中国庭園・燕趙園（えんちょうえん）はコスプレで話題！中華バイキングも！

鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された燕趙園は、鳥取県の新しい観光名所として大きな注目を集めています。コスプレイベントや中華料理のバイキング、素晴らしい絶景の庭園や数々のイベントで、いつも来園者を楽しませてくれ中国テーマパーク。今、大人気の燕趙園の魅力を是非知っていただきたいです。

広大な敷地の中に、本格的な中国建築が並ぶ燕趙園。とても日本の中にある建物とは思えない豪華さに誰もが圧倒されます。中国を舞台にしたドラマの撮影に使われることもあり、国内でもどんどん認知度が高まっています。さらに、鳥取県各地で燕趙園ゆかりの中国コスプレ撮影会が開催されるようになり、さらに国内での人気が高まっているのです。

鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして、1995年（平成7年）に鳥取県が25億円をかけて建設した燕趙園は東郷池に隣接しその湖面の風景と融合した絶景を楽しめる、総面積10,000㎡の皇家園林方式の中国庭園。建設には河北省の職人が中国の資材を用いて仮組した建物をいったん解体して日本に運び入れており、まさに本格的な中国建築物！

燕趙園といえば、中国服でのコスプレ！と、一部の人たちにはとても有名なのをご存知でしたか？鳥取県でのコスプレイベントは年に何度も開催されています。特に中華コスプレ大会は2006年から春と秋の年２回、燕趙園の絶景を背景にして中国系のキャラクターや衣装に身を包んで撮影大会を行う趣旨で開催されているのです。とても楽しそう。

男女を問わず、年齢を問わず、コスプレ大会はとても盛り上がります。中華系のアニメ・マンガ・ゲームのキャラクターのコスプレはちょっとやってみたい・・という有名なものが多いですよね！リピーターの多いイベントですが、初参加の方もすぐにお友達ができてしまうみたいなので、是非思い切ってコスプレを楽しんでみてください。

コスプレの交流会も開催されます。もちろん中華料理バイキング。スタッフもコスプレで、楽しくて、美味しそうですね。こんな個性的な、面白そうな美味しそうなイベントが一年に二度も開催されるなんて鳥取県は楽しいところ。チャイナドレスで中華料理バイキングを食べると、一味違いそうですね。

燕趙園ではチャイナドレスを着て、中国庭園内を優雅にお散歩を楽しんでもらうために200着以上ある衣装からあなたの好みを選んでいつでもコスプレを楽しんでいただけます。子供用から大人（男女）まで色・柄・サイズ多数取り揃えているのです。レンタル料は大人500円、子供300円。予約などは必要なく、当日受付に申し込むだけです。

子供たちもコスプレは大好き。実は大人も案外大好き。カップルや友達同士でもコスプレして楽しむのは良いものですが、子供がコスプレでお散歩して喜んでくれるなんて、親としてはとても良い休日を過ごせるものです。カメラ片手に、一日のんびりできそうですね。そして素敵な写真が撮れそうです。

燕趙園の庭園は中国歴代皇帝が造り親しんだ皇家園林方式の中国庭園をそのままに再現しまています。また家屋には、皇帝しか使用できない黄色の瑠璃瓦を使用し、建物には中国人彩画師により描かれた、皇帝を象徴する五本爪の龍をはじめとした2000以上の彩画が施されています。

燕趙園の庭園は四季折々違った表情の庭園美を醸し出しています。これこそが「燕趙園の二十八景」その名の通り、28の庭園美を園内に描き出しています。写真は第十三景の七星橋。湖面に映る美し円を計算された綺麗なアーチの橋も、中国皇帝が愛した庭園を完全に再現したもの。まさに絶景です。

第十景の「三景軒」は、丸い窓から荷風榭（かふうしゃ）・華夏堂（かかどう）・一覧亭という3つの景色を眺めることができる場所。丸く切り取られた窓から覗く庭園は絵画のように美しくまさに絶景。うっとりと見とれてしまいます。中国の豪華ながら風情ある歴史と文化に改めて驚かされる風景です。

第八景「荷（ハス）池」で7月には蓮が開花します。７月中旬頃に見頃を迎え、状況がよければ８月初旬くらいまで観賞を楽しめます。燕趙園の蓮は２種類あります。写真の蓮は即非蓮（そくひれん）という種類。中国の僧・即非如一師が来日の際、伝来したもの。即非は書に優れたとても優れた僧侶で、京都の萬福寺にこの蓮を伝えた僧侶です。

この写真に写っている白い蓮は、とても貴重なものです。中国の高僧・鑑真（がんじん）和上が奈良時代来朝の際に持ってきたという言い伝えがあり、鑑真和上が創建された奈良のお寺・唐招提寺では、開創以来大切に栽培されているそうです。こちらの品種は少ないです。ご覧になれた貴方は幸運です。

貴賓さえ漂う園内では、一日三回、本場中国から来日した雑技団のショーを見学することも可能です。中国雑技ショーの料金は、燕趙園の入園料の中に含まれています。別途入場料は必要ありません。雑技団のメンバーは４か月ごとに入れ替わるのでそのたびに演目も変わります。

燕趙園西隣のぼたん園があり、無料で牡丹を楽しむことができるのです。牡丹は、梅と並んで中国を代表する花で楊貴妃が最も愛でた花。そこで燕趙園というロケーションに相応しい牡丹の開花に合わせ、燕趙園ではぼたん祭りが開催されるのです。牡丹の見ごろは4月末から5月。1200株5000輪の牡丹をお楽しむことができるのです。

道の駅燕趙園にはバイキングを中心とした中華料理レストランを併設しています。個人から団体まで幅広いニーズに対応できるレストラン。レストランでもイベントが多く、中国の春節に合わせたフェアなどがあったり、お正月の餅つき大会があったり！中国料理のバイキングを楽しませてくれるだけではなく、様々な企画があるので要チェックです。

中華料理バイキングの内容は、品揃えが豊富なのが伝わりますね。定番のエビチリからチャーハンに焼きそばはもちろんのこと、若者からお年寄りまで、誰もが食べて喜ぶ中華料理をそろえています。中華料理バイキングは必ず好きだ！と、思うメニューが入っているから、大勢で食べるにはとても重宝しますよね。

道の駅燕趙園は、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある鳥取県道22号倉吉青谷線の道の駅。テーマパーク燕趙園と向い合せに建てられています。道の駅として、ドライブを楽しんでいる方のための施設のしっかり整っています。テーマパーク燕趙園はペットの入園は禁止ですが、道の駅の敷地内にはペットと楽しめる芝生などもあります。

燕趙園は東郷池（湖）に面して走る国道29号線沿いに建設されました。東郷池は池の中央付近の湖底からは温泉が湧くという全国でも珍しい池。日本の歴史にも深い所縁のある湖です。湖の美しさを眺めながらドライブしていると、突然現れる中国の荘厳な建物に驚かされる人がとても多いのです。

道の駅燕趙園は、食事でホッと一息ついたり、お土産を購入したりするにも充実した道の駅。秋から冬にかけては高級魚のノドグロの土産物が並びます。地元の名産品である「栗」のお土産も豊富。中国テイストだけじゃなく、鳥取県の名産品もしっかり用意されているから観光客には嬉しいですね。

道の駅燕趙園では、地元の農家の直販野菜を売っていることもあります。遠くから訪れる観光客だけではなく、地元近郊の人たちにも愛される道の駅。鳥取県湯梨浜町の情報や交流の要となる燕趙園。鳥取に車で訪れるなら必ず立ち寄りたいですね。

日本に居ながらにして、中国の素晴らしい庭園や絶景、そして建築物を楽しめる燕趙園。多彩なイベントやコスプレイベントにもぜひ参加してみたいですね。テーマパークとしも魅力的、また、鳥取県の真ん中にある道の駅なので鳥取観光する拠点としても知っておきたい所ですね。

住所：鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565－1 電話番号：0858-32-2180

いかがでしたか？日本最大の中国庭園に中国のコスプレ、さらには中華バイキングも文化も楽しめる燕趙園が鳥取にあることは驚き。鳥取の比較的新しい観光の目玉として注目されているので、是非、鳥取観光にお越しの際には立ち寄ってみてください。中国文化を楽しめること間違いなしです。