小矢部市観光おすすめスポット！メルヘンがいっぱい！桜・紅葉は見逃せない！

小矢部市に行ったことはありますか?実は小矢部市はメルヘンな建物がある有名なところなんです。また、桜や紅葉などおすすめスポットもあるんです。他にもさまざまな観光名所やグルメなどがあるので、一つ一つ詳しく紹介していきます。

小矢部市(おやべし)とは、富山県西部に位置する市です。江戸時代では富士市・高岡市・金沢市が近かったので、北陸街道の宿場町として栄えた場所です。現在は、能越自動車道・東海北陸自動車道・北陸自動車道の３つの高速道路があり、交通の便がいいことから工業化が進み、市内には「リクシル・伊藤ハム・スズキ・パナソニック」などの有名企業の工場がある。

メルギューくんとは、源平の倶利伽羅合戦で活躍した火牛(かぎゅう)をモチーフとして作られたご当地キャラクター。頭には松明（たいまつ）、お腹にはメルヘン建築風の模様が施されています。性格は「おちゃめ・わんぱく・人なつっこい・食いしん坊」。

恋人たちの聖地、クロスランドおやべにある「ハートランド」で出会ったそう。ちなみにメルギューくんとメルモモちゃんはグルメのイベントや祭りなどによく顔を出すそうなので、観光に行った際は探してみるのもいいかもです。また、グッズも販売しているので要チェックですね。

小矢部市は、メルヘンな建築がたくさんある「メルヘンの街」として知られています。以前「マツコ&有吉の怒り新党」という、テレビ番組の中で「マツコ&有吉も感動のオシャレ校舎」として紹介されたこともあります。

小矢部市元市長（松本正雄さん）が、「文化的価値を持ち、地域の人々に親しまれ、愛される建物を作りたい」と言って、小矢部市の公共建築を建てる際に、西洋風の建物を真似て建築したそうです。

さて、「メルヘンの街」とされていますが、いったい小矢部市には何棟メルヘンな建築物があると思いますか？・・・なんと35棟もあるんです!主に保育園や小学校・中学校があります。一つ一つモデルとしている建物が違っていてとても可愛いです。ただ、維持費がかさむため、1992年を最後に建築されていません。

メルヘン建築の中の一つ「大谷中学校」を紹介します。この中学校は、東大安田講堂・東大教養学部・オックスフォード大学の学生寮・大阪中之島の中央公会堂・国立劇場・フィレンツェの大聖堂をモチーフとして建てられました。ここはあくまで中学校なので中の見学ができないのが残念ですが、田んぼのど真ん中に建てられているので外観は見ることができます。

町の中心部を流れる小矢部川の両岸に桜並木が続いています。夜になるとライトアップされ幻想的な風景が美しいです。桜の種類はソメイヨシノで、約800本植えられています。無料駐車場が約100台あるのでゆっくり楽しむことができます。

倶利伽羅県定公園（くりからけんていこうえん）には約6000本の八重桜が咲き誇り、毎年「倶利伽羅さん八重桜祭り」が行われ多くの人で賑わいます。駐車場が200台・大型バスの駐車場もあるので観光客も多く見られます。また、4月28・29日には、境内にて「厄除け念仏赤餅つき」が行われ、参詣者につきたての赤餅が配られます。厄除けの赤餅を食べ、丸くて可愛らしい八重桜を堪能してみてはいかがでしょうか。

この、てまり桜は富山県中央植物園の研究によって、2009年に新品種として発表されました。しかも、現在までこの1本しか確認されていないんです!花弁が100枚以上重なり、「まり」に見えるということから住職が「てまり桜」と命名されてそうです。とても貴重な桜なので1度はお目にかかりたい桜ですね。

市街地から観桜路を登っていくと、城山公園があります。城山公園は、前田利秀の居城の今石動城四万石の城跡です。秋は紅葉が楽しめます。池の水面に浮かぶ赤い橋と紅葉がとても美しいですよ。また、4月には「城山お花見祭り」が開催されます。桜も紅葉も楽しめるのでおすすめスポットです。

宮島峡県定公園（みやじまきょうけんていこうえん）は、小矢部市の風景を一望できる稲葉山や稲葉山牧場があり、ゆったりと紅葉を楽しむことができます。また、小ナイアガラと呼ばれる滝や人魚の像など、さまざまなスポットがあるので、散策におすすめです。

子撫川ダム（こなでがわ）とは、宮島峡県定公園にある自然に囲まれたダムです。春には桜・秋には紅葉がダム湖の周囲を彩るので絶景です。また、子撫川ダムでは釣りも人気です。紅葉を見ながら親子でまったりと釣りを楽しむのもいいかもしれません。近くに宮島温泉滝乃荘があり、温泉に入ったりグルメも味わうことができます。もちろん宿泊もできますよ。

三井アウトレットパーク北陸小矢部は、2015年に開業した北陸初の本格アウトレットモール。ブランド物はもちろんのこと、地域ならではのグルメや文化が楽しめるので、観光にも打ってつけ。ショップは173店舗あるので楽しくお買い物ができます。また、屋外には、キッズパークと高さ50mの観覧車（ナナイロホール）があるので、お子さんも楽しめます。

クロスランド小矢部は、大人から子供まで楽しめる大型複合施設です。思い切り遊べる広場に大型遊具に、ミュージアム・・・1日じゃ遊びきれません!118mのクロスランドタワーは地上100mに展望フロアがあり、雄大な景色を堪能できます。また、ハートアイランドは恋人の聖地に認定されており、ハート型のモニュメントはフォトスポットになっているので、恋人とのデートにもおすすめです。

桜町JOMONパークは、縄文時代全期間にわたる遺跡がある桜町遺跡です。展示室では、桜町遺跡から実際に発掘された、石棒や建築部材などが展示されています。また、縄文時代の住居を再現した建物や、縄文土器づくり教室も開催されているので、観光におすすめです。

こちらの「おやたま食堂」のおすすめは「こだわりの卵かけごはん」。そう、卵かけご飯専門店なんです。たまごは5種類から選べ、たまごかけごはん用の醤油もたくさんあり迷ってしまいます。他にもラーメンやカレーもあるので、卵かけご飯のお供にどうぞ。グルメ通はぜひ行ってみてはどうでしょう。

こちらの「洋食 よもぎ坂」は、ランチ4種類、サラダバーとドリンクバー付きで税込み980円と、とってもお得なランチがあるお店です。サラダバーは新鮮で3種類の自家製ドレッシングが美味。そしてドリンクバーは機械ではなく、丁寧に入れてくれたコーヒーや紅茶があります。もちろんジュースもありますよ。ヘルシーかつお得にランチしたい方はおすすめです。

こちらの「道の駅メルヘンおやべ田舎」は、小矢部産の特産物を豊富に使用した麺中心のメニューが充実しています。自慢のもつ煮と牛すじ煮は一晩かけてじっくり煮込んでいるので一度味わいたい逸品です。他にも約60種類のメニューがあるので何を食べようか迷ったときはこのお店がおすすめです。

石動曳山祭（いするぎひきやままつり）は、毎年4月29日に行われる小矢部市を代表する有名なお祭りです。江戸時代中期から続いており、11台の色鮮やかな花山車が並ぶ姿はとても美しいです。昼はこの花山車がお囃子にのって町を練り廻り、多くの観光客や地元の人たちで賑わいます。夕方には提灯に明かりがつき、昼間とはまた違う花山車を見ることができます。

おやべの獅子舞祭は、毎年5月の第4土・日曜日に開催されます。この祭は、前田利秀が今石動城主として石動に入城した時、獅子舞で歓迎したことが起源だそう。大きくて重たい獅子頭、長い胴幕のムカデのような形をした「百足獅子」が特徴です。26の町内から繰り出された獅子舞が町中を舞い踊る姿はとても勇ましいです。

毎年6月第1金・土曜日に、津沢の街で津沢夜高あんどん祭が開催されます。この祭は、五穀豊穣を願い、秋の実りに感謝する、人々から神に伝える祭りです。美しく照らされた鮮やかな2つの行燈が、向かい合って、掛け声で激しくぶつかり合い、相手側の山車や吊りものを壊す「喧嘩夜高あんどん引き廻し」はとても迫力満点!この力強く、美しくも儚い光景はぜひ目に焼き付けていただきたい。

いかがでしたでしょうか。小矢部市には、有名なメルヘン建築・桜と紅葉スポット・三大祭と、さまざまなおすすめグルメやスポットがあります。普段メルヘンな建築を結婚式場以外で見ることがないので、大谷中学校は気になりますね。あと津沢夜高あんどん祭の、あの白熱した「喧嘩夜高あんどん引き廻し」も実際見に行きたいですね!