルー
スパムを使って簡単に作れるゴーヤチャンプルーです。夏野菜であるゴーヤは、夏のキャンプ飯にピッタリの食材です。今回はスキレットを使って調理する方法をご紹介します。
スキレットは鋳鉄製のフライパンの一種で蓄熱性や熱伝導性が高いため、調理したものをそのままテーブルに出しても温かさを保つことができたり、スキレットにのせたままオーブンで加熱することができます。キャンプで大活躍する調理器具の1つです。
作り方は、まずゴーヤを縦半分に割って種とワタを取り、スライスします。次にスパムを拍子木切りにします。別の容器に卵を溶いて、しょうゆを混ぜておきます。
次にスキレットに油をひき、ゴーヤを塩で炒めます。続いてスパムを入れて炒め、ゴーヤがしんなりしてきたら、しょうゆを混ぜた卵を入れてざっくり混ぜて火を止めます。混ぜながらスキレットの予熱で卵に火を通し、かつお節をふって完成です。
材料
- スパム 1/2缶
- ゴーヤ 1/2本
- 卵 1個
- 塩 適量
- しょうゆ 適量
- オリーブオイル 適量
- かつお節 適量
厚揚げのベーコン巻き
厚揚げを使ったベーコン巻きのレシピをご紹介します。厚揚げは手ごろな価格でボリュームたっぷりなので、ぜひ活用したい食材です。
はじめに厚揚げ豆腐を4等分し、真ん中に切り込みを入れて、中にチーズを詰めます。次にベーコン2枚を十字に重ねて厚揚げ豆腐を巻き、爪楊枝などで留めておきます。
スキレットまたはホットサンドメーカーに薄くサラダ油を塗り、ベーコン巻きを並べて弱火で10〜12分、裏返しつつ両面を焼きます。焼きあがったら、仕上げに塩を少々とブラックペッパーをかければ完成です。
材料
- 厚揚げ 1.5枚
- ベーコン 12枚
- ピザ用チーズ 30g
- ブラックペッパー 適量
- 塩 適量
- サラダ油 少々
台湾風ラーメン
食欲をそそる見た目とスパイシーな味わいで人気が高まっている台湾ラーメン。ここでは、どこでも売っている袋麺にアレンジを加えて、台湾風ラーメンを作るレシピをご紹介します。
作り方は、はじめにニラを3cm程度の長さにカットします。次にフライパンにラー油をスプーン1杯分入れて豚ひき肉を炒めます。
別の鍋で、袋麵を袋に書いてある指示通りに作ります。途中で切っておいたニラを入れ、さらにラー油をスプーン1杯分入れます。出来上がったラーメンに、炒めた豚ひき肉をのせて完成です。
材料
- 醬油味の袋麵 1袋
- ラー油 スプーン2杯
- 豚ひき肉 100g
- ニラ 2~3本
- 鷹の爪 お好みで
夏のおすすめキャンプ飯レシピ3選【お魚料理】
お肉と比べるとキャンプで食べるイメージはないかもしれませんが、実はキャンプで美味しく作れる魚料理もたくさんあります。しかもヘルシーで栄養満点のものばかり。ここでは特におすすめのレシピを3つご紹介します。
エビグラタンのパイ
サクサクに焼き上がったパイ生地の中から、アツアツトロトロのエビグラタンが溢れ出す絶品パイのレシピをご紹介します。用意する材料は3つだけという手軽さも魅力です。
ここではホットサンドメーカーを使用します。まずホットサンドメーカーの両面にバターを塗ります。次に冷凍パイシートをホットサンドメーカーより少し大きめにカットし、2枚準備します。
ホットサンドメーカーにパイシートを敷き、その上に冷凍エビグラタンをカップから外して4つ分のせます。さらにその上からもう1枚のパイシートを被せ、弱火~中火で15分程度こんがり焼き色がつくまで焼いたら完成です。
パイシートを被せる時に、下のパイとくっつけるように指で押さえると中身がこぼれず上手に作ることができます。
材料
- 冷凍エビグラタン(カップ入り) 4個
- 冷凍パイシート 2枚
- バター 適量
サンマ味噌煮の炊き込みご飯
お家で作る方が多い炊き込みご飯もパックになっている魚を使えば簡単に作ることができます。ここではメスティンを使うレシピをご紹介します。
メスティンは軽くてコンパクトなので持ち運びやすく、アウトドアで料理をするのにとても便利な器具です。料理をしてそのまま食器としても使えるので、洗い物を減らせるというメリットもあります。
作り方は、はじめに米を30~60分程水に浸たします。無洗米でも大丈夫です。メスティンに米を入れ、水を1合の目盛りまで入れます。そこにさんまのみそ煮を汁ごと加え、さらにホタテ貝ひもをハサミで適当な大きさに切って入れます。
見た目に彩りを加えるため、小エビを10g加えます。固形燃料25gに火をつけてメスティンを乗せ、火が消えるまで炊き込めば完成です。
材料
- 米 1合
- さんまのみそ煮(1パック80g) 1袋
- ほたて貝ひも(1パック22g) 1袋
- 小エビ 10g
鯖缶でキーマカレー
夏は暑さや夏バテで食欲が落ちてしまいがちですが、今回紹介するキーマカレーは香ばしいスパイスの香りとピリッとした辛さが食欲を促進してくれる、夏のキャンプ飯にうってつけの料理です。このレシピでは鯖缶を汁ごと使うことで、よりコクのあるカレーに仕上げています。
はじめに材料を切っていきます。玉ねぎはみじん切り、パプリカは角切り、細ねぎは小口切りにします。にんにく、しょうが、サラダ油をスキレットに入れ、弱火で香りを出します。そこへ玉ねぎを入れてよく炒め、透き通ってきたら鯖の水煮缶を汁ごと入れ、鯖をヘラで崩しながら炒めます。
パプリカとカレーパウダー、トマトケチャップ、ウスターソースを入れて、全体をよく混ぜ合わせながら炒めます。出来上がったらご飯の上に盛り付けて、温泉卵とねぎをトッピングして完成です。
材料
- 鯖の水煮缶 2缶
- にんにく(チューブ) 大さじ1
- しょうが(チューブ) 大さじ1
- 玉ねぎ 2個
- パプリカ 1個
- 細ねぎ 適量
- サラダ油 適量
- カレーパウダー 大さじ4
- トマトケチャップ 大さじ2
- ウスターソース 大さじ2
- 温泉卵 4個
- ごはん 適量
夏のおすすめキャンプ飯レシピ3選【野菜料理】
夏は多くの野菜が旬を迎える季節です。旬の野菜は栄養価が非常に高く、特にビタミンやミネラルを豊富に含んでいるものが多いので、夏バテ予防や夏の暑さを乗り切るのにとても役立ちます。ここからは夏野菜を使った、美味しくて栄養満点な夏のキャンプ飯をご紹介します。
ホットカプレーゼ
カプレーゼはイタリアのサラダの一種で、夏野菜の代表格であるトマトをふんだんに使います。トマトは水分やミネラル類を多く含み、汗で失われた分を補ってくれます。またリコピンは抗酸化作用があるため、夏バテや夏の強い紫外線から体を守ってくれます。
さらにトマトには体を冷やしてくれる効果や食欲増進作用などもあり、暑い夏のキャンプ飯にぜひ取り入れたい食材といえます。それでは作り方を見ていきましょう。ここでは最後に加熱して、ホットカプレーゼにしています。
はじめにトマトを薄切りにして、オリーブオイルを薄く塗ったスキレットに並べていき、塩をひとつまみ振りかけます。そしてその上にチーズをのせて、オリーブオイルを回しかけてから火にかけます。トマトに火が通ったら完成です。
材料
- トマト 1個
- オリーブオイル 適量
- 塩 ひとつまみ
- チーズ 適量
- バジル 適量
夏野菜入りオイルサーディンのアヒージョ
アヒージョはにんにくとオリーブオイルで食材を煮込むシンプルな料理で、手軽に作れるのでキャンプ飯に最適です。さらに食材の自由度が高いので、お好みの夏野菜をたっぷりと入れることもできます。
作り方は、はじめにすべての野菜類を一口大にカットし、オイルサーディンと一緒にスキレットに入れます。このときオイルサーディンの油もそのまま入れます。さらにオリーブオイルを少しずつ入れながら、お好みの量に調整していきます。
スキレットを火にかけて加熱し、市販のアヒージョの素で味を整えたら完成です。締めにパスタを入れて、オイルパスタにアレンジすることもできます。
材料
- オイルサーディン 1缶
- オリーブオイル 適量
- アヒージョの素 1袋
- アスパラ 2本
- パプリカ 1個
- その他お好きな夏野菜 適量
- マッシュルーム 小サイズ4~6個
トマトとオクラのスパイシー炒め
夏が旬の野菜であるオクラをトマトと一緒に炒めるレシピをご紹介します。オクラには胃腸の調子を良くしたり、免疫力を高める効果があり、夏バテで弱った体を元気にしてくれます。
作り方は、まずトマトは大きめの乱切り、オクラは縦半分に切ります。また、にんにく、しょうがはみじん切りにします。次にスキレットにオリーブオイルをひき、マスタードシードを入れてパチパチはじけるまで炒めたらにんにく、しょうがを入れ青臭さがとぶ程度に炒めます。
マスタードシードはかなりはじけるので蓋をして待ちましょう。音が止まったら、にんにく、しょうがを入れるタイミングです。そこへトマト、オクラを入れて5分程炒めたら、パウダースパイスと塩を入れてさらに5分ほど炒めて完成です。
材料
- トマト 3個
- オクラ 8本
- にんにく 1片
- しょうが 1片
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1/2
- ターメリックパウダー 小さじ1/2
- カレーパウダー 大さじ1
- マスタードシード 適量
夏のおすすめキャンプ飯レシピ3選【子ども向け料理】
夏休みのシーズンになると、子どもを連れてキャンプに出かける方が多くなります。子どもがいる場合のキャンプ飯は、見た目が豪快で子どもがワクワクするようなもの、子どもと一緒に作れるような簡単で美味しいものがおすすめです。
また、子どもが食べやすいように、子どもの好き嫌いに合わせて食材をアレンジしやすい料理を選ぶのもおすすめです。
焚き火でパエリア
パエリアは野菜や魚介類、肉などを具材が入ったスペイン料理の定番です。色とりどりの具材がたくさん入っていて、インパクトのある見た目になっているので、子どもにも喜ばれるキャンプ飯といえるでしょう。また鮮やかな色合いが食欲をそそるので、夏にピッタリの料理です。
はじめに下ごしらえをしていきます。エビは背ワタを取り、ムール貝はきれいに水洗いしておきます。次に玉ねぎ、にんにくをみじん切りにし、油を引いたパエリアパンに入れて炒めます。玉ねぎが透明になってきたら、米を入れてさらに炒めます。
水、コンソメ、パエリアの素を入れてエビとムール貝をのせます。沸騰したら弱火になる所に移動し、アルミホイルで蓋をして18分ほど炊きます。その後火から外して10分ほど蒸らせば完成です。
具材が焦げ付かないよう火加減には細心の注意を払いましょう。特にアルミホイルで蓋をした後は、完全に火から外さずに、弱火になるような場所に置くようにしてください。
材料
- エビ 12匹
- ムール貝 8個
- 玉ねぎ 1/2個
- パプリカ 1/2個
- 水 100cc
- コンソメ 1個
- にんにく 1個
- パエリアの素 2袋
- パエリアの素 2袋
- 米 2合(300g)
- 油 適量
トマトとツナの冷製パスタ
続いては暑い夏におすすめの麺料理、トマトとツナの冷製パスタをご紹介します。夏バテ防止にいいトマトと子どもに人気の高いツナ缶を使って簡単に作れるので非常におすすめです。
また、冷たいパスタなのでサッパリとしていて食べやすく、トマトの爽やかな酸味とツナの旨味がマッチしていて、食欲が無くなりやすい夏にピッタリのキャンプ飯です。
まず大き目の鍋にお湯を入れて沸かし、表記時間通りにパスタを茹でます。パスタを茹でている間に、他の材料を準備します。プチトマトを2cm幅にカットし、ツナ缶はオイルを切っておきます。ボウルを用意し、しょうゆ、ごま油、レモン汁、にんにくを入れてよく混ぜ合わせます。
パスタが茹で上がったら、ボウルに入れてさらに混ぜます。ボウルに入れる前に冷水にさらすと、さらに冷たいパスタを味わうことができます。よく混ざったらお皿に盛り付けて、プチトマトとツナを乗せたら完成です。
材料
- ツナ缶 2個
- プチトマト 4個
- パスタ 300g
- しょうゆ 大さじ2
- ごま油 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- にんにく(チューブ) 適量
カマンベールチーズのベーコン巻
続いてのキャンプ飯は、カマンベールチーズのベーコン巻きです。カマンベールチーズをベーコンで巻いて焼くだけの簡単レシピなので、安心して子どもと一緒に作ることができます。
はじめにベーコンを十字に重ねて置き、さらに隙間が空かないように放射状に並べます。そして真ん中にカマンベールチーズを置き、ベーコンで包みます。隙間が空いていると焼いている間にチーズが溶けだしてしまうので、隙間なく包みましょう。
包み終わったら、ホットサンドメーカーやスキレットで両面を弱火で5分ずつ焼きます。最後にお好みでブラックペッパーをかけたら完成です。
材料
- カマンベールチーズ 1個
- ベーコン 6枚
- ブラックペッパー 少々
夏のおすすめキャンプ飯レシピ3選【デザート】
夏のキャンプ飯でおすすめのデザートをご紹介します。夏にピッタリの爽やかでさっぱりしたもの、甘い物は別腹という方におすすめの満足感あるものなど様々なレシピがあります。みんなでワイワイ楽しみながら作れるものばかりなので、子どもと一緒の時にもおすすめです。
フルーツポンチ
1つ目は夏に最適のサッパリ系デザート、フルーツポンチをご紹介します。夏は様々なフルーツが美味しい季節です。自分の好きなフルーツを選べる楽しさもありますし、爽やかな味わいが気分をリフレッシュしてくれるでしょう。
作り方はとても簡単です。用意したフルーツを食べやすい大きさにカットして容器に入れ、よく冷やしたサイダーを注ぎ入れれば完成です。見た目もとても鮮やかなので、子どもにも大変喜ばれるデザートです。
材料
- お好みのフルーツ 適量
- サイダー 適量
きなこモチのホットサンド
続いてはきなこ餅のホットサンドをご紹介します。作り方はとても簡単で、お餅を挟んだ食パンをホットサンドメーカーで焼き、きなこやくるみ、メープルシロップをかけるだけで出来上がりです。
お餅と食パンを使っているので、かなりボリュームのあるデザートになります。甘い物もたくさん食べたいという方におすすめです。また、食後ではなく午後のティータイムに食べるのもおすすめです。切り餅は常温保存できるので、食材が傷みやすい夏でも安心して使うことができます。
材料
- 食パン 2枚
- 切り餅 1個
- きなこ 適量
- くるみ 適量
- メープルシロップ 適量
おモチのホットケーキ
ホットケーキも子どもにとても人気のあるデザートです。お餅を使うことで、よりモチモチとした食感になります。
はじめにボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えて混ぜ合わせます。そこへホットケーキミックスを加えてさらに混ぜ、生地を作ります。次に切り餅2個をそれぞれ16等分になるように切り分け、栗も黒豆と同じくらいの大きさになるように切ります。
切り餅、栗、黒豆を生地が入ったボウルに入れサックリと混ぜます。大き目のフライパンにサラダ油を熱し、生地を流し入れて蓋をして、弱火で7分ほど焼きます。焦げ付かないように火加減を調整してください。表面にブツブツと気泡が出てきたら、裏返して3分程度焼きます。
焼きあがったら食べやすい大きさに切り、お皿に盛りつけてお好みで黒蜜、きなこ、はちみつ、メープルシロップなどを添えて完成です。
材料
- 切り餅 2個
- 黒豆(甘煮) 80g
- くり(甘煮) 60g
- 卵 1個
- ホットケーキミックス 150g
- 牛乳 90ml
- サラダ油 適量
- きなこ 適量
- きなこ 適量
- 黒蜜 適量
- はちみつ 適量
- メープルシロップ 適量
夏のおすすめキャンプ飯レシピ3選【簡単朝ごはん】
ここからは次の日の朝におすすめのキャンプ飯をご紹介します。自然に囲まれたキャンプ場で迎える、爽やかな夏の朝に食べる朝ごはんは、きっと特別な思い出になることでしょう。また朝ごはんをしっかりと食べることで、暑い夏の1日を元気に過ごす活力を得ることができるはずです。
モチ茶漬け
キャンプ場の場所にもよりますが、高地にあるキャンプ場では夏でも朝は意外と冷えるものです。そんな時におすすめなのが、お餅を使ったお茶漬けです。温かいお茶漬けは体を内側から温めてくれるので、1日を活動的に始められます。
作り方はとても簡単で、お餅を焼いて器に入れ、お茶漬けの素と溶けるチーズをのせます。その上からお湯かお茶、または出汁をかければ完成です。手軽に作れますが、お餅のおかげでしっかりと満足感があります。
材料
- 切り餅 1個
- お茶漬けの素 1袋
- 溶けるチーズ 1枚
- 熱湯または熱いお茶か出汁 適量
トマトと大葉のそうめん
標高の低い場所にあるキャンプ場では、真夏になると朝から暑いことも多くあります。そんな時は食欲がわかずに、朝食を食べずに済ませてしまおうと思うかもしれません。そこでおすすめなのがそうめんです。
そうめんといえば夏の定番であるように、ツルツルとした食感とのど越しの良さで、食欲がわかない時でも食べやすい食材です。さらにトマトと大葉をトッピングすることで、栄養と夏らしさをプラスすることができます。
作り方はまず大葉を千切りにし、トマトを食べやすい大きさにカットします。次にそうめんを2分茹で、冷水でもみ洗いしてぬめりをとり、器に盛りつけます。その上にトマトと大葉をトッピングして完成です。
材料
- そうめん 2束
- めんつゆ 適量
- 水 100cc
- 大葉 適量
- トマト 1個
スパムおにぎり
朝ごはんはお米派という方におすすめなのが、スパムを使ったおにぎりです。スパムを使うことで手軽に満足感のあるおにぎりがつくれますし、朝に摂りたい栄養素であるタンパク質を摂取することができます。
スパムをお好みの厚さにカットして、こんがりと焦げ目がつくまで焼きます。それをおにぎりに入れれば完成です。スパムの塩気とお米が絶妙にマッチします。
材料
- スパム 1缶
- 米 適量
- サラダ油 適量
暑い夏は簡単・サッパリなキャンプ飯で乗り切ろう
夏のキャンプ飯におすすめの料理を、子どもでも作りやすいものを含めていくつかご紹介しました。簡単に作れて美味しい、夏にピッタリのレシピばかりだったのではないでしょうか。ぜひ参考にして夏の思い出に残るキャンプ飯を作ってみてください。
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