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五箇山合掌の里で観光巡り!アクセスは?伝統の里には温泉もあり!

五箇山合掌の里で観光巡り!アクセスは?伝統の里には温泉もあり!
投稿日: 2017年6月6日最終更新日: 2020年10月7日

世界遺産にも登録されている五箇山は、富山県の人気観光地の1つです。特徴的な形の茅葺を使用した合掌造りと言われる屋根は、大雪にも耐えれる作りとなっています。人気観光地五箇山には、100年以上前に建造された合掌造り家屋がいくつもあり、合掌の里ともいわれています。

合掌の里・五箇山には魅力と癒しがいっぱい見出し

豪雪地帯としても有名な五箇山は、大雪にも耐えられる急斜面の大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が多くあります。ミシュラン社発行の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、最高峰の3つ星観光地にも選ばれているんです。五箇山では、合掌造りの家屋に宿泊したり、大自然の中で温泉に入ったりと様々な体験をすることが出来ます。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:1見出し

相倉(あいのくら)合掌造り集落

世界遺産にも登録された相倉合掌造り集落は、23棟もの合掌造り家屋があります。家屋の周りには、田畑や石垣があり、懐かしい雰囲気を楽しめる観光地です。相倉合掌造り集落には、合掌造りに泊まることの出来る民宿もあり、こきりこ節など五箇山の伝統文化を体験することも出来るんです。

相倉合掌造り集落には、「相倉民俗館」や「相倉伝統産業館」などの五箇山・相倉集落の歴史を展示している資料館があります。入館料は、各館大人200円、高校生100円、小中学生50円です。共通券もあり、大人350円、高校生150円、小中学生70円となっています。

相倉合掌造り集落のアクセス

相倉合掌造り集落へのアクセスは、車の場合は、東海北陸自動車道五箇山ICから国道156号線経由で車で20分です。駐車場では普通・軽自動車で500円の駐車料金がかかります。また、JR城端線城端駅からはバスで25分、相倉口で下車後徒歩3分です。JR高岡駅前からは、世界遺産バスで1時間です。五箇山相倉口で下車してください。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:2見出し

菅沼(すがぬま)合掌造り集落

菅沼合掌造り集落は、相倉合掌造り集落と同じく世界遺産に登録されています。菅沼集落には、現在9頭の合掌造りの家屋が残っています。五箇山の一大産業だった塩硝づくりを紹介している「塩硝の館」や、昔の生活用品などが展示された「五箇山民俗館」などもあるんです。

菅沼合掌造り集落は、何といっても季節ごとに行っているライトアップが幻想的なんです。春には、水田に映る逆さの合掌造り家屋、冬には雪化粧をした合掌造り家屋をバックに「こきりこ」や「麦屋節」「お小夜節」などの五箇山民謡が披露されており、きれいな景色と一緒に楽しむことが出来ます。

菅沼合掌造り集落のアクセス

菅沼合掌造り集落へのアクセスを紹介します。車でのアクセスは、東海北陸自動車道五箇山ICから2分のところにあります。駐車料金は、普通・軽自動車で500円となっています。公共交通機関を利用するときは、JR城端線城端駅から五箇山行きのバスで40分、JR高岡駅前から世界遺産バスで1時間15分、それぞれ菅沼で下車します。

菅沼合掌造り集落!ライトアップ!四季折々の風景は見逃せない! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
菅沼合掌造り集落!ライトアップ!四季折々の風景は見逃せない! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
世界遺産に登録されている菅沼合掌造り集落は、どこか懐かしい日本の故郷を思わせるような美しい原風景が広がります。四季折々の顔、季節ごとに行われるライトアップに魅了。貴重な茅葺屋根の菅沼合掌造り集落に心を寄せながら、小さな村で癒しのひと時を味わってみませんか?

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:3見出し

約400年前に建造:bangbang:村上家

国の重要文化財に登録された村上家は、約400年前の建造当時から改装されずにあります。中では、民俗資料の展示や、囲炉裏を囲んで五箇山の生活や、民族文化についてのお話を聞くことが出来ます。入館料は、大人300円、小中学生150円です。毎週水曜日は休館日となっています。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:4見出し

8年もかかって建てられた:bangbang:岩瀬家

続いて紹介する岩瀬家は、五箇山と白川郷では最大の合掌造り家屋です。岩瀬家は、大黒柱と敷板に欅材を使用しています。また、釘を使わず、縄とねそを結び上げて造られた家屋です。岩瀬家の3階から5階では、五箇山の産業の1つ養蚕を行っていました。入館料は大人300円小中学生150円です。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:5見出し

富山県内最古の木造建築がある:bangbang:白山宮

1502年に建造されたともいわれている富山県最古の建造物「白川宮本殿」は普段は目にすることが出来ません。秋に行われるこきりこ祭りでのみ本殿を見ることが出来るんです。また、本殿に奉安されている「秘仏十一面観音菩薩」は33年ごとに開帳されています。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:6見出し

日帰り温泉で癒しのひととき:bangbang:くろば温泉

五箇山には、観光の疲れを癒してくれる温泉もあるんです。まず紹介する「くろば温泉」は、1階では温泉、2階ではお食事を楽しめる日帰り温泉施設です。相倉合掌造り集落から車で15分、菅沼合掌造り集落からは車で3分と観光ついでに立ち寄りやすい温泉です。温泉やお食事処の他にも館内には休憩スペースなどがありゆっくりと休むことが出来ます。

くろば温泉には、内湯やサウナはもちろん、五箇山の大自然を眺めながら温泉につかれる露天風呂があるんです。露天風呂はダム湖に面しており、季節ごとに違った風景を楽しむことが出来ます。くろば温泉は、筋肉痛や疲労回復に効くといわれており、絶景と一緒に観光の疲れを癒してくれそうですね。

くろば温泉の2階にある「うまいもん処 吟奴」では、五箇山豆腐やムギヤポークなど五箇山や南砺市の名産品を楽しむことが出来るんです。また、五箇山の蔵元で製造された日本酒の飲み比べも楽しめます。温かい温泉での癒しのあとに、五箇山の厳しい寒さの中で作られた日本酒をぜひ楽しんでみてください。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:7見出し

五箇山の民謡も楽しめる:bangbang:五箇山温泉 五箇山荘

続いて紹介する癒しの温泉「五箇山荘」は、五箇山の人気観光地の相倉合掌造り集落と菅沼合掌造り集落のちょうど間に位置しています。五箇山荘は宿泊はもちろん、日帰りでも温泉を楽しめます。入湯料は大人500円、小学生300円、幼児100円です。日帰り入用の方も利用できる畳敷きの休憩スペースもあるんです。

五箇山荘の温泉は、入口からこだわっており、五箇山の伝統産業でもある、五箇山和紙で作られた暖簾が下げてあるんです。その奥には広々とした大浴場があり、さらに五箇山の大自然を眺めながら温泉を楽しめる、露天風呂があります。季節ごとに変わる五箇山の風景と五箇山荘の温泉は最高の癒しスポットです。

五箇山荘の露天風呂のすぐそばには山があり、冬の雪化粧をした山は絶景です。まさ寒い気温の中ではいる露天風呂はとても気持ちがいいですね。五箇山は豪雪地としても有名ですが、雪化粧をした合掌造り家屋のライトアップも幻想的です、ぜひ冬の五箇山も観光してみてください。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:8見出し

24時間いつでも温泉を楽しめる:bangbang:五箇山温泉 赤尾館

赤尾館は、国の重要文化財の岩瀬家の前にあるんです。昭和5年に創業された赤尾館には、小説家の司馬遼太郎などの著名人も数多く訪れているんです。館内には、司馬遼太郎が赤尾館を訪れて際に書いた書や、通常は展示されていませんが、棟方志功の掛け軸があります。

赤尾館の温泉は、筋肉痛などに効果があるとされ、入浴後も体がポカポカ温かいと口コミが多くあります。春先や秋の気温も低い五箇山にはぴったりの温泉ですね。また男風呂からは春には桜を眺めながら温泉を楽しむことが出来るんです。赤尾館の温かいお風呂と浴室の窓から眺める大自然は、観光の疲れを癒してくれます。

赤尾館の食事は、五箇山の名産品をふんだんに使った料理が楽しめるんです。五箇山豆腐や山菜、五箇山産の黒米や旬の地元食材を使った料理はどれも美味しそうなものばかりです。赤尾館では、観光ガイドが付いた宿泊プランなどもあり、五箇山観光が初めての方にもおすすめの温泉です。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:9見出し

相倉合掌造り集落にある:bangbang:民宿 長ヨ門(ちょうよもん)

合掌の里・五箇山の世界遺産、相倉合掌造り集落にある民宿長ヨ門は、茅葺屋根の合掌造り家屋に宿泊できる民宿です。畳敷きの部屋からは、相倉合掌造り集落を眺めることが出来るんです。民宿内には、囲炉裏やこきりこ節などで使われるささらが飾られています。

長ヨ門でのお食事は、居間にある囲炉裏を囲んで山菜や岩魚、自家製の野菜を使ったった漬物などの五箇山の名産品をふんだんに使ったご飯を食べることが出来るんです。宿泊客がみんなで囲炉裏を囲んで、お話ししながら食べるのが長ヨ門での癒しの時間です。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:10見出し

築350年の合掌造り!合掌民宿 なかや

続いて紹介する合掌民宿「なかや」も相倉合掌造り集落にあります。約350年前に建てられた合掌造り家屋に宿泊することが出来るんです。「なかや」には、ミシュランを見て宿泊先に選ぶ海外の方も多くいらっしゃいます。どこか懐かしい雰囲気のある「なかや」は海外の方だけでなく日本人にもファンが多い民宿です。

「なかや」に宿泊した際にぜひ食べていただきたいのが、囲炉裏でじっくりと焼き上げられた岩魚です。囲炉裏でじっくり焼き上げられた岩魚はホクホクとしており、網で焼いたときとは違う食感を楽しめます。相倉の夜は明かりが少なく星がきれいに見えるので、「なかや」に泊まる際はぜひ星空を見てみてください。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:11見出し

道の駅 たいら 五箇山和紙の里

五箇山は、合掌の里だけではなく和紙の里としても有名なんです。五箇山の伝統工芸品の五箇山和紙は、五箇山楮(こうぞ)を主な原料にしています。五箇山楮は繊維が長く強いのが特徴で、五箇山和紙は強度があり、柔らかくしなやかで温かみがあるのが特徴です。また薬品などを使用せず「雪さらし」という方法で紙を白くしているのも五箇山和紙の特徴です。

そんな五箇山の伝統工芸品・五箇山和紙の紙すき体験を、道の駅たいらの五箇山和紙の里ではできるんです。子供でも簡単にできるハガキ作りや、自分で紙すきをした和紙を使ってうちわづくりなどを体験できます。どちらも好みの飾りを入れて紙すきをできるので旅の思い出にもなりますね。

五箇山和紙の里へのアクセス

五箇山の伝統工芸、五箇山和紙作りを体験できる五箇山和紙の里へのアクセスは、公共交通を利用の場合は、高岡駅前より世界遺産バスで1時間20分、下梨で下車し市営バスに乗り換え10分で到着します。車でのアクセスは、東海北陸道五箇山ICでおり、国道156号線を約25分走ったところにあります。

富山県の五箇山合掌の里の観光スポット:12見出し

ささら編みを体験:bangbang:こきりこ民芸

五箇山の民謡こきりこ節に欠かせない伝統祭具の「ささら」は、短冊形の薄い桧や竹の板108枚をタコ糸のような紐でつづって作られた打楽器です。「ささら」は、楽器としてだけではなく、108つの煩悩を払う厄除けや、魔除けとして床の間などに飾られたりもしてきました。

こきりこ民芸では、伝統祭具のささらの販売の他にささら編みとこきりこ踊りを体験することが出来るんです。一人1800円から体験でき、約1時間ほどと短時間で五箇山の伝統民謡を体験することが出来ます。子供でも作ることが出来るので、親子で一緒にささら編みをするのも楽しそうですね。

こきりこ民芸へのアクセス

伝統民謡で使われる「ささら」のささら編み体験ができる、こきりこ民芸へ公共交通機関でのアクセスは、JR高岡駅前から世界遺産バスに乗車し、上梨で下車します。上梨バス停から徒歩2分でこきりこ民芸に行くことが出来ます。車でのアクセスは、東海北陸道五箇山ICを降りて、国道156号線を走り約10分のところにあります。

合掌の里五箇山で食べてほしい名産品見出し

世界遺産や重要文化財、癒しのひとときを楽しめる温泉など、たくさんの観光スポットがある五箇山ですが、美味しい食べ物もたくさんあるんです。大自然に囲まれた五箇山では、春にはたらの芽やすすたけなどの山菜、秋には茸や赤かぶらなどを楽しめます。また、五箇山の冷たい清流で育った岩魚は握りで食べると絶品です。

硬さが特徴:bangbang:五箇山豆腐

合掌の里五箇山の名産品の1つ五箇山豆腐は、縄で縛っても形がく崩れないほどの硬さが特徴の豆腐です。五箇山の澄んだ水と大豆を使用した昔ながらの豆腐で、五箇山ではお刺身や冷奴、田楽にして食べられています。また、燻製にした五箇山豆腐もあり、しっかりとした歯ごたえと、チーズのような風味を楽しむことが出来ます。

揚げる、煮る、焼くなどいろいろな食べ方がある五箇山豆腐ですが、一番おすすめの食べ方はお刺身です。薄く切った五箇山豆腐をわさび醤油を付けて食べると、大豆の風味と旨味を楽しめるんです。水分の少ない五箇山豆腐ですが、揚げ出し豆腐やフライにすると柔らかく滑らかな食感に変化するんです。ぜひ好みの食べ方で楽しんでください。

五箇山の保存食:bangbang:赤かぶ漬け

合掌の里五箇山の昔からの冬越しの保存食でもある「赤かぶ漬け」は赤かぶから出た天然の鮮やかな色と、飽きのこない甘酸っぱい味が大人気のお漬物です。赤かぶは、ビタミンや、カルシウム、マグネシウムなどの栄養成分が多く含まれています。ご飯はもちろんお酒の肴にもぴったりの赤かぶ漬けをぜひ試してみてください。

夏に欠かせない薬味:bangbang:合掌みょうが

合掌の里五箇山で栽培されている「合掌ミョウガ」は、農薬を使用していない無農薬野菜です。五箇山の昼夜の気温差が大きい環境で栽培されたミョウガは、香りが強く実がしまり紅色に艶があるのが特徴です。栽培から収穫まですべてを手作業で行なっています、収穫期間が短いのでぜひ見つけた際は食べてみてください。

癒しスッポトがたくさんの五箇山を楽しもう見出し

合掌の里五箇山には、山や田んぼなどの自然と温泉、どこか懐かしい雰囲気の中には癒しスポットがたくさんありました。五箇山には、まだまだ紹介できなっかった伝統や特産など魅力がたくさんあります。春夏秋冬どの季節に行ってもキレイな景色を楽しめる五箇山をぜひ楽しんでください。

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投稿日: 2017年6月6日最終更新日: 2020年10月7日

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