立山連峰の絶景スポットを教えます！写真を撮るなら？周辺観光地も紹介！

北アルプスは標高3000m級の山々が連なり、海外からもトレッキングに訪れるほど有名な山岳地帯です。大自然と貴重な高山植物や特別天然記念物の雷鳥を見ることが出来ます。迫力ある黒部ダムや、立山の御前沢雪渓と剱岳の三ノ窓雪渓、小窓雪渓は日本初となる氷河に認定されました。春の訪れを感じる雪の大谷や、夏の高山植物と秋の紅葉が美しいパノラマの景色に感動します。大自然の中をゆっくりと歩いてみませんか。

東京からは北陸新幹線利用、名古屋、大阪方面からは特急電車で富山駅で富山地方鉄道に乗換えて立山駅で下車します。人気の立山黒部アルペンルートへはケーブルカーやトロリーバスを乗り継ぎます。富山地方鉄道ではお得な切符「地鉄電車2日フリー乗車券」は2日間乗り放題となっておりますので、立山周辺を散策するには便利でお得な切符を事前に購入されるのことをおすすめします。

立山室堂平(標高2450m)は積雪が多く高さ20mもの巨大な雪の壁「雪の大谷」は有名ですね。大きな壁はブルドーザーで掘り進めて行き1ヶ月間かけて開通します。雪の壁は4月から6月中旬まで見れるそうです。壁一面にメッセージを書いて写真を撮ることが出来る場所は人気のスポットとなっています。雪景色を眺めながらスノーシューやスキーを春まで楽しめます。運が良ければ雷鳥やおこじょに出会えるかも知れません。

立山の夏では、タテヤマウツボグサ、タテヤマチングルマ、シロバナタテヤマリンドウ、タテヤマアザミなど貴重な高山植物を見る事が出来ます。ラムサール条約に認定されている弥陀ヶ原湿原や室堂平、ミクリガ池周辺ではお花畑が広がっています。厳しい冬を乗り越えきた、小さくて可憐な高山植物は短い立山の夏を彩ります。大自然を背景にかわいい高山植物の写真を撮ってみませんか。

立山の紅葉は赤色のナナカマド、黄色のミネカエデ・ダケカンバと緑色のハイマツやチシマザサなどが9月下旬から少しずつ色づき始め1ヶ月半ほど掛けて紅葉します。室堂平から雷鳥沢、ロープウェイに乗って大観峰から黒部平で見る紅葉は、まるでパッチワークのようです。迫力ある立山と紅葉の眺めが素晴らしい、この場所でお気に入りの一枚を撮ってみて下さい。

紅葉が終わる頃、10月下旬に初雪が降ると冬の訪れを感じます。真っ白に包まれた立山は厳しい冬を迎えます。みくりが池の表面には氷が張り、晴れた日の朝は、樹木の霧氷と雪がキラキラして眩しいです。冬の立山は山スキーやスノーシュー、登山客で賑わっています。冷えた体を温泉で癒すことも出来る、眺めの良い温泉も楽しみのひとつです。

国道41号線の安養寺バス停付近にある「ますのすしミュージアム」前の国道沿いからは眺めも良く、うっすらと雪化粧されて美しいです。何もない畑の真ん中に、どっしり構えた姿は富山のシンボルといえます。ますのすしミュージアムでは、「源のますのすし」の技と伝統を学ぶ工場見学やお食事処のさくら亭、おみやげも買えますので、お時間があれば、ぜひ立ち寄って頂きたい場所です。

富山市内の呉羽山公園展望台からは、立山連峰と富山市内の景色を見ることが出来ます。バスか、市内電車で「大学前」下車し徒歩で20から30分程の場所にあります。レトロな路面電車も走っており、富山市内を観光するのも楽しそうですね。立山アルペンルートの帰りに富山市内も観光してみませんか。

ドライブをしながら新湊へ向かうと新湊大橋からも迫力ある立山連峰が見れます。海を見に行くなら海王丸パークがおすすめの場所です。海王丸とは商船学校の練習船として誕生した帆船で、真っ白な帆がはった海王丸は海の貴婦人と呼ばれているそうです。立山連峰と海王丸の写真が撮れるおすすめのスポットです。海王丸パークでは、毎月イベントがあるようです。

常願寺川河川敷からは、立山連峰を背景に富山地方鉄道が走る風景を見る事が出来る場所です。のどかな風景の中を電車が走り抜けて行きます。二両編成の電車がかわいいです。鉄道ファンでなくても、ぜひ撮ってみたい一枚です。常願寺川河川敷へのアクセスは富山地方鉄道に乗り越中三郷駅下車徒歩30分程です。近くには常願寺公園もあります。

氷見市では、富山湾からぽっかり浮かぶ立山連峰を眺めることが出来ます。能登半島国定公園である高岡市の雨晴海岸から氷見海岸にかけて立山連峰の素晴らしい景色と海を眺めることが出来るスポットがいくつかありますので、ぜひ立ち寄って頂きたい観光場所です。氷見は美味しい魚も頂けるので楽しみです。

氷見市中田は写真愛好家の方なら、ご存じの人気スポットです。年末年始には立山連峰と初日の出の写真を撮る方で賑わっています。海に浮かぶ虹が島と立山連峰が素晴らしい絶景スポットです。12月から2月頃の晴れた寒い朝にきれいに見えます。一年を通して美しい立山連峰ですが雪化粧するこの時期が人気のようです。

氷見沖にはもうひとつ唐島という島があります。こちらも立山連峰を眺めるポイントで有名です。氷見漁港がすぐ近くにあるので漁船も通ります。冷え込んだ朝には「けあらし」の様子も見ることが出来る、めずらしいスポットなので素晴らしい一枚が撮れると思います。シャッターチャンスを逃さないで下さいね。

前田勢と佐々勢が戦った「阿尾城の合戦」の舞台となった阿尾城跡にある展望台からは360度見渡せます。海に突き出した断崖の上に建つ城跡で立山連峰全景と海が望める素晴らしい絶景スポットです。阿尾城跡展望台へは、JR氷見線氷見駅から車で約7分くらいです。少し足を延ばしてみては如何でしょうか。

白砂青松の「松江の長浜」は万葉の歌人大伴家持が愛した風景でもあり、いくつかの歌を詠んでいます。「白砂青松百選」と「日本の渚百選」に選ばれた景勝地です。夏は海水浴で訪れる観光客も多いです。美しい白砂と松が印象的で立山連峰も眺めることが出来ます。波打つ日本海と立山連峰の写真が撮れると思います。

富山湾の蜃気楼は冬から春にかけて現れることが多く魚津市でよく見られるそうです。大気中で光が屈折し虚像が見える自然現象は気温や風の条件が整った時に発生するのだとか。蜃気楼には「春型蜃気楼」と「冬型の蜃気楼」があります。蜃気楼が見れる機会をねらって、多くの観光客が訪れるそうです。まぼろしの景色とその背景には立山連峰が見えています。これぞ、素晴らしい絶景ポイントではないでしょうか。

戦国時代の佐々成政、江戸時代の富山前田家の城であった富山城。富山の繁栄と歴史を知ることが出来ます。富山城と富山城址公園は富山市の観光名所と歴史スポットとなっています。富山市駅から徒歩で10分程の所にあり、アクセスの良い場所にあります。天守閣からの眺めも良く、富山市内を一望出来るおすすめスポットです。

富山駅から近くの富山環水公園の夜のライトアップは季節ごとに変わり、春は桜とライトアップも楽しむことが出来ます。公園近くには2017年に富山県美術館がオープンし新しい観光スポットとなっています。屋上庭園やカフェレストラン、ミュージアムショップがあり、眺めの良い場所でゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。

北前船の寄港地として栄えた富山市東岩瀬町の酒蔵「満寿泉」桝田酒造店、吟醸酒で有名な酒造店です。岩瀬地区は前船廻船問屋が立ち並ぶ、旧北国街道には、明治時代に建てられた家屋が残っており、風情ある町並みは海外からの観光客にも人気です。美味しいお酒と新鮮な魚を召し上がって下さい。

立山生まれの「立山シフォン」は立山ブランドのひとつとなっています。米粉使用で立山町産の卵とコシヒカリを使用、着色料・保存料一切不使用なので、お子様にも安心して頂けるシフォンケーキです。もちもちした食感とやさしい味が人気のひみつです。おみやげに人気のシフォンケーキはいかかでしょうか。

立山連峰はどこから見ても美しく、素晴らしい景色は人々に感動を与えてくれます。立山アルペンルートを歩けば、迫力ある立山連峰の景色を見ることが出来ますし、富山平野や海岸沿いからは立山連峰の全体をパノラマで見ることが出来ます。どこを撮っても素晴らしい旅の思い出になると思います。立山へお出掛けしてみませんか。