熊本観光で立ち寄りたい穴場＆秘境23選！阿蘇の絶景や子どもも楽しめる牧場など

旅行に行くなら、熊本がおすすめです。熊本と言えば熊本城などの歴史的なスポットや、ショッピングモールや公園まで幅広い年代が楽しめるスポットが多くあります。

また、熊本は自然に恵まれていることから阿蘇くじゅう国立公園などをはじめ山や海に関連する絶景スポットも多くあるエリアです。そのため、子どもも楽しめる場所も多いので、観光におすすめです。

今回は、熊本観光に行った人にもおすすめしたい秘境や穴場スポットを中心にピックアップして紹介します。なお、こちらの情報は2023年7月時点のものです。実際に熊本観光へ行く際はお店の公式HPなどで最新の情報を確認してください。

神奈川県にある「北鎌倉 葉祥明美術館」の姉妹館「葉祥明 阿蘇高原 絵本美術館」は阿蘇の大自然に佇んでおり、周辺には散歩コースもあります。そのため、阿蘇の絶景を楽しめる点も魅力です。

館内には絵本作家として活躍している葉祥明の絵本の原画や詩などを展示しています。作品は季節ごとに入れ替わるので足を運ぶたびに新たな出会いがある穴場のスポットです。また、ショップやカフェテリアも併設しており、子どもから大人まで楽しめる空間が広がっています。

葉祥明 阿蘇高原 絵本美術館の営業時間は10時から16時です。休館日は冬期休館として1月10日〜3月15日の間は、火曜日と水曜日がお休みになります。また、天候などによって臨時休館となる場合があるので注意してください。

アクセスは電車の場合はJR豊肥線にて赤水駅からタクシーで10分、車の場合は熊本市内からは約1時間、熊本空港から約50分ほどで到着します。

南阿蘇村には幾つか美術館があり、風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館も穴場スポットとして人気です。この美術館は、「もう一度訪れたい美術館」をコンセプトに運営しています。

館長である大野勝彦さんが義手で描いた作品を展示しており、ミニ講演会など小さなイベントが開催されることもあります。

風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館の営業時間は、4月から11月は10時から17時、12月から3月までは10時～16時と季節によって異なります。

定休日は火曜日です。天候によっては臨時でお休みになる場合もあります。アクセス可能なルートは電車の場合、JR肥後大津駅で約30分です。車の場合は、九州道熊本ICから50分ほどになります。

穴場のパワースポットを探しているのなら、免の石がおすすめです。免の石は熊本地震の影響を受けた際に石が落下し、できた空洞が猫の形のように見えることで有名な絶景スポットです。

現地まではトレッキングコースを経由する必要があります。「周回コース」は事前予約でインストラクターの同行が必要です。「往復コース」は入山料500円で同行なしでも利用できます。

免の石の営業時間はありませんが、インストラクターを同行する場合の受付時間は9時から17時までになります。また、トレッキングコースを経由するため、同行無しの場合は暗い時間は避けた方が無難です。アクセスはJR立野駅が最寄り駅で、そこから車で25分ほどの距離になります。

南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」は、泊まれる天文台がコンセプトの宿泊施設です。阿蘇くじゅう国立公園での星空体験ツアーは、子どもだけでなく大人も楽しめるレジャーとして人気です。

その他にも美味しいフレンチ料理が楽しめます。阿蘇くじゅう国立公園の絶景を楽しみながら、熊本の魅力を満喫してください。

南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」の営業時間はチェックインは16時、チェックアウトは11時です。星空体験ツアーは、20時から22時の間になります。

アクセス方法は熊本駅から快速たかもり号、熊本駅あるいは延岡駅から特急たかちほ号にのって高森中央でタクシーに乗り換えて10分ほどです。車でアクセスする場合は熊本空港から約50分、熊本駅からは約80分の距離になります。

西原村から紹介する穴場スポットは、らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場です。乳牛・ヤギ・羊など多種多様な動物を飼育しているだけでなく、乳絞など子どもが楽しめる体験型牧場となっています。敷地内にはレストランも併設されています。

子どもも楽しめるらくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場の営業時間は、10時から17時です。休演日は季節によって異なるので、公式HPで確認するようにしてください。

アクセスは車での移動がおすすめです。熊本空港より約20分の距離です。九州自動車道の場合は益城・熊本空港ICから約25分、熊本ICからは約40分になります。

南小国町も阿蘇くじゅう国立公園の絶景スポットが楽しめる町として有名ですが、実は町内には温泉街があります。黒川温泉は約30件の旅館を囲む自然が有名で、温泉に浸かりながら色彩豊かな景観を楽しめるでしょう。

黒川温泉では温泉手形やプランなど個々のニーズに合わせた取り組みも行われており、子ども連れも楽しめる穴場の温泉地としておすすめです。

黒川温泉はいつでも好きな時に足を運べるエリアですが、旅館やショップによって営業時間が異なります。利用する際はあらかじめ確認するようしてください。

交通アクセスは車の場合は熊本空港からミルクロードを経由して約1時間の距離になります。交通機関を利用する場合は、熊本駅から九州横断バスを利用すると3時間かかります。

別ルートとしては阿蘇駅からバスで南小国町役場前まで1時間ほどで移動し、タクシーで約10分で到着します。

阿蘇エリアは、阿蘇くじゅう国立公園など有名な絶景スポットが多くあります。そんな人におすすめしたい穴場スポットが小国町の鍋ケ滝です。

過去にはコマーシャルのロケ地としても採用されたことで注目を集めました。公園内にある滝となっているので、散策もおすすめです。

小国町にある鍋ケ滝の営業時間は、9時から17時までです。注意しなければならない点として、鍋ケ滝がある公園への入場は事前予約制となります。

オンシーズンは予約がいっぱいになってしまうので、早めに申し込むようにしましょう。アクセス方法は、日田ICから車で10分の距離になります。熊本ICからは1時間30分の距離です。

SNSで絶景スポットとして注目された上色見熊野座神社は、阿蘇くじゅう国立公園もある高森町にあるパワースポットです。100基の東郎が並んでいる光景は、見る人を圧倒させてくれるでしょう。

この神社では伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀っており、商売繁盛などの様々なご利益があります。

穴場スポットとして人気の上色見熊野座神社は、営業時間が設けられていないのでいつでも好きな時に足を運べます。ただし道中は段差などもありますので、明るい時間帯に行くのが無難でしょう。アクセス方法は最寄りの南阿蘇鉄道高森駅から車で約10分です。

高森町はパワースポットがあるのが有名ですが、高森殿の杉もその一つです。樹齢400年を超えている大木で、幹周りが10mを超えるほどの大きさとなっています。過去にはテレビで取材されたり、芸能人も足を運んだと言われているスポットです。

高森殿の杉は、営業時間が設けられていません。ただし山の中腹、杉林のなかにあるので出来るだけ明るい時間帯に足を運ぶようにしてください。

アクセスルートは最寄り駅の高森駅から国道325号を経由して、車で7分の距離にあります。途中からは徒歩での移動となるので、体力に自信のある方におすすめです。

阿蘇くじゅう国立公園だけでなく、歴史を感じさせるスポットが多いのも熊本県の魅力です。そのひとつとして挙げられるのが、美里町にある馬門橋です。

この橋は1828年に交通の便を目的として造られました。町文化財指定を受けており、絶景スポットとしても注目を集めている箇所です。

馬門橋に営業時間はありませんが、明かりなどはないので明るい時間帯に行くのがおすすめです。近隣に民間の駐車場がありますので、車でアクセスが可能です。ルートは熊本空港から国道443号を経由して約40分ほどの距離になります。

美里町には馬門橋だけでなく、二俣橋も絶景スポットとしておすすめです。この橋は、二つの橋が交わっていることから「双子橋」と呼ばれる場合もあります。

このスポットがおすすめな理由は、11月～3月の昼の時間帯に橋の下にハートの影を見ることが出来ます。そのため、恋人の聖地としても有名です。

二俣橋に営業時間は設けられていませんが、ハート型の影を見たいのであれば11月から3月の11時から12時の間を狙ってください。近隣に駐車場がありますので、車でアクセスするといいでしょう。

距離は熊本空港から約40分です。町内には馬門橋もありますので、併せて観光してみるのも美里町の魅力を知るきっかけとしておすすめです。

熊本県と言えば阿蘇くじゅう国立公園がある阿蘇方面が有名ですが、実は県南にも多くの穴場スポットがあります。子どもも楽しめるアクティビティが豊富な場所として紹介したいのが、水俣市にある福田農場です。

エリア内にはショップやレストランを併設。四季に合わせて子どもだけでなく大人も楽しめる体験やイベントも定期的に開催されています。

福田農場の営業時間は、9時から17時です。定休日はありません。ただし、天候によっては営業時間が変更されたり、臨時でお休みとなる場合があります。

アクセスする場合の手段は、熊本駅から新幹線で約2時間の距離になります。熊本空港の場合は車で約1時間50分です。

熊本名水百選にも選ばれた寒川水源は、知る人ぞ知る絶景スポットとして有名です。場所は水俣市にあり、14℃の水が常に流れています。5月から9月末までは水や自慢の食材を使ったご当地料理が食べられるイベントも開催されています。

寒川水源に営業時間が設けられていませんが、イベントに興味があるのなら5月から9月末に訪問するのがおすすめです。自然に囲まれた場所にありますので、アクセスするなら車の利用が無難です。熊本駅からは九州縦貫自動車道を経由して2時間、熊本からは1時間40分程度で到着します。

熊本には穴場となる温泉地が沢山あります。そのなかで紹介するのが、天草市の天然温泉 愛夢里です。近くには世界文化遺産の崎津集落があり、観光巡りがしやすいリゾート施設です。

施設内には天然温泉を利用した大浴場が併設されているたけでなく、天草自慢の海鮮料理も楽しめます。様々な過ごし方ができる宿泊施設としておすすめです。

天然温泉 愛夢里は、チェックインは15時からでチェックアウトは10時です。温泉は大浴場と家族風呂があり、家族風呂は土日祝日のみの営業となります。

アクセス手段は飛行機を利用した場合は、天草空港から車で20分ほどの距離となります。熊本駅や熊本空港からも車でアクセスできますがかなり時間がかかるので、余裕を持って移動するようにしてください。

子どもから大人まで楽しめる施設として挙げられるのがイルカマリンワールドです。イルカマリンワールドがある天草市は海に囲まれていることから、イルカウォッチングなどのレジャーが有名です。

イルカとの遭遇率も高く、雨の日も運行してくれるので旅行の思い出作りにぴったりの場所としておすすめです。またお得なプランやツアーを介して利用もできます。

イルカマリンワールドは、6時から22時までが受付時間となります。利用する際は事前予約が必要です。出港する船は1日5便ですが、季節によって変動する場合があります。

少ない時間でアクセスするなら、飛行機が一番早いでしょう。天草空港から車で15分ほどで到着します。熊本駅からも車で移動可能ですが、2時間30分ほどかかります。

山都町にある五老ヶ滝は、絶景スポットの穴場としてひそかな人気を獲得しています。山都町内にはたくさんの滝がありますが、そのなかで最も大きいとされているのが五老ヶ滝です。高さ50mから水が落下していく光景は、見るものを圧倒させてくれるでしょう。

五老ヶ滝に営業時間は設けられていませんが、絶景を楽しみたいのであれば晴れた日がおすすめです。季節によっても様変わりする景色を楽しんでみてください。

自然に囲まれた場所にあるスポットなので、車で移動して途中から徒歩での移動となります。熊本駅からは車で約1時間ほどで到着します。

緑仙峡フィッシングパークからさらに奥まった場所にあるのが、穿の洞窟です。宮崎県まで通じるという伝説が語り継がれているスポットです。昭和50年には一度探索が行われておりますが、その全貌は解明されていません。

洞窟の手間には神社があり、穴場のパワースポットとしても密かな人気を集めています。毎年11月頃になると、お祭りも開催されているので、足を運んでみるといいでしょう。

穿の洞窟は営業時間が設けられていないスポットですが、車道の幅が狭くなっているので夜間の訪問は避けるようにしましょう。近隣に駐車場がありますので、車でアクセス可能です。

移動時間は、山都中島西ICから国道を経由して1時間10分ほどです。道の駅「清和文楽邑」からは約30分になります。緑仙峡キャンプ場から徒歩で移動が可能で、約20分の距離です。

阿蘇くじゅう国立公園など様々な場所で星空が見える熊本県ですが、清和高原天文台もおすすめです。山都町にある標高700mの高台に建設された施設で、敷地内にはレストランも併設しています。

夜になると満点の星空を眺められますが、日中も熊本の魅力である自然に囲まれた絶景を楽しめる点も評価が高いポイントです。子ども連れにぴったりのスポットです。

清和高原天文台は午後2時から午後10時までが営業時間となります。定休日は火曜日ですが、祝日や夏季休暇、宿泊利用される場合は開館する場合があります。

敷地内には駐車場が併設されているので、車でのアクセスがおすすめです。移動時間は山都中島西ICから国道を経由して約40分です。道の駅「清和文楽邑」からは10分ほどの距離になります。

歴史的なスポットを探しているのなら、鞠智城跡に足を運んでみてください。鞠智城は約1300年前に築かれたと言われている古代山城で、当時の状態を復元した状態で佇んでいます。

情緒溢れる佇まいだけでなく、東京ドーム12個分と言われている広大なエリアも特徴です。子どもにとっては歴史の勉強にもぴったりなスポットのひとつです。

鞠智城跡の営業時間は午前9時30分から午後5時15分です。休館日は月曜日と12月25日～1月4日ですが、散策エリアは年中無休で開放しています。

アクセスルートとしては車とバスがあります。車の場合は、熊本空港から車で約40分です。バスを利用する場合は桜町バスターミナルから菊池プラザで下車し、タクシーで移動となります。移動時間は65分程度です。

日本各地で道の駅は多数存在していますが、熊本県内の穴場として知られているのが道の駅 水辺プラザかもとです。物産館だけでなく、温泉や川遊びといったレジャー施設も充実しています。キャンプ場も併設されているので、子ども連れに人気が高いです。

道の駅 水辺プラザかもとの営業時間は9時から22時です。不定休なので、足を運ぶ際は公式HPなどで確認してください。アクセスする手段はバスと車の2種類があります。

車で移動する場合は、菊水ICから約25分で植木ICから約15分の距離にあります。バスで移動する場合は、産交バスの水辺プラザかもと発に乗車してください。

自然でしか見られない絶景を楽しみたいなら、湯殿川が足を運びましょう。この川はホタルの名所として知られており、毎年5月下旬ごろになるとゲンジボタルが飛び交います。現地に住んでいる子どもやお年寄りまで鑑賞にやってくる、知る人ぞ知る穴場スポットです。

湯殿川は営業時間などは設けられていませんが、ゲンジホタルを見たいのであれば5月下旬から6月初めの20時から21時を狙って足を運んでみてください。

近隣に駐車場がありますので、車での移動がおすすめです。熊本駅から国道3号と国道266号を経由して57分ほどで到着します。

天草市にある湯島は熊本県の猫島として有名ですが、宇城市にある戸馳島もまた魅力的な穴場スポットです。洋蘭という花を生産していることでも有名で、島内には海水浴場などのレジャースポットも多くあります。知る人ぞ知る秘境としておすすめです。

戸馳島は営業時間がありませんが、島内には宿泊施設がないので暗い時間帯に足を運ぶのは避けた方が無難です。電車などの交通機関がないので、車でアクセスするのがおすすめです。移動時間は熊本駅から約1時間ほどになります。

五木村にある白滝公園は、夏は水遊び、秋は紅葉と四季折々に合わせた楽しみ方ができるスポットです。そのなかでも秘境とされるのが公園内にある鍾乳洞です。長さ約30mの長さがありますが、料金を支払えば足元のライトが点灯します。そのため、子どもも安心して探検できるでしょう。

白滝公園にある鍾乳洞に営業時間はありません。鍾乳洞のため、足元が暗いですが料金を支払えば照明がつけられます。ただ安心面を考慮するのであれば、明るい時間帯に利用するのがおすすめです。移動時間は熊本駅から車で国道を経由して1時間20分ほどになります。

熊本は大人も子どもも楽しめる穴場スポットが沢山あります。都会ではなかなか見られない絶景や子どもにとって学びの場となる体験型施設、温泉まで種類も豊富です。

熊本観光をしたことがない人だけでなく、ある人も穴場スポットに足を運んで熊本県の魅力をとことん味わってみてください。